Posts Tagged With: photo

北欧3ヵ国を訪ねて 46: オスロ 5: ノルウェー民族博物館 3


1dsc02490-3

*1

 

今回は、ノルウェー民族博物館の最後の紹介です。

後半で、19世紀のオスロの街並みを紹介します。

 

 

2

< 2. 19世紀の農家 >

 

上の写真の一群の農家の説明書きは次の写真にあります。

これらは19世紀に建てられていた家屋で、その場所はオスロの南方の峡谷でした。

 

下の写真の小屋は同じ場所にあった14~15世紀の倉庫です。

上の写真の左側に見えます。

 

3dsc02439-3

< 3. 上記、一群の農家の説明書き >

 

 

4

< 4. 上記の農家の内部 >

 

中央の大きな農家に入ることが出来ました。

中に入ると、写真のスタッフが訪問者に横の桶の用途を説明していました。

豆を貯蔵し、その後何かをする為の容器らしい。

少し質問をしたのですが、残念ながら理解出来ませんでした。

でも彼女は丁寧に対応してくれて、写真撮影にも快く応じてくれました。

 

5

< 5.倉庫類 >

 

上: ノルウェー南部にあった1754年の倉庫です。

扉両側の模様が良い。

 

下: 同じノルウェー南部にあった1800~1850年の乾燥小屋。

乾燥するものが、木材なのか穀物なのかがわかりません。

ノルウェーでは木材は重要な産業ですが、これは窓が小さ過ぎるので穀物用なのでしょうか。

 

 

6

< 6. オスロの古い街並み 1 >

 

この6と7の写真は19世紀後半のオスロの古い建物と通りを再現したものです。

オスロは10世紀頃から重要な都市ではあったが、その木造の古い街並みは幾度も大火災に遭っており、残っていない。

1814年以降、この地が首都になり、今のオスロの都市景観を形作るようになった。

 

 

7

< 7. オスロの古い街並み 2 >

 

 

8

< 8. オスロ郊外の家屋 1 >

 

1840年に建てられたオスロ北部の郊外の住居。

家屋は大きく無いが、幾つもの部屋が有り、郊外で自然を楽しみながら暮らしていた様子が窺える。

此処にきて初めて、農業や林業を生業としない暮らしの住まいを見ることが出来た。

 

 

9

< 9. オスロ郊外の家屋 2 >

 

 

10

< 10. オスロ郊外の家屋 3 >

 

写真の女性はスタッフです。

シンプルなデザインで、無垢の木材を生かした家具が印象的でした。

 

この住居が使われた時期は明治維新の30年前にあたり、今まで見て感じていた素朴で簡素な暮らしのノルウェーは一転、進んだヨーロッパ文化の香りがするようになった。

この時期の市民の暮らしが見えると、今の北欧の躍進を理解するヒントが得られるように思う。

つまり北欧の今の躍進は、半世紀あまりの急激な改革で勝ち取ったのか、それとも徐々に築き上げて来たものなのか?

残念ながら、この野外博物館だけでは分からない。

 

 

次回には巨大なヴァイキング船を紹介します。

 

 

 

 

Advertisements
Categories: culture+society, 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, history+evolution, <japanese language, travel+photo, uncategorized | Tags: , | Leave a comment

北欧3ヵ国を訪ねて 45: オスロ 4: ノルウェー民族博物館 2


1dsc02339-1

< 1. スターヴ(木造)教会の内部 >

 

今回は、ノルウェー民族博物館の2回目です。

最初に、スターヴ教会の内部を紹介します。

この野外博物館の家屋はノルウェーの自然の厳しさを教えてくれました。

 

 

2

< 2. スターヴ教会 1 >

内部の写真はすべてフラッシュ撮影です。

 

左上: 正面玄関。

右上: 正面玄関の次にある入口。

この両側の柱の模様は北欧ヴァイキング時代からあったものでしょう。

これはツタと長身の獣が絡まった図柄で、スウェーデンのルーン石碑にも見られた。

 

左下: 内部、壁から天井を望む。

 

右下: 正面玄関を望む全景。

屋根が黒いのは防腐の為に塗布したタールの為です。

 

 

3

< 3. スターヴ教会 2 >

 

入って最初に感じたのは、非常に暗く、小さく、そして天井が高いことでした。

西欧の古い教会、ロマネスク建築の教会は、暗い堂中にガラス窓からの光が差し込み、荘厳さがある。

この木造教会にも幾つもの小さな明り取りの穴があるのだが、暗闇に圧迫されそうな感じがする。

逆に言えば、燭台の明かりが一層引き立つのかもしれない。

この空間には、西欧の教会には無い、古代信仰に根差した神域のイメージが引き継がれているのだろうか。

この感覚はスペイン、アルハンブラ宮殿の石材で覆われた薄暗い部屋に入った時にもあった。

 

 

上の写真: 祭壇を正面から見ている。

最後の晩餐らしい絵が正面に飾られている。

非常に質素です。

 

下の写真: 壁と屋根が接する柱の上にそれぞれ人面の彫刻がある。

私には王冠を被った王のように見えるが、不明。

 

4

< 4. スターヴ教会 3、Wikipediaより >

 

左: 別の木造教会の平面図。

今訪れている教会と同じで室内は十字架の形をしていない。

 

右: 今訪れている教会の構造図です。

柱上部に人面が見えます。

 

 

5

< 5.小屋 >

 

上: 屋根瓦を見てください。

北欧三ヵ国で見た屋根瓦が非常に日本の瓦と形が似ています。

親しみを感じます。

 

下: 野外展示場の丘から見下ろしている。

 

 

6

< 6. 農家 >

 

下の写真は大きな農家、大きな牛舎を持っています。

一方、上の写真は素朴な感じの農家です。

 

 

7

< 7.農家と水力小屋 >

 

上の写真の左側に水力小屋が見えます。

それを撮ったのが下の写真です。

この小屋はノルウェーの南部西海岸、ノルウェー海に面するフィヨルドにあったものを再現中のようです。

本来、水車が内蔵されており、動力となる水はこの小屋の左側から右側に流れ落ちるようです。

小屋の作りが面白いので取り上げました。

 

 

8

< 8. オスロ郊外北部の農家 >

 

建築が1845年の農家で、内部を見ることが出来ました。

この野外展示場では、内部に入れる家屋は多い。

下の写真はその内部で、左にベッドがあります。

 

 

9

< 9. 少し広い所に出た >

 

上: ここで驚いたのは、中国からの観光ツアーの一団です。

この展示場はストックホルムのスカンセンと違って遊戯施設が無く、民俗家屋の歴史を学ぶ所に特化している。

従って、すれ違う人々の多くは北欧のティンエイジャーを連れた家族や学校の小学生以上の団体でした。

このような場所に、中国の団体観光客が来ているのに驚かされました。

もっとも都市部での観光地で、アジア人の観光ツアーで断トツに多いのが中国で、次いで韓国、そしてわずかに日本かインドでしょう(見た感じ)。

 

下: 畑を囲んでいる柵が見えますが、この斜めに木を並べる形は、ストックホルムのスカンセンと同じでした。

 

 

10

< 10. パン焼き小屋 >

 

上: 表示にはパン焼き小屋とありました。

しかし中に入ることが出来なかったので、よくわかりません。

小屋の大きさの割に煙突が大きい。

 

下: これは別の小屋の内部です。

民族衣装を着たスタッフが、暮らしぶりを再現しています。

北欧で共通するようですが、暖炉と竈、暖房と料理は同じ場所で、非常に巨大なものが多い。

場合によっては一戸の家に複数ある。

その割には、この時代の壁の作りは断熱効果が乏しいように思える。

内壁となる丸太の木組みと外壁の板組の間に、断熱材が入れられているかどうかが分からない。

 

 

11

< 11. 作業中のスタッフ >

 

私がこの野外展示場で感心したのは、スタッフの親しみ易さです。

作業中の所を背後から撮影すると、二人は振り返り、笑顔で答えてくれました。

この対応は、他の小屋のスタッフにも共通していました。

 

一方、ストックホルムのスカンセンでは、どちらかと言うと冷たい感じがしました。

オスロでは小屋内部のフラッシュ撮影はOKなのですが、ストックホルムでは禁止でした。

 

ストックホルムとオスロを旅していて、国民性の違いを感じた。

オスロの人はノンビリしており優しい感じがしました。

一方、ストックホルムではお年寄りは親切なのですが、概ね就業中の人はピリピリしているようです。

これはアジア人に対してだけの対応なのか、それえともシビアに作業をしているからなのかわかりませんでした。

さらに言えば北欧の中で、スウェーデンは移民問題と格差問題を多く抱えているからもしれません。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

Categories: culture+society, 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, history+evolution, <japanese language, travel+photo, uncategorized | Tags: , | Leave a comment

北欧3ヵ国を訪ねて 44: オスロ 3: ノルウェー民族博物館 1


1DSC02319-1

< 1.スターヴ(木造)教会 >

 

 

これからノルウェー民族博物館を紹介します。

私は3ヵ国の野外博物館で民俗家屋を見比べることが出来ました。

最も楽しみにしていたのが、このスターヴ(木造)教会です。

 

 

  • ノルウェー民族博物館、Norwegian Folk Museum

ノルウェー民俗博物館は、屋内の博物館と野外の展示スペースに150 軒以上の歴史的建造物を展示しています。

ここにある建物はノルウェー中のさまざまな地域から移築され、改修されたものです。

フィヨルドの丘に建つ木造の教会から、ノルウェーのさまざまな時代の農場や山小屋などを直に触れ見ることが出来ます。

過去 600 年の人々の暮らしを、民族衣装を着て実演するスタッフを通じて知ることが出来ます(言葉はわからないが)。

園内を巡って行くうちに北欧の自然の厳しさをひしひしと感じることになりました。

 

 

2mapd

< 2. 地図 >

 

