Series: Cruise of the Mediterranean Sea and Canary Islands

地中海クルーズとカナリヤ諸島クルーズ 29: ローマ3、終わり


 

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< 1.コンスタンティヌスの凱旋門、4世紀  >

 

 

今日は,この旅行記の最後になります。

ローマを紹介して、この旅行を簡単に振り返ります。

 

 

 

 

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< 2.サンタンジェロ城、2世紀 >

 

 

 

 

 

 

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< 3.テヴェレ川沿い >

上の写真: テヴェレ川の向かいにアヴェンティーノの丘が見える。

ここはローマの発祥の地となった七丘の一つで、5世紀に遡る教会がある。

 

中央の写真: このテヴェレ川の右岸がアヴェンティーノの丘。

下の写真: 「真実の口」の彫刻があるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会。

 

 

 

 

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< 4. パラティーノの丘 >

上の写真: 手前の広場は紀元前の戦車競技場跡、チルコ・マッシモ。

その後ろはパラティーノの丘で、最も歴史が古く、ローマ建国神話に繋がる紀元前8世紀に遡る。

この丘の奥に古代ローマの遺跡で有名なフォロ・ロマーノがある。

 

下2枚の写真: 上記の拡大。

 

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< 5.コロッセオ >

 

 

あまりにも有名な円形競技場コロッセオです。

左にコンスタンティヌスの凱旋門がある。

 

 

 

 

 

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< 6. コロッセオとフォロ・ロマーノ >

 

コロッセオの向こうにフォロ・ロマーノが見える。

 

 

 

 

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< 7. チビタベッキアに向けて 1 >

 

いよいよ帰国の途に着きます。

チビタベッキア港からジェノバに戻り、ミラノから空路で帰国です。

 

 

 

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< 8.チビタベッキアに向けて 2 >

 

この日は折しも曇天で、旅行の終わりがよりわびしくなりました。

 

 

ローマに思う

イタリアは私にとって古代ローマから中世に至るヨーロッパ史を知るには重要な所と考えていました。

しかし、今回ミラノ、ジェノバ、ローマを観光して、その思いは萎えてしまいました。

特に、ローマの中心部の街並みを見るにつけ、すべてが古いままのたたずまいであることに不安を感じた。

 

これでは観光地としては良いが、発展への妨げになるのではないかと思えた。

 

 

私は人類の未来を知る為に、以前は先史から古代史を理解することが大事だと考えたが、今は直接的に中世以降の世界の紛争や戦争に関心があります。

その意味で、私にはローマが遠い存在になってしまったようです。

 

 

 

 

 

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この旅行を終えて

 

この15日間の旅行、内12日間のクルーズは、私達夫婦にとって貴重な経験でした。

出発前、初めてのことで色々不安はあったが添乗員のおかげで無事、かつ充分な満足感を持って終えることが出来た。

 

数々の思いでが蘇ります。

イタリア3都市、スペイン2都市、モロッコ1都市、大西洋の2島を観光した。

冬の地中海と大西洋を経験し、大航海時代の始まりを告げる2島を見た。

この島では、大自然を感じることが出来た。

アフリカのイスラム圏であるカサブランカを体験した。

二度目のスペインで、ガウデイとピカソに触れることが出来た。

クルーズ船内の生活をエンジョイし、クルーズならでは街歩きを楽しんだ。

様々な遺跡、景色、洋上の朝日夕日を写真に撮った。

そして、海外の人々と船内や町歩きで触れ合うことが出来た。

 

すべて貴重で楽しい思い出になりました。

 

 

 

 

 

 

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*10

 

 

長らくこの旅行記にお付き合い頂きありがとうございました。

 

10月には、ロシア、バルト三国、ポーランドを巡る旅に行きますので、報告することを楽しみしています。

 

 

 

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地中海クルーズとカナリヤ諸島クルーズ 28: ローマ 2


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< 1. トレビの泉 >

 

今日はローマの2回目で、トレビの泉とバチカンを紹介します。

 

 

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< 2. 多くの彫刻 >

 

一番上左の写真: トリトーネの噴水。ベルニーニ作、17世紀。

一番上右の写真: 十字路の建物の角にあった彫刻。

下から2枚の写真: テーヴェレ河にかかるポンテ ・ ヴィットーリオ ・ エマヌエーレ 2世橋、1886年。

 

 

 

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< 3. 様々な建物 >

一番上の写真: ヴェネツィア広場のヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂、1911年。

上から2番目の写真: テーヴェレ河に建つサン・ジョヴァンニ・バッティスタ・デイ・フィオレンティーニ教会。16世紀。

一番下の左: トラヤヌス市場の傍にある戦士の塔。初期建築は12世紀。

 

 

 

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< 4. トレビの泉 >

 

古代ローマ時代の泉を改造して1762年完成。

中央に水を司るポセイドーンが立ち、左に豊饒の女神デーメーテール、右に健康の女神ヒュギエイアが配置されている。

 

多くの人だかりで、好位置で写真を撮るのは困難でした。

 

 

 

 

 

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< 5. バチカン市国 >

上2枚の写真: カトリックの総本山サンピエトロ大聖堂。

下の写真: サンピエトロ大聖堂からサンピエトロ広場を見る。

 

 

 

 

 

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< 6. いよいよ入場 >

上の写真: サンピエトロ広場のオベリスク。

下の写真: サンピエトロ大聖堂の正面から入場。

 

 

 

 

 

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< 7. サンピエトロ大聖堂内1 >

 

 

 

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< 8. 大聖堂内の美術品 >

上の写真: ミケランジェロのピエタ。1499年、高さ174cm、大理石。

下の写真: ラファエロの「キリストの変容」。1520年。

 

 

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< 9. 大聖堂内部2 >

 

 

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< 10. 大聖堂内部3 >

 

2本のビデオ映像、大聖堂内20秒、広場17秒です。

https://www.youtube.com/watch?v=UKeoEQzBKac

 

https://www.youtube.com/watch?v=lJlURVcxEuY

 

 

サン・ピエトロ大聖堂  

使徒ペテロの墓所上に建てられたギリシア十字プランを基本とし中央に壮大なドーム(直径42m)を架した盛期ルネサンス建築。

 

旧聖堂はローマ皇帝コンスタンティヌス1世によって324年に創建された。

1452年教皇ニコラウス5世が改修に着手し,その没後工事は中断したが,教皇ユリウス2世が16世紀初めに工事を再開した。

その後、私達が良く知る芸術家が関わった。

ラファエロが1515年―1520年、ミケランジェロが1547年―1564年(大ドームを設計)、等と監督を務め,イタリア・ルネサンス最大の建築事業となり、1626年に完成した。

 

聖堂の前のサン・ピエトロ広場を囲む半円形の円柱回廊は1657年―1667年にベルニーニが建造。

 

 

ただただ巨大さ、壮麗さ、著名な作家による美術品の多さ、それと観光客の多さに圧倒されました。

 

 

 

次回に続きます。

 

 

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地中海クルーズとカナリヤ諸島クルーズ 26: マラガ 2


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< 1.ピカソの像 >

 

 

今日は、マラガの後半、ピカソに関連するものを主に紹介します。

 

 

 

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< 2. カテドラルからメルセー広場に向かう >

 

上の写真: カテドラルの北側。

中央の写真: 賑やかな通り。

下の写真: 通りのベランダ。

 

 

 

 

 

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< 3. サンティアゴ教会 >

上の写真: 教会の正面。

マラガがキリスト教徒に奪還された3年後の1490年に建設された。

ピカソが洗礼を受けた教会らしい。

入場しなかった。

 

下の写真: 教会の尖塔。

尖塔の側面の模様にはイスラム文化(ムデハル様式)の影響が色濃く残っている。

 

 

 

 

 

 

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< 4. メルセー広場とピカソの生家 >

上の写真: 通りからメルセー広場が見えた。

中央の写真: メルセー広場。

この広場の奥の方にピカソの像(No.1の写真)と生家がある。

ピカソはこの広場で10才まで遊んだ。

 

下の写真: 正面の建物の左側1階に、生家への入り口がある。

入場しなかった。

 

 

 

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< 5. ピカソ美術館 >

 

美術館のホームページ。

http://www.museopicassomalaga.org/en/history-mpm

 

上の写真: 16世紀の宮殿を改造した美術館。

塔の左側に入り口がある。

ピカソの親族からの寄贈された200点ほどの作品が収められている。

 

下の写真: 美術館内。

 

 

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< 6. ピカソの美術館作品 1 >

ピカソの作品を古い方から並べました。

 

No.1: OLGA KHOKHLOVA IN A MANTILLA、1917年作。

No.2: MATHER AND CHILD、1921年作。

No.3: WOMAN WITH RAISED ARMS、1936年作。

 

