連載 人はなぜ愚行を繰り返すのか?

人はなぜ愚行を繰り返すのか? 34: 最後に


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< すばらしい主役たち >

 

ここまで読まれた方は、既に理解している。

日本の何が問題で、どうすれば良いかを。

簡単にまとめます。

 

1 安倍政権を存続さてはいけない

 

日本の衰退を止めるどころか、大きな破綻の後、間違いなく衰退途上国になる。

当然、与党が続けて政権を担うなら同じでしょう。

結局は米国隷属・財界従属・官僚専横・汚職政治から抜け出せない。

 

 

3 野党を育てる以外に道はない

 

野党は未熟だが、再度野党に政権を担わせ、転換を図るしかない。

腐敗を断ち切り、独立を果たし、再生に向かうにはこれ以外にない。

 

 

4 どの道を進むべきか

 

残念ながら日本を再起させる確実な理論はなさそうだ。

しかし北欧や中国は、米国流と異なった手法で成功を手に入れている。

必ず衰退から脱する道はある。

 

5 何を変えるべきか

 

* 教育

後進国並みの政治風土が政治の劣化を生んでいる。

だから北欧のように政治意識を育てる教育が必要です。

男女平等も。

 

* 財界と労働界が協議し、新規産業育成を方向付ける。

様々な特権を無くし、無駄な規制・指導を止める。

 

* 官僚の特権を崩す(特別会計、天下り)。

最有力のIPS細胞の援助を減らそうとする官僚は不要だ。

 

* 中央から地方自治へ(北欧では進んでいる)

中央が膨大な予算を握っていることが、腐敗、専横、意欲減退を生んでいる。

 

* 米国追従からの独立

多くの経済凋落のきっかけは米国の圧力でした。

立ち位置が難しいが、米国の過去の振る舞いを見るなら戦争の危機は確実に増す。

 

 

私が望むのは、北欧のように国民の一人一人が社会・政治・経済に目を向け、希望を持って進み、豊かさと安寧を手に入れることです。

少なくともこのまま愚行を繰り返さないことを願うばかりです。

 

これまで読んで頂きありがとうございました。

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 33: 凄い安倍さん


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< 茶目っ気たっぷりな >

 

安倍さんの凄い点を語ります。

ウヨも必見。

 

 

* 果敢さ

 

一番は日銀総裁の任命でしょう。

リフレ策は他国で実施済みとは言え、日銀の主流は反対でした。

大抜擢された黒田総裁は躊躇なく次々と世界初を敢行していく。

彼のお陰で株価は上がったが、公言していた効果は何年経っても無い、残ったのは不安だけ。

 

NHK籾井会長の就任も同様で、この会長は公共放送のトップでは考えられない発言をして世界を驚かせた。

 

実に剛腕であり、これも広く人気を生む。

 

 

 

* 最高のパフォーマー

 

隣国への強硬な外交姿勢の一方で発展途上国への莫大な貢納、派手なJアラート、芸能人やアスリートとのツーショット、野党攻撃、トランプとの派手な親交、どれをとっても歴代首相を遥かに凌いで目立っている。

 

なぜか歴代首相はここまでやらなかった(忙しいのか恥ずかしいからなのかは不明)。

 

実に見栄えが良く、これも広く人気を生む。

 

 

* 稀に見る優しさ

 

首相夫人が何をしでかしても、政府が一丸となって尻拭いをする。

夫婦愛と共に、同僚議員や官僚の失敗にも寛大で優しさは群を抜く。

 

優しいのは身内や支援者に限り、他は無関心なようです。

批判する者には異常なまでに敵意を示し、裏からでも徹底的に潰しにかかる。

 

実に微笑ましく、支援者とウヨから絶大な人気を得る。

 

 

* 気前の良さ

 

1兆円を越える兵器やトウモロコシの購入、イバンカの基金に57億円など、トランプ大統領の為なら惜しみなく使う。

そうそう桜を見る会も。

さらには企業や富裕層への減税も大盤振る舞いだ。

 

下々には増税なのにと、つい愚痴てしまう下級市民であることが情けない。

よく考えると、どれも彼の金ではない。

そう言えば、安倍事務所がヤクザを選挙に使い、報酬をケッチて火炎瓶を投げ込まれたことがある。

自分の金にシビアな所はさすが大物!

 

確かに豪快で、トランプ好きな人や恩恵を受けている人には絶大な人気がある。

 

 

* 変わり身の早さ

 

アベノミクスは従来からの金融緩和策と財政政策がてんこ盛りだが、うまく行かなくなると、次々にテーマや呼び名を変えて、新鮮味を出す。

外交や演説でも、「やるぞ!」と高らかぶち上げて、ダメならささっと宗旨替え、特にトランプが変わると。

 

この手際の良さも歴代首相では群を抜いている。

 

彼の素晴らしさには切りがないのでこれぐらいで終えます。

 

最後に、彼は日本史に名を残すでしょう。

彼を支援した人々も同時に、この時代を象徴するものとして。

 

それがこの連載で採り上げた「愚行を繰り返す人」のテーマでもありました。

 

 

次回で終わります。

 

 

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 32: 見たくない危機 7


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< 放置すればやがて現実に、歴史は知っている >

 

見たくない危機ほど恐ろしいものはない。

まとめます。

 

 

なぜ人は甚大な被害が出る危機に関心を持たないのか?

