culture+society

北欧3ヵ国を訪ねて 72: シェラン島北東部を巡る 4: 野外博物館 2


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*1

 

 

今回は野外博物館の後半です。

三ヵ国の民俗家屋の野外博物館を見た感想も記します。

 

 

 

 

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< 2.No.544 の建物 1 >

 

上: 建物の説明書き。

この建物は、スカンジナヴィア半島南西部の海峡に面した所(現在スウェーデン)に17世紀建てられた。

この地域は数世紀にわたり、デンマーク領でした。

右上に示されているように住人は8人で多くの家畜がいた。

この農家はforest farmと書かれており、森林を利用して家畜を育て、穀物は家庭用に栽培された。

18世紀、この地域の木材は対岸のデンマークに小型ボートで輸出され、ユトランド半島東部の穀物と交換された。

 

下: 外側から見た。

中央に入り口が見える。

 

 

3

< 3.No.54 の建物 2 >

 

外観は古くてみすぼらしいが、中庭を囲むように四方に家屋が建っている。

二枚とも、中庭から見た写真。

 

 

4

< 4.No.54 の建物 3 >

 

古いが貧しい暮らしとは言えないようです。

内壁の板が縦方向で、外壁は横方向に並んでいるので、間に断熱の工夫がされているのだろう。

 

 

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< 5.No.55 の建物 >

 

上: 建物の説明書き。

この建物も、スカンジナヴィア半島の最南端の(現在スウェーデン)に17世紀後期に建てられた。

この地域も数世紀にわたり、デンマーク領でした。

右上に示されているように住人は8人と7人の2家族です。

彼らは穀物栽培農家でした。

大きな家で、中庭を囲むように四方に家屋が建っている。

 

 

 

6

< 6.No.37-40 の建物 >

 

ここにはユトランド半島東側、デンマークの南端にあった4棟が集めらている。

皆、17から18世紀の農家です。

 

 

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< 7.No.40 の建物 1 >

 

6人家族の農家で、豊かな暮らしをしていたようです。

外壁と竈兼暖炉はレンガ造りです。

 

 

 

8

< 8.No.40 の建物 2 >

 

多くの建具や家具は幅の広い板材が使用され、塗装もされている。

 

 

 

 

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< 9. No.34の建物 >

 

上: 建物の説明書き。

ユトランド半島西側、ワッデ海のレモ島に1750年に建てられた建物。

この島は砂地で荒地です。

この島の多くの少年は水夫になり、大人になってオランダ捕鯨船のキャップテンになる者もいる。

この地では農業より漁業と航海が重要で、18~19世紀に繁栄をもたらした。

 

下: 左側の建物。

 

 

 

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< 10. No.31の建物 >

 

 

上: 建物の説明書き。

ユトランド半島西側の南端に17世紀に建てられた建物。

此の農家は、最初オランダ商人が建て、賃貸されていた。

 

下: 特異な形をしている。

大きく高い屋根、小さな扉と窓が目立ちます。

中は暗いが大きな居間、納屋、家畜小屋がありました。

 

 

三ヵ国の野外博物館を見て

 

多くの農家は、木材が多用されていた。

ノルウェーは巨木が生かされていたが、他の建築材料に乏しい。

デンマークは木材に乏しく、豊富な土や草が補っている。

スウェーデンは両者の中間と言ったところでしょうか。

 

三ヵ国共に寒冷地なので、居間や寝室には大きな造り付けの大型の暖炉兼竈があった。

デンマークのように外壁レンガと内部は木張りにし、間に断熱効果を持たせれば、暖房効果は上がるでしょう。

その点、他の二ヵ国ではログハウスのような造りが見られるが、暖房に難点があるように思えた。

 

三ヵ国共に展示家屋の家族構成を見ていると、数世代にわたる大家族はなかった。

使用人や親族とは限らないような住人が共に暮らすことがあるようです。

デンマークでは家畜が多い。

 

これら野外博物館では農家の畑の様子、特に大きさと水源管理が分からない。

農地は穀物栽培の畑を柵で囲うだけのもので、東アジアの水田のような手間暇のかかるものではない。

また家畜も森林で飼育するようなので、人口密度の低いこれらの国では放牧地の維持に気をあまり使わないのではと感じた。

 

 

日本と比べて

 

 

氷河後退地の為、土壌が貧弱でさらに寒冷地なので、農業、特に集約農業が発展しなかった。

農業は麦などの穀物栽培なので、水管理も重要ではなかったようです。

生業としては日本のように農業中心ではなく林業、漁業、水運による交易などに多様化した。

 

これが東アジアとの家族制度の違いを生んだのだろう。

生業を多くの子供達に助けてもらう必要もなく、土地はどこにもあるので土地の相続でもめることもなく、親の権威が強化されることがなかったのだろう。

 

この結果として、貧弱な土地への執着がなく、水運を利用した移動と交易が相俟って、人々は外界への転出に抵抗がなかった。

むしろ発展と捉えたのだろう。

これは中国南部の山地に暮らす客家等の人々が、東南アジアや海外に進出することが飛躍だと考えているのに似ている。

古代ギリシャの植民にも似たところがある。

 

以下は、まったく私の感想です。

おそらく、親の権威が高まらなかった家族観、外界への転出意欲、土地への低い執着が、ヴァイキングを生み出した。

さらに千年の後の北欧の福祉国家の成功、短期間で貧しい国からの飛躍を可能にしたのだろう。

 

一方、日本の現状を見ると、山腹や小さな渓谷沿いの狭い土地を先祖伝来の地として守る姿が痛ましい。

美しい日本の原風景ではあるが、社会の変革を妨げる頑な姿に思えてしまう。

 

 

次回に続きます。

 

 

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平成の哀しみ 59: 日本経済に何が起きているのか 22: 凋落の深層 3


 

 

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一人当たりGDPが伸びないのは問題か?