ピカソについて

ピカソは1881年にマラガで生まれ、11歳にはここを出てスペイン内の二か所の美術学校で学んだ。

21歳で、パリに居を構え制作に専念し、その後もフランスで活動し、1973年に死去した。

 

 

彼はキュビスム(No.3、4のような作品)の創始者の一人ですが、彼の作風はめまぐるしく変化した。

その変化の陰に、数多くの女性がいた。

ピカソはその出会いから多くのインスピレーションを受けたが、悲劇的な結末をむかえた女性もいた。

美術館の解説で、多くの妻や子供のエピソードが絵に込められているのが面白かった。

 

 

 

 

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< 7. ピカソの美術館作品 2 >

 

No.4: JACQUELINE SEATED、1954年作。

No.5: BATHER PLAYING、1958年作。

No.6: BATHER、1971年作。

 

 

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< 8.アルカサバ >

 

上の写真: パセオ・デル・パルケ通りから見た。

中央の写真: 西側から見た。

下の写真: 埠頭から見た。

 

この城塞は古代ローマの要塞跡に、11世紀中期にイスラム教徒によって建設された。

残念ながら入場していないが、写真で見る限りグラナダのアルハンブラ宮殿と似た造りです。

 

やはり、この地にはイスラム文化が色濃く残っていたに違いないと思った。

 

 

 

 

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< 9. 市役所の前で >

 

街歩きを終えて戻っている時、マラガ市役所の前で、報道陣に囲まれた一団がいた。

彼らは、テロ犠牲者の家族だそうです。

 

治安が良いこの地でテロがあったことに驚いた。

 

 

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< 10. マラガとお別れ >

 

これでマラガの紹介は終わります。

 

次回に続きます。

 

 

 

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地中海クルーズとカナリヤ諸島クルーズ 25: マラガ 1


 

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< 1.カテドラルの尖塔 >

 

今日から、スペインの太陽の海岸(コスタ・デル・ソル)に位置するマラガを紹介します。

 

 

 

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< 2.マラガの地図 >

地図の上が北です。

上の地図: 赤い点がマラガです。

下の地図: 黄色い線が徒歩観光したルート。

Sから徒歩観光を始め、No.2、3、4を巡り、またSに戻った。

 

 

 

 

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< 3. 早朝のマラガ港 >

 

日の出前に、船は着岸していた。

ここは人口57万人をようするスペイン第6位の都市で、大きな港がある。

 

 

 

 

 

 

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< 4. マラガの海岸通り >

 

下の写真: マラガ市役所。

海岸に沿って伸びるパセオ・デル・パルケ通り。

 

 

 

 

 

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< 5. パセオ・デル・パルケ通りからアラメダ・プリンシパル通りへ >

海岸に沿って伸びるパセオ・デル・パルケ通りの歩道にはヤシの木が茂り、朝から日差しが眩しかった。

 

上の写真: マラガ大学。

下の写真: ここを進むとアラメダ・プリンシパル通りに入るが、ここで右に曲がり、マルケス・デ・ラリオス通りに入る。

 

 

 

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< 6. マルケス・デ・ラリオス通り 1 >

 

ここは大きなショッピング街です。

 

 

 

 

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< 7. マルケス・デ・ラリオス通り 2 >

ここは市民や観光客で賑わう通りでした。

 

 

 

 

 

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< 8. 面白いもの >

 

この人形はマルケス・デ・ラリオス通りからカテドラルに向かう道の上部にあった。

 

 

 

 

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< 9.カテドラル 1 >

 

 

 

 

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< 10. カテドラル 2 >

 

16世紀に建設が始まったが、資金不足のため右の塔が未完成のまま18世紀中頃に工事が終了した。

 

 

マラガに想うこと

マラガはピカソ生誕の地で、ガウディ生誕の地と同様に地中海に面している。

鮮やかな色使いと時代を革新する大胆な芸風を生む共通の何かが、スペインのこの地域にはあるのだろうか。

マラガは東にグラナダ、北にコルドバに近く、キリスト教徒がイスラム教徒をイベリア半島から追い出すわずか5年まで、イスラムの地でした。

 

今はイスラム文化を遺すものが見当たらないが、貿易で栄えるこの港町は、7百年間のイスラム文化とキリスト教文化が融合し、刺激しあったのだろう。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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地中海クルーズとカナリヤ諸島クルーズ 24: マデイラ島 2


 

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< 1. ラヴラドーレス市場の花屋 >

 

 

前回に続いてマデイラ島のフンシャルの街を紹介します。

 

 

 

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< 2. カテドラル >

1590年代に造られたマヌエル様式の教会。

この様式はポルトガルが16世紀の大航海時代の繁栄の中で生み出した過剰な装飾を施した建築様式で、リスボンのジェロニモス修道院、ベレンの塔が有名です。

しかし、私には外観は質素で素朴な建物に見えた。

 

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< 3.カテドラルとザルコの像 >

下の写真: アリアガ通りに立つザルコの像。

 

このザルコが、ポルトガルの大航海時代初期の1420年に、このマデイラ島を発見し、半分を領地として与えられた。

 

 

 

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< 4. サン・ローレンソ要塞とラヴラドーレス市場 >

上の写真: サン・ローレンソ要塞。

15世紀に建てられらた要塞ですが、外観は白亜の宮殿のイメージでした。

 

下の写真: ラヴラドーレス市場の外観。

観光客に一番人気かもしれません。

地上2階、地下1階のスペースにエキゾチックな花、果物、土産品、魚介類が売られています。

 

 

 

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< 5. ラヴラドーレス市場 >

さすがに地下の鮮魚店には観光客は少ない。

 

 

 

 

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< 6. 三つの通り >

 

この三枚の写真は、ラヴラドーレス市場を出て、アリアガ通りまでのスナップです。

 

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< 7. アリアガ通り1 >

上の写真: ポルトガルらしいアズレージョ(装飾タイル)。

下の写真: サン・フランシスコ庭園からアリアガ通りを見る。

 

 

 

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< 8. アリアガ通り2 >

下の写真: 天測儀の噴水。

 

 

 

 

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< 9. サンタ・カタリーナ公園 >

 

海を見下ろす丘全体が公園になっている。

 

 

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< 10. 公園から港を見下ろす >

 

これでマデイラ島ともお別れです。

 

 

次回に続きます。

 

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地中海クルーズとカナリヤ諸島クルーズ 23: マデイラ島 1


 

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< 1.ボタニカルガーデン >

 

今日から大西洋に浮かぶマデイラ島を紹介します。

我達が訪問したのは2016年3月9日10:00~15:00です。

この日は快晴に恵まれました。

 

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< 2. 朝、寄港 >

上の写真: 遠くに島影が見え始めた。

中央の写真: マデイラ島の東側。

下の写真: フンシャルの港から西側を望む。

 

 

 

マデイラ島について

ここはカサブランカから西に900km、テネリフェ島から北に500kmの位置にあります。

この島はポルトガル領マデイラ諸島の主島で、最大長さは57kmあり、人口は27万人です。

今回は、最大都市で首都のフンシャルに寄港し観光します。

 

この諸島はローマ時代から知られていたが、15世紀初め、大航海時代にいち早く乗り出したポルトガルによって植民地とされた。

その後、新大陸との重要な中継地として発展する。

交易で訪れたコロンブスがこの地の領主の娘と結婚し、フンシャルで航海論を学んだ。

現在は、ヨーロッパのリゾート地として、観光産業が主要産業になっている。

 

 

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< 3.地図、すべて上側が北側 >

上の写真: マデイラ島。

黄色枠が今回観光するフンシャル。

 

下の写真: フンシャルの拡大。

赤い楕円がクルーズ船、No。1はボタニカルガーデン、No.2はラヴラドーレス市場です。

黄色の線はフリーで徒歩観光したルートで、約2.5kmです。

 

 

 

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< 4. 街並み >

上の写真: 観光するフンシャルの中心部。

中央の写真: 海岸沿いの道路。

下の写真: 上記道路から山側を望む。

 

 

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< 5. ボタニカルガーデンに向かう >

 

私達のバスは曲がりくねった急峻な坂道を上って行く。

 

 

 

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< 6. ボタニカルガーデン1 >

 

至る所、色とりどりの花が青空に映えていました。

ここはかって個人の別荘だった。

 

 

 

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< 7. ボタニカルガーデン2 >

 

緑も豊かです。

 

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< 8. ボタニカルガーデン3 >

 

さすが「大西洋の真珠」と謳われている景観です。

 

https://www.youtube.com/watch?v=rAIY7n2olmM

この公園を映した40秒のビデオ映像です。

 