 

これら甚大な被害をもたらす危機は10年から数十年に一度しか起きない。

そうすると、その人の立場や年齢により実感することがないこともある。

さらに歴史を無視していては、過去の危機から教訓を得ることもない。

 

さらに厄介なのは、政府や体制側が推進している原発や金融緩和などでは危機感を薄められる。

毎回、バブル崩壊や年金不安、経済政策の不発などで御用マスコミや御用学者などが楽天的なキャンペーンを盛大に張ります。

危機到来後は平気で手のひらを返すのですが。

 

おおくの人は幾度も騙され続けます。

 

今の日本の哀しみは社会がマンネリ化し、さらに右翼化してしまったことです。

人々は煽られ真実が見なくなり、危機感から解放され安堵すら覚えている。

 

 

皆さんにお願いがあります。

 

どうか世界を見、歴史を理解し、曇りのない目で日本の現状を見つめて下さい。

 

きっと私の指摘したことが、嘘でないことが分かるはずです。

 

「後悔は先に立たず」と言います。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 30: 見たくない危機 5


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<  世界に引導を >

 

これから二つの危機について考察します。

くれぐれも騙されないように留意してください。

 

 

地球温暖化を考えてみよう。

 

多くの科学者や極致に住む人々(氷河地帯や南海の小さな島)は温暖化が迫っていることを訴えている。

しかし大半の人は意に介さない。

 

不思議な事にウヨも否定している、愛国心からか、科学に疎いためなのか?

理由は簡単、体制側(米国と経済界べったり)に付くからです。

 

体制側は原発安全を喧伝するが地球温暖化には声を上げない。

原発を進めたいなら地球温暖化に反対でも良いのだが、これは過去の誇大広告がまだ国民の記憶にあるからバツが悪い。

一番は欧州で主流の再生可能エネルギーの利用に切り替える気が無いからです。

また米国大統領が温暖化を否定しているので追従するしかない。

 

こうして多くの国民は地球温暖化の危機に疎くなる。

 

しかし、本当だったら取り返しのつかないことになるのは明白です。

 

ここ1万年ほどの人類史を見れば、地球平均気温の2度程度の違いが、各地に乾燥・多雨・冷夏などを招いた。

これがもとで民族大移動と争いが繰り返された。

 

一番の問題は、温度上昇が起きてしまえば防ぐ手立てが無いことです。

今の科学技術で、地球全体を1℃でも冷やすことは出来ない。

(太陽の不活発期、地球寒冷期の到来が温暖化を緩和する説は当てに出来ない、眉唾がバレたら終わりです)

 

皆さんは体制側の発する巧みなデマを見分ける眼力が必要です、益々。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 29: 見たくない危機 4


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< もう一歩のところで >

 

 

危機の最後の特徴について考えます。

 

C 被害が見え難い。

 

二つの理由がある。

 

* 立場によって被害の影響に違いがある。

 

例えば、金融危機により必ず就職氷河期が起こり、被害は求職者に集中する。

日本では学校卒業時に一度、就職機会を逃すと生涯不利益を被る。

 

一方、危機後の景気浮揚策により、投機家は多くを失っても大資産家ほど更に増え、低所得層ほど低下したままとなる(浮揚策の偏り)。

 

原発事故は原発周辺の人に甚大な被害を与えるが、他の地域はそれほどではない。

 

社会保障の低下は富裕層には影響しない。

 

このように全体としては被害が甚大であっても、人によっては異なる。

 

 

* 多くは政府の失策を隠す為や産業側のエゴの為に、政府・体制側や産業・企業は事実を隠蔽し、被害を軽微に見せる。

 

例えば、原発事故や金融危機において、パニックや不評被害を避けるためと称して、深刻なダメージを隠し続ける。

かつての太平洋戦争、公害問題、薬害エイズ、福島原発事故など、当事者が事実を隠蔽し、全容を知るのが遅れた。

また因果関係をあやふやにし、人災ではなく天災に見せかける。

最後には、国民に不可抗力だから諦めろ、打つ手はないと納得させる。

 

こうして国民は甚大な被害を受けた危機の正体を知ることなく、懲りずに繰り返すことに甘んじることになる。

 

政府や体制側が隠蔽・カモフラジューしないか、日頃から注視する必要がある。

つまり愚行を繰り返さないためには、国民が聡明にならなければならない。

 