 

 

2

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三つの回答

 

  • 国債発行で不足分を補っていくので大丈夫

 

経済紙、シンクタンク、世界的な経済学者は国債への過度な依存は危険と指摘。

世界でデフォルトにより困窮に陥る国は多い。

 

政府と民間に充分な資産があるので大丈夫との意見がある。

しかし政府資産の売却の話は起きず、民間の金融資産も所詮国民のもの。

 

最悪の事態は国債の金利が暴騰することで、1000兆円の年利5%で税収を越える年50兆円の利払いになる。

この危険性を零だと言い切ることは出来ない、為替レートやバブル崩壊が予測出来ないように。

 

 

  • 経済成長に拘らず心豊かに暮らすべき

 

GDPは便宜的なものに過ぎず、幸福が最重要だが。

このままでは先進国並みの生活水準を維持出来ないので、幸福を優先しながらそれに見合った成長が必要です。

 

ちなみに北欧では人生をエンジョイし、かつ日本の1.5倍以上の所得を得ている。

 

 

3

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  • 経済成長なくして少子高齢化を乗り切れない

 

少子高齢化で40年には医療介護費・年金の負担はこれまでの2倍以上にに膨れ上がる。

所得減少が止まらないので、これからの高齢者はとても負担増に耐えらえない。

質を落とせば別だが。

 

つまり道はこれしかない

 

 

次に続く

 

 

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北欧3ヵ国を訪ねて 71: シェラン島北東部を巡る 3: 野外博物館 1


 

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*1

 

 

2回に分けて野外博物館を紹介します。

これでスカンジナビア3ヵ国の民俗家屋をすべて見ることが出来ました。

訪問したのは2018年6月8日10:00~11:00で、

ちょうど1年前でした。

 

 

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< 2.野外博物館の地図 >

 

上: ホームページにあった地図。

https://en.natmus.dk/museums-and-palaces/frilandsmuseet/practical-information/

本当は大きな地図で、展示家屋に番号があるが説明はデンマーク語です。

ホームページは英語表記が可能です。

 

下: 全景写真、上が北。

南北の長さは約1.4kmあり、黄色線が博物館の敷地です。

赤矢印の建物から入場し、ピンク線を徒歩で巡りました。

速足で一割ほどの家屋を見るだけで一時間掛かりました。

 

次の訪問地に急ぐ為、職員に頼んで黒矢印のゲートから特別に出してもらった。

 

 

野外博物館、Frilandsmuseet(The Open Air Museum)について

 

開設されたのは1897年と古い。

1650~1950年に建てられた主に農家100軒以上が、広い草原や森林に移築され再現されています。

出来るだけ自然な保存を心がけているようです。

 

平地なので歩き易いが広大です。

またスウェーデンのスカンセン野外博物館のようなレジャー施設はないようです。

参加できる催しはあるようですが、学生が民俗を学ぶ場所に特化しているようです。

また他の2ヵ国と違って、家屋内に説明員はいませんでした。

お陰で気兼ねなしに見学出来ました。

 

スウェーデンやノルウェーの野外博物館と違ってほとんど学生だけで、家族連れや海外の観光ツアー客には出会いませんでした。

コペンハーゲンから離れていることもあるかもしれない。

 

 

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< 4.No1の建物 >

 

上: 建物の説明書き。

ユトランド半島の北西部、北海に面した砂地に18世紀建てられた。

家族6人と家畜が右上に表示されている。

住人は農業と漁業を行っていた。

 

デンマークは大陸から突き出たユトランド半島と数多くの島からなる。

この半島の西側、北海に面したエリアは氷河後退により土壌が貧しく、高木が育たない。

なので、このような屋根は草ぶき、外壁は石やレンガなどになったのでしょう。

他の二ヵ国は圧倒的に巨木をふんだんに使い、屋根を樹皮で拭くこともあった。

 

 

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< 5.No1の室内 >

 

室内の床、天井は木材、壁は木材と漆喰のようです。

良く分からないのですが、木材を燃やす暖炉(鉄製ストーブのような物も)などが室内にはあるのですが、

この建物には煙突が無かったようです。

ひょっとすると白川郷の合掌造りのように、排気を屋根裏を通しているのかもしれません(暖房の為か)。

 

 

 

 

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< 6.No2の建物 >

 

上: 建物の説明書き。

ユトランド半島の中央西部、北海に面した所に18世紀建てられた。

住人は船長で、大半を海で過ごし、この農家を手に入れた。

住人は9人と家畜が右上に表示されている。

収入はアイスランドとの航海で得ていた。

 

 

 

 

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< 7.No2の建物 >

 

内装、調度品、食器などから前の家よりは良い暮らしぶりがうかがえる。

 

下: これは暖炉と竈の兼用らしい。

 

 

 

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全体に長方形の大きい家屋が多いようです。

 

 

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< 9. 風車 >

 

この敷地内には三基の風車があった。

 

 

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< 10. No6の家屋 >

 

上: 建物の説明書き。

二番目に大きい島、フュン島の農業に適した森林に18世紀建てられた。

住人は代々製粉業者として成功し、二基の水車を所有していた。

住人8人と馬などの家畜が右上に表示されている。

 

森林に囲まれた敷地内の三方に長い家屋が配されている。

一方の裏が小川で水車がある。

 

中央: 今から敷地内に入って行く。

 

 

 

 

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< 11. No6の水車 >

 

確か、室内は入れなかった思う。

水車の横軸が家屋内に入っており、これが製粉機を回していたのだろう。

 

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

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平成の哀しみ 52: 日本経済に何が起きているのか 15: 夢のバブル経済 5


 

 

1

バブル崩壊は社会を破壊する

 

 

無題

 

 

1997年にアジア通貨危機が起きた。

 

通貨の暴落によって、アジア5ヵ国が一瞬にして好景気から金融危機に陥った。

 

被害は?