 

 

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< 9. ボタニカルガーデン4 >

 

 

 

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< 10. ボタニカルガーデン5 >

 

ガーデンで出会った人々。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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地中海クルーズとカナリヤ諸島クルーズ 22: クルーズ船での愉しみ


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< 1. レセプション・ホール >

 

今日は、クルーズ船内の楽しみ方を紹介します。

私達は初めて経験したのですが、大いに愉しみました。

詳しく奉公します。

 

 

 

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< 2.エンタテイメント >

上の写真: 2000名収容のシアター。

中央の写真: たくさんのバーやカフェ、レストランで演奏が行われている。

下の写真: レセプション・ホールでのクラシック演奏。

 

私達夫婦は、ほぼ毎日、シアターで約90分のショーを見ました。

ショーは夜2回あり、夕食の前後で見れるようになっています。

入場は無料で、入退出も自由です。

ショーは歌(オペラのダイジェスト、ポップスなど)とダンス、アクロバットを融合させたもので、人気歌手の物真似もあります。

英語かイタリア語で行われますが、言葉を理解出来なくても楽しめます。

出演者は毎回同じで、新鮮味は欠けますがイタリアのショーを楽しめるのが一番です。

 

小編成のバンド演奏や歌は、毎夜、船内の6か所以上で無料で行われています。

多くの客が連れだってペッボトル(水)持参で、会話と音楽を楽しんでいました。

 

 

 

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< 3. ダンスレッスン >

https://www.youtube.com/watch?v=NpDaW_FGH3k

ダンスレッスンの18秒間のビデオです。

 

毎日数回、何処かで30分以上のダンスレッスンが行われています。

自由に参加出来ます。

私は社交ダンスを期待していたのですが、多くはスピーディーでリズミカルなダンスが多い。

インストラクターは男女二人で、すべてを指導していました。

彼らは、チークダンス、フォークダンス、コミカルなダンス、はては太極拳まで教えてくれました。

 

私はステップについていくのがやっとでしたが、多くの参加者は楽しんでいました。

ダンスを愉しみにしている日本人客が多かったのには驚いた。

ダンスフロアーのあるバーが数か所あり、夜になるとダンスを楽しむことが出来ます。

外国の方と混じって、ダンスをするのも楽しいものです。

 

 

 

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< 4. ゲーム >

毎日、何らかのゲームがあり、うまくやれば簡単な賞品がもらえます。

自由に参加できます。

私は一つだけ参加しました。

 

 

 

 

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< 5. コンテスト >

コンテストも色々ありますが、これは料理コンテストです。

コックの手本を見聞きしてから、三人の参加者が競いました。

脇でいつも場を盛り上げる若いアシスタント達(メキシカンスタイル)が楽しい。

イタリア語が主で、英語も少し喋れるようです。

 

 

 

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< 6. クラフト >

 

これは台紙と紙のリボンを使って作るクラフトです。

私達は3回ほど参加しましたが、直ぐに外国の人と親しくなれます。

日本人は概して器用なようです。

写真はイタリアの親子です。

 

 

 

 

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< 7. ちょっと贅沢 >

上の写真: 多くのお客さんは、このようなカフェやバーでくつろいでいます。

中央の写真: 私たちも、フォーマルデイナーにはそれなりの恰好で・・・

下の写真: 船内には常設のショップがあるのですが、クルーズも終わりかけると臨時の売店が並びます。

 

 

 

 

 

 

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< 8. ジャグジー >

上の写真: 船首側から中央を眺める。

3月中旬なのですが天気が良い日には、デッキは人で一杯になる。

風が無ければ寒くありません。

 

下2枚の写真: 屋根付きプール。

 

私たちは終日クルーズの時に、ジャグジーに2回入りました。

湯温は少し低めですが、写真のような屋根付きジャグジーなら寒くはありません。

部屋で水着を着ておき、サンダルを履いてバスタオルを持って行きます。

何人かと一緒に入るのですが、嫌な思いをすることはありませんでした。

むしろ、世界中の人と気安く声をかけるチャンスでした。

イタリア?やドイツ?、シンガポールの人に声かけ、中には大変喜んでくれる人もいました。

 

 

 

 

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< 9. デッキを散歩 >

上2枚の写真: 船首側から中央を眺める。

 

下の写真: 船尾側のプールがあるデッキ。

 

このデッキで写真撮影や散歩を楽しみました。

船尾側デッキは、船首側と違って広い視界が得られる。

 

 

 

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< 10. 出会い >

上の写真: 早朝、写真撮影の為にデッキに出ていると、後ろから声をかける人がいました。

彼は、娘さんが日本人と結婚したことを私達に嬉しそうに話してくれました。

彼はイタリア人ですが、我々と片言の英語と日本語で歓談した。

 

ビュッフェやエレベーターなどでも、幾度が外国の方と言葉をかけ合うことがあった。

概ね気安く応対してくれるのはドイツ人のようです。

これはドイツ人が遠方からクルーズに来ることで客層が異なっているからかもしれません。

 

下の写真: 彼はレストランのボーイで、家族を残して出稼ぎに来ている。

彼の故郷はモーリシャスで、いつか帰って観光業で働くのが夢のようです。

日本人担当のボーイの多くは、東南アジアや南米の人でした。

 

クルーズ旅行とバス旅行の大きな違いは、外国の方と何日間も一緒に暮らすことで、思わぬ出会いがあるかもしれません。

 

 

感想

今回のツアー参加の動機は、大げさに言えば一生に一度、クルーズ旅行をしておきたかったからです。

初めての経験なので、色々不安があり、充分に準備しました。

結果は、スリに2回あった以外は、すべて予想以上の満足が得られました。

 

一方で、三つの事に気付きました。

やはり英語の出来ないことは残念でしたが、たとえ英語が出来ても、世界の人達(イタリア、フランス、スペイン、中国)と交流出来ないことを思い知りました。

もっとも遠方からクルーズに来る外国人は英語が話せる人もいるようでしたが。

 

イタリア人などヨーロッパのクルーズ客の様子を見ていると、寄港地での観光や、船内の楽しみ方に日本人と大きな違いがある。

彼らは日本人のように個人や夫婦がパック旅行で観光を楽しむのではなく、特に地元イタリア人は子連れの家族や親類縁者が大勢一緒に休暇を楽しむようです。

彼らは寄港地でも、徒歩かシャトルバスなどで現地に向かい、自由に街歩きを楽しむようです。

彼らにとってクルーズは贅沢な観光と言うより、皆でのんびり楽しむ船旅のようです。

 

私達夫婦にとってクルーズ旅行は合わないと感じた。

やはり好奇心を満足させる為には、バスで観光地を巡り、朝夕、ホテル周辺を精一杯歩き回り、探索する旅が私達には必要でした。

クルーズ旅行は異なる自然や国を一度に見れるメリットはあるのですが、バス旅行は地域全体の繋がり、自然や歴史、文化を全体で捉えることが出来る。

 

人によっては、食事などでツアー参加者との接触時間が長くなり、面倒臭くなるかもしれません。

結局、クルーズは余暇を楽しむ余裕があり、足腰が弱ってから参加すべきだと思った。

日本からのツアー同行者の多くは、私達よりも高齢でクルーズの常連さんでした。

 

今回は4回の終日クルーズがあり、色々参加して得難い経験をした。

これもまた楽しい旅だった。

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

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地中海クルーズとカナリヤ諸島クルーズ 21: テネリフェ島 3


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今日は、テネリフェ島の最大都市、州都のサンタ・クルス・デ・テネリフェの街歩きを紹介します。

雨も上がり素晴らしい天気になり爽やかなひとときを過ごしました。

 

 

 

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< 2. テイデ山からサンタ・クルス・デ・テネリフェへに向かう >

上の写真: かつては州都で世界遺産にもなっているラ・ラグーナ。

手前は飛行場の滑走路。

 

中央の写真: サンタ・クルス・デ・テネリフェの内陸側の街並み。

下の写真: 港に面した中心部のスペイン広場。

 

この街歩きは、2016年3月8日の14:30から約2時間、距離で約3km歩きました。

スペイン広場から始め、近くのスーパーに立ち寄り、公園を目指して上がり、後は下って、クルーズ船に乗船しました。

 

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< 3.街歩き開始 >

街並みは、自然あふれる小さな島とは思えない立派で落ち着いた雰囲気があります。

 

 

 

 

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< 4.ガルシア・サナブリア公園 に到着 >

下の写真: 公園に入ります。

垣根などはなく、入場はフリーです。

 

 

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< 5.ガルシア・サナブリア公園 1 >

下の写真: 公園の中心部にあるモニュメント。

 

 

 

 

 