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 28: 見たくない危機 3


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< 責任を取る人は >

 

人々が見たくなくても危機は迫る。

歴史はこれを示しているが、それでも知らぬふりをする。

 

 

毎年来る台風に対して、人は被害を想定し対策を立てる。

しかし人々はいつ起きるかは分からないことは無視できる。

例えば数年先の危機、また向こう30年以内の発生確率30%と言われればさらに非現実となる。

その被害の程度が不明瞭であればなおさらです。

 

ここで是非とも知って頂きたいことがある。

 

それは社会・経済・安全保障の危機は台風災害や交通事故と大きく異なることです。

 

例えば、香港のデモ、伊藤詩織事件、移民問題、金融危機、社会保障の低下、戦争勃発、地球温暖化などです。

いわゆる天災ではなく人災です。

 

これら危機の三つの主要な特徴について説明します。

 

A 被害が甚大で広範囲に及び、逃れることが出来ず、その後遺症は数十年以上も続くことがある。

 

前回の日本のバブル崩壊によるダーメージは20年を越え、経営者達を完全に委縮させた。

被害が巨大な原発事故や大震災も含まれる(天災だけではない)。

 

 

B 危機の到来が確実だとしても発生日を特定できず、ほとんどが手遅れになる。

 

多くは火種がマグマのように社会内部に溜まり、ある日突然爆発するか、手遅れを知ることになる

一方で政府などが根本的な対策を実施することにより危機を回避できる場合がある。

 

世界が協力し、半世紀を経て石油など地下資源の枯渇を遅らせることが出来たように(オゾン層破壊のフロンでも)。

日本のように無策では移民拡大から20年後に問題が噴出するかもしれないが、北欧やカナダは30~40%の移民人口でも問題は起きない。

 

金融危機は、好況時の金利操作でバブル崩壊を抑えようとするが、毎回発生している。

未だに暴落日を予想できず、数か月後しか分からず、バブル崩壊から逃れることが出来ない。

日本では毎回250兆円近くを失って来た。

一度投機家は儲けるが、暴落後の景気刺激策で国民がそれを税金と国債で穴埋めし続けている。

 

この手の危機は政府次第で回避できるかもしれないが、無能で隠蔽する政府では事が悪化し、泣きを見ることになる、必ず国民が。

 

つまり愚かな政府を支援した人々はきちっと責任を取らせるのです、反対した人々を巻き添えにして。

これも愚行と言えるでしょう。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 27: 見たくない危機 2


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< やがて来る危機 >

 

人は社会や経済、安全保障の危機を知りたくないようだ。

しかし危機はいつもそこにあった。

 

 

* 社会の危機

一例として、香港で起きている百万人を越えるデモがある。

社会に不安や不満が蓄積し、政府が対応出来ず押さえつける時に起きる。

その結果、多くは血生臭い経緯を辿り、悲惨な結果に至ることが多い。

 

日本では、低賃金で受け入れる移民労働者の拡大が、全体の賃金低下と将来の治安悪化を招く。

もう一つ、日本の水面下で進んでいるのが白色テロの恐れです(後に検討)。

 

 

* 経済の危機

金融資本主義により、益々酷くなる金融危機が最大です。

必ず起きます。

 

加えて日本の場合、年金支給額の大幅な低下、医療費負担の大幅な増加、貧困率の増大は確実に進行中です。

 

 

* 安全保障

今、米国と中国のパワーバランスが逆転しつつあり、歴史はこのような時に戦争が勃発することを教えてくれる。

 

日本は非常に危険な位置にあり、選択次第では多大な戦火を被るだろう。

例えば、秀吉が行った備中高松城の水攻めのようことが起きるかもしれない。

破竹の勢いの織田軍とかつての大国毛利軍の間で板挟みとなったように。

 

地球温暖化は、経済と安全保障上、多大な損害をもたらす切実な危機です(後に検討)。

 

 

次回に続きます。

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 26: 見たくない危機 1


 

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< 我が世の春 >

 

多くの人は老後までを視野に入れた将来設計をしない。

必ず皆、歳をとるものだが。

 

 

なぜなのか?

 

例えば巨大ダムのすぐ下流で暮らす人ほどダムの危険性を気にしない。

車の運転手や原子炉のオペレーターも同様だろう。

心配性が度を越して神経症になるかもしれない。

 

毎年、多くの起業家が会社を興し、数年以内に半分は倒産する。

創業期を乗り越えても、経営者は倒産を考えると夜も寝れないだろう。

楽天的でなければ起業も経営も出来ない。

 

それにしても、必ずやって来る老後を丁寧に予想し準備する若い人を見たことが無い。

人は将来の不安から目を逸らしたいのだろうか?