 

各国のGDPは軒並み50~30%減少した。

貧困率はインドネシアで2倍以上に跳ね上がり4500万人も増え、韓国も2倍以上になった。

男性の自殺はタイや韓国で約2倍に増えた。

これは倒産・失業の直接の影響だが、それ以外の被害も甚大だった。

 

生活物資の高騰と失業者増大で栄養失調が蔓延した。

さらに各国は税収減とIMFの勧告により福祉・医療予算の大幅な削減を行った。

これによりタイ一国(人口6700万人)で、その後の5年間で肺炎、結核、HIV(貧困による売春増加も)による死亡者数が5万人増加した。

バブル崩壊は経済を破壊するだけでなく、緊縮財政により弱者・貧者を追い詰める。

 

IMFと日本が合計5兆円の支援を行ったが、多くは経済・企業の救済になる。

こうしてバブル崩壊を繰り返すたびに先進国でも所得格差が広がっていく。

 

この切っ掛けはヘッジファンドがタイの通貨を空売りし、通貨が大幅に下落したことによる。

欧米の投機家が数千億円の利益を得るが為に、アジアの約10万人の命が奪われた。

 

 

次に続く

 

 

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北欧3ヵ国を訪ねて 70: シェラン島北東部を巡る 1: Lyngbyの公園


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*1

 

 

今日は、Lyngbyの公園Sorgenfri Slotshaveを紹介します。

野外博物館近くにある大きな森林公園です。

多くの子供達が遊んでいました。

 

 

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< 2. 散策ルート、上が北 >

 

上: Lyngby駅から野外博物館までを示します。

青線がバスルートで、最上部が博物館前のバス停です。

Lyngby駅から博物館までの距離は2km強です。

黄色枠がSorgenfri Slotshave公園で長さが約1km、その上部の赤枠が野外博物館です。

 

下: 野外博物館入場前の私の散策ルート。

バスを降りて、黄色線に沿って公園を通り、帰りはオレンジ線のルートで野外博物館まで戻って来ました。

 

 

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< 3.野外博物館近くの車窓風景 >

 

新しい住宅と古風な邸宅が混在しています。

皆、進行方向左、西側の景色です。

 

 

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< 4. 乗ったバス >

 

上: 車内。

下: 降車したバス停から、すぐ右手奥に野外博物館の入場口がある。

 

 

 

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< 5. 野外博物館 >

 

上: 野外博物館入口。

到着したのが9:10で、開場が10:00なので誰もいなかった。

周辺を散策してみようと思った。

 

 

下: ちょうど博物館の向かいにあった古風な建物。

これも博物館の一部かもしれない。

 

 

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< 6. 遠足? >

 

どこに行こうかと考えあぐねていると子供達の遠足に出会った。

彼らの向かう先に公園があったので、そちらに向かう。

 

 

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< 7.公園までの邸宅 >

 

歩いていると人や車が少ないことに驚かされます。

その一方、けっこう自転車に乗って移動している人がいます。

 

皆、大きな建物です。

ここで気付いたことがあります。

よほど大きな屋敷でない限り、これらの家は周囲を芝生の庭より深い木立で囲むことを好んでいるようでした。

 

 

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< 8. 公園の入り口 >

 

公園Sorgenfri Slotshaveの入り口の一つです。

この公園は18世紀後半に作られたバロック風庭園だそうです。

私が散策した範囲は全体の1/10にも満たないが、中心部に王宮の庭園があります。

近くの大きな湖から水が引き込まれて小川や池が配されています。

 

 

 

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< 9. 子供達が遊んでいます >

 

本当は近くまで行って写真を撮りたかったのですが、スウェーデンのシグツーナの小学校で児童を撮ってえらい目にあったので、避けました。

 

デンマークを平日歩いていると、自然豊かな公園で学童達がのびやかに遊んでいる光景をよく目にしました。

 

 

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< 10. 池 >

 

 

 

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< 11. 池と電車 >

 

上: 実にのんびりした光景です。

この光景が住宅街のすぐ横で楽しめるのです。

 

下: 単線の電車でした。

この奥にもすぐ住宅街が広がっています。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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平成の哀しみ 50: 日本経済に何が起きているのか 15: 夢のバブル経済 3


 

1

バブル崩壊は世界を戦争に幾度も駆り立てた
英国がアフリカに侵出した帝国主義の開始は1870年代でした。

19世紀になると欧州を中心に恐慌が繰り返すようになり、73年から20年間も続く大不況が欧米を襲った。
これは普仏戦争と南北戦争後に起きた投機ブームの破裂が大きい。
各国は保護貿易に向かい、軍事大国であった英国は植民地獲得に乗り出した。
この間、ドイツは国内投資に傾注し、英国は海外投資に躍起になり後の衰退を決定づけた。

 

2

無題

日本が大戦に突入することになる満州侵出は1930年でした。

1920年代になると大戦特需後の戦後恐慌、関東大震災の不良債権が切っ掛けとなった金融恐慌、さらに29年の米国発の世界恐慌が3度も続けて襲った。
続く戦争、繰り返すインフレと恐慌によって農村は疲弊し、大震災が重なり、政府は打開策として移民を奨励した。

こうして満州は経済復活と開拓移民の期待を担った。

 

3

第二次世界大戦は1939年に始まった。

主役のドイツは先の大戦による荒廃と戦時賠償に苦しんでいた。
世界恐慌がまたも保護主義を招き、ドイツの自立復活の望みは絶たれた。
既に右翼化していたドイツはヒトラーが宣言する大帝国復活に託した。
次回に続く