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< 6.ガルシア・サナブリア公園 2 >

下の写真: 公園の見学を終えて休息をとったカフェ。

サービスや周囲の景観は良かった。

 

 

 

 

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< 7.港に向かって下る  >

幹線道路に沿って下る。

花や木々が至る所に配された落ち着いた観光都市の趣があります。

 

 

 

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< 8.港に到着  >

上の写真: Monumento a la victoria. 勝利の像。

この像は先ほどの道を下って、港に出た角にありました。

 

中央の写真: 私達のクルーズ船。

下の写真: 港に面した道路沿いの歩道。

 

 

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< 9.いよいよお別れです  >

上の写真: この下に降りて、クルーズ船の送迎バスに乗ります。

奥にスペイン広場が見えています。

 

下の写真: 船上から見たテイデ山。

写真中央に少し雪を被った頂きが、私たちが通過して来た外輪山の東側です。

夕刻になると、また雲が出てきました。

これでこの島ともお別れです。

 

感想

私が当初期待した大航海時代を忍ばせるものに触れる機会はなかったが、予想もしていなかった大自然の美しさを見ることが出来た。

 

この島は、15世紀までベルベル系の先住民が暮らす島に過ぎなかった。

しかし、スペインが大航海時代初期にここを占領し、やがてアメリカ大陸への中継地として発展した。

後に、イギリスがこの地の支配を狙ったが、この攻撃を跳ね返した。

その後、自由貿易港として栄え、リゾート地として栄えている。

 

大西洋の火山島の歴史と自然と今を垣間見ることが出来た1日でした。

 

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

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地中海とカナリヤ諸島クルーズ 20: テネリフェ島 2


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< 1. 外輪山の一つ >

 

今日は、テイデ山のカルデラを紹介します。

前回の雪景色とはまったく異なる別世界が広がります。

 

 

 

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< 2.カルデラの地図、上が北 >

青丸が前回紹介したレストランで、赤丸が今回、下車観光した地点です。

 

このカルデラは標高2100mにあり、広さは東西15km、南北10kmです。

 

 

 

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< 3.車窓から1 >

レストランを出発し、地図の赤丸地点に向かう。

進行方向の左側、主に南側を撮影したので、真昼の日差しが非常にまぶしかった。

 

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< 4.車窓から2 >

上の写真: 右上に前を行くバスが見える。

下の写真: 中央に一際高くそびえる標高2715mの外輪山が見える。

その右下が目的地(赤丸)です。

 

バスが進むに連れ、雪は無くなっていく。

このカルデラはテイデ山頂の南側にある為、強い日差しで雪が融ける。

 

 

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< 5.下車観光の始まり >

雪を頂いているのがテイデ山頂です。

 

 

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< 6.岩山からの眺望1 >

駐車場から少し岩場を登り、東南側と北東側を撮影した。

下側の写真は北東側で、左奥の方から私達は来た。

ここにはまったく雪が無く、むしろ砂漠の始まりのようです。

ここでSF映画の地球外惑星の舞台として数々の映画撮影が行われている。

 

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< 7.岩山からの眺望2 >

同じ岩場から、北側と西側を撮影した。

この場所で撮影した22秒の映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=JOcGKYWaF4M

 

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< 8. 駐車場周辺を散策 >

日差しはきついが爽やかだった。

 

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< 9. 帰りの車窓から1 >

またバスに乗り、来た道を戻る。

 

 

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< 10.帰りの車窓から2 >

この2枚はテイデ山頂の南斜面の下部を写している。

ところどころ、この雪原で遊ぶ人達を見た。

 

次回は、港近くのサンタ・クルスの町を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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地中海とカナリヤ諸島クルーズ 19: テネリフェ島 1


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< 1. テイデ山 >

 

今日から、数回に分けてスペイン領カナリヤ諸島にあるテネリフェ島を紹介します。

この日の観光は、自然の神秘さや雄大さ、異様さに驚かされた1日でした。

2016年3月8日に訪れました。

 

テネリフェ島について

この島は標高3718mの火山テイデが大西洋から突き出した形をしており、島の最大長さは約80kmあります。

 

私が旅行前に興味を持っていたのは、この大西洋上の島々がイベリア半島の航海者達に遠洋航海を慣れさせ、大航海時代が始まるとアメリカ大陸への中継地となったことでした。

しかし来てみると、この島は人口90万を擁する瀟洒な建物が並ぶ大リゾート地でした。

 

しかし、驚きはそれだけではなかった。

 

 

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< 2. テネリフェ島の地図 >

上の地図: 三つの赤丸は寄港地を示しています。

黄線は航路で、我々はカサブランカからテネリフェ島に行き、次いでマデイラ島に寄り、地中海に戻ります。

 

真ん中の写真: 我々の船は赤矢印のサンタクルス港に着岸し、そこからバスに乗り黄線の峰伝いに進んだ。

青い矢印が途中、休憩したレストランです。

今日の写真は、この間のものです。

テイデ山の火口部とサンタクルスの町の紹介は後になります。

 

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< 3. 漆黒の向こうに、島の灯りが >

 

夜明け前から、待ちきれずデッキに出て島影を追いました。

遙か遠くに、町の灯りで皿を伏せたような島影が浮かび上がっていました。

島に近づくにつれて、島は厚い雲で覆われているのがわかりました。

全景が見られないのは無念であったが、微かに見える海に落ち込む裾野はその長大さを想像させるには充分だった。

 

 

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< 4. テネリフェ島に上陸 >

 

夜明け後、下船し観光バスに乗り、一路、テイデ山に向かう。

途中、飛行場のあるかつての主都、ラ・ラグーナを抜けて進む。

厚い雲に覆われた森林を進む内に、私は意気消沈気味になっていた。

 

 

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< 5. 厚い雲を抜けると >

 

かなり標高を上り森の様子が変わる頃、厚い雲は途切れ始め、やがて大きく視界が広がった。

我々は、何時しか雪で覆われた山肌に囲まれていた。

そしてギラギラ輝く太陽が降り注いでいた。

 

 

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< 6. 雲海の上 >

 

雲海はテネリフェ島から遙か遠くまで広がっていた。

 

 

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< 7. テイデ山の山頂を望む >

 

途中、バスを下車して、しばし撮影タイム。

 

この場所で撮影した18秒の映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=yiefS_miSo8

 

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< 8. レストランにて >

 

道路の分岐点にレストラン、Restaurante El Portilloがあり、ここで休憩を取りました。

着いた時は晴れていたのですが、またガスがかかり始めました。

ここには観光客だけでなく、登山を楽しむ人がここから出発していました。

テイデ山の頂上が大きく見えて来ました。

次回は、この道を進んだ所にある山頂の南側に広がる火口を紹介します。

 

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< 9. テイデ山に別れを告げて >

 

この2枚の写真は、火口を観光後、午後、帰路についたバスから撮影したものです。

正に、神が与えたもうた景色。

この時期、大西洋上で雪山を見るとは思っていなかった。

 

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< 10. 雲海に向かって下山 >

 

素晴らしい景色ともお別れです。

 

 

次回は火口を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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地中海とカナリヤ諸島クルーズ 18: クルーズ船の食事


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< 1. ビュッフェで昼食 >

 

今日は、クルーズ船MSCファンタジア号の食事を紹介します。

贅沢なひと時が待っています。

おおむね、いつでも自由に追加料金なしで飲食が出来ます。

 

 

食事の概要

食事にはビュッフェ、レストランとルームサービスがあります。

食事の情報や時間は毎日の船内新聞「Daily program」に記載されています。

 

ビュッフェでの食事は6:00から25:45まで自由に出来ます。

但し、提供される食事の種類は時間帯で変わります。

コーヒーと紅茶だけは24時間あります。

 

レストランでの食事は朝昼夕、可能ですが、時間とテーブルが決まっています。

キャンセルは不要ですが、遅れると入場出来ません。

3回の食事共、すべて献立表から自由に注文が出来ます。

夕食のコース料理が、一番盛りだくさんです。

 

服装は夕食時のみドレスコードがありますが、朝と昼はありません。

私の印象では、ドレスコードをあまり気にしなくて良い。

外国の方ではたまにラフな人がいましたが、日本人はきちっと守っています。

やはりこの場を楽しむには日本人に合わすことが必要で、それが煩わしければビュッフェが良いでしょう。

 

 

私の利用法

レストランでの食事はすべてほぼ2時間弱要しますので、私はビュッフェで朝昼、レストランで夕食をとりました。

夕食開始時間が毎日18:15なので、夕陽の撮影とかぶる為、この時はビュッフェで食事しました。

レストランで朝食と昼食を幾度か食べましたが、充分に楽しめます。

またルームサービスの朝食も一度だけ頼みましたが、物足りない感じがしました。

 