 

人は進化の過程で、将来に希望と不安の両方を持つようになった。

これは前頭葉と脳内物質(ホルモン)の分泌器官の発達による。

そして、このバランスが良ければ、将来の目標に向かい、不安な要素を取り除きながら達成することになる。

 

しかし社会が豊かな時代を経験し徐々に衰退している時、人々はこれまで特段気にもせず上手くやってこれたのだからと慢心してしまう(マンネリ化)。

まして過去の大危機を経験した人が居なくなると、社会全体がイソップ「アリとキリギリス」のキリギリスになってしまう。

 

 

こうなると単に個人の危機意識だけでなく、社会や経済、安全保障について共有すべき危機意識も捨ててしまったようだ。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 25: 愛国と正義の戦い


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< どちらが >

 

愛国心と正義感は対立する?

実は、ウヨとサヨの違いを示している。

周囲の観察から見えて来ました。

 

 

ウヨに共感し易い人々を観察していて閃いた。

 

彼らは、時にサヨが言う「正義」と「正義感」を馬鹿にする傾向がある。

「例えば弱者を虐めるのは正義に反するから行ってはならない。」

このように言うと、彼らは「人気取りの為に正義感を振りかざして」とか「軽薄な正義など百害あって一利なし」とまで言う。

 

私はこれが不思議でならなかった。

「正義は人間の社会行動の基準で、法はこれに違反する者に対して制裁を与える。」

このことがなぜ彼らは理解出来ないのかと。

 

視点を変えて、動物の行動を見ます。

チンパンジーの社会行動には愛国心と正義感の萌芽を見ることが出来ます。

 

彼らは殺戮を伴う縄張り争いを行い、自己集団とそれ以外を峻別し、強い共感と敵愾心を併せ持ちます(愛国心の基本)。

この二つの感情は、程度は違うが他の進化途上の動物にも見られます。

 

しかし、弱者に暴力を振るう者に集団で制裁を加えたり、弱者を保護する者がボスになったりすることはゴリラやチンパンジーぐらいしか見られない(人間社会と結構似ている)。

弱者を虐める者は正義に反し、弱者を保護する者は正義とみなされているように見える。

 

どうやら脳の進化、社会行動の発達過程において「正義」の方が遅れて生まれたようです。

 

要は「愛国心」より「正義感」の方が高度な社会的特性なのだろう。

従って私は、「正義」の価値を理解出来ず、軽視する人々がいることはありうると思う。

特に、ウヨは。

 

当然、ウヨにも正しい正義があり、サヨにも間違った正義はあるだろう。

 

正義の判断は社会全体で決めることだが、この正義すら認められない人々がいることは知っておくべきだろう。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 24: 腐敗と衰退を担う者 2


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< 月明りもやがて雲に隠れるのか >

 

 

前回、官僚の腐敗が日本で特に蔓延る理由を、日本に特有の低能力の議員と特別会計、中央集権的な税制、長期政権と指摘しまた。

その絶望的な実態を見ます。

 

なぜ官僚は腐敗するのか?

 

当然、議員も摘発されないだけで口利きと賄賂汚職は日常茶飯事です。

そのボロが森友・加計問題で明るみに出た(握り潰されたが)。

議員は、主に選挙費用を得る為に業者に金銭を要求し、見返りとして業者に有利な口利きや規制を行います。

(与党議員は、官僚の法律案を自分の業界の為に修正する力だけは持っている。)

 

それでは官僚は何のために動くのでしょうか?

 

彼らは自分の省庁の権益拡大の為に動くのです。

露骨に言えば、権益拡大は天下り後の贅沢を約束し、この拡大に貢献した者が出世出来るからです。

財務省の「ノーパンしゃぶしゃぶ」接待などは日常茶飯事です。

例えば、銀行に研究所を造らせ、そこを通じて毎年、官僚の海外旅行費を出させています。

 

財務省は、天下り先の金融関連の予算拡大が絶対で、それ以外の支出は抑え、将来の予算減額に結び付く公共投資(財政赤字の原因)も反対するのです。

だから財務省は増税を奨励し、社会保険などの費用を減らすのに夢中なのです。

その為に財政赤字の危険性を、マスコミを通じて声高に言わせるのです。

当然、社会保険関連の天下り先は少ないし、調整し易いから狙われる。

 

それでは他の省庁は自らの天下り先をどう確保すれば良いのか?