上の地図: ビィグドイ半島、上が北。

黄色三角がノルウェー民族博物館、赤丸がヴァイキング船博物館、白丸がフラム号博物館で、順次紹介して行きます。

上部ピンク線は乗って来たバスルート、半島内の灰色線は徒歩ルート、緑線は帰りの連絡船ルートです。

 

下の地図: ノルウェー民族博物館、上が西。

下側のゲートから入り、左側でオスロパスを見せてチケットを貰い、赤線に沿って園内に入った。

赤矢印がスターヴ(木造)教会です。

 

 

3

< 3. 民族博物館入り口 >

 

上の写真: 入り口。

 

下の写真: 入り口をくぐってすぐの所から無人の改札口(中央、4本の金属筒)を見ている。

切符は撮影位置の直ぐ左の建物で取得します。

 

 

4

< 4. いよいよ野外展示へ進む >

 

上の写真: ここは改札口を抜けたところの広場。

この広場を囲むようにして屋内展示館やレストランはありますが、私は入りませんでした。

 

下の写真: 広場から野外展示へ進むと、そこは森でした。

進んだルートはNo2の地図の赤線です。

英語表記の標識が助かります。

 

 

5

*5

 

第一印象は、スウェーデンのスカンセンと違って派手さが無い事です。

一周してわかるのですが、娯楽施設や遊具などを置かず、北欧の古い民家が大自然と如何に調和しているかを見せている。

スカンセンの方が観光的には有名ですが、こちらの方が北欧の民俗や風俗を知るには良い。

 

 

6

< 6. 草ぶき屋根 >

 

実は、スウェーデンと比べるとノルウェーの方が古くて貧弱な民家が多いようです。

スカンセンでは白樺の皮で屋根を葺いていた小屋があったが、こちらでは写真のようなものが結構ありました。

これには断熱効果があるでしょうが、むしろ自然の厳しさ、建築材料の乏しさを連想させます。

正解はわからないが。

 

下の写真: これは19世紀半ばから使用された学校で、キリスト教団が運営したものです。

戸口に立つ女性はおそらくスタッフで、当時の教師の服装をしているのでしょう。

小学生の郊外学習なのでしょうか、これから入って行くところです。

 

7

< 7. 夏期用の小屋、ログハウス >

 

上の写真は外観で、下の写真はその内部で、囲炉裏が見える。

この小屋の正面には次の写真のNo185の標識が掛かっていました。

場所はSetesdal(ノルウェー最南端)で、建築年代は1500~1600、用途はSummer cottageと書かています。

 

 

8

< 8. 様々な解説と標識 >

 

英語表記で建物の場所、用途、年代、利用当時の写真が添えられています。

親しみを感じます。

 

左上の解説板: これは前述のNo6下の写真の学校の説明です。

 

右上の解説板: 木こり用小屋らしい。

1600年頃から使用されたオスロの北方の山中の小屋。

当時、木材が重要な資源となり、写真のような寝起きの為の仮の山小屋が作られた。

煙突が見えるので中に囲炉裏などがあるのでしょう。

 

 

9DSC02317-11

*9

 

10

< 10. ゴール村から移築したスターヴ教会 >

 

この建築は1200年代です。

急こう配の屋根、鱗上の屋根板、龍の飾りが特徴的です。

東南アジアやタイの寺院の屋根を連想させる(最も蛇の象徴でしたが)

 

この手の木造教会は北ヨーロッパで11~12世紀に多く建てられ、最盛期には1000棟以上あった。

現在、最も多く残っているノルウェーでも、わずか28棟になった。

 

11

< 11. スターヴ教会の外観 >

 

12

< 12.ウルネスの木造教会、すべて借用 >

 

ここに写真を載せたのは、ノルウェーの教会建築と自然、大地の繋がりを感じてもらいたいからです。

 

上の写真: ルストラフィヨルドの高さ120mの崖の上にある教会で、建築は1130年とされている。

ヴァイキング建築とキリスト教会建築が結びついた教会で世界遺産です。

 

 

次回に続きます。

 

 

Categories: culture+society, 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, <japanese language, travel+photo, uncategorized | Tags: , | Leave a comment

北欧3ヵ国を訪ねて 43: オスロ 2: Songnsvann湖からビィグドイ半島まで


1DSC02233-1

*1

 

今回は、美しい湖から興味津々のビィグドイ半島までを紹介します。

湖畔を少し歩いた後、地下鉄とバスを乗り継いで半島まで行きます。

ちょうど市内の中心部を通過することになります。

 

2map1

< 2. 行程マップ、上が北 >

 

上から始まります。

Songnsvann湖の茶色線を散策し、その後、黒線の地下鉄でオスロ駅に隣接するJernbanetorgetまで行きます。

それから少し歩き、駅前のバスターミナルJernbanetorget停に行き、赤線のバス№30に乗り、ビィグドイ半島内のFolkmusetで降ります。

 

写真は2018年6月5日8:38~10:01で撮影したもので、撮影順に並んでいます。

 

 

3

< 3. 湖  >

 

 

4

< 4. 湖を楽しむ人々 >

 

私が湖畔を散策したのは20分ほどなのですが、写真のように湖畔の遊歩道や広場で楽しむ多くの人々を見かけました。

多くは一人から三人までの一組で、ジョギングやウオークを始めた。

湖畔一周は約3.5kmあり、きっと冬は雪のクロスカントリースキーが素敵でしょう。

また女性が広場のベンチに腰掛けている姿も見た。

 

本当に、北欧の人は自然を大切にし、自然と共に暮らすことを大切にしている。

 

 

5

< 5. Songnsvann駅に向かう途中 >

 

下の写真: 途中、ローラ―式クロスカントリースキーを行っている二組のグループを見た。

この建物はノルウェースポーツ科学学校で、この手前にオリンピックの名を関したスポーツホテルがある。

この一帯はどうやら冬のスポーツを楽しみ、訓練する場所のようです。

 

6

< 6. 地下鉄からの眺め 1 >

 

上の写真: 遠くにオスロ湾の海面が見える。

地下鉄と言っても、私が乗ったほとんどは地上を走行した。

 

 

7

< 7. 地下鉄からの眺め 2 >

 

北欧三ヵ国の電車はほとんど、いつ乗っても空いている。

ラッシュアワーでも、立つことはほとんど無かった。

どこでも車内はゆったりした独立シートで、人を詰め込むと言う発想が無いようだ。

但し、市中の路面電車は観光客も含め、人で一杯になることはある。

 

 

8

< 8. オスロ駅に隣接するJernbanetorget駅 >

 

 

9

< 9. オスロ駅の前を歩く >

 

上の写真: オスロ駅の東側にあるオスロ大聖堂が見える。

 

下の写真: どうやらリサイクルと環境保護を訴える廃品で造られた恐竜のようです。

さすが「持続可能性を追求する先進国」と納得した。

どこにもケバケバシイ看板や客引きのパフォーマンスを見ることはなかった。

陽光溢れる清々しい通りです。

 

 

10

< 10. 駅前のバスターミナルJernbanetorget >

 

上の写真: 写真の赤いバスに乗って目的地に向かいます。

ここには幾つものバス停が並んでおり、同じバス№30でも、行先が違うので注意してください。

結局、私は待っている人にどのバスに乗るべきか確認しました。

バスの乗車に、何らパスなどの提示は必要ありません。

これは地下鉄と路面電車にも通じます、もちろん無料ではありませんが。

 

 

11

< 11. 市内をバスで行く 1 >

 

下の写真: ここはウオータフロントで、右手にノーベル平和センターが見えます。

昼過ぎに再び訪れた時は、この一帯はたくさんの観光客や市民で溢れていました。

 

 

12

< 12. 市内をバスで行く 1 >

 

この首都オスロは大火災と首都移転により、400年以内の歴史しかないので目立って古い建築物は無い。

その中で、これは目を惹いた教会でした。

 

 

13

< 13. バスはビィグドイ半島に入っていく >

 

ほんとうに北欧の港にはヨットやボートが多い。

 

 

次回は、珍しいノルウェーの木造教会がある民族博物館を紹介します。

 

 

Categories: culture+society, 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, <japanese language, travel+photo, uncategorized | Tags: , | Leave a comment

北欧3ヵ国を訪ねて 42: オスロ 1


1DSC02073-1

*1

 

これから二つ目の北欧の国、ノルウェーを紹介します。

初めて訪れたオスロは輝く海と深い森に囲まれた美しい都市でした。

私はこの小さな首都を2日間見て回りました。

 

 

2map2a

< 2. ノルウェーとオスロの地図、上が北 >

 

上の地図: 赤丸がオスロ、黒四角がカールスタッド、オレンジ線が乗って来た国際列車の路線、黄色線がこれから乗るコペンハーゲン行きのフェリーの航路です。

 

下の地図: この範囲(南北約2km)が首都オスロの中心部です。

赤丸が宿泊したホテル、茶色四角がオスロ中央駅、青色四角がフェリー乗り場です。

 

 

3map3a

< 3. 私が観光したオスロ、上が北 >

 

私がオスロを観光したのは2018年6月5日(火)と6日(水)です。

赤枠は私が訪れた所です。

地図の南北の長さは約14kmです。

 

今日紹介するのは、一番上の、湖がある自然公園Songnsvannです。

主な訪問地を示します。

Aは様々な博物館があるビィグドイ半島です。

Bは観光地ではないが、海沿いの暮らしが見たいと訪れたUlvøya islandです。

Cは中心部で、王宮、博物館、中央駅周辺、発展が著しいウオーターフロント、オスロ湾を望む古城などがあります。

Dは彫刻の公園と巨大な墓地があります。

 

以下の写真は撮影順に並んでいます。

撮影は5日の7:45~8:35です。

 

 

4

< 4. ホテルからいざ出発 >

 

先ず、地下鉄に乗るために国立劇場駅まで歩きます

上の写真は駅の方向、下の写真は振り返った所。

 

素晴らしい朝、綺麗な青空が広がっています。

身が引き締まる冷気と温かい陽射しが気持ち良い。

 

 

5

< 5. 王宮とカールヨハン通り >

 