紹介しているのは、すべて追加料金不要の食事ばかりです。

アルコールはすべて有料です。

 

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< 2. ビュッフェでの食事 >

 

ここは眺めが良く、気ままに食事出来るのが良いです。

残念ながらでディナー用のレストランからはほとんど眺望を楽しむことが出来ません。

申し込み時からキャビンのクラスを上げておくと、それは可能になります。

 

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< 3. ビュッフェの配置 >

 

約100mの範囲に多彩で充分な量の料理が出されていますので、並んで待つことはほとんどありません。

時間帯によれば、テーブルが一杯になり、外人の方に相席をお願いすることになります。

 

 

 

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< 4. ビュッフェ 1 >

飲料、ジュースやコーヒーの種類が少ない。

 

 

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< 5. ビュッフェ 2>

 

メイン、デザート、果物などの種類は豊富ですが、日本料理や中華料理などのアジアン料理は皆無でした。

ここでティータイムとしてコーヒーとケーキ、果物を飲食することは自由ですが、時間帯によっては提供されていないことがある。

 

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< 6. レストランで朝食 >

 

朝昼夕食共、同じレストランです。

すべて日本語の献立表を見て注文できます。

朝食では、卵料理などアレンジも可能ですが、慣れていないのでスムーズには行かず、これも愛嬌です。

 

 

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< 7. レストランでディナー >

 

下の写真のビールは今回、気に入った英国のサイダーBulmers(アルコール度数4.5)です。

給仕してくれるボーイの多くは発展途上国の出稼ぎ者で、彼らにお勧めのビールを手当たり次第聞いた結果が、このビールになりました。

 

 

 

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< 8. ディナー料理 1 >

 

レストランでのディナーについて

テーブルへの着席はボーイの案内に従います。

参加ツアーの人数に合わせてテーブルが決まりますが、その中で自由に座ることが出来ます。

 

食事は日本語だけで充分で、テーブル付のボーイは英語と日本語の単語がわかります。

料理は概ね、前菜、サラダ、スープ、パスタ類、魚料理、肉料理、デザートから選びます。

それぞれ、その日だけの料理が数種類提供されています。

これらから好きなだけ、お客様は選ぶことが出来ます。

 

各料理の配膳は、テーブル全体の進捗状況に合わせて行われ、最後のデザートが出てくるのが同じになります。

コーヒー、ジュースは有料です。

 

 

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< 9.ディナー料理 2 >

 

 

感想

クルーズの最大の楽しみはこの食事かもしれません。

レストランでは毎日、異なる料理が食べ切れないほど出てきます。

私は、夕食時、どうしても注文し過ぎてしまいます。

レストランのサービスは充分でした。

アルコール、ビールやワインの種類も豊富です。

 

少し残念なことがあります。

一番はヨーロッパ、イタリア料理ばかりだと言うことです。

12日間も食べていると、変化が欲しくなります。

カジュアルクルーズの為か、食材や味付けに変化や高級感はありません。

おそらく食通の方には満足いただけないでしょう。

 

それでも、体重や1日合計5時間以上の食事時間が気にならない方には、クルーズの食事は最大の楽しみになるでしょう。

 

ほとんど外人客ですが、多くの乗船客は談笑しながら食事を堪能していたように思えます。

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

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地中海とカナリヤ諸島クルーズ 17: 太陽と共に


 

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< 1. マラガ >

 

今日は、クルーズ中に見た太陽の表情を紹介します。

 

太陽が照りつける時、容赦なくすべてを圧倒する。

闇夜に戻る時、寂しさに包まれる。

しかし、再び昇る時、希望と歓喜が満ちあふれる。

 

 

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< 2. ジェノバ >

 

身が引きしまる、そんな涼しさ中で、日差しは暖かさをもたらしてくれた。

 

 

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< 3. ジェノバ港の夕陽 >

 

旅立ち、クルーズ船の出航と沈む夕陽は、いやがうえにも感傷的にしてくれる。

 

 

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< 4. カサブランカの夕陽 >

ハッサンⅡ世モスクのミナレットが見える。

 

「ここまで来た!」

別れを惜しんでくれるように、カモメと夕陽がいつまでも見送ってくれた。

 

 

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< 5. 大西洋上の朝陽 >

荒天で揺られた1日航海を経た朝、厚い雲間から恵みの太陽が輝きを見せた。

 

 

 

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< 6. テイデ山 >

大西洋上の火山島、標高3700mの頂上には雪が積もっていた。

煌めく太陽は、雪面に照り返して眩しかった。

 

 

 

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< 7. 大西洋上の夕陽 >

 

遮るもののない海、沈む夕陽をバックに一隻の貨物船が過ぎて行く。

陽が沈むと、空は深い青色をたたえ、白く光る三日月を浮かび上がらせた。

 

 

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< 8. マラガ入港時の朝陽 >

 

ここはイベリア半島、スペイン、太陽が降り注ぐアンダルシア。

地中海の東から朝陽が昇って来る。

 

 

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< 9. ジェノバ入港時の朝陽 >

ここはイタリア半島の付け根。

ここで下船して、12日間のクルーズは終わりになる。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

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地中海とカナリヤ諸島クルーズ 16: カサブランカ 4


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今日は、カサブランカの国連広場で憩う市民の姿を紹介します。

日曜日の午後になるとたくさんの人が集まって来ました。

 

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この日の午前中、私達がこの国連広場を歩いた時、人はまばらでした。

しかし、再び16:30頃、ここに来た時は大変な人出でした。

観光客や警官を見なかったので一瞬、私は異境に飛び込んだ興奮と不安に包まれました。

その後は、市民の姿を捉えることで無我夢中でした。

 

 

 

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多くの若い男性が集団になって立ち話をしていました。

横を通る時は少し緊張しました。

 

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様々な年代や肌の色の男女、また単身、カップル、家族を見ました。

時間帯か場所によるのでしょうか、大家族をあまり見ませんでした。

 

 

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皆の服装は様々でした。

 

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< 7.父子 >

 

母子の親子が多いのですが、珍しく父子だったので声をかけました。

写真を撮らして下さいとお願いすると、父親は子供に了解を取ってから、私にOKを出しました。

これには、少し驚きました。

 

 

 

 

 

 

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これらの写真には写っていないのですが、不思議な光景がありました。

それは男女の年齢差が大きいカップルをたまに見かけたことです。

これは前回の海岸でも同様でした。

それはお母さんと息子、お父さんと娘のカップルのようですが、家族の繋がりが非常に深いことの現れでしょう。

 

トルコの田舎でも感じたのですが、ムスリムの家族生活にノスタルジーを感じました。

 

 

映像

国連広場を写した50秒の映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=uKEYne1gLlo

 

 

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< 9. お別れ >

上の写真: 私達は乗船の締め切り間近に帰って来ました。

右側の数人の男性は、休暇を終えて戻って来た船員達でしょう。

 

下の写真: カサブランカの夕暮れ。

 

これで1日かけて見て回ったカサブランカともお別れです。

私が望んでいたムスリムの生活や心情の一端に触れた素晴らしいひと時でした。

 

次回に続きます

 

 

 

 

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地中海とカナリヤ諸島クルーズ 15: カサブランカ 3


 

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< 1. 海岸で釣りを楽しむ親子 >

 

今日は、海岸やショッピングモールで憩う市民の素顔を紹介します。

2016年3月6日、日曜日、14:00~16:00に撮影しました。

 

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< 2. 霊廟、Mausolée de Sidi Abderrahmane >

 

岩礁の上に立つ白い霊廟が晴れた空と大西洋の青さに映えていました。

多くの人が橋を往来していました。

この辺りは、高級リゾート地から外れており、市民の憩いの場のようです。

風が強いにも関わらず、多くの人々が散策を楽しんでいました。

 

 

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< 3. 霊廟の周辺 >

 

海岸沿いの道や浜辺には、多くの市民が出ていました。

 

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< 4. 海岸沿いの道で >

上の写真: 子供が子馬の乗馬で商売をしていました。

下の写真: 高級リゾート地寄りの歩道にたむろする若者達。

 

 

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< 5. 霊廟近くの岩礁で 1 >

ここにはそれぞれ一組の夫婦らしいカップル、親子、女性が写っています。

実に、良い雰囲気です。

ここには派手さはないが、豊かな時間が流れていました。

 

 

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< 6.霊廟近くの岩礁で 2 >

上の写真: 西側を見ています。

左手、すぐ近くの海岸にモロッコモールがあります。

 

真ん中の写真: 子供が一人で釣りをしています。

下の写真: 陸地の方を見ています。

 