財務省に首根っこを押さえられているのに。

それは特別会計と言う無尽蔵の金庫があるからです。

 

与党が今まで幾度も構造改革をやって来ましたが、特別会計の実額はまったく減っていません。

つまり、国民の目の届かない所で天下り先は確保されているのです。

 

与党議員にとって強大な天下りグループは得票に繋がるので、知らぬふりを決め込むのです。

逆に天下り先を温存しながら民営化したことにより、会計検査が出来ず、横行を許してもいるのです。

 

こうして、各省庁は権益拡大の為、官僚主導で関連業界の温存にありとあらゆる手立てを使って日夜励んでいるのです。

 

これが続く限り、本来の自由競争や新規産業の勃興は起こり得ないのです。

なにせ官僚が懐を肥やす為に扱う金額はGDPの60%を超えるのですから。

これが日本の長期衰退を招いた大きな理由の一つなのです。

 

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 23: 腐敗と衰退を担う者 1


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<  何が温床なのか >

 

今の状況を作っているのは与党、経済界、官僚、マスコミでした。

しかし官僚が腐敗と衰退の元凶だと言うのが分かり難い。

かつて良いイメージもあったが、何が問題なのか。

 

ここで言う官僚とは3万人ほどのキャリア組を指します。

 

官僚とは本来、政府の指示とルールに従って政策を実施する者に過ぎない。

しかし世界史において、王の取り巻きや近代国家の官僚が専横を極め、国家を傾けた例は多い。

 

一番の問題は、支配力を得た官僚が世俗の利権と癒着し、自らの利益の為に経済や社会を歪めてしまうことです。

 

残念ながら今の日本には官僚を腐敗させる条件が揃っています。

 

A 議員の能力が低い

議員に法案作成能力が無く、官僚が作成と議会での答弁までを完全にフォローする。

だから首相から大臣まで国際会議での演説や国会での質疑応答に、質問の事前予告と官僚の書いたカンペが絶対必要なのです。

だから読み間違いも起きるし、答えらえない時のごまかしは滑稽そのものです。

 

こうなると歴代の大臣や首相は官僚のレクチャー(経済政策、社会保障)に抗しがたい、つまり言いなりになる。

 

こんなことになったのは、与党議員の大半が二世三世議員で占められているからで、先進国では絶対見られない。

官僚出身の議員が多いのも異常です(屑の政治家しか育たない)

 

 

B 官制経済

通常、経済政策の主導権は内閣にあるのですが、前述の理由で財務官僚が予算(支出と税収)を握っています。

(逆らえば官僚のサボタージュが怖い)

 

それだけではない。

議会で論議される予算の4倍にも上る400兆円もの特別会計がある(実質200兆円強)。

各省庁がこの使い道を議会に通さず自由に決めている(闇の中)。

一言で言えば、無数の天下り特殊法人に金をばら撒くことです。

 

これも世界に類も見ないものだが、明治期に軍備拡張の為に設けられ今に続く。

これが続く理由は、与党議員がこれを追求しない替わりに、特殊法人傘下の無数の企業が大きな集票マシンになるからです。

 

 

また日本の税収は国税(中央)に多く、地方に少ない。

各自治体は補助金(交付金)をより多く獲得するために中央政府(議員や官僚)の顔色を伺わざるを得ない。

更に赤字の方が沢山貰えるので各自治体は自ら工夫する意欲を無くし、活力を失っていった。

(これは本来の目的から外れ浪費の競争に走る「ふるさと納税」と同じです)

 

これも官僚の権力維持に繋がっている。

 

 

C 長期与党政権

この悪い状況が続く理由の一つは、異なる政党による政権交代がないために、官僚と与党議員が強固に癒着したことによる。

 

これらは先進国で共通と思われるかもしれないが、日本がずば抜けてお粗末なのです。

 

 

次回に続きます。

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 22: 誰がこんな日本にしたのか?


 

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< 巣窟の誕生の裏に >

 

歌の文句じゃないが、愚痴りたくもなる。

衰退は当の昔に始まり、ほとんど手の付けられない状態になり、

加速すらしている。

 

絶望的な状況が生まれた背景を簡単に見ます。

 

現状の経済や社会政策の行き詰まりは、他国のせいではなく腐敗し硬直化した日本政府にある。

 

明確な事は与党が半世紀以上も政権を担っていることです。

これを日本風土に適した結果と見る人もいるが、世界史から見て長期政権の腐敗は必然です。

 

与党が政権を長期に担えた一番の理由は、戦後から米国が政権与党を徹底的に支援して来たからです(経済・軍事・資金・諜報)。

逆に野党は潰され飼いならされた。

米国支援の一番の理由は、共産圏への防波堤の役割を担わす為でした(元南ベトナム、韓国と同様)

しかし、いずれ国民は真相に気付いても良いはずだったが、妨げる要因があった。

 

日本には家族制度に由来する独裁を容認する風土があります。

また言語が世界で唯一であることが災いし井の中の蛙になり易い。

こうして先進国で普遍的な民主主義は定着せず、選挙と議員は汚職ばかりで、国民は政府に従うが期待もしない。

 

さらに米国の指導の下、共産化や民主主義の芽を摘む妨害策が徹底された。

これに呼応して政府は国民に政治意識を持たさない教育を行った。

極め付きは、2007年より米国のプログラムPRISMによって監視され、政治家らの反米行動は徹底して潰されて来た。

また米国に追従する大半のマスコミも政治を監視すべき立場を放棄した。

 