上の写真: 広大な庭園の奥に王宮が見える。

 

下の写真: 反対方向を見ると、中央駅に向かうカールヨハン通りが見える。

 

 

6

< 6. 国立劇場駅と国立劇場 >

 

上の写真: 交差点の向かい、写真中央に国立劇場駅が見える。

この駅には鉄道と地下鉄が通っている。

右手は王宮庭園です。

 

下の写真: 進行方向、左手に国立劇場が見える。

至る所、街路で花が咲き誇り、清々しい気分になる。

 

 

7

< 7. 国立劇場駅 >

 

上の写真: 交差点から東側(進行方向左)、中央駅側を望む。

今回、幾度もこの手のトラムにお世話になりました。

 

下の写真: 右側が国立劇場駅。

 

 

8

< 8. 国立劇場駅内部  >

 

上の写真: 中に入ると構内は意外に大きくて、また朝の通勤ラッシュで、多くの人が足早に通り過ぎて行った。

私がどちらに行くべきか思案していると、一人の女性が寄って来て、どうしたのですかと尋ねてくれた。

行先を伝えると、どのホームに行くべきか詳しく教えてくれた。

今回の旅行では、本当に多くの人に助けて頂いた。

特に北欧の年配女性の心遣いがうれしい。

一方で、なぜか若い女性は、道を聞いても知らない場合が多々あった。

 

 

9

< 9. 地下鉄に乗って >

 

短い乗車時間だったが、貴重な体験をした。

途中の駅から乗って来たベビーカーを押している男性が、私に何やら親しげな表情を見せる。

やがて私の前の席が空くと、彼は子供(次男)を抱き上げ座った。

彼から声を掛けて来た。

 

彼の話では、数年前、奥さんと長男の三人で日本を1~2ヵ月旅行したとのことでした。

そして富士山登山もやり、日本の食べ物も気に入り、どうやら日本の大ファンのようです。

私は、これが二度目の北欧旅行で、前回、オスロに行っていないので、今回の訪問を楽しみにしていますと伝えた。

その後も話を続けたが、彼は急に今日の私の予定を聞いて来たので、私は今日の日程表を見せた。

そこには、朝8時から夕方7時まで、12ヵ所の訪問予定がびっしりと書き込まれていた。

彼はそれを見て残念そうに別れの挨拶をして途中の駅で下車した。

 

後で気付いたのだが、私は他の訪問を減らして、彼と共に下車して話し合いを続けるべきだったと悔やんだ。

 

 

彼との会話で感じたことがある。

彼は、スウェーデンのストックホルムよりもデンマークのコペンハーゲンに親しみを持っているようでした。

ノルウェーとスウェーデンは同じ自然風土を持ち、隣国同士なのになぜなのか?

この感情が、1世紀前までの長いスウェーデン支配とノルウェー王家がデンマーク王家の血筋によるものかどうかはわからない。

後にノーベル平和センターを訪問して、これへの理解が少し深まることになる。

 

彼の日本旅行とベビーカーから言えることがある。

それは育児と休暇の制度が日本より遥かに進んでいることです。

彼だけでなく男性がベビーカーを押している光景を北欧でよく見かけた。

これは男性が1年ほど女性に替わって育児を行うことが普及していることを示す。

当然前半の1年は女性が育休を取得するのだろうが。

また彼らは本当に長期休暇を楽しみ海外旅行に出かけているようだ。

年に1ヵ月は休暇を取らなければならない制度になっている(分割も可能だろうが)。

 

まことに羨ましい。

明らかに日本は遅れている。

北欧は生活エンジョイの先進国、日本は働き放題の後進国だと感じた。

 

 

10

< 10. Songnsvann駅 >

 

この終着駅に降りて驚いたのは、改札も垣根も何にも無いことでした。

粗末なバス停と何ら変わらない。

車掌が改札をするわけでもない。

省人化が進んでおり、交通システムのコンセプトがまったく日本と異なる。

私はこれの方が良いと感じた。

 

 

11

< 11. 湖が見えて来た >

 

 

12

< 12. ノルウェーの森と湖 >

 

朝の8時半頃、学生の課外授業のようだ。

北欧を旅すると、このように自然の中での課外授業によく出くわした。

 

多くの水鳥が羽を休めていた。

 

 

13DSC02080-19

< 13. 湖 >

 

これまで見て来たスウェーデンの湖とはまた一味違う。

一つには山に囲まれていることと砂浜があることでしょうか。

木々は寒冷地特有の背の高いものが多いように思う。

正にこれがノルウェーの森かもしれない。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

Categories: culture+society, 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, <japanese language, travel+photo, uncategorized | Tags: , , | Leave a comment

北欧3ヵ国を訪ねて 41: カールスタッド 2


 

*11DSC01995-1

 

 

今回はカールスタッド紹介の後半です。

パレードを見終わり、公園を散策し、次の列車に乗るために駅に戻りました。

私はここで大きなトラブルを経験することになりました。

 

 

2

*2

 

パレードを見終わって公園内を散策し始めたのは17:00頃でした。

掲載写真は撮影順に並んでいます。

次に乗る列車は18:30発なので、18:00までに駅に戻らなければならない。

 

3

*3

 

公園の至る所で卒業生と両親らが集い、記念写真を撮っていました。

 

4

*4

 

この公園は両側を川に挟まれた広い芝生で、所々に木々が植えられている。

人はまばらで、カップルがのんびりと日光浴を楽しむ姿が印象的でした。

 

下の写真: 若い女性グループが水着姿になり、川にせり出したウッドデッキで日光浴を楽しみ始めた。

 

スウェーデンでは飲酒が抑制されているらしく、パリで見たような多くの人がアルコール(シャンパン)片手に談笑する姿はほとんど見なかった。

 

 

5

*5

 

上の写真: 中央に見える橋は私が渡って来た橋です。

 

6

*6

 

先ほどの橋のたもとにある小さな公園。

 

7

*7

 

駅に向かって、大通りを戻る。

多くの市民が歩行者天国に出ていた。

この時刻は17:40です。

 

8

< 8. 駅に戻る >

 

駅に戻ったのは17:45分頃でした。

待合室のロッカー(クレジットカード払い)から荷物を出し、駅舎のコンビニでサンドイッチとドリンクを買い、夕食とした。

 

後は、列車が来るのを待つだけです。

18:00になると、駅舎の切符窓口は閉まり、駅員は帰った。

私は特に用事が無いのだが、少し不安になった。

 

 

9

< 9。 ホームに立つ >

 

この駅のホームは一つだが、番線は4ヶ所あり、長手方向で左右に分かれていた。

 

 

10

< 10. やがて不安が現実のものになった >

 

 

到着予定の時間になっても列車が来ない。

周囲の旅行客が落ち着きをなくし始めた。

放送はあるが、私にはまったく理解できないし、駅員も居ないので確認も出来ない。

 

上の写真: 上に電光掲示板が見えます。

やがて電光掲示板に乗るべき列車の到着予定時刻が表示されているのが分かった。

しかし、その時刻が時と共に遅れて行く。

予定通りに行ってもオスロ駅到着は21:23で、この調子では日付が変わるだろう。

 

下の写真: 21:22の撮影です。

この列車は別の列車でした。

 

11

< 11. 夜は更けていく >

 

上の写真: 9:26撮影。

空はまだ明るいが、夕陽が迫っている。

 

下の写真: 時計の針は既に私のオスロ到着時刻を過ぎていることを示していた。

昼はあれほど温かったのだが、夜は冷え込んで来た。

 

中央に乗客らが集まり情報交換をし始めたようです。

その内の一組の老夫婦のご主人が私に温かく声を掛けてくれたのだが、私は言葉が分からずその場を離れた。

言葉の通じないのが無性に悲しくなった。

 

オスロのホテルに、到着時間が大幅に遅れることを連絡しようとしたが、これまたなぜか電話を掛けることが出来なかった。

ホテルの電話番号の前に付ける国別などの番号に誤りがあったようだ。

私はなす術がなく、ただ時間の過ぎるのを待つばかりでした。

 

やっと4時間以上遅れて列車が到着した。

乗客は皆、急いで車両に駆け寄った。

一人の若い乗客がタラップで私に乗車と譲ってくれた。

非常にうれしかった。

 

この時、どこにも駅員や係員は一切居なかった。

省人化が進み、ボデイや荷物、チケットの確認が無く気楽なのだが、海外からの旅行客の私には少し不安だ。

 

12DSC02024-22

< 12. 白夜。車窓から21:52撮影 >

 

この光景はご褒美かもしれない。

 

列車内は満席でした。

ほっと一息付いたのですが、今度は列車の速度が非常に遅く、時折、途中で停車する始末で焦るばかりでした。

皆、疲れた様子ですが、不平で騒ぎ立てる人もいなかった。

もっとも文句を言いたい車掌も巡回に来ないのですが。

 

けっこうなお年寄りが一人で乗車しているのが見られた。

日本と違って、北欧のお年寄りは自立が当然で、国際列車での移動も一人で行うようです。

これは福祉政策の発展とは別の、ヴァイキング精神の名残り、個人の尊厳を大事にすることの現れかもしれません。

 

数時間かけてオスロ中央駅に着いたのですが、夜中の2時を過ぎていた。

 

真夜中に放送が大きな駅舎に鳴り響き、乗客にタクシーの利用を薦めているようでした。

駅員をほとんど見かけることもなく、最終駅から乗客は蜘蛛の子を散らすように出て行った。

私は駅から少し歩き、途中、真っ暗な大通りでタクシーを拾い、ホテルに無事着いた。

 

ホテルが24時間フロント対応であることを事前に確認しておいたが、若干不安はあった。

フロントの対応は良く、手短に手続きを終え、朝食予約とオスロパス購入を済ませた。

後は寝るだけ・・・・

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

Categories: culture+society, 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, travel+photo | Tags: , , | Leave a comment

北欧3ヵ国を訪ねて 40: カールスタッド 1


1DSC01914-1

*1

 