海岸を写した21秒の映像です。

https://youtu.be/xn7suw1q_UM

 

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< 7. モロッコモール >

以下の写真は総べてこのモール内の写真です。

 

私はショッピングモールの1階の一部を散策しました。

入口で警備員が手荷物検査をしていました。

その対応は高圧的ではなかった。

 

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< 8. 中央部 >

上の写真: 中央に大きな水槽があり、海の魚が泳いでいます。

 

モロッコモール内部を写した15秒の映像です。

https://youtu.be/3ld0OX02hGE

 

 

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< 9. 店舗 >

上の写真: 私達がアイスクリームを食べた店。

店が外側に張り出しており、眩しい陽光を感じながらのひとときでした。

 

 

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< 10. 素顔 >

上の写真: 出会った親子。

お母さんに写真を撮っても良いかと聞くと、こころよくお受けしてくれた。

ところが弟の方が恥ずかしがり、お母さんの後ろに隠れてしまいました。

写っているのは兄さんの方です。

 

感想

真っ先に感じたのは、人々は素朴さの中に活力を秘めていることでした。

人々の肌の色は様々で、服装も様々でした。

多様さがあたりまえの世界だとも感じた。

そこには日本の様な均質な社会とは異なる世界がありました。

 

次回に続きます。

 

 

 

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地中海とカナリヤ諸島クルーズ 14: カサブランカ 2


 

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< 1. 旧メディナの時計台、The Old Medina。地図No7 >

 

今日は、私が見たカサブランカの全体像を紹介します。

 

 

 

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< 2. カサブランカの地図、上が北です >

3本の線が、徒歩やバスから見た所です。

赤線は海岸沿いの10kmの道で、後半はリゾート地帯になっている。

青線の道は不確かなのですが、高級住宅街がありました。

緑線はカサブランカの中心部です。

数字は、写真撮影のおおよその位置を示します。

 

 

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< 3. 港の近く >

上の写真: 地図No1。左側にGare de Casa-Port駅、右に行くと国連広場、Station Place des Nations Unies。

 

下の3枚の写真: 地図No1~2。旧メディナ、The Old Medina、の壁が見える。

この一帯は、貧しい人々が暮らす地域のようです。

 

 

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< 4.ハッサン2世モスクの近く >

上の写真: 地図No2。ハッサン2世モスクの駐車場から西側を見る。

中央の写真: 地図No2~4。内陸側の街並み。

下の写真: 地図No2~4。内陸側の邸宅街。

港から離れるにしたがって、家並みが立派になっていく。

 

 

 

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< 5. コルニッシュ通り、Boulevard de la Corniche >

上の写真: 地図No3。サウジアラビア王家のモスク。Mosquée Al Saoud.

毎年、サウジ王家は近くの別荘に来るそうで、モロッコ王家と親しい。

 

下の2枚の写真: 地図No3から4の途中まで。高級ホテル、レストラン、カフェが並ぶ高級リゾート地。

風は強いが、日曜日なので多くの市民が海岸に来ていた。

 

 

 

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< 6. モロッコモール、Morocco mall >

上の写真: 地図No3~4。内陸部と結ぶ市電。

真ん中の写真: 地図No3~4。モロッコモールの内陸部側に広がる街並み。

下の写真: 地図No4。海の端にあるモロッコモール。

水族館、映画館を併設した北アフリカ最大のショッピングセンター。

 

次回、このモールと海岸で憩う人々を詳しく紹介します。

 

 

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< 7.高級邸宅街、地図No5付近 >

上の写真: 海岸の道路から内陸部に入る。

真ん中の写真: イベントを行っていた。

下の写真: 高級住宅街。

 

 

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< 8.中心部、地図No6付近 >

上の写真: ハッサン2世通り、Avenue Hassan II。

真ん中の写真: フランス植民地時代、1930年に建てられたサクレ・クール大聖堂、Cathedrale Sacre Coeur。

 

下の写真: アラブ連盟公園、Ligue Arab Park。

 

 

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< 9.国連広場付近、地図No7付近 >

上の写真: 国連広場。Station Place des Nations Unies。

真ん中の写真: 国連広場近くの土産屋に行く。

 

午後、もう一度国連広場を訪れると、たくさんの人出がありました。

別に紹介します。

 

 

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< 10. 旧メディナ、The Old Medina、地図No7 >

総べて旧メディナ内のスークの様子。

ここは商品の品質が悪く、夜の治安が非常に悪いと添乗員から忠告された。

閑散としており、興味を惹くものはなかった。

 

感想

カサブランカは私が思っていたより発展しおり、全体としては清潔感があった。

建物を見ていると、貧富の差がかなりあるようで、貧しい人々が取り残されている感じがした。

人々の服装は、現代的なものから民族的なものまで、これまた混在している。

私は治安が悪くない印象を持ったのですが、現地ガイドは、私が国連広場から市電には乗って南側に行きたいと言うと、治安が悪いので行かないように忠告した。

 

次回から、カサブランカの人々の憩う姿を紹介します。

 

 

 

 

 

 

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地中海とカナリヤ諸島クルーズ 13: カサブランカ 1


 

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< 1. ハッサン2世モスク、午後撮影 >

 

これから、数回に分けてモロッコのカサブランカを紹介します。

人々の暮らしぶりや休日の素顔に焦点を合わします。

今日は、巨大なハッサン2世モスクを紹介します。

 

観光地の概要

モロッコ王国は北アフリカの東の端にあり、イスラムの国です。

カサブランカは大西洋に面し、モロッコの商業・金融の中心地です。

首都ではありませんが、人口は415万人で最大の都市です。

 

ハッサン2世モスクは8年がかりで1993年に完成した。

建物内に2万5千人、外の全敷地に8万人が収容可能です。

高さ200mのミナレットは世界最大級です。

 

 

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< 2. カサブランカ、両方共、上部が北です >

 

上の地図: 緑マークはクルーズ船で、赤マークが私達の主な訪問地です。

No1はハッサン2世モスク、No2はモロッコモールと海岸、No3は国連広場・旧メディナです。

 

下の写真: ハッサン2世モスク。

青い矢印は私達の進入方向です。

建物の長軸はメッカ、東方を向いている。

 

私達は2016年3月6日、日曜日の9:00から16:00まで、カサブランカを楽しみました。

朝は非常に厚い雲で覆われていたが、昼頃には快晴になりました。

午前中はツアーバスで主にNo1とNo3の観光、買い物、昼食です。

午後は、私達二人だけでクルーズ会社のシャトルバスに乗り、No2とNo3を自由散策しました。

 

 

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< 3.港 >

上2枚の写真: 着岸前、朝7時頃のカサブランカ港。

右側にモスクもミナレットが見える。

 

下3枚の写真: 朝の港周辺。ハッサン2世モスクに向かう途中。

 

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< 4.ハッサン2世モスク >

上の写真: モスク境内への入り口から。午後の撮影。

下3枚の写真: 上から順番に境内中央から入り口側、西側の海方向、モスク全景を見ている。

 

 

 

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< 5. ミナレット >

上の写真: 天を貫く塔。

下の写真: 左の入り口前で、順番待ちです。

 

 

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< 6. 内部1階 1 >

上の写真: 2階席は女性用です。

下の写真: 奥に窪み、ミフラーブが見える。

この方向にメッカがあり、信者は礼拝する。

 

 

 

 

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< 7. 内部1階 2 >

上の写真: 右側の海側からの日差しはモスク内をモノトーンに照らし、厳粛さを醸し出し、中央部はライトで温かみを感じさせる。

白い大理石と天井の木組みが神による安寧と加護を実感させる。

 

下の写真: 柱の所々にある鍾乳飾りが美しい。

これを見るとスペインのアルハンブラ宮殿を思い出す。

 

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https://www.youtube.com/watch?v=PKuKLJlqbS8

28秒のビデオ映像です。

 

 

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< 8.内部1階 3 >

2階席の下側を見ている。

この木組みの天井を見ていると、グラナダのアルハンブラ宮殿、バルセロナのグエル邸を思い出す。

ジブラルタル海峡を越えて、スペインと北アフリカに根付く文化、イスラム芸術が今も生きている。

 

 

 

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< 9. ミナレットの下部 >

ここから地下1階に下りる。

 

 

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< 10. 地下1階のアブルーション >

上2枚の写真: アブルーションは手や体を清めるところです。

このハスの花びらの形をした円形盤の中央から水が出て来ます。

ガイドが清めの実演をしている。

大きいほうが男性用で、小さいほうが女性用です。

 

下の写真: モスクからでて来た時は、厚い雲が消え、日差しがまぶしくなっていた。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

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地中海とカナリヤ諸島クルーズ 12: 船内の案内


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< 1. デッキ15、16を見下ろす >

 