こうして日本国民は愚民化され、政府の腐敗に無関心になってしまった。

 

さらに災いの種がある。

 

島国のお陰で異民族の侵略を逃れた為に、隣国との対応で大きく振れ易い。

他国の文化受容に積極的であるかと思えば、非常に反発することも起きる。

これを利用して無思慮な指導者はナショナリズムを煽り、失策の隠れ蓑に使う。

 

こうして視野の狭さとお上への従順さが、日本の行く道を誤らせて来た。

これがここ1世紀の動きに反映されている。

 

参考に、米国は80年代からそれまでの発展途上国優先や支援から、日本を従属させ利用し富を掠めることに躊躇しなくなりました。

これも日本を貧しくしている要因です。

 

どうか皆さまご自愛のほどを・・

 

 

次回に続きます。

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 21: 不甲斐ない野党


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< 迎え撃つ強敵と遥かな頂き >

 

これは大問題です。

没落を早め、腐臭を放つ政権が去っても、

それに代わって担えるものが無ければ。

 

野党は政権運営の実績が少ない上に以下の問題が圧し掛かる。

 

A 官僚の特権と悪弊を除くべきだが、徹底したサボタージュに合う。

自立的な成長を奪っている元凶を無くすべきだが。

 

B 米国から経済的独立を図るべきだが、米国の経済・軍事圧力と諜報活動(CIA)、さらには国内の大勢を占める親米派の徹底的な潰しにあう。

このままだと米国よりも酷くなる。

 

C 国民目線の政策を採るべきだが、経済界や大半のマスコミはサボタージュと非難合戦を始める。

当然だが、これが出来ない。

 

D 数年以内にアベノミクスの後遺症で巨大な金融危機に見舞われるが、これに対処しなければならない。

ここ10年間の日欧米中国の超金融緩和による反動、バブル崩壊が起こり、リーマンショック以上の苦戦を強いられる。

 

E 与党が造った風土(誤魔化しの政権運営、活性化を潰す中央・官僚集権、汚職を生む選挙、国政から遠ざける教育)を変えなければならない。

しかし根が深く広範囲の抵抗に遭う。

 

F 新しい国造りのビジョンは必要だが、現時点で共有されているものは無い。

格差拡大と金融危機の巨大化を防ぐ為に、米国主導の自由放任主義と金融資本主義から離脱すべきだが、抵抗は想像を越えるだろう。

一方、国民が地球上最も豊かで幸福である北欧の福祉国家への道も遠い。

米国流は勝手に浸食してくるが、北欧流は国民の意識改革無しでは一歩たりとも進まないだろう。

 

これでは、ほとんど勝算がないように思える。

 

しかし逆に言えば、政権交代をしなければ、上記のすべてが悪化し取り返しのつかないことになる。

 

次回に続きます。

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 20: 反日の意味


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< ウヨの神様と仏様 >

 

「反日」には、ある可笑しさがある。

井戸に向かって「馬鹿野郎」と怒鳴ると、

より大きく響いて返って来るような。

 

 

ある人々は「反日」と相手を罵倒して論戦に終止符を打つ。

そして嫌なら出て行けと付け加える。

 

何が可笑しいのか、例え話で説明します。

 

山の麓の畑で野菜を作っている兄弟がいました。

 

兄が言いました。

「毎年、台風による被害が大きくなっており、土砂崩れで畑が埋まるかもしれない。擁壁や排水溝を整備する必要がある。」

 

弟は興奮気味に反論した。

「擁壁などを造れば、せっかくの美しい景観が台無しになる。俺は怖くない! 兄はこの畑が嫌なら出ていけ!」

 

こうも付け加えた。

「そんなことより、隣の住人は野菜を盗む目をしている。俺が見張りに立つ。」

 

兄は仕方なく別の畑に行きました。

 

やがて台風が来て、弟は畑を守ろうとして土砂崩れの犠牲になりました。

 

結末は、先を予測できるか、冷静に判断できるかで明暗が分かれた。

もっともこの例え話が理解出来るぐらいなら・・・。

これは自分の愚かさを疑わなくて猪突猛進する典型的な愚行の例です。

 

 

次回に続きます。

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 19: 騙されないために 


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< 素晴らしい強力な助っ人 >

 

騙されないためには、

騙しに加担しているものを見分けることが必要です。

 

* マスコミを識る

 

概ね新聞は与党寄りか野党寄りに分かれ、どちらも偏向が強い。

さらにテレビは既に一方に偏り、ネットはウヨが優勢になっている。

 

問題なのは政府が腐敗し過ちを犯している時です。

 

積極的に悪い事実をカモフラ―ジュし国民をミスリードするマスコミは多い(政府・与党の圧力もあり)。

しかし、単純に偏向を識別する方法があります。

 

例えば、読売、日経、産経での沖縄の辺野古基地反対や伊藤詩織事件の扱いに注視してください。

伝え方も違うが、ほとんどニュースにしないはずです。

これが繰り返されて国民の半分は問題に気付かない。

広く問題を知れば、数多くの事件が繋がり今の政府の惨状が浮かび上がって来るでしょう。

 

 

* 類は友を呼ぶ

 

安倍さんの周辺、または同調する人で、マスコミによく出る人物を観察してください。

 

多くは信頼できる人物でしょうか?

