世界が崩壊しない前に 6: 罠を知る


12-1

*1

 

前回、私達が原発に呪縛されていることを見ました。

これと似た国を越える罠もある。

 

 

米ソ軍拡競争を見ます。

 

突然、現れたソ連のゴルバチョフが、米国に核戦力削減を提案し、核軍縮条約締結が成った。

しかし、この後が続きませんでした。

それはなぜか?

 

当時、米国は自画自賛していた。

「ソ連は我々の軍拡競争に負けて経済的に弱ったのだ。

だから宇宙にまで軍拡すれば、遂にソ連はねをあげる。

平和になるぞ!」

人々は、軍拡競争こそが軍拡を終わらせ、危機は回避されると信じた。

 

しかし、30年後の今、間違いだと分かるはずです。

 

 

無題

< 2.http://fkaleidoscope.blog11.fc2.com/blog-entry-566.html >

 

何が起きていたのか?

 

当時の米国大統領はレーガン、次いで父ブッシュでした。

ホワイトハウスはまったくソ連を信用せず、相変わらず軍備増強と軍事支配拡大で押し切ろうとした。

 

一方、ゴルバチョフは政治刷新の手腕を認められて、トップに立つことは出来たが、立場は危ういものでした。

彼が前例のない大幅な軍事的妥協(アフガニスタン撤退も)を提案すると、当然、軍部や保守派からの猛反発に晒された。

 

米国は、これ幸いと不平等な兵削減をソ連に迫り、また南米への軍事介入を進め、ソ連の制止も聞かず湾岸戦争に突入します。

 

湾岸戦争は、子ブッシュもやった人気取りの可能性が高い。

米国の駐イラク大使は、クウェートとイラクで緊張が高まっていた時、フセインに告げていた。

「ブッシュ大統領は、イラクの友好が優先であり、友人でないクウェートとの国境紛争には何の意見も持っていない」と。注1.

この戦争で大統領の人気は鰻登りとなった。

 

米国の中東やアジアへの軍事介入の経緯と、世界断トツトップの米国の軍需産業の伸張を知れば、頷けるはすです。

 

 

もし1980年代末、ホワイトハウスがゴルバチョフを信じ協力していれば、彼はクーデターで辞任することもなく、戦争は減っていたかもしれない。

 

結局、国民は真実から遠ざけられ、政府に振り回されている。

 

 

次回に続きます。

 

 

注1.「オリバー・ストーンの『アメリカ史』講義」p397より。

 

 

Categories: 連載 世界が崩壊しない前に, history+evolution, <japanese language, politics, uncategorized | Tags: | Leave a comment

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