これから2回に分けて、スウェーデンの湖畔の都市カールスタッドを紹介します。

訪れたのは2018年6月4日(火)の午後で、快晴の中をしばし散策しました。

アクシデントが歓喜溢れるパレードに巡り合わせてくれました。

 

 

  • カールスタッドに向かう

この都市を訪問すると決めたのはまったくの偶然でした。

それは列車の手配ミスが始まりでした。

 

当初、ストックホルムからオスロまで国際列車1本で行くつもりでしたが、5ヵ月前、予約する段になって、予定(正午前)の出発便が満席だとわかりました。

そこで私は慌ててしまい、列車を何処かで乗り継ぐことにした。

先ず地方鉄道のカールスタッド行きを予約し、次いでカールスタッドからオスロ行きの国際列車を予約した。

後で直ぐ気が付いたのですが、ストックホルムを午前早く出発する便か、この乗り継ぎの列車を始発から予約しておけば安く短い時間でオスロまで行けたのです。

 

もっともスウェーデンの別の都市をもう一つ訪問したい気持ちもありましたので、これで良かったのですが、オスロ訪問が短くなった。

 

カールスタッドはスウェーデン一の大湖ヴェーネルン湖北岸のデルタ地帯にある小島の上に建設された人口9万人ほどの都市です。

この都市はストックホルムとオスロの中間に位置し、その名は歴史的に幾度か出て来ます。

最近では、ある女性大臣が子供の養育の為に週の半分をこちらで執務し、残りをストックホルムに行くそうで、日本では考えられないことです。

 

ここを乗り継ぎ駅と決めた最大の理由は、駅にロッカーがあることが事前に分かっていたことと、近くに公園Mariebergsskogenがあることでした。

この公園には家族が楽しめる遊戯施設やネイティブ動物の動物園、そして湿地の動植物の観察所があります。

ここに是非とも行きたくなったからでした。

 

しかし、ここで1回目のアクシデントに見舞われて予定を変更することになりました。

列車のカールスタッド到着予定16:09が30分ほど遅れ、次の列車の発車予定が18:30なので滞在時間が2時間を切ってしまったからです。

駅からこの公園まで徒歩で往復40分ほどかかり、バスで行く事は切符購入やルート、運行間隔で不便でした。

仕方なく、町の中心部らしい方、北側を散策することにしました。

 

これが幸運を呼びました。

 

 

2map

< 2. カールスタッドの地図、共に上が北 >

 

上の地図: 地図の南北の範囲は約7km。

茶色マークがカールスタッド駅で、赤線が散策ルートです。

駅の左下に公園Mariebergsskogenがある。

 

下の地図: 地図の南北の範囲は1・3km。

矢印が駅、黄色線が行きの徒歩ルートで、オレンジ線は折り返して戻るルートです。

赤丸はビジターセンターです。

 

以下の写真は16:38から17:01に撮影したもので、ほぼ順番に並んでいます。

 

 

3

< 3. カールスタッド駅 >

 

駅の敷地は広いのですが、駅舎は大きくありません。

しかし外観は伝統らしいものを感じさせます。

 

下の写真: 駅の北側にある大きい道路の中央分離帯に立ち、東側を望む。

 

4

< 4. カールスタッド駅前 >

 

上の写真: 同じ中央分離帯から西側を望む。

 

下の写真: 駅前から北側に伸びる大通り。

ここを進むことになります。

 

5

< 5。 大通りを進む >

 

上の写真: 最初に不思議に思ったのが、平日の16時半頃なのにテラス席で多くの人が寛いでいることです。

 

6

< 6. やがて大きな川に出合う >

 

上の写真: 少し橋を渡りかけて西側を望む。

川面も照らす日差しはまるで夏のようでしたが、空気は清々しかった。

それでも歩き続けると汗が出て来ます。

 

下の写真: 橋を渡らず、少し戻り右に曲がると川沿いに沢山のテラス席が見えました。

レストランのようです。

もう既にお客で一杯でした。

平日のこの時間にレストランにこれだけの人が入っているとは驚きだ!

 

この時、前を歩く男性二人に声を掛け、「ビジターセンターに行きたいのですか?」と聞くと、彼らは笑顔で、詳しく道を教えてくれた。

その二人は、このレストランに入って行った。

 

 

 

 

7

< 7. さらに進む >

 

上の写真: 来た道を振り返る。

 

下の写真: 道順を聞いたときに教えてくれた公園の端に来た。

ここで左に曲がる。

 

8

< 8. 図書館(ビジターセンター)の前の通りを行く >

 

下の写真: 通りに面したショップの前で、楽しそうに糸を紡ぐ女性に出会った。

彼女に断って写真を撮らせて頂いた。

ストックホルムでもそうだったが、女性は高齢になってもオシャレを楽しんでいる。

 

 

9

< 9。 何やら騒がしい >

 

上の写真: 通りの奥の方からボリュームを上げた賑やかな音楽が聞こえて来た。

 

下の写真: 右手の建物が図書館で、この中にビジターセンターがある。

なぜか多数のクラシックカーが行列を作り、ゆっくり進んでいる。

周囲の観客は嬉々として見ている。

 

取り敢えず私はビジターセンターに入り、数部の観光パンフレットを貰い、そこを出た。

 

 

10

< 10. パレード 1 >

 

初めはまったく意味が分からなかった。

モデルのように着飾った若い男女が乗ったクラシックカー、そしてラフな格好の年配の運転手。

 

観客に聞いてみると、これは何と高校生の卒業パレードでした。

これが高校生!

特に女性は大人びて見えた。

 

 

11

< 11. パレード 2 >

 

やっと理解出来た、運転手は親父なのだと。

それにしてもこのクラシックカーの数には驚かされた。

 

 

12DSC01933-16

< 12. パレードが終わって >

 

これから左手に広がる公園を散策します。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

Categories: culture+society, 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, <japanese language, travel+photo, uncategorized | Tags: , | Leave a comment

湖北・湖東の紅葉を訪ねて 5: 永源寺 2


1DSC05610-1

*1

 

 

今回で、湖北・湖東の紅葉の紹介を終わります。

小雨と薄暮にあっても幻想的な紅葉を楽しむことが出来ました。

これも山里やお寺のお世話があっての事だと感謝しています。

 

2

*2

 

3

*3

 

日が暮れると共にライトアップの光が目立つようになって来ました。

 

4

*4

 

薄暮の中の紅葉はけっして鮮やかではないが、深みを感じさせる。

 

5

*5

 

上: 本堂。

 

下: 鐘楼。

この写真は11月22日、16:40のものですが、周囲はかなり暗くなっていました。

ISO1600で、手持ちで撮影し編集で明度を上げてこの状態です。

 

6

*6

 

この2枚の写真は、前回紹介した禅堂前を撮ったものです。

同じ所でも20分ぐらい時間が経つと、ライトアップの効果が際立つようになりました。

まるで豪華な日本らしい舞台のセットを見ているようです。

 

7

*7

 

薄暮から夕闇にかけて、ライトアップやフラッシュで撮影した光景。

 

右下: 最初の石段沿いにある16羅漢(岩壁に石像が彫られている)。

 

8

*8

 

9DSC05690-13

*9

 

1時間後に戻って来た時は、真っ暗になっていた。

橋の近くの広場には数軒の屋台が並んでいた。

 

 

  • 今回の紅葉巡りで感じたこと

これら紅葉は総合芸術、日本で洗練された文化だとつくづく実感した。

 

北欧やロシア、北米には雄大な一大紅葉地帯がある(一部しか見ていないが)。

それと比べると日本の場合、数百本程度の広葉樹が密集ではなく最適な位置に配されている。

また日本の紅葉の樹は高く伸びた大木と言うより、背が低く枝が横に広がる木が好まれているようだ。

境内の赤や黄色の広葉樹は苔むした岩や石灯篭、小さな池や建物の間に配される。

石畳や地面に積み上がり、池や小川、手水鉢に浮かぶ落ち葉すら重要な背景になる。

人々は境内の参道や回廊を巡る内に、様々に形を変え黄色や朱色の木々と様々な背景色の組み合わせの妙を楽しむことになる。

 

 

人類は原初来、赤色に神秘性を感じ、多くの宗教は聖なるものとして取り入れた。

そして特に東アジアは、今でも赤(朱色)を宮殿、神社仏閣に使用している。

中でも紅葉が広く見られる日本(韓国も)では、なぜか寺院の境内に紅葉が重視されるようになった

元来インド起源の仏教には朱色を愛でる習慣は無かったと思うのだが。

 

推測に過ぎないが、朱色に対する無意識の神聖感と、大乗仏教特有の死生観―末世に至る滅びと冬の到来を告げる紅葉が結びつけられ、広く受け入れられるようになったのだろう。

 

一方、キリスト教では、死後の世界は仏教と異なり希望溢れるものなので、落ち葉や冬を連想する紅葉は聖なる場所には不向きと見られたのだろう。

キリスト教圏では、宮殿に大規模な紅葉を取り入れるところはあっても、教会には無いように思う。

どちらかと言うと、春や誕生をイメージさせる花が多いように思う。

 

こんなことを感じながら、楽しい1日を過ごして来ました。

 

 

それでは終わります。

 

Categories: culture+society, <japanese language, mind, travel+photo, uncategorized | Tags: , , | 3 Comments

湖北・湖東の紅葉を訪ねて 4: 永源寺 1


1DSC05528-1

*1

 

これから2回に分けて近江にある永源寺を紹介します。

紅葉で有名な禅寺です。

生憎の小雨まじりでしたが、夕暮れにライトアップされた紅葉が趣を増していました。

 

2

< 2. 永源寺の地図 >

 

赤線が散策した往路で、茶色線は復路です。

Sでバスを降りて、橋を渡り、石の階段を昇り、二つの門をくぐると本堂がある境内に出ます。

歩き始めたのが16:00少し前で、本堂の前に16:20に着き、折り返しSに戻ったのは17:00を過ぎていました。

 

3

< 3.いよいよ向かいます >

 