 

タカ派的な発言を繰り返す人は、差別や基本的な権利を否定する不用意な発言をすることが多いので分かり易いはずです。

 

もう一つは、知識人とか評論家と呼ばれる類です。

 

なぜか多くは「中国は即刻、破綻する」と言って、20年は経ったでしょうか。

 

もっとも未来予測は当たらないのが常ですが。

それにしても、繰り返す厚顔無恥さには呆れるばかりです。

 

彼らが劣等国と吹聴している間に、日本は様々な分野で中国に追い抜かれた(IT金融、画像・音声処理、自動運転、シェアビジネス、ほとんどの工業製品・・・)。

もう取り返しがつかない所まで。

 

愚かにもほどがある。

 

 

次回で終わります。

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 18: 愚行は一度失敗したぐらいでは


無題

< 経済を操る策術 >

 

当時の英国と日本、そして今の日本の経済状況はそっくりです。

また同じ愚を犯している。

 

実は、19世紀の英国と20世紀の日本で同じことが起きていた。

 

かつて国内経済が低迷すると、両国の大量の資金は発展途上国の開発に向かいました。

(かつて英国の資金が米国の発展に貢献したように良い例もあるが、英国のエジプトや日本の朝鮮半島に向かった例は・・)

そして失敗すると資金回収(没収や課税)や安全確保の為に軍隊が出動した。

これが帝国主義の一面です(侵略が伴うのは民族差別と結びついた時)。

 

さすがに現在は無理なので、お上任せの日本では国民が企業の海外損失を被るようになっている(輸出の保証契約で)。

 

現在、日本の企業は莫大な余剰資金を蓄えているが、国内経済は低迷している。

これは消費増税分が企業減税、賃金低下分が企業の余剰資金に替わり、このせいで国民の消費が落ち込んで、長期の経済低迷に陥ったからです。

すると企業家は余剰資金があっても国内ではなく海外に投資する。

(つまり大嘘のトリクルダウンは起こるはずもない)

 

今回の財界の要望にはもう一つの魂胆があります。

実に情けないのですが、財界はシステムと謳うが、要は既存技術の応用で儲けたいのです。

つまりチャレンジ精神を失っている。

これも英国の企業家が産業革命後に保守的になって衰退を始めたのと酷似している。

 

ここまで読めば憤りと言うより、無知と絶望を感じるはずです。

こんな馬鹿げた事が、白昼堂々と行われようとしているのかと!

知らぬが仏!

 

次回に続きます。

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 17: 嘘を見抜く 2


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< 日本の表と裏 >

 

経済活性化策には落とし穴が隠されている。

政府は鉄道や原発のシステム輸出を狙っている。

これは日本にとって良策でしょうか?

 

多くの人は1件で1兆円近くの売り上げがあれば素晴らしいと思う。

一方で左翼は原発輸出反対と訴える。

 

少し中身を見てみましょう。

 

売上の多くは海外で生産されるので国内生産への寄与度は大きく無い。

 

一方で、輸出国に対して莫大な保証責任(事故・運営不備・予定経済効果未達の賠償)が生じ、加えてカントリーリスクもある。

(売るために過大な保証を付加している)

これら契約の隠された大問題は、最終の賠償責任は企業ではなく日本政府になっていることです。

 

原発輸出は既に二ヵ国で頓挫しているが、これは原発事故を受けて安全対策の費用が倍近くになったからです。

発展途上国での建設投資は内戦や暴動などで中止、資金回収不能が起こる可能性がある(かつてのイラン)。

 

それではなぜ首相は自ら頑張るのでしょうか?

