北欧3ヵ国を訪ねて 77: コペンハーゲン 3 : フードマーケットと労働者博物館


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これからローゼンボ―離宮周辺を紹介します。

今回はフードマーケットTorvehallerneと労働者博物館の紹介です。

コペンハーゲン市民の今の暮らしと100年前の暮らしが見えて来ます。

 

 

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< 2. 散策ルート、上が北 >

 

上: 今回紹介する全体図。

下側のスロッツホルメン島を後にして、徒歩で地下鉄駅Kongens Nytorvに行き、Nørreport駅で地下鉄を降ります。

 

下: 地下鉄駅の降り口Sから歩いてすぐにフードマーケットがあります。

赤線に沿って、最終、労働者博物館Eに行きました。

 

 

 

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< 3.クリスチャンスボー城とお別れ >

 

上: 国立博物館を出て、クリスチャンスボー城を後にしながら。

 

下: ストロイエ通りに向かう。

 

 

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< 4. 地下鉄駅Kongens Nytorv >

 

下: 地下鉄駅Kongens Nytorvの地上部分。

 

 

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< 5. 地下鉄の様子 >

 

上: 地下鉄駅Kongens Nytorvの地下部分。

 

 

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< 6. Torvehallerne >

 

訪れたのは2018年6月9日(土)で、13時を過ぎていました。

建物は新しい。

 

 

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< 8. おいしいそう >

 

今回の旅行では、スウェーデンの海辺のレストランで落ち着いてシーフードを食べるチャンスを逃した。

別の場所で写真に似たものは食べましたが、残念!

 

 

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< 10. 労働者博物館を目指して >

 

上: Torvehallerneを振り返って

 

下: 赤い旗のある下側に、入口があります。

私は気付かずに通り過ぎてしまい、地元の人に聞いてやっとわかりました。

博物館と言うより、古いアパートを改造した建物です。

 

 

 

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< 11. 労働者博物館、Arbejdermuseetの入り口 >

 

上: 入り口に掲げてあった標識。

The Workers Museumと大きく表示していないので注意してください。

 

下: 一つゲートをくぐると、中庭の奥にアパートの入り口のようなものが見えます。

これが労働者博物館の入り口です。

半世紀から1世紀前の暮らしを感じさせてくれることになる。

 

 

 

 

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< 12. 展示 1 >

 

建物は大きくないが、1から3階まであります。

私の館内見学は30~40分ぐらいでした。

展示内容は19世紀から20世紀中頃までの工場や作業場、そして19世紀末から20世紀中頃の都市家庭の室内などの再現模型が主です。

 

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< 14. 19世紀末以降の労働者家庭のアパートらしい >

 

 

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私は、北欧三カ国の文化歴史博物館や野外博物館を通じて、おおよそ2世紀前からの北欧の地方と都市部の暮らしを知ることが出来ました。

 

全体を通じて感じたことは、現在の北欧の豊かさや繁栄の萌芽がそれら建物には見られず、現在の豊かさと先進性はその後急激に起きたらしいと言うことです。

 

都市部の建物では一部で生活に余裕を感じたが、都市化が遅れていた北欧では例外だろう。

地方の農村、漁村、山村では木材資源こそ豊かで、住居は大きいが生活は質素だった。

おそらく産業と経済がまだ未成熟だったのだろう。

 

私が得た結論は、北欧の発展はここ百年以内、それも第二次世界大戦以降の政治経済の変革こそが重要だったと言うことです。

但し、それを可能にした文化、特に精神文化が既に根付いていたことが重要であったことは間違いない。

さらにドイツに侵攻されたが、中立政策を貫き、戦争の被害を最小にしたことも大きい。

加えて戦後、大国ロシア、西欧、米国の外縁にあったことも幸いしている。

 

普通、人口が少ないと自国の市場が小さいので経済的に不利になるが、これを逆手に取って、ヴァイキング以来の海外志向を生かして人々や企業は最初から海外展開を目指したことが、企業や経済に好循環をもたらした。

日本のように高度経済成長期に人件費を抑えて大量に出現し下請けに甘んじた中小企業が、今となっては足枷になっている。

 

半世紀ほどの間に、北欧と日本の選んだ道が、かくも大きな違いを招いてしまったようです。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

 

Categories: culture+society, economy, 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, travel+photo, uncategorized | Tags: , , | Leave a comment

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