上の写真: 駐車場を後にして、橋の上から永源寺の方向を見る。

左手の急峻な山の斜面の木立の中に、永源寺の多くの伽藍が広がっている。

歩き始めた時は、空は完全に厚い雲に覆われ、やがて陽が沈み、戻って来る頃には真っ暗になっていました。

 

下の写真: これから上る石段の前から振り返り、渡って来た橋を見る。

 

4

< 4。 二つの門 >

 

上の写真: 雨傘の波の向こうに最初の門(総門)の屋根が見える。

この小さな門で、入場料を払う。

 

下の写真: 総門を抜けると大きな山門が石畳の参道の向こうに見え始めた。

ライトアップされた山門と紅葉の朱が競い合い、薄明りの中で際立っていた。

 

5

< 5. 本堂に向かう >

 

上の写真: 山門の前から振り返る。

 

下の写真: 左手に本堂が見える。

 

6

< 6. 本堂周辺 >

 

7

< 7. 様々な色彩 >

 

左上: 本堂と裏山の紅葉。

右上: 積もった落葉。

左下: お堂内にあった竹灯籠。

右下: 裏山の落葉と石灯篭。

 

8DSC05561-8

< 8. 禅堂の前庭 >

 

この光景がもっとも印象的でした。

右手の大木の銀杏からの落ち葉が地面を覆い、真っ赤な1本の楓が屹立している。

この悪い天気でこれだけ見事な光景が見られるのなら、天気が良ければもっと・・。

それにしても、この光景は自然の造形によるものか、それとも人の作為によるものか、どちらのおかげなのか?

 

 

9DSC05587-11

< 9.回廊からの紅葉 >

 

薄暗い中で、紅葉が黒の縁取りで引き締まって見える。

これも一興。

 

10DSC05565-9

< 10. 老木と紅葉 >

 

梅の老木(?)と燃えるようなモミジの対比が、私を惹きつけた。

これに美を感じている自分に、日本人であることに感謝していた。

 

実に写真を撮るのが楽しい。

出来映えとは別ですが。

 

 

次回は後半になります。

 

 

 

 

Categories: <japanese language, travel+photo, uncategorized | Tags: , , | Leave a comment

湖北・湖東の紅葉を訪ねて 3: 多良峡


1DSC05453-1

< 1. 人で溢れる吊り橋 >

 

 

今回は美濃、大垣にある多良峡を紹介します。

この辺りはまったく来たことがありませんでした。

ここは広い森林公園になっています。

 

 

2map (1)-11

< 2.今回の日帰り旅行の訪問地、上が北 >

 

観光地としては番号1の鶏足寺、2の多良峡、3の永源寺です。

この順序で観光しました。

途中、昼食のレストランが「花伊吹」です。

 

3

< 3. 多良峡の地図、上が北 >

 

上の地図: 多良峡は赤丸で、鶏足寺から多良峡へのルートを赤線で、多良峡から永源寺へのルートは黄色の線で示す。

 

下の地図: 多良峡の拡大写真。川は北に向かって流れている。

渓谷沿いの車一台がやっと通れる林道のS地点でバスを降りて、赤線に沿って吊り橋まで行きました。

この道では車は一方通行で、私たちが戻るのに合わせて順番に観光バスが迎えに来ます。

黄色の線が吊り橋で、これを往復してまた来た道を戻りました。

 

4

< 4.いざ多良峡へ >

 

上の写真: 車窓から見た伊吹山付近の景色。

この写真は道路を挟んで伊吹山の反対側を見ています。

この時の伊吹山は上半分が厚い雲に覆われていました。

翌日、伊吹山は今年の初冠雪になりました。

 

下の写真: バスを降りて、渓谷沿いの細い道を歩きます。

 

 

5

< 5. 吊り橋の上から >

 

上の写真: 下流を望む。

下の写真: 上流を望む。

 

残念ながら紅葉は期待したほどではありませんでした。

しかし、春の新緑や夏の川遊びには良い所でしょう。

 

6

< 6. 紅葉 >

 

少しの晴れ間から日が差すと、紅葉が輝きを始めました。

 

7丁目

< 7. 森と渓谷そして山の彩 >

 

8

< 8. 多良峡から関ヶ原までの景色 >

 

 

次回は、永源寺を紹介します。

 

 

Categories: <japanese language, travel+photo, uncategorized | Tags: , , , | Leave a comment

湖北・湖東の紅葉を訪ねて 2: 鶏足寺 2


1DSC05292-1

*1

 

 

前回に続いて鶏足寺の後半です。

今回紹介する所が最大の見せ場です。

 

 

2

< 2.森を抜けると・・・真っ赤な >

 

竹藪や茶畑を横目に細い山道を抜けると、急に視界が開け、深紅と黄金色の一角が現れた。

ここは山腹の御堂に続く階段の両側に広がる紅葉エリアの最も下にあたる。

 

3

< 3. パンフレットで良く見る参道 >

 

落ち葉の風情を楽しむ為に、ここだけ立ち入り禁止になっている。

 

上の写真: 下側から望む。

下の写真: 上側から望む。

 

誰かが、この紅葉を称して「まるで血を撒いたようだ」と話していた。

始め、この言葉に抵抗を感じたが、しばらくするうちに納得するようになっていた。

 

4DSC05270-3

*4

 

5DSC05279-5

*5

 

6DSC05335-1

*6

7

*7

 

ちょうど小雨が降り始め、赤や黄色に色づいた葉がしっとりと濡れて少し輝きを増したようです。

 

8DSC05344-9

*8

 

9DSC05287-6

*9

 

雨傘の列が、御堂からの石の階段を下りて行く。

ここの石段はほぼ自然石のまま並べられているので歩き難い。

非常に人が多く、上り下りに危険を感じている人もいた。

幸いにも小雨はすぐ止んだので、石段がそれほど濡れずに済んだ。

 

10DSC05288-7

*10

 

今回は紅葉の最盛期に来られたようで幸いでした。

さすがに人が多く、人を避けて写真を撮ることは出来ませんでした。

雨は降ったが、傘を持たずに撮影できる程度だったのが不幸中の幸いでした。

 

誰がいつの頃にこれだけのもみじ植えてくれたのか、至福の時を得させて頂いたことに感謝し、ここを後にした。

 

 

次回は多良狭を紹介します。

 

 

Categories: <japanese language, Series: Something is strange, travel+photo | Tags: , , , | 4 Comments

湖北・湖東の紅葉を訪ねて 1: 鶏足寺 1


1DSC05197-1

*1

 

 

2018年11月22日、紅葉巡りのバスツアーに参加しました。

近江・美濃にある鶏足寺、多良峡、永源寺を訪ねました。

生憎の天気でしたが、紅葉は最盛期だったようです。

これから数回に分けて紹介します。

 

2map

< 2.鶏足寺散策コース、上が北>

 

鶏足寺は滋賀県長浜市の山里にあります。

創建は8世紀と古く、後に小谷城主浅井家の祈願所となった。

 

コースは左のSから歩き始め、赤線に沿って右の赤いバルーン(鶏足寺)まで行き、折り返します。

素晴らしい紅葉が見られるのはゾーンAとBで、Bは圧巻です。

今回紹介するのはSからゾーンAを抜け、Bの手前までです。

 

写真はほぼ歩いた順に並んでいます。

撮影時間は10時45分から20分間です。

 

3

< 3. 村の中を行く >

 

下の写真: そこここに熟した柿が鈴なりに成っている木を見かけた。

 

4

< 4. 神社の参道に入る >

 

最初の紅葉が出迎えてくれた。

今回は紅葉の最盛期に来れたようだでした。

去年は別の寺ですが、紅葉の盛りを過ぎて訪れ悔しい思いをしていました。

 

5

< 5. 紅葉と黄葉 >

 

上の写真: 参道を振り返る。

曇り空でこの色ですから、快晴で陽光を浴びていればどれだけ光彩を放っていたでしょうか。

 

下の写真: 参道から村を見下ろす。

まるで朱色と金色が綾なす絵巻のようです。

 

6

< 6。 神社の参道と境内 >

 

上の写真: 参道を振り返った。

 

下の写真: 境内から参道を振り返った。

釣鐘堂と石灯篭、そして境内に降り積もる色とりどりの落ち葉、それを包み込むように緑の高木と紅葉した木々が取り囲む、まさにこれは日本の心象風景の一つでしょう。

 

7

< 7. 神社の境内 >

 

8

< 8. 神社を通り抜けて >

 

神社の境内を抜けて坂道を下り、向かいの山に向かって田んぼの小路を行く。

 

9

< 9. 田んぼの道を抜ける >

 

上の写真: 紅葉している所に茶屋があり、その奥の森の中を進むことになる。

 

下の写真: 来た道を振り返る。

中央の樹木に覆われた高台が歩いて来た参道です。

 

10

< 10. 森の中を進む >

 

小雨がぱらつき始めましたが、長くは続きませんでした。

 

次回は鶏足寺らしい圧巻の紅葉を紹介します。

 

次回に続きます。

 

 

 

Categories: <japanese language, travel+photo | Tags: , , , | 2 Comments

淡路島のテーマパークを訪ねて 1: イングランドの丘 前編


1DSC05039-1

*1

 

 

今回から、淡路島の二つのテーマパークを紹介します。

イングランドの丘(旧ファームパーク)とONOKORO淡路ワールドパークです。

二つは小さなお子さんと家族で楽しむには絶好の場所です。

今回はイングランドの丘の半分、以前ファームパークだったエリアを紹介します。

 

 

2

< 2. テーマパークの概要 >

 

上の地図: 淡路島の全景、上が北。

黒い星印がイングランドの丘、赤い星印が淡路ワールドパークです。

 

下の地図: イングランドの丘の観光マップ。

今回紹介するのは右半分のグリーンヒルエリア(旧ファームパーク)です。

 

 

  • イングランドの丘について

このパークへは車で行くことになり、地図右下の駐車場に近い入園ゲートから入ります。

このパークは、小動物(コアラ、ウサギなど)に接し花々を見ることが出来る動物園と植物園があるグリーンヒルエリアと、遊具施設、お花畑、レストラン、フード&ショップがあるイングランドエリアからなります。