今日は、クルーズ船ファンタジアの船内を紹介します。

あらゆる楽しみやサービスが船内に詰め込まれています。

レストランと食事の紹介は別にします。

 

 

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< 2. デッキ図 >

 

一般乗客はデッキ5~18を使いますが、ヨットクラブには入れません。

デッキ8~13はすべて客室で、デッキ5だけ一部客室があります。

ほとんどのレストランやバーはデッキ5~7にあり、ブュッフェレストランだけがデッキ14にあります。

デッキ14~18でプールや日光浴が楽しめます。

 

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< 3. 標準的なMSCクルーズ船 >

 

船内には多数の設備があり広大ですので、早めに下見した方が良いです。

 

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< 4. 各種バーとラウンジ >

 

15以上のバーやラウンジがデッキ6、7に集中しています。

オープンの時間は様々ですが、注文しなくても利用出来ます。

毎日、5~6箇所で、軽音楽、クラシックの小バンドによる生演奏が夕方から深夜まであります。

ダンス音楽に合わせて、踊ることも出来ます。

ダンスレッスンも毎日、数回行われています。

昼はどこかでクラフトやゲームも行われます。

ほとんどが無料です。

 

 

 

 

5

< 5. レセプション >

 

デッキ5~7のこの中央部に受付、ツアーオフィス、ラウンジがあります。

ここの吹き抜け部が最も華やかで、いつも多くの人がいます。

 

下の写真: デッキ7のこの通路はフォトショップになっています。

 

 

6a

< 6. デッキ15 >

上の写真: 船首側の屋内プールとジャクジー。

中央の写真: 天気の良い日は、ここにデッキチェアが並び日光浴を楽しむ人で一杯になります。

風が強い日は歩くのも困難になります。

中央に、デッキ14の大きな屋外プールとジャクジーがある。

 

下の写真: 船尾の屋外プールとジャクジー。

 

写真撮影にはこのデッキが一番です。

 

7

< 7. アクティビティー >

上の写真: デッキ16の中央、奥のステージで、ダンスレッスン、体操、ゲームが毎日数回行われます。

中央の写真: デッキ14の船首側、奥にジム(無料)が見えます。

下の写真: デッキ5~7、この2000名収容のシアターで、毎日、夜2回公演があります。

演目は、歌と踊り、アクロバットで構成され、オペラ曲のダイジェスト、物真似ショーなど多彩です。

公演時間は1時間半ほど、自由席で、入退出も自由です。

イタリア語と英語が主で、日本語はありません。

 

 

 

8

< 8. 客室 >

 

私達はキャビンに満足しました。

シャワーのみでしたが、快適に過ごせました。

ジャクジーやダンス後、幾度シャワーを使っても、清掃が行われ、バスタオルが交換されます。

 

客室のデッキでは、部屋を出ると通路だけで、外の景色を見ることが出来ません。

 

エレベーターは4ヶ所にありますが、中央のエレベーターはいつも込みます。

したがって、デッキ間の移動は前後のエレベーターを使用するのが良いでしょう。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

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地中海とカナリヤ諸島クルーズ 11: バルセロナ 2


1

 

< 1. グエル邸の屋上の煙突 >

 

今日は、賑わう市場と世界遺産のグエル邸を紹介します。

これらはランブラス通りにあります。

 

 2

< 2. サン・ジョセップ市場 1 >

 

この市場はランブラス通りに面している。

なんでも揃っているが青果・鮮魚・菓子類が目立ちました。

果物の多彩でカラフルさに目を奪われました。

 

 3

< 3. サン・ジョセップ市場 2 >

お菓子の手作りのセットやカラフルさは見ているだけでも楽しくなります。

市民もいるのですが、多くは観光客で大賑わいでした。

 

 

 4

< 4. ランブラス通り >

下の写真: 右の建物がオペラのリセウ大劇場です。

 

街路樹は冬の装いですが、日差しのある所では暖かく気持ちが良かった。

世界中から観光客が来ているようです。

 

 

 

 5

< 5. 通りとゲエル邸 >

上の写真: ランブラス通りと交わる通り。

下の写真: 別の通りに面したグエル邸の正面。

思ったより小さい、これが世界遺産?

ところが中に入って驚き!!

 

 

 

 6

< 6. グエル邸 1 >

上の写真: 地下の厩舎。

下の写真: 地下から1階への階段途中から見上げた。

この建物は地下1階、地上4階です。

 

 

 7

< 7. グエル邸 2 >

上の写真: 中2階の玄関。

ちなみに1階は馬車庫で、どおりで暗かった。

 

真中の写真: 上の写真の階段を昇っているところ。

下の写真: 階段を昇ったところにある部屋で、窓の外が玄関のある通り側です。

この2階がメインフロアで、ここだけでおよそ9つの部屋がある。

 

 

 8

< 8. グエル邸 3 >

2階中央にある吹き抜けが圧巻でした。

見たことのないような装飾パターンの数々、さらに抑制の効いた、冷たさを感じる色調には驚かせる。

金色が使われていても派手さはない。

階段や窓のデザインは、それぞれに個性がある。

 

 

 

 9

< 9. グエル邸 4 >

上の写真: 吹き抜けの天井を見上げた。

下の写真: 4階の寝室の一つ。

 

この建物はアントニ・ガウディが34歳、1886年(-1890年)に建築した個人の邸宅です。

彼が建築家としてデビューして3年目の初期の作品です。

 

感想

狭い敷地にも関わらず、巧みな構成によって多彩な部屋の数々が生まれている。

また吹き抜けは狭さを感じさせない。

その天井を見たとき、色調は異なるが、サグラダ・ファミリアの天井に通じる有機的なものを感じた。

 

木組みの天井やあらゆる装飾にヨーロッパの様式、アルハンブラ宮殿に見るイスラム様式、大航海時代のスペインのムデハル様式、ポルトガルのマヌエル様式を感じることが出来た。

私は、ここでもガウディの凄さに感動した。

 

 

 10

< 10. バルセロナとの別れ >

 

これで2度目のバルセロナともお別れです。

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Cruise of the Mediterranean Sea and Canary Islands 10: Barcelona 1


地中海とカナリヤ諸島クルーズ 10: バルセロナ 1

 1

< 1.  Passeig de Gracia >

< 1. グラシア大通り >

 

We freely enjoyed walking around Barcelona a half day.

I introduce the way of personal trip that we started from our cruise ship, and one episode.

 

私達は、半日、自由にバルセロナの町歩きを楽しみました。

クルーズ船からの個人行動の仕方とエピソードを紹介します。

 

 

 2あ

< 2. We just enter Barcelona port >

< 2. いよいよバルセロナに寄航 >

Upper photo: Whole view of Barcelona.

Central photo: Our ship is stopping at the terminal of MSC Cruises where a big ship is in the left side.

Lower photo: “Excursion” is a ticket office of local optional tour in our ship.

 

Our ship stopped at the port at 13:00, and left at 18:00, March 4, 2016.

We refused a city sightseeing of our tour because we had come once, and got the free trip.

So, in the Excursion, I purchased the ticket of shuttle bus connecting our ship and the city (1-2 in map).

When our ship stopped at a port, the Excursion in the morning was always crowded and we tired with confirming the contents of ticket and purchasing it with poor English.

There is not person who can speak Japanese in the Excursion, and probably Italian and English seem to be mainly used.

 

There was a woman crew who can speak Japanese in our ship, but she is not helpful immediately all the time.

 

上の写真: バルセロナの遠景。

真中の写真: 左側で大きな船が着岸している所がMSCクルーズのターミナルです。

下の写真: エクスカーション、船内の現地オプショナルツアーのチケット発売所。

 

船は2016年3月4日(金)、13:00に寄航し(下船開始)、18:00に出航した。

私達は一度訪れているので、ツアー会社の市内観光を断り、自由散策にしました。

その為に、上記エクスカーションで、市内までの往復バス(地図、1~2間)のチケットを購入しました。

ここは寄航日の朝、いつも混雑しており、下手な英語での内容確認や購入は疲れます。

この受付には日本語が出来る人はおらず、おそらくイタリア語と英語などが主のようです。

 

日本語の出来る人が船内に一人いるが、いつも直ぐ役立つわけではない。

 

 

 

3

< 3. Map of Barcelona >

< 3. バルセロナ地図 >

Upper photo: Map shows our ship and the route of walking for sightseeing.

A blue mark indicates our ship, and a yellow mark indicates Casa Batllo being in the distance.

The number 1-2 is the route of the shuttle bus, 2-3 is it of walking, and 3-4 is it of metro we used.

 

Lower photo: The route of walking for sightseeing.