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平成の哀しみ 49: 日本経済に何が起きているのか 14: 夢のバブル経済 2


 

1

人は幾度もバブルに浮かれた

 

 

年配の方なら史上最高の株価3万9千円をつけた80年代が懐かしいかも。

 

日本は米国の衰退とオイルショックを切っ掛けに高度経済成長期を終え、続く15年近くの低迷に国民は辟易していた。

そこに降って湧いたような好景気が起こり、不動産高騰や3倍近い学卒の求人倍率がニュースを賑わした。

多くの人が別荘地やゴルフ会員権を買い漁り、贅沢は文化になった。

日本企業がニューヨークの不動産を買占め、そして世界が日本を称賛した。

またベルリンの壁崩壊もあり、日本は久々の栄光と希望に酔いしれた。

 

しかし崩壊後の平成はこれと比べ遥かに長く惨めなものでした。

 

 

 

2

皆さんはディカプリオ主演の映画「華麗なるギャツビー」を知っていますか。

この舞台は1920年代の米国の富豪の饗宴です。

当時、米国は戦争特需後に穀物や土地、株などの投機が一般化し、内需が拡大し大繁栄を謳歌していた。

 

しかし1929年の株価暴落から世界恐慌、そして世界大戦に至った。

 

 

 

3

最近では米国の住宅ブームがあり、今度こそ本物の好景気到来かと思われた。

日本でもこの住宅ローンを証券化した金融商品が人気を博した。

 

しかし、これも2008年に崩壊した。

 

 

次に続く

 

 

 

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北欧3ヵ国を訪ねて 69: シェラン島北東部を巡る 1


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これから数回に分けて、シェラン島の北東部を紹介します。
主な訪問地は野外博物館、フレデリクスボー城、クロンボ―城です。
途中の街々も紹介します。
今回は、ホテルからLyngbyの街までを紹介します。

 

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< 2. 訪問地、上が北 >

訪れたのは2018年6月8日(金)です。

右下にコペンハーゲン、左下の矢印が既に紹介したロスキレです。
この日の最初の訪問地はAの野外博物館で、次いでBのフレデリクスボー城、最後にクロンボ―城を見て、コペンハーゲンに戻ります。

主な交通機関はデンマーク国鉄の列車で、鉄道駅からはバス利用になります。
すべてコペンハーゲンカードを利用し追加料金なしです。

 

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< 3. コペンハーゲン中央駅、上が北 >

右下の矢印が私が泊まったホテルCABINN Cityです。
ホテルから中央駅まで徒歩6分、中央駅内には売店があるので便利です。ホテルは便利でありながら料金が安く、学生や若い旅行者、出張者などが多く利用している。
部屋は特に問題ありませんでした。

 

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< 4. ホテルから中央駅へ >

上: ホテルはロ字型の建物の一部で、写真の右側です。

下: 左側が中央駅で、右に見える木立がチボリ公園です。

 

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< 5. 中央駅で >

下: ホームにあった表示
左には路線番号(Linje)、行先(Til)、ホーム番号(Spor)、何分後の出発が表示されている。
私の乗るべき列車はHillerød St. 行きで、降車駅はLyngbyです。

右には路線番号(Linje)と停車駅が表示されています。

矢印がそれらを示しています。

 

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< 6.Lyngby駅 >

コペンハーゲン中央駅で列車に乗ったのは7:55頃で、乗車時間は20分程でした。
車内は通勤客で満席になっていました。
北欧の場合、郊外を行き来する列車は朝夕であっても、たいがい席は空いていたのですが。
このLyngby駅で降りる人も多かった。

 

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< 7. Lyngby駅周辺 >

上: 徒歩ルートの地図、上が北。
中央左右に高架の国鉄と道路が走っている。
私は北側と南側をそれぞれ黄色線に沿って歩いた。
矢印が野外博物館に行くことが出来るバスの停留所です。
オレンジ線がそのバスの走行ルートです。

下: 駅を北側に出た所から駅を見た。

 

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< 8. Lyngby駅 >

上: 駅の北側。
写真の高いビルの1階の中央を抜けて北側の街に出た。

下: 駅北側高架下の花屋兼果物屋。

 

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< 9. 北側の街並み >

少し古い趣のある通りがあった。
ここは街の中心部なのでしょう。

 

 

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< 10. 北側から南側の街へ >

上: 北側の大通りの交差点。

下: 駅の下を抜けて南側に出たところ。
歩く人々の服装を見ると、こちらは通勤客ではなく住民が多いようです。

右手の階段上のベンチに4人ほど腰かけているが、男性はアルコールらしいものを飲んでいるようです。
もう少し行くと公園があったのですが、そこでも老女が一人でアルコールらしいものを飲んでいた。

デンマークで一番驚いたのは、朝から外で飲酒(?)する姿を見たことです。
実は、ノルウェーとスウェーデンの街歩きではこのような光景を見ることはなかった。
スウェーデンは百年以上も続く飲酒に厳しい歴史があります。

飲酒がいけないとは思わないが、何か不自然な感じがした。

 

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< 11. 南側の街並み >

上: 公園の様子。

下: 北側は新興住宅街のようです。

 

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< 12. バス停 >

上: 駅前のバス停の一つ。
ここから野外博物館を通るバスに乗ります。

中: この駅北側にはバス停が無数にあります。
私が利用したバス停は駅からの赤線で示しています。
日本で事前にグーグルマップで確認していたのですが、不安でした。
可能なバス路線は幾つかあるのですが、私は184路線に乗りました。
降車駅はFrilandsmuseet (Kongevejen) です。

