何か変ですよ27: JR福知山脱線事故の根にあるもの 2


8

< 選択?>

なぜ日本では悔しい思いをしなければならないのか?

その答えは簡単です。

日本の法律では企業(組織)の刑事責任を問えないのです。

さらに過失責任や無過失責任の適用範囲が狭い為、ほとんど誰も捕縛出来ないのです。

 

現在、起こっている問題を見てみましょう

*     赤信号、皆で渡れば怖くない : 業界同一水準、国の指導を守っていれば企業は何が起きても安全です(原発では産官学議員が癒着し安全基準を緩くした)。さらに裁判官も大事件ほど政府見解に従います(震災以前の原発差し止め裁判のように)。

*     部下の責任は、経営トップには及ばない : 証明困難な上、半沢直樹のドラマじゃないが、日本では部下が秘密を守り、さらに責任まで一人で背負う。トップは罰せられることがないので、安全などの将来の危険回避より旨味のある利益追及に奔走します。

*     一方、トップは部下の分まで利益を享受します : 敗戦などの危険回避は軍隊において、トップや作戦本部の重要な役割で、放棄することはない。しかし、不思議なことに現状では、安全対策は部下の役割で、利益分配はトップに厚いのです。まるで勝利は将軍、負けは兵士のようです。

*     経済や企業の規模拡大は、益々被害を甚大にしている : 薬害や公害、大事故は容易に数万人から数兆円規模の損害を生んでいる。社会経済が変化しているのに、法律や法理念が古いままなのです。

*     しかし企業擁護の政党は法案を作らず、拒否するでしょう : かつて米国で鉱業の公害規制法が1世紀ぶりに提出されたが、次ぎの大統領はそれを廃案にした。与党の政党が交替した為でした。

9 エンロン

< エンロンは暴走し粉飾を行い、2001年破綻し負債4兆円 >

どうすれば良いのか。

*     法律を作るしかない : 欧米先進国のように企業の責任追及を可能にすべきです。日本でもPL法、公害防止法、排ガス規制法は当時、経済界から大きな反発があった。しかし現在、それに対応した技術が競争力になっている。

どうか皆さん、泣き寝入りは止めて「倍返し」でもなく、法規制を実現させましょう。

つまらない法改正や憲法改正よりも、よほど社会の為になるはずです。

参考資料:時論公論  「JR福知山線事故 前社長無罪判決の意味」

 

 

Categories: culture+society, <japanese language, opinion, politics, Series: Something is strange | Tags: , , , , | 4 Comments

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4 thoughts on “何か変ですよ27: JR福知山脱線事故の根にあるもの 2

  1. こんにちは(*^_^*)
    きちんと公平な法律にして欲しいです。

  2. いつから、こういう事になったんでしょうか?
    少し前までは、企業トップでも大した報酬では無かったんですよね。
    今はアメリカの影響かもしれませんが、年収が何億とか、何十億って、、、そんなに企業トップ一人で利益を出せるのかと思ってしまいます。

    • 土光敏夫さんの時代までは良かったように思います。一度、倫理感が崩れ始めると、雪だるま式に広がり、経済に関しては特に先進国で酷い状況になっています。これは1980年代、サッチャー、レーガン、中曽根を支えた経済や政策概念が、それまでの社会を変える切っ掛けになったのだと思います。皆が早く気がつかないと、深刻さは増すばかりです。

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