パークの右側(地図の赤い屋根)にはレストランと産直市場があり、南淡路の新鮮な野菜が並んでいます。

 

3

< 3. 入園ゲート >

 

上の写真: 駐車場から入園ゲートに向かいます。

右手がゲートで、奥の遠方にイングランドエリアがあります。

 

下の写真: 入園ゲートからグリーンヒルエリアに向かって進みます。

 

4

< 4. 小動物の施設群 >

 

真直ぐ進むと、右手にウサギやモルモット、オウムやエミューなどが居る施設が並んでいます。

一部のウサギと触れ合うことが出来ます。

 

5

< 5. コアラ館 >

 

最も奥にある白い大きな建物に数匹のコアラが居ます。

 

6

< 6. 鳥と猿のバードケージ >

 

少し戻った所にある大きなケージに、カンムリヅルやリスザルがいます。

 

7

< 7. ロックガーデン1 >

 

バードゲージの横、丘の斜面に広がっているのがロックガーデンです。

 

上の写真: コアラ館の前からゲート側を望む。

 

下の写真: ロックガーデンには世界中の山野草850種が集められているようです。

残念ながら季節外れなのか、綺麗に花が咲いていたのは南米区に多かった。

それでも気候の違う草花がこれだけ野外に集められているのは凄い。

 

8

< 8. ロックガーデン2>

 

上の写真: ロックガーデンの上部から南の方を見下ろす。

この方向に淡路の山系、諭鶴羽山があります。

この日は、霞が立ち込めており、遠景は望めませんでした。

 

下の写真: 木々が紅葉し始めていた。

 

9

< 9. 植物館 >

 

上の写真: ロックガーデンの南米区の木々や草花は色とりどりの花を咲かせていた。

 

下の写真: 植物館の全景。

 

10

<10.植物館1 >

 

11

<11.植物館2 >

 

12

<12.シャトルバス >

 

上の写真: 植物館の内部。

 

下の写真: 二つのエリアの間を無料で乗せて行ってくれる列車型のバス。

たくさん来園者がいたのですが頻繁に往復していたので助かりました。

 

 

今回、無料開放期間中で、快晴だったの久ぶりに訪れました。

子供が小さいときは幾度か来たことはありましたが、ここ二十年以上来たことはなかった。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

Categories: <japanese language, travel+photo, uncategorized | Tags: , , , | 5 Comments

北欧3ヵ国を訪ねて 39: 車窓からの眺め


1DSC01786-1

*1

 

 

今回はストックホルムからカールスタッドまでの車窓の風景を紹介します。

スカンジナビア半島の雄大な自然の中を走り抜けます。

広大な森林と湖、草原が続き、時折、地方都市と農家が現れます。

 

2

< 2. 鉄道のルート >

 

上の地図: 上が北。列車の走行ルートを示す。

右端がストックホルム中央駅で、左端がカールスタッド中央駅、その間は約330kmです。

ストックホルムを発車したのは6月4日月曜日、定刻の13:25で、到着予定時刻は16:09です。

S、K、H、D、Kは途中の駅名の頭文字です。

赤い星印は世界遺産のエンゲルスバーリ製鉄所です。

写真は撮影順に並んでいます。

 

中央と下の写真: 出発してから20分も経つと、ほとんど民家を見かけない大自然の中を走るようになります。

 

3

< 3. Södertälje Kanal  >

 

上の写真:  Södertälje Kanal(運河)の下流を望む。

出発してから26分のところです。

ここを下るとバルト海に出る。

河口の西側に観光地で有名な海岸の町トローサがあり、東側に私が行けなかったNynäshamnの港がある。

 

中央の写真: 同じ運河の上流を望む。

ここを遡上するとメラーレン湖に至る。

ここは工業都市で港湾施設を有する国際都市でもあり、移民の割合が40%に迫る。

千年前、この運河は自然の川であり、ヴァイキングがメラーレン湖からバルト海に出るには最短コースでした。

しかし後に氷河の重みの反動で地盤隆起が進み、15世紀には掘削を始め、やがて運河が出来た。

私はここを経由してトローサまで行きたかったのですが、時間的に無理だったのでNynäshamnに行先を変更した。

 

下の写真: このような荒らしい岩肌がストックホルム南部の路線では頻繁に見られた。

この光景はロシア北部からバルト三国、ポーランドまでの車窓では見られなかった。

かつて同じように氷河で覆われた地形、起伏の少ない地形、多い湿原、似た植生でありながら、この違いはなぜなのだろうか?

 

4

*4

 

5

*5

 

6

< 6. Katrineholm 駅 >

 

出発してから1時間10分ほどの所です。

カールスタッドまでの駅では大きさが1、2番でしょうか。

 

 

12

< 7. 広大な農地 >

 

出発してから1時間36分ほどの所です。

 

8

< 8. Hallsberg 駅 >

 

出発してから1時間40分ほどの所です。

町としては大きくはないが、駅舎が巨大で古く、大きな操車場もあります。

この駅でストックホルムを発った列車はオスロ方面とヨーテボリ方面に分かれる。

ヨーテボリはデンマークの対岸にある港湾都市で、スウェーデン第二の都市です。

ここも行きたかったのですが、オスロの途中に寄ることが出来ないので諦めました。

 

9map

< 9.SJ国際特急列車の路線 >

 

この地図でストックホルム、ハルスベリ、カールスタッド、ヨーテボリ、そしてオスロ、コペンハーゲンの位置関係が良くわかります。

 

10

< 10. のどかな暮らし >

 

上の写真: たまたま撮った写真を良く見ると、湖岸で水着姿の人々が多数写っていた。

この日時は月曜日の15:10でした。

これは北欧の人々が短い夏を謳歌しようとしているのか、それともあくせく働かずゆったりと暮らしを楽しむからでしょうか。

 

11

< 11. Degerfors 駅 >

 

上の写真: 小さな駅です。

この町は製鉄所で成り立っているようです。

この北部に世界遺産のエンゲルスバーリ製鉄所があります。

この一帯は古くは鉄鋼業が盛んで貿易と経済を支えた歴史を持つのです。

 

7

*12

 

13

< 13. Kristinehamn 駅 >

 

ここは比較的大きな町であり駅でした。

カールスタッドまであと20分ぐらいの距離です。

 

 

次回に続きます。

 

 

Categories: 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, <japanese language, travel+photo, uncategorized | Tags: , | Leave a comment

北欧3ヵ国を訪ねて 37: Älvsjö駅周辺を散策


1 DSC01510-3

*1

 

 

今回は、早朝にホテルのあるÄlvsjö駅周辺を歩きました。

ここは都市通勤に便利な閑静な住宅街です。

北欧の人々の暮らしが見えて来ます。

 

2amap

< 2. 散策ルート。上が北 >

 

上の写真: 写真の横幅2km、赤いバルーンがÄlvsjö駅です。

黄色の枠は下の写真の範囲を示します。

 

下の写真: 写真の横幅600m、赤枠が駅で、赤丸が私の宿泊したホテルです。

ホテルを出て、黄線に沿って歩き、森に入ってから、ピンク線に沿って折り返して来ました。

写真は2018年6月4日(月)7:10~8:10に撮影したものです。

写真は撮影順に並んでいます。

 

 

3

< 3. 図書館 >

 

上の写真: 駅の直ぐ西側にある図書館。

私が行った時は閉まっていました。

 

扉にサービス時間が記されており、この建物の役割が見えて来ます。

図書館の開館時間

月火 12:00-19:00、17:00

水木金10:00-18:00、17:00

土  11:00-15:00

日曜日 閉館

ここに行政の出先機関があり、月~金の開館は概ね8:00-16:00で、土日閉館になっている。

 

日本と違って、図書館の開館時間が遅く、一方で閉館時間がやや遅くなっている。

これは住民サービスよりも雇用者の勤務時間を考えているのだろう。

当然、土曜日は短く日曜日は休館になっている。

 

私が北欧を旅行して困った事の一つは、店やビジターセンター、観光施設の開館が遅く、閉館が早いことです。

私としては朝早くから夕方遅くまで、多くを見学したいのだが、思うようにはかどらない。

 

 

4

< 4. 閑静な住宅街と広い道路 >

 

通勤時間だと思うのだが、自動車の数は少ない。

 

 

5

< 5. 寿司店 >

 

上の写真: 道路沿いにSushiの看板を掲げた店があった。

働いている人は東南アジア系のようだ。

 

6

< 6. 大きな交差点 >

 

上の写真: 西側を望む。奥の方に広大な住宅街が広がる。

 

下の写真: 交差点から東側を望む。駅側に向かっていく人々。

自転車に乗っている人からローラースケート、バス、徒歩など多種多様な手段で通勤通学をしている。

 

7

< 7. 建設ラッシュ >

 

非常に大規模な建設です。

 

8

< 8. 通学の様子 >

 

上の写真: 建設中のプロジェクトを示す看板。

巨大な住宅開発が進んでいる。

写真を見ると、バラエティーに富んだ中層のアパート群が一帯を埋め尽くしています。

この不動産デベロッパーのHPを見ると、一戸の売り出し価格が2千万から9千万円でした。

北欧の一人当たり所得は日本の約2倍あり、更に夫婦共稼ぎで、日本のように男女の賃金格差が無いので、この購入価格は高くないと思う(円安で高くなっている)。

 

ここÄlvsjö駅からストックホルム中心まで、電車で9分と非常に便利です。

また周辺には緑もあり、住宅環境は良い。

 

下の写真: 父親が子供を連れている。

北欧ではベビーカーを押している育メンを多く見かけた。

 

 

9

< 9.公的サービス >

 

上の写真: これは中層アパートの1階にある公的サービスセンターです。

看板の表記をHPで調べると、ここには自治体が運営する介護センター、学童・幼児用センター、レストランがあるようです。

 