この案件も財界(安倍トモ)の要望です。

 

財界の狙いは、ひとえに膨大な余剰資金を輸出国に融資し利息を得たいからです。

そして失敗したら国民が自腹を切って賠償する手筈なのです(税金など)。

 

もう一つ国民が見落としてはならないことがある。

それは現在のデフレ脱却には国内の設備投資増加が不可欠なのですが、首相が先陣を切って民間の国内投資を免除しているのです。

 

こんな馬鹿げた事は前代未聞と思うかもしれないが、歴史は繰り返しているのです。

 

 

次回に続きます。

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 16: 嘘を見抜く 1


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< 躍進を謳い、没落を覆い隠す・・ >

 

政府の嘘を見抜くのは難しいが不可能ではない。

幾つか簡単に見ます。

 

 

* 「一億総活躍社会」、「すべての女性が輝く社会づくり」

 

これが謳われれて5年が過ぎましたが、お陰でこの間、世界の男女平等ランキング(WEF)は101位から121位へとさらに低下しました。

 

アベ支援者は偶然だ、中傷だと怒る。

 

実際、女性閣僚は少ない(人材が無いのか、男性優先なのか)。

他国では女性議員、女性の首相は当たり前だが。

 

また与党議員の女性蔑視の発言を聞いていると頷ける。

官僚が準備した法案は全て彼らの部会を通過しなければ議会に提出出来ないのだから(利権や心情のふるいにかけられる)。

 

ここ30年ほど日本の社会・経済指標の世界ランキングはほとんどで順位を落としています。

特に安倍政権になってからは旧落下と言えます。

 

世界約300ヵ国中、ランキングが分かるのは約200ヵ国、先進国は約30ヵ国でしょう。

日本のランキングは、昔は10位前後から多くは10位台であったが、今は20位台から悪化するものは100位を越えるものが増えて来ました。

 

これらランキングを認めない人もいるが、国連やそれに準じる機関の信頼度を全否定することは無理です。

どちらにしても、一様にランキングが低下し続けているのですから。

(米国の一部機関で日本の評価を上げる所もあるが)

 

アベ支援者は他国が上昇しているだけ、我が国は株価が上昇しているじゃないかと言いそうだが。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 15: 規制緩和と言うけれど 2


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< 優秀な官僚達の冬 >

 

規制緩和は素晴らしい!

本当にそうなのか?

 

確かに規制緩和が競争を促し、価格低下を促すことはある。

しかし競争の条件が整っていなければ逆もある。

(寡占で価格アップか、賃金低下でデフレを加速)

 

安倍政権が行った水道民営化や移民拡大などは将来に大きな禍根を残す。

なぜなら海外の多くで悲惨な結果が出ている。

 

その一方、でたらめに緩和はするが発展の癌は放置する。

 

ところで、なぜ中国でスマホを使ったインタネット金融がここ20年弱で世界のトップに躍り出たかわかりますか?

 

これは産業スパイとコピーのお陰だ!(右翼)

実は中国企業のIT関連特許出願件数は世界でトップです。

 

アリババなど2社の取扱い金額は既に中国の全銀行を凌駕した。

(大手銀行は中国の公営企業で、これを脅かしているから驚きです)

これは政府が産業育成の目標を持って改革開放を続けているからです。

 

一方、日本は「おサイフケータイ」を2004年に始めていたが、そこまでだった。

一つには官僚が、既存の銀行業を守るため当初制限を設けたからです。

日本では、日常的に官僚が煩瑣な規制(指導)を行っている。

銀行が後に彼らの天下り先になるのは偶然だろうか。

 

政府は改革・規制緩和と言いながら、相変わらず官僚を抱き込むため彼らを野放しにする。

 

かつて日本の太陽電池は世界を牽引したが、原発を優先する為に、これを切り捨てた(中曽根)。

口惜しい!

事務方の官僚や呪縛された政治家らに先の産業が読めるのか?

 

 

次回に続きます。

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 14: 規制緩和と言うけれど 1


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< 日本を導くもの >

 

様々な会合をリードしている安倍さんが頻繁にテレビに映る。

皆さんはかなり期待したはずだ。

 

例えば働き方改革はどうか?

 

政府はデーターを捏造してまで法案を通し、雇用の規制緩和に邁進した。

 

この間違いを経済的に説明することは可能だが、誰の為にやっているかが分かれば話は早い。

 

結論は米国と日経連(企業経営者)の為です。

 

米国は1996年「規制撤廃要望書」、2002年「日米投資イニシアティブ」で、労働者の流動性と派遣サービスの拡充を強く要求して来た。

これは米国企業が日本に参入するための地ならしでした。

(派遣サービスはかつて米国経済復活で持ち上げられたが、賃金格差の温床とも言える)

 

日経連は1995年「新時代の日本的経営」を上梓し、正社員を減らし、雇用保障も無くすべきだと訴えた。

(これは80年代、米国の要望に従って政府と日銀が無茶をやってバブルが弾けた為に、打開策として日経連が労働者に犠牲を求めたものです)

 

これを受けて小泉政権から安倍政権へと、規制緩和が大々的に進められ、なぜか国民も期待した。

(米国と日経連は大助かりで、与党と官僚に痛みが伴わず、大半の国民が喜んでくれるのですから万々歳)

 

その結果、非正規雇用が年々増加し、賃金は低下し、経済成長も零近辺に張り付くようになった。

これは米国流の当然の帰結だが、北欧などはむしろ賃金上昇を図り成長を手に入れている。

 

次回に続きます。

 

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