下: バス停の表示。
次回に続きます。

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平成の哀しみ 47: 日本経済に何が起きているのか 13: 何を間違ったのか 4


 

 

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衰退する中で日本は何をして来たのか

 

 

高度経済成長が終わる頃、一握りの経済学者は人口減により日本は長期衰退期に入ると警鐘を鳴らしていた。

 

私も含めて大方は、次の産業革新がやって来て経済は再び活況を呈すると期待した。

なにしろ日本の労働者は勤勉で忠誠心と能力が高いのだから。

 

一部楽観的な学者や経営者は日本の製造業の復活を信じ、大規模な工場を国内に建てたが、やがて海外に身売りする羽目になった。

 

幾つか産業革新は起こったが多くは米国からの流入で、価格優位だけではやがて競争力を失った。

 

政府は経済界の要望に沿って大規模な手を打った。

円安で輸出向け製造業の延命、法人減税と確定拠出年金などで企業負担を減らした。

 

 

 

 

2

 

さらに最低賃金を先進国中最低に押さえ、首切り容易な非正規を増やし続けることで企業のコスト競争力を高めようとした(働き改革)。

そして労働者の質が先進国中トップにも関わらず、賃金は下がり続けた。

しかし企業の内部留保と海外投資が増えただけ。

 

 

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男尊女卑から抜け出せず出生率向上と女性活用が出来なかった。

安く外国労働者を使うだけなので、将来、賃金低下と治安悪化を招くはず。

 

要は古い頭と体質が根本的な対策を拒んだ。

 

 

次に続く

 

 

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北欧3ヵ国を訪ねて 68: ストロイエからニューハウンへ 


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今回は、運河クルーズ後に訪れたストロイエからニューハウン、そして救世主教会を紹介します。

観光したのは2018年6月7日木曜日、17:30~18:30です。

 

 

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< 2.散策ルート、上が北 >

 

黄色線が徒歩、赤線が地下鉄で、星印が観光地です。

No.1が目抜き通りストロイエの端にあるボート発着桟橋、No.2がニューハウン、No.1が救世主教会です。

 

 

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< 3. ストロイエ 1 >

 

上: 通りの端、桟橋の近くに建つ司教アブロサンの像。

軍人としても活躍したが、キリスト教や教育の普及に貢献した。

 

下: 像の横を通り、北に進むとコウノトリの噴水に突き当たる。

 

 

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< 4. ストロイエ 2 >

 

下: コウノトリの噴水が見えた。

この十字路の左右と真直ぐの通りが、歩行者天国で賑やかな通りストロイエです。

 

 

 

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<  5. ストロイエ 3 >

 

上: 桟橋の方を振り返った。

クリスチャンスボ―城が奥に見える。

 

下: 右に曲がり、コンゲンス・ニュートー広場(王様の新広場)に向かう。

広場は大工事中で囲いで覆われていた。

 

 

 

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< 6. ニューハウン 1 >

 

上: 広場を迂回してニューハウンに到着。

 

下: ここから運河クルーズのボートが発着する。

 

 

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< 7. ニューハウン 2 >

 

実にデンマークらしい眺め!

かつては長い航海を終えた船乗りたちが羽を伸ばす居酒屋街で、カラフルな木造家屋が並んでいる。

今は、有名観光地で観光客が一杯だ!

 

 

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< 8. 地下鉄駅へ向かう >

 

王様の新広場沿いに地下鉄駅がある。

 

下: 広場の南はずれのこの建物の手前に地下鉄駅がある。

このKongens Nytorv駅から、一駅先のChristianshavn St. 駅に行った。

 

200mほど歩くと教会に着いた。

 

 

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< 9. 救世主教会 >

 

この教会は1696年の建設で、螺旋状の尖塔は50年後に付け加えられた。

中に入り螺旋階段を上り尖塔のてっぺんまで行くつもりいたが、疲れて登る気は失せていた。

 

 

10

< 10. 付近の光景 >

 

上: 救世主教会の庭で。

ここには観光客の姿はなく、近所の人が小さな庭にある数台のベンチに腰掛けて寛いでいた。

お母さんに連れられ来た可愛い娘さんが印象的でした。

 

下: Christianshavn St. 駅の前の通り。

この辺りはもう下町の雰囲気が漂っていました。

 

こうしてコペンハーゲンの1日目が終わりました。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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平成の哀しみ 42: 日本経済に何が起きているのか 8: 気になる兆候 8


 

 

1

 

現政策の実体は

 

2

 

 

一、従来のやり方の踏襲

 

公共投資や金融緩和(中央銀行の国債買い、リフレ策など)は欧米で行われた政策の踏襲。

だが日本の公共投資額はGDP比で先進国中群を抜いており、しかも欧米が減らしても続けた。

 

 

3s

二、多くが富裕層や企業優先

 

これも欧米の踏襲で半世紀の間、各国で繰り返すバブル、累積債務の増大が定着した。

大多数の国民、特に低所得層の所得ほど伸びず、格差が拡大し、トリクルダウンは起こらなかった。

北欧やドイツ、フランスなどは是正しているが日本は突き進んだ。

 

 

三、米国一辺倒

 

政府(外交、軍事)だけでなく経済界と経済学までが米国中心。

米国の押しつけによる経済政策で幾度もダメージを受けながら、まだ手本は米国流です。

米国で成功したとしても日本の現状にそぐわないもが多々ある。

他の国には素晴らしい手本と実績が幾らでもある。

 

 

そして重大な少子高齢化と人口減少を放置し、既存産業やシステムからの脱却を行わなかった。

こうして日本経済が衰退し、累積債務は先進国で群を抜いて最大となり、他では起きていない賃金低下が続いている。

 

政府は新機軸を打ち出したとしているが、実体は抜本的な改革を怠り重病にしただけだ。

 

 

次回につづく

 

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平成の哀しみ 41: 日本経済に何が起きているのか 7: 気になる兆候 7


 

 

1-1

致命傷とは何か?