下の写真: プランナーが工事担当者と植栽工事の打ち合わせをしているようでした。

至る所、街並みはさりげない植栽が施されており、気持ちの良い街づくりがなされている。

 

10

< 10. 邸宅 >

 

上の写真: 古いが立派な邸宅が珍しく一軒ありました。

 

 

11

< 11. 低層アパートの団地に入る >

 

上の写真: これは低層アパートの一階にある保健センターのようです。

表示によれば医院もあります。

この保健センターでは住民の心身の健康相談、予防接種、糖尿病のサポートなども行っているようです。

 

 

12

< 12. 低層アパート団地を抜けて森に向かう >

 

上の写真: アパートの個々のベランダが憩いの場にしつらえられている。

椅子とテーブルがあり、簡素だが飾りつけもされている。

住人は自宅でも自然と触れる暮らしを大事にしている。

 

 

下の写真: 左手に遊戯施設のある公園が見える。

 

13

< 13. 森の奥へ >

 

この道を歩いていると、駅の方に向かう人、逆に向かう人がいた。

朝の散歩をする人や通勤の人がいたが、人数は多くはなかった。

 

14

< 14. 折り返す >

 

上の写真: 折り返し点で、来た道を振り返る。

折り返さず先に行くと、森の中に学校がありました。

 

下の写真: アパートの団地を抜けたところ。

 

 

15

< 15. 駅とホテルに戻って来た >

 

上の写真: ホテルの建物が見えた。

 

下の写真: 駅前広場に出た。

 

少し街を散策するだけで、公共サービスや通勤通学の様子、朝の動きが見えて来ました。

中国のように大勢が一緒に体操している様子はなく、静かで落ち着いた暮らしがそこにはありました。

 

次回に続きます。

 

 

 

 

Categories: culture+society, 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, <japanese language, travel+photo | Tags: , , | Leave a comment

北欧3ヵ国を訪ねて 36: バルト海を目指して


1a

*1

 

 

今回は、バルト海に面した港町を目指して列車に乗ったのですが、辿り着くことが出来なかった顛末を紹介します。

その町Nynäshamnはストックホルムから50kmほど南下した所にあります。

バルト海と海の幸を楽しみにしていたのですが・・・。

 

 

2map

< 2. ルート、上が北 >

 

上の地図: Nynäshamnは赤丸、ストックホルムは黒丸で示します。

黒線は今回利用した鉄道です。

黄地の赤丸はヴァイキングの故地を示し、下方にゴットランド島のヴィスビュー、上はメラーレン湖のビルカを示します。

ピンク線はNynäshamnとゴットランド島を結ぶフェリーです。

茶色の線は、ヴァイキングの代表的な航路です。

 

下の地図: 利用した鉄道ルートを示します。

これは郊外電車で、本来はストックホルム・シティーから乗り換えなしで目的地まで行けるはずでした。

しかし、途中の赤地の黒枠印のSkogås駅までしか行けませんでした。

左側の茶色の線はメラーレン湖からのかつてのヴァイキング航路の一つを示します。

 

 

3

< 3. Nynäshamn、写真は借用 >

 

上の写真: 矢印は下の写真の場所を示します。

 

下の写真: 手前の赤い建物にビジターセンターがあり、鉄道のNynäshamn駅の直ぐ近くにあります。

 

 

私がここを目指したのは、是非ともバルト海と海岸、港町をこの目で見たかったからでした。

またゴットランド島へのフェリー港があり、かつてのヴァイキング航路に近いこともあり、何かヴァイキングとの関わりがあるのではないかと考えたからでした。

この地はガイドブックに観光地として載っていないが、風光明媚でサイクリングコースなどが整えられていた。

私は、事前にメールで自転車をレンタルすることにしていました。

またシーフードレストランでの食事を楽しみにしていました。

 

しかしハプニングが起きました。

 

 

 

 

 

4

< 4. 二つの電車駅 >

 

上の写真: ストックホルム・シティー。

ここから直行の列車PendeltågでNynäshamnへ行くつもりでした。

この列車は約30分毎にあるはずでした。

しかしいくら待っても、行先表示の電光掲示板には終点であるはずのNynäshamn駅が表示されません。

ホームに居た若い女性に質問したのですが、言葉が通じずわからずじまいでした。

彼女は移民で来たばかりのようでした。

仕方なく、行けるところまで電車に乗ることにしました。

 

下の写真: そして乗った電車が止まり、すべての乗客が降りたのがこの駅Skogåsでした。

 

私にはまだ何が起きているのかわかりませんでした。

 

 

5DSC01397-1

< 5. 張り紙 >

 

私はホームに降りて、何か表示は無いか探しました。

するとベンチ横のボードにこの張り紙がありました。

路線図を見るとこの駅から、一つ先の駅までが不通になっている。

そう言えば、放送がバスの往復運転を伝えていました。

 

このまま続行すると帰りが不安な為、行くのを断念し、ここで折り返して帰ることにしました。

翌日は、ストックホルムを旅立たなければなりませんでした。

 

 

ストックホルムを数日旅行して感じたこと。

困って質問すると、ほぼ全員が親切に英語で教えてくれます。

そして年配の人ほど親切です。

しかし、交通機関の表示は、それほど親切ではないようです。

旅行客に異常事態(運行停止)を英語表記で丁寧に貼りだすことはないようです。

例えば、ストックホルム・シティでの表示など。

英語で放送しているのかもしれませんが、私は聞き取れない。

 

 

 

6

< 6. Skogås駅からÄlvsjö駅まで 1 >

 

 

7

< 7. Skogås駅からÄlvsjö駅まで 2 >

 

8

< 8. Skogås駅からÄlvsjö駅まで 3 >

 

9

< 9. Skogås駅からÄlvsjö駅まで 4 >

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

Categories: 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, <japanese language, travel+photo | Tags: , | Leave a comment

北欧3ヵ国を訪ねて 35: Hop On Hop Off Bus に乗って


1DSC01274-2

*1

 

 

今回は、ストックホルム中心部を観光バスで巡ります。

初めてホップ・オン・ホップ・オフ・バスに乗りました。

バスの利用と車窓からの眺めを紹介します。

 

 

2StockholmPass_map2018

< 2. Hop On Hop Off Busのルート、上が北 >

 

私が乗車したのは地図の赤線の番号1から17までです。

乗車した時間は2018年6月3日(日)13:25~14:50です。

 

*利用について

気づいたことを記します。

 

はじめに、このエリアの観光バスとしてはパノラマ(バス)とホップ・オン・ホップ・オフ(バスとボート)があります。

わたしが利用したのはホップ・オン・ホップ・オフ・バスです。

 

二つのバスは巡回ルートが若干異なり、前者は75分、後者は90分です。

料金は、前者で1回300SEK、後者で1日乗り放題SEK320です。

どちらもストックホルムパスで無料乗車出来ます。

前者(パノラマ)は季節によって異なりますが1日数回の定刻発車で、後者は日中の時間内で頻繁に発車しています。

前者は乗車降車位置が一か所で決まっていますが、後者は地図の番号19か所で乗り降り自由です。

両車両とも複数言語(日本語も)の観光案内の音声がイヤホーンで聞けます。

 

前者は、乗車前にSTROMMA.COMのブースでチケットの発行が必要になるでしょう。

私は王立オペラハウス横のStromgatan 通り、番号1から乗りました。

写真3のバスストップで受付嬢にストックホルムパスを見せるだけで乗れました。

前者のバス乗り場は、少し西のグスタブ・アドルフ広場からです。

 

前日にパノラマバスを利用するつもりでしたが、ストックホルム・マラソンで運行していなかったので、時間の制約がないホップ・オン・ホップ・オフを使うことにしました。

まったく問題ありませんでした、

 

 

 

 

 

3

< 3. いよいよ乗車です >

 

受付の黒人女性がチャーミングで笑顔が印象的でした。

 

上の写真: バスの2階に座り、撮影。

 

下の写真: 通りに沿って東側を見ている。

 

 

4

< 4. バスの様子 >

 

下の写真: バスに乗る時、運転席横にあるイヤホーンを貰い、これを写真の接続口に差し込み、日本語の番号を選択する。

 

 

5

< 5. 国会議事堂 >

 

いざ観光です。

これから巡る場所の多くは、歩いており既に紹介していますが、おさらいです。

 

上の写真: 地図の番号2の手前辺り。

右手の建物は国会議事堂の一部です。

 

下の写真: ちょうど地図の番号2の辺り。

陸続きの西隣の島にあるリッダーホルム教会が見えている。

 

 

 

6

< 6. 旧市街の西側 >

 

上の写真: 地図の番号3の辺り、Kornhamnstorg。

 

下の写真: 南側にあるセーデルマルム島に渡る途中。

 

 

 

7

< 7.セーデルマルム島 1>

 

地図の番号5か6の辺り。

 

 

8

< 8.セーデルマルム島 2 >

 

上の写真: 地図の番号4と5の間。

大きなクルーズ船が、二隻接岸していた。

 

この島の北側(走った所)は、最近整備が進み、ショッピングや観光地として注目されているようです。

 

 

 

 

 

9

< 9. 折り返して >

 

上の写真: 地図の番号8。

王宮前の坂を下った岸壁近くに立つグスタブⅢ世の像。

 

下の写真: 地図の番号10の手前。

ベルツェリー公園から東南方向を望む。

 

 

10

< 10.Strandvägen 通り >

 

地図の番号10の通りからの両サイドの眺め。

前日、ここでマラソンの熱戦が繰り広げられた。

 

 

11

< 11.ユールゴーデン島に入る >

 

地図の番号11の手前から12まで。

 

下の写真: Gröna Lund、テーマパーク。

 

 

 

 

12

< 12.ユールゴーデン島から出る >

 

上の写真: 地図の番号13。

スカンセンの前。

 

 

 

13

< 13. 歴史博物館の近く >

 

地図の番号14の周辺。

 

 

14

< 14.Karlavägen 通り辺り >

 

地図の番号14から15の間。

 

 

15

< 15. フムレ公園 >

 

