私達の戦争 15: 他国から見た日本の戦争とは 4


1現在の南京2

< 1. 現在の南京 >

 

今日は、中国から見た日中戦争を紹介します。

気の弱い人は、引用文を読まない方が良いと思います。

 

 2南京城

< 2. 当時の南京城、上下方向約8kmの城郭 >

 

中国(初級中学、歴史教材)より

**戦と南京陥落(タイトル)

「・・。日本侵略者はいたるところで、放火、虐殺、強盗、残虐の罪を犯し、数知れぬ町と村が廃墟と化し、無数の中国人民が惨殺された。日本軍は南京を占領したのち、南京市民に対し6週間にわたって、この世で最大ともいえる悲惨な虐殺を行い、このうえない大きな罪を犯した。素手の南京市民は、射撃の的にされたり、白兵戦の対象にされたり、生き埋めなどで殺されたり、揚子江に投げ込まれ、溺死させられたり、内蔵をえぐられたりされた。・・12月16日、日本軍は5000人あまりの市民を下関中山埠頭に集め、機関銃で射殺した。・・」

 

3南京入場2

< 3. 日本軍の入城 >

 

説明

これは南京事件(南京虐殺)を書いている。

この南京城は当時、約百万人が暮らす首都で、北西で揚子江(長江)に接していた。

 

1937年7月、北京近くの盧溝橋で日中戦争が勃発した。

8月には上海に飛び火し、中国軍に応戦するため日本は陸軍を派兵した。

当初、日本軍は苦戦したが増派により攻略した、しかしここで一部の日本軍は勝手に首都南京に進撃した。

直前に大本営は南京攻略を許可し、12月10日、攻撃が開始されると中国軍は総崩れとなり13日に陥落した。

しかし2月初旬まで殺戮は続いた。

 

4長江

< 4. 長江、左岸が南京城側か >

 

南京大虐殺(北京・外文出版社、徐志耕著、1994年刊)より

この本は、私が旅行中、盧溝橋の抗日戦争博物館で買った日本語の本です。

この中に、上記の下関中山埠頭の事件が詳しく書かれていた。

 

目撃者―今井正剛の証言(日本の従軍記者二人が目撃して、後に記した)

「埠頭は至るところ焼けこげた死体が、折り重なるようにして山を築いていた。そして、その死体の山の間を50人から100人ぐらいの、ゆるゆると移動する人影があり、死体を水際までひきずってゆき、河の中に投げ込んでいた。・・・・

しばらくすると、死体の処理を終えた苦力(使役人夫)たちは河岸に一列になった。続いてダダダ・・・と機銃の音が響き、ある者は仰向けに倒れ、ある者は前にのめって河に落ちていった。」p115

 

生存者―劉永興の証言

「あの日の午後、日本兵が一人、部屋の入口に来て、わたしのほうに手招きするんです。『おい、来い。来るんだ』ってね。わたしはそっちに行きました。・・・、通訳官が、これから使役だ、みんな下関埠頭に荷役に行くんだ、と言いました。

行かんという者が何人か、その場でズドンとやられました。それからみんな列を作って、先頭は黒い制服の国民党の警官、しんがりは日本軍の騎馬部隊に挟まれて行きました。途中は死人がいつぱいだったんです。人を見るとつかまえて、いっしょについてこさせました。駆けだして逃げる奴はみんな撃たれました。

下関埠頭に着いたらもう真っ暗でした。・・、20人ずつ一組に縛って、縛ったら機銃でワーツと撃つんです。私は前にいたもんで、あわててほかの者と一緒に河に飛び込みました。・・・

・・・機銃掃射の後、日本兵が今度は銃剣で一人ひとり突いていくんです。・・その時の突かれた人間の叫び声には身の毛がよだつようでした。

刀で突いたあと今度は火をかけました。・・夜明けちょっと前にあいつらが行ってしまうと、私はようやっと這いあがりました。そん時、岸に上がった者は十何人かおりました。・・・」p116

 

 

虐殺を否定すること

日本軍は皇軍であり虐殺は無かった、そんな非道なことをするはずが無いと信じる人がいます。

上記、三つの記述も否定することは自由です。

ただ虐殺行為は、世界の多くの戦場で程度の差こそあれ起こっています。

加えて、当時の日本軍は自軍他軍を問わず、人命無視が常態化していました。

 

事件前、南京城内には約百万人が暮らしていた。

生き残った人々や直接見聞した中国人は、77年後の現在も多く生きているはずです。

またその体験を聞いた人ならもっと大勢いるはずです。

その人々をすべて無視することも可能です。

 

否定する為の時間と労力を厭わないなら、直接、中国の人に意見を聞いてみたらいかがでしょう。

その方がよほど簡単で実りがあるはずです、否定するにしても。

他者を恐れ逃げていては、益々袋小路に入って行きます。

それこそ太平洋戦争に勇猛果敢に突入した軍部の強者のようです。

米国を恐れるあまり、都合の悪い情報を無視し、現実を拒否して、得たものは何だったのでしょうか?

同じ轍を踏まないことが大切です。

 

次回は、この連載の第2~15話で分かったことを整理します。

 

 

 

 

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