区別することは重要です。

 

 

 

2l

例を挙げます

 

交通事故死者数は毎年4千人ほどです。

これは車の欠陥(部品の寿命や故障)が原因でしょうか。

いな、ほとんど人災です。

(原発事故を起こしたチェルノブイリは手順ミス、福島は指摘されていた装備を行わなかったミスです)

 

 

毎年多くの人が死亡し障害を負っているが、自動車が禁止されることはない。

 

もし自動車の原動力が小型原発だったらどうでしょうか?

衝突事故の度に放射能汚染が広がり汚染を除去できない。

 

当然、製造だけでは安全を確保できないので国民は禁止を願うでしょう。

国民は便益と危険を勘案して即断出来るはずです。

 

 

 

3

しかし大型原発になれば違う。

 

残念なことに構造が複雑で、身近に見ることもない(危険で)。

さらに放射線の危険性、体内の細胞や遺伝子が破壊される恐ろしさを理解出来ない。

特に確率的に侵され、時間をかけて発症することが見え難くしている。

 

ここでも国民は理解する努力を惜しみ、政府や代弁者(産学官)の喧伝を鵜呑みにし、判断を委ねてしまう。

 

こうして災厄は繰り返される。

 

重要な事は致命傷を負うと感じたら他人任せでなく、少なくとも拒否の表明(投票)が必要です。

 

 

次につづく

 

 

 

 

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北欧3ヵ国を訪ねて 67: コペンハーゲンで運河クルーズ 2


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*1

 

今回は、コペンハーゲン運河クルーズの後半です。

 

 

2map

< 2. 運河クルーズの航路、上が北 >

 

黄線が航路で、Nが前回からの続き、Sが終点(発着桟橋)。

右手(東側)が海側です。

写真は撮影順に並んでいます。

 

 

 

 

 

 

3

< 3.運河で泳ぐ子供達、午後4:40頃 >

 

水は綺麗だと思うのですが、ここは首都コペンハーゲンです。

本当に信じられない光景です。

 

もっともストックホルムでも中心部からメ-ラレン湖を上流に船で5分も行けば市民は泳いでいた。

カールスタッドでも中心部、メインストリートの端を流れる川で泳いでいました。

オスロでは市役所のあるオスロ湾のウオーターフロントで市民は泳いでいた。

 

人口密度が低いのも一因だろうが、北欧は持続可能な自然環境を本当に大切していることを痛感した。

 

 

 

 

 

 

4

< 4. 軍港 >

 

下: 正面は軍港のようです。

数隻の軍艦、潜水艦が見えました。

 

 

 

5

< 5. 一番海に近づいた >

 

上: クルーズ船か大型フェリーが見える。

 

下: 河口の中央に要塞島Trekroner Fortが見える。

 

 

 

 

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< 6. カステレット要塞 >

 

上: カステレット要塞。

右手に人だかりが見えるのは、人魚の像です。

 

下: 中央に、石の上に腰掛ける人魚の像が見える。

これがアンデルセンの有名な像です。

 

私は30年以上前に、陸側からこの像を見たことがあります。

その時は、有名なわりに小さく、寂しげな像だと落胆したものです。

当時、訪れた季節は11月で、空が厚い雲で覆われていたので見栄えが悪かったのかもしれない。

 

やはり今でも一大観光スポットのようです。

 

 

7

< 7. フレデリクス教会 >

 

上: アメリエンボー宮殿の奥に見えるドーム屋根がフレデリクス教会です。

 

下: また脇の運河に入って行きます。

 

 

8

< 8.昔ながらの街並み >

 

多くのレジャー用のボートがあります。

 

 

 

9

< 9.救世主教会 >

 

上: 螺旋状の尖塔が美しい救世主教会。

後に訪れます。

 

下: 多くの市民が運河で寛いでいる。

北欧の短い夏は始まったばかりです。

恋を語らうカップル、上半身裸で船腹を塗装する青年たち、水着になって船上で日光浴する乙女たち、水着でボートを操る若者たち。

ここには暮らしを楽しむ北欧人の姿が集約されている。

 

 

 

 

10

< 10. 憩い楽しむ市民 >

 

 

 

11

< 11. 王立図書館 >

 

下: ガラス張りの建物が王立図書館。

後に訪れます。

 

12

< 12. いよいよ終わりです >

 

上: 左がクリスチャンスボー城(宮殿)の城壁です。

カヌーを楽しむ人がいる。

 

下: この運河の奥を右に曲がると発着桟橋です。

中央に見えるのがニコライ教会の尖塔です。

 

 

北欧では、どこにいっても日々暮らしを楽しむ人々に出会う。

自然を大切にし、家族や友人と自然に親しむ人々がそこにいる。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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平成の哀しみ 38: 日本経済に何が起きているのか 4: 気になる兆候 4


 

 

1

好調を担うもの

 

 

日本経済で最も好調なのは円安・株高、就業者数と海外からの旅行客の増加です。

 

もし、これが現政権による政策効果でないとしたら?