下の写真。 地図の番号15の手前にある大きなフムレ公園。

 

 

16

< 16. もうすぐストックホルム中央駅 >

 

この巡回バスに乗って再確認したのは、北欧の首都の落ち着きです。

日本のようなけばけばし繫華街、飲み屋街を見かけないことです。

バスがたまたま行かない可能性もありますが、バスの観光案内や、30年前の訪問時の経験を踏まえて、ほぼ間違いないでしょう。

男性だけがたむろして夜遊びする生活スタイルが北欧には少ないのでしょう。

 

 

17DSC01394-28

< 17. 降車 >

 

地図に番号17。

 

次の目的地に行くためにここで降り、地下の駅からストックホルム南部の海岸を目指す。

ここで、この日最大のハプニングに出くわすことになりました。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

Categories: culture+society, 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, <japanese language, travel+photo | Tags: , | Leave a comment

北欧3ヵ国を訪ねて 34: ストックホルム中世博物館


1DSC01227-1

< 1.謎の彫像 >

 

 

今回は、ストックホルム中世博物館を紹介します。

ここでガムラ・スタンの歴史がわかるはずです。

 

 

 

 

2

< 2. 徒歩ルート、上が北 >

 

ドロットニングホルム宮殿からの戻りのボートを降りて、ストックホルム中世博物館まで歩いたルートを示します。

矢印がボート下船位置、四角印が博物館、青の破線が徒歩ルートです。

 

写真は2018年6月3日、12:20~13:00に撮影したものです。

 

 

 

3

< 3. 右手にガムラ・スタン >

 

進行方向右手、川向かいにガムラ・スタンの大聖堂の鐘楼が見えます。

 

 

4

< 4. 左手にクララ教会 >

 

進行方向左手、通りの奥にクララ教会の鐘楼が見えます。

 

5

< 5. 国会議事堂が見える >

 

上の写真: 国会議事堂。

 

下の写真:国会議事堂前の幅の狭い川を東に見ている。

ガムラ・スタンへ北側から渡るには5本の橋があり、写真の橋はちょうど真中にあります。

 

 

6

< 6. 国会議事堂に行く橋の前 >

 

上の写真: 後方右手を少し振り返ると、リッダーホルメン島の教会が見える。

 

下の写真: この橋を渡ると、国会議事堂を抜けて、ガムラ・スタンに入る。

 

実は、巻頭写真の彫像は、この撮影地点の右手、交差点の角にあります。

これはどうやら物乞いをする狐のようです。

意味不明だが、ユニークです。

 

 

7

< 7. グスタフ・アドルフ広場 >

 

上の写真:  グスタフ2世アドルフの像が見える。

三十年戦争を戦ったスウェーデン王国最盛期の国王。

右手奥に、王立オペラ劇場。

 

下の写真: この広場の前から橋を渡って、ヘランズホルメン島に入ります。

その橋の上から東側を望む。

 

 

 

 

 

 

8

< 8. 中世博物館へ向かう >

 

上の写真: 橋を渡りきって、島の中央に来るまでに、道の左側から階段を降ります。

 

下の写真: この階段を下ります。

 

 

9

< 9. ストックホルム中世博物館 >

 

上の写真: 降りたら左手に公園があります。

 

下の写真: 降りて道路下の右側を見ると、目立たない入口が見ました。

これが博物館で、ここは入場無料です。

 

 

10a

< 10.博物館の展示物 >

 

上の写真: 借用した写真。

これはストックホルムの遺跡そのもののようです。

それを保存する形で、このような道路下の博物館になったようです。

展示館としては大きくありませんが、ストックホルム(ガムラスタン)の中世の変遷や人々の暮らしを下の写真のように再現しています。

 

 

 

11

< 11. ガムラ・スタンの変遷 >

 

 

私はこの一連の模型と絵に最も興味を持ちました。

 

上の写真: 中世のガムラ・スタンの再現模型、左手が北です。

 

真中の2枚の写真: 島の中世時代の変遷模型。上が北側です。

実は模型は合計5体あって、変遷がわかるようになっていますが、その内、二つを抜粋しました。

左側が最も古く、13世紀半ばの砦の誕生期を示しているようです。

 

右手は新しい方のものです。

共に島の右上方に砦が見え、その左下に建物が見えます。

これは現在の王宮と大聖堂の位置に相当するのでしょう。

初期、島の中央部だけが壁らしいもので覆われており、その外には砂浜と桟橋があった。

桟橋が南側に多いのは、鉄の広場(荷上場)が南側にあるためでしょう。

 

時が経つにつれ人口が増え、等間隔に櫓が配された城壁が島全体を囲むようになった。

さらに白線で描かれているような現在の大きさにまで周辺が埋めらていった。

この間、博物館にあったのレンガ積みの遺跡のように、当時のものは地下3mほどに埋もれてしまった。

 

下の写真: 中世ガムラ・スタンの再現図。右手が北側です。

 

 

ストックホルムはヴァイキング時代後200年を経て、このメラーレン湖の東端に、ドイツのハンザ同盟と結びつきながらバルト海交易に乗り出した(ヴァイキング時代後期はハンザ同盟と競合し交戦相手でもあったのだが)。

これがストックホルムがここに誕生した理由なのでしょう。

ガムラ・スタンがバルト海から数十km内陸部にあることは、模範としたハンザ同盟の盟主リューベックが河口から10km内陸部にあることと不思議に似ている(北ヨーロッパの交易都市は川を遡上した所に多いようです)。

 

次回に続きます。

 

 

 

 

Categories: 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, history+evolution, <japanese language, travel+photo, uncategorized | Tags: , | Leave a comment

北欧3ヵ国を訪ねて 33: ドロットニングホルム宮殿ツアー 3


 1DSC01180-1

*1

 

今回は、ドロットニングホルム宮殿の内部を紹介します。

この宮殿は以前紹介したガムラ・スタンの宮殿に替わって、現在王室の居城になっています。

 

 

 2map

< 2. 衛星写真、上が北 >

 

上の写真: 中央に、湖に面して宮殿と庭が広がっている。

上部右手から道路が延びており、ここを通じてバスなどでストックホルムと行き交うことが出来る。

 

下の写真: 宮殿を拡大した。

右上にツアー用ボートの桟橋が見える。

 

写真は2018年6月3日10:47~11:56に撮影したものです。

 

 

 

 3

< 3. 宮殿の威容 >

 

下の写真: 桟橋から宮殿に向かっていくところ。

 

 

 4

< 4. 宮殿に近づく >

 

上の写真: この湖の奥の方からボートでやって来た。

 

下の写真: 前方の建物の間の道を進むと広大な庭園に入る。

 

 

 

 5

< 5. 宮殿内 1 >

 

上の写真: 宮殿に入る直前に、桟橋側を望む。

 

下の写真: Hedvig Eleonorasparadesängkammare

ヘドヴィク・エレオノーラ王妃の謁見用寝室で、ハイライトの一つです。

 

この地に16世紀初めに王族の庭園と城があったが、この王妃が命じて1662年より宮殿の建設が始まり、1756年まで増改築が行われた。

 

18世紀末より、この宮殿は次第に使われなくなったが、1882年からガムラ・スタンより環境の良いこの地に王家の居城が移った。

現在、この宮殿と庭園が世界遺産となっている。

 

見学できるのは2階と3階の一部です。

 

 

 6

< 6. 宮殿内 2 >

 

 

 7

< 7. 宮殿内 3 >

 

私が一番気に入ったのは、この1階から2階に続く階段です。

17世紀中頃に造られたものです。

 

 8

< 8. 宮殿の外を眺める >

 

上の写真: 東側、桟橋側を見る。

 

下の写真: 西側、庭園側を見る。

実に広大な庭です。

あまりにも大きいので見に行きませんでした。

 

 

 9

< 9. 宮殿内 4 >

 

上の写真: カール11世のギャラリー。

ここにはデンマークとスウェーデンが戦ったスコーネ戦争1675-1679年の絵が掲げられている。

この戦争はデンマークが仕掛け、膠着状態になり和平が模索された。

その過程でスウェーデン王カール11世とデンマーク王妹エレオノーラの婚約が成った。

こうしてしばしの間、両国に平和が訪れた。

 

 

 10

< 10. 帰路に着く >

 

結局、私は宮殿見学を30分で終わらせ、11:30のボートでストックホルムに向かった。

 

下の写真: 途中、メラーレン湖の船窓から見た光景です。

帰りのボートはがらすきでした。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

Categories: 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, <japanese language, travel+photo | Tags: , | Leave a comment

北欧3ヵ国を訪ねて 32: ドロットニングホルム宮殿ツアー 2


1DSC01063-1

*1

 

 

今回は、ドロットニングホルム宮殿に向かう観光ボートからの眺めを紹介します。

楽しみにしていたメラーレン湖のクルージングです。

ここはかってヴァイキングが行き交ったところです。

 

 

 

 

2map

< 2.クルージングのコース、すべて上が北 >

 

上の地図: これまでの訪問地を示します。

Aは古都シグツーナ。

Bはストックホルム中心部で、私は最北部では自然歴史博物館、最東部ではスカンセン野外博物館、最南部では旧市街ガムラ・スタンを訪れました。

CはホテルのあるエルブシェÄlvsjöと墓地Sandsborgskyrkogårdです。

 

茶色の線は、今回に乗ったボートの航路です。

参考までに、三角印はヴァイキングの古都ビルカです。

 

 

下の地図: 青線がクルージングの航路です。

航路の長さは約12kmほどで、航行時間は50分間です。

左側の赤い四角枠がドロットニングホルム宮殿です。

 

写真は2018年6月3日(日)10:10~10:45に撮影したものです。

写真は撮影時間順に並んでいます。

 

 

 

3

*3

 

6月初旬ですが、温かく湖水浴日和です(現地の人にとっては)。

湖岸至の所、砂浜や岩盤では日光浴や泳ぐ人々で賑わっていました。

住宅と森がすぐ後ろに広がっています。

ここは都市部への通