After getting off the metro, we went from No.4 to No.2 while doing sightseeing, and came back by the shuttle bus.

In the shuttle bus, the first train and the last train were decided, and it did shuttle service during it.

This kind of shuttle bus varies in the service contents and running by each port of call.

Please confirm it with newspaper “Daily program” (Japanese edition) of the ship in the night before sightseeing.

 

上の地図: クルーズ船から町歩きまでの道筋。

青丸は私達のクルーズ船、黄丸は最も遠い観光地カサ・バトリョです。

番号1~2は往復バス、2~3は徒歩、3~4は地下鉄の利用です。

 

下の地図: 町歩きの道筋。

地下鉄下車後は徒歩で、4から途中観光しながら2まで歩き、また往復バスに乗って帰りました。

往復バスは始発と終発が決まっていて、ピストン運転でした。

この種類の往復バスは、寄港地で運行内容や催行の有無が異なります。

前日の夜に届く船内新聞「デイリープログラム」(日本語版)で確認してください。

 

 

 

 

4あ

< 4. Monument a Colom >

< 4. コロンブスの塔 >

 

We got off the shuttle bus, and started to walk.

It was fine weather, and the wind felt good.

 

往復バスを降りて、いよいよ歩き始めます。

快晴で、風は心地よく、素晴らしい日和でした。

 

5

< 5. Metro >

< 5. 地下鉄 >

 

We arrived at an entrance of street Las Rambles.

Then, we get on Metro running through the underground of this street, and go to station Passeig de Gracia.

I had a hard time for a while to buy the ticket.

 

ランブランス通りの入り口に来ました。

ここで両替所を見つけて入ったのですが、先客二人を待つだけで大変な時間がかかりました。

船内で、両替をしておくべきだった。

 

次いで、この通りの下を走る地下鉄に乗り、バセイジ・デ・グラシア駅まで行きます。

切符を買うのにひとしきり苦労し、地下鉄に乗り込んだ。

 

Trouble!!

We got off at the objective station, and were walking on the platform.

Then a young woman asked us from our backside.

“ Now, I think something has been stolen from you. ”

When I saw my waist porch, the zipper had been opened.

That reminds me, two Asians surrounded me in the inside of the train,

And one man of them stared at a station nameplate of the upper part, and called a station name repeatedly.

I was preoccupied with it.

In the opportunity, one woman of them would try to steal.

 

After all, I had nothing stolen, because I hadn’t valuables and money.

Actually, on previous day, my wife had her wallet stolen from her shoulder-back while the sightseeing in Genoa.

So I handed her my wallet.

Our couple suffered pickpocket damage for the two day in a row.

 

We thanked the young woman and parted.

 

トラブル発生!!

そして、目的の駅で降り、ホームを歩いていました。

すると若い女性が後ろから、何か盗まれていませんかと私に尋ねてきた。

私のウエストポーチを見ると、チャックが開いていました。

そう言えば、車内で、アジア系の男女二人が私を囲み、しきりに上側の駅名表示板を指差し、駅名を連呼していた。

私もつられて、その表示板に気を取られていた。

その隙に、女がすろうとしたのでしょう。

 

結局は、何も取られていませんでした。

そこには貴重品とお金が無かったからです。

実は、前日、妻がジェノバで市内観光の折、ショルダーバックから財布をすられ、現金などを無くしていた。

それで私の財布を妻に渡していたのです。

 

私は、前年、リスボンで未然にスリを防止していたので、盗まれないと自負していたのですが、2日続けて、夫婦がスリ被害にあった。

 

その若い女性に感謝して別れました。

 

 

 

 

 

6

< 6. Casa Batllo and street Passeig de Gracia >

< 6.カサ・バトリョとグラシア大通り >

Upper photo: Gaudi refurbished Casa Batllo in 1906.

Central photo: A view toward the sea side on street Passeig de Gracia.

Lower photo: A view toward the mountain side on street Passeig de Gracia.

 

上の写真: ガウディが1906年に改修したカサ・バトリョ。

真中の写真: Passeig de Gracia グラシア大通りで海側を望む。

下の写真: グラシア大通りで山側を望む。

 

 

 

 

7

< 7. Placa del Catalunya 1 >

< 7.カタルーニャ広場 1 >

Central photo: The fountain of Placa del Catalunya.

Lower photo: A department store facing the Placa del Catalunya.

We entered in here for a purpose of restroom, but there was not it.

But there was a big supermarket in the underground of it, and we bought foodstuffs as a souvenir.

 

真中の写真: カタルーニャ広場の噴水。

下の写真: カタルーニャ広場に面したデパート。

ここにはトイレが目的で入ったのですが無かった。

地下に大きなスーパーが有り、土産用に食品等を購入しました。

 

 

 

8あ

< 8. Placa del Catalunya 2 >

< 8. カタルーニャ広場 2 >

 

Many citizen were relaxing in Placa del Cataluny

カタルーニャ広場では多くの人々が寛いでいました。

 

 

9

< 9. Street Las Rambles 1 >

< 9. ランブラス通り 1 >

Upper photo: An entrance of street Las Rambles where we just entered from Placa del Catalunya.

 

上の写真: カタルーニャ広場からランブラス通りに入った所。

 

 

10

< 10. Street Las Rambles 2 >

< 10. ランブラス通り 2 >

Various human events on the street.

 

通りで見かけた人間模様。

 

Impression

One thing that I expected for this Cruise trip is to contact with people of the world.

We visited 3 countries in Europe and 1 country in Africa, and had contact with the people of over a dozen countries in our ship.

 

After experienced this trouble, our trip became a challenging trip that we had contact with the people of the world.

 

This continues next time.

 

感想

今回のクルーズ旅行に期待したものに、世界中の人々との触れ合いがあります。

ヨーロッパ3ヵ国とアフリカ一ヵ国を訪問し、そして船内で十ヵ国以上の人々と交流することになります。

 

トラブルも経験したが、世界中の人との出会いにチャレンジする旅行になりました。

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

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地中海とカナリヤ諸島クルーズ 9: クルーズ船からの眺め


 

1

 

今日は、クルーズ船からの眺めを紹介します。

洋上の船から見る景色には、観光バスや海岸から見る景色と異なる趣があります。

 

 

2

< 2.船からの眺め >

上の写真: ビュッフェレストランからの眺め。

真中の写真: バーからの眺め。

下の写真: 部屋のベランダからの眺め。

ここからの撮影はほとんどありません。

良いシャッターチャンスを得る為に、ほとんど15階のデッキで撮影しました。

但し、いつも船首から船尾まで、毎日幾度も走り回っていました。

他の場所からの撮影は視界が遮られ、汚れたガラス窓越しになるので適していません。

三脚は風、揺れ、手摺りがあり使えませんでした。

 

3

< 3.明け方から真夜中まで >

上の写真: 明け方の大西洋上。

下の写真: 真夜中のジブラルタル海峡、スペイン側の灯り。

 

撮影のタイミングは、キャビン内のテレビと毎日配られる船内新聞で凡そわかります。

テレビは船の位置を常時示しており、ライブカメラが船上の明るさを教えてくれます。

船内新聞に日の出、日の入り時刻が明記されています。

但し、時差に気をつけてください。

 

 

4

< 4.カサブランカの港 >

上の写真: 早朝、カサブランカの港に接近。

下の写真: 夕暮れ、出航を待つ。

 

5

< 5.テネリフェ島 >

上の写真: 早朝、島の灯りが見え始めた。

下の写真: 1時間後の入港直前。

 

6

< 6. マラガ港への入港 >

夜明け前に入港し、30分の間に船の上から洋上の日の出を拝んだ。

 

ビデオ

このビデオの時間は20秒です。

https://www.youtube.com/watch?v=YV4l7E4EcAo

 

 

7

< 7.朝陽に向かう船 >

イタリアのチビタベッキア港へと向かう船。

それはちょうど、日の出を追いかける形になりました。

 

 

8

< 8.港の眺め >

上の写真: 朝のマデイラ島の港。

下の写真: バルセロナを出航時、多くの海鳥が見送ってくれた。

 

 

9

< 9.早朝、ジェノバ港へ >

これでクルーズが終わります。

 

感想

一番の楽しみは、日の出と日の入りで、遮るものがありません。

次いで港への入港で、特に明け方の島への接近は心躍るものがあります。

但し、日没は夕食時間とすべて重なったので、コース料理を止めてブッフェにし、写真を撮りました。

 

鳥の見送りや漁船の出入りなどは風情があるのですが、クルーズ船が着岸する港は大きすぎて期待外れでした。

夜の海峡通過や星空を眺めるのは良いのですが、写真が撮れません。

 

次回に続きます。

 

 

 

 

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