 

政策の効果なら今後も期待出来るが、これが海外要因や以前からの傾向だったとしたら。

そうとするならバブルを加速させているだけかもしれない。

また悪化が目隠しされ経済の根本的治療を遅らせ、傷を深くすることにもなる。

 

 

確認します

 

円安が始まったのは安倍政権誕生の5ヵ月前、切っ掛けはEUの金融危機が去ったことでした。

 

 

2

 

就業者数は2000年代中頃からリーマンショックを除いて増加傾向にあった。

また増加の主なものは医療福祉従事者と高齢者で、これは以前から増加傾向にあった。

 

株高は円安を見込んだ海外投機家がアベノミクスへの期待もあっ

て買ったのが始まりでした。

しかし、彼らは去年売り逃げし、現在は日銀と年金資金管理法人が買い支えている。

 

 

 

3

 

海外旅行客の増加は世界的傾向だが、特に中国の経済成長が大きい。

中国人の海外旅行者数は15年以上も前から鰻登りで、2014年には20%増の1億人を突破した。

これに円安が加わって日本に流れ込んだ結果でした。

 

つまり別の要因が大きく現政権の成果ではない。

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

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平成の哀しみ 36: 日本経済に何が起きているのか 2: 気になる兆候 2


 

 

 

 

1

今はバブルなのか?

 

2

 

 

 

多くの人は今の日本がバブルの頂点にあるとは考えないでしょう。

株価は高めで人出不足だが、実態経済を示す経済成長率やインフレ、賃金などは芳しくない。

 

こんな状況でバブルと言えるのか?

たいして上昇していない株価や不動産が大きく下落するだろうか?

 

2009年に日経平均が7500円台まで下落しているので、今の2220円が3分の1になる可能性はある。

こうなれば日本の株式時価総額620兆円(2019年3月)の内、410兆円が消えることになる。

一瞬にして、享楽を味わっていた人々は絶望を味わうことになる。

 

こうなれば金融業界が一気に冷え込み、日本国内の資金供給と消費が共に大きく減退し不況へ、さらに金融危機が再来するでしょう。

 

 

ここで注意が必要なのは、バブル崩壊は日本が切っ掛けとは限らないことです。

大きく金融緩和をして来た米国・中国・欧州などが発端になる可能性は高い。

 

日本の金融緩和は世界でも稀にみる巨大さなのだが、不幸中の幸いと言うか効果がなかった。

景気が良くなって金利が上昇するより、このままゆっくり景気後退する方が国債の膨大な利払いで苦しむことがなく国民には良いかもしれないが。

 

 

次回に続く

 

 

 

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平成の哀しみ34: 深まる亀裂 32: 何が重要なのか 3


 

 

1a

今回で「深まる亀裂」を終わります

 

世情に蔓延っているものは何か

 

悪化に気付かない

歴史の教訓を生かせない

世界を知らない

権威に依存し政治に無関心

 

 

2

 

これが日本の哀しみを生み出している

 

 

日本の首相が右翼化し、巷でネットウヨが跋扈する。

 

安倍首相が右翼化したと言うより、右翼化の波が彼を押し上げ、また彼がそれを煽った。

近隣外交では敵対的な姿勢が目立つが、これは右翼の真骨頂。

 

ここまでは誰も異論はないだろう。

しかしこれだけでは済まない。

 

国内の社会経済は低迷し続け、貧乏人は増え続けている。

これは右翼化と軌を一にしている。

 

今、あらゆる対立が渦巻き深まりつつある。

 

貧乏人と金持ち、非正規と正規、労働界と経済界、マスコミの左派と右派、野党と与党、老人と若者、女性と男性など。

 

一方の優勢は勢いを増し圧倒し始めている。

 

この結果、日本の将来はどうなるのか?

 

右翼化は戦争の危機や平和の喪失だけではない。

そこにはもっと恐ろしい社会経済の衰退の始まりと暴発の危険が隠されている。

 

実は、最初に掲げた4つの意識は今に始まったものではない。

これは従来からの社会意識に、戦後の繁栄への執着が加わっての事なのです。

 

 

次回から別のテーマで深堀します。

 

 

 

 

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平成の哀しみ33: 深まる亀裂 31: 何が重要なのか 2


 

 

1

これまで日本の危うい兆候を見て来たが理解する人は少ない

 

 

なぜか?

 

ウヨは「攻めて来る軍隊に向かって憲法9条を掲げて見ろ」と言う。

これを聞いて納得し嘲笑する者は多い。

 

それでは「洪水で決壊した堤防に向かって砂袋を掲げろ」はどうか。

砂袋は決壊する前に使ってこそ意味があり、当然武器も役に立たない。

短絡思考が幅を利かせている。

 

これだけではない。

 

人は内社会の悪化より外部の異変に目を奪われ易く、より危険に感じる。

国が悲惨な状況に陥るのは、攻めて来る外国だけだとするのは早計です。

 

古くは聖書の預言者が国王の外交ミスが強国の介入を招くと警告した。

 

古代ギリシャは団結してペルシャ戦争に勝利したが、その後は内戦状態に陥り、遂にはマケドニアに支配され命脈は尽きた。

 

古代ローマも拡大する侵略戦争、疲弊する社会、傭兵偏重で自壊した。

 

 

2

 

今次の二度の大戦は資本主義と世界経済圏の発達が相まって、西欧列強が植民地獲得競争に狂奔し、至る所に対立の火種が撒かれたことによる。

ドイツに侵攻された英仏はその百年前に火種を作っていた。

 

つまり世界や歴史から学び論じることがない人々が、徐々に衰退する中で危機意識を持てないことにある。

 

 

次に続く

 

 

 

 

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北欧3ヵ国を訪ねて 66: コペンハーゲンで運河クルーズ 1


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*1

 

これから2回にわけて、コペンハーゲンの運河クルーズを紹介します。

快晴の下、心地よい川風を受けて首都中心部を一巡しました。

 

 

2mapl

< 2. ボートの航路 >

 

上: 私が乗ったボート運行会社の航路図。

黄、青、赤、緑の四航路があり、私が乗ったのは黄線です。

乗船位置は赤星印S表記で、乗船時間は1時間です。

 

運河クルーズは何種類もあり複雑で、私は予定と違ってこのボートに乗ってしまったが失敗ではありませんでした。

他に青星印のボート発着場所が二ヵ所あるので注意してください。

それぞれ運行会社が異なったり、航路やコペンハーゲンカード利用の有無が異なります。

 

下: 今回紹介する航路を黄線で示し、緑線は次回の紹介になります。

赤い矢印がボート発着場所Ved Strandenです。

ピンク線は地下鉄駅Kongens Nytorvからの徒歩コースです。

ここはロスキレから電車でNørreport駅まで来て、地下鉄に乗り換えて一駅目です。

 

 

3

< 3. いよいよ乗船 >

 

上: 発着場所にあるチケット販売所。

ここでコペンハーゲンカードを見せると無料で乗車出来る。

 

下: 私は撮影の為に、ボート最後尾に座った。

一つ注意があります。

このボート上でのガイド説明は英語やデンマーク語だけのようで、私は理解できませんでした。

発着場所が異なる別会社Netto Boatsのガイド説明も同じようです。

 

しかしこのVed Strandenから出るHop On – Hop Off Boatは日本語(イヤホーンだろう)もあるようです。

こちらの方が途中7ヶ所自由に乗り降り出来るので良いのですが、コペンハーゲンカードが使えません。

 

 

4

< 4. 出航直前 >

 

上: すぐ近くにあるクリスチャンスボー城。

後日訪問します。

 

下: 午後の一時、運河沿いで日光浴を楽しむ人々。

乗船したのは2018年6月7日(木)、16:30~

17:30です。

 

 

5

< 5. いよいよ出航 >

 

上: 右に旧証券取引所、左にホルメン教会が見えます。

 

下: 本流に出た所で、振り返った。

左から旧証券取引所、クリスチャンスボー城、ホルメン教会が見える。

 

 

 

6

*6

 

上: 本流から、進行方向の海側を望む。

 

 

 

7

< 7. Nyhavn 、ニューハウン >

 

下: コペンハーゲンで最も有名な運河沿いの街並みニューハウン。

ボートはここに入りませんでしたが、後に訪問します。

 

 

 

8

< 8. デンマーク王立劇場 >

 

私が北欧を訪れて一番驚いたのは、「市民はいつ働いているのか?」でした。

ストックホルム、カールスタッド、オスロ、コペンハーゲン、皆同じでした。

平日午後、早々に市民は湖畔、河畔、海岸に出て日向ぼっこ、泳いだり、家族や友達と飲食を楽しんでいた。

それも凄い人出でした。

 

羨ましいことに、こんな仕事ぶりで一人当たりの国内総生産高は日本の2倍近いのです。

何が違うのか、深刻に悩んでしまいます。

 

 

9

< 9. オペラハウス >

上: 遠方にオペラハウスが見える。

 

下: 運河、家族でボートを楽しんでいる風景。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

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平成の哀しみ32: 深まる亀裂 30: 何が重要なのか 1


1a

これまで隣国との対立や戦争、軍事について見て来ました。

今、私達は何を求められているのか。

 

戦争を始めるのは非常に簡単で誰にでも始められるが、これを終結させ、さらに再発を防ぐ為に敵対から融和に持ち込むことは甚だ困難です。

 

2

これを実現できる人物は今の日本に見当たらない。

何故か?

 

* 大国に従属するだけで隣国と融和を図った経験がない。

 

* 閉鎖的な国民は融和よりも敵視する世論に傾きやすい。

 

* 社会が混乱すると国民は指導者に身を委ねやすい。

 

* 指導者は民主的よりも強権的なやり方を望むが、国民はこれを許す。

 

* 指導者は失敗や不都合を隠蔽し、全情報を統制し始める。

 

こうして明治以降、戦争は繰り返されて来た。

 

 

さらにここ半世紀、特に平成になってからの変化が追い打ちをかけている。

 

* 欧米先進国で経済成長鈍化と経済格差が進行中。

 

* 冷戦の後遺症と難民流入で、欧米先進国は宗教と民族間の対立が激化した。

 

* 日本は平成以降、欧米以上に経済が失速し貧困率が増加した。

 

つまり日本の政治文化の悪弊に先進国に共通する経済的ダメージと対立が重なり、益々日本は危うくなっている。

 

日本の歴史と現状をよく見れば、この指摘は間違っていないはずです。

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

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平成の哀しみ31: 深まる亀裂 29: 敵対と融和 3


1

 

 

人はなぜ攻撃的になるのか?

 

これは厄介だが避けられない。

 

人類は進化の過程で、未来に不安と希望と言う相対する情動を持つようになり、失敗の少ない発展を手に入れるようになった。

 

しかし、一方が強く働くと問題が生じる。

例えば、異なる集団に不安を感じると、やがて強い憎悪を抱き、予防的な敵対行動に出ることがある。

初めは些細なもめごとでも互いにエスカレートする。

この過程で内集団の共感が高まり愛国心の高揚が起き、大規模な抗争に発展する。

 

逆に不安を感じないのも問題で、大きな失敗をし易くなる。

 

 

つまり人類はまだまだ敵対し易い。

 

実は敵対と融和の感情はノルアドレナリンやドーパミンなど幾多の脳内ホルモンが関わっている。

極論すればホルモンの分泌、遺伝と生得による脳の特性が敵対と融和を決めることになる。

 

共感度が低く攻撃的な性格を持つ人は社会にいつも一定数存在する。

時に社会が不安定化すると、人々はこのタイプの指導者を担ぎ出すことになる。

例えば、企業で云えばリストラを貫徹出来るトップ、戦争で云えば犠牲を

気にしないで大攻勢をかけるトップを皆が欲するからです。

 

 

2

 

こうして社会は敵意を増大させ、争いを加速させることになる。

 

 

次回につづく

 

 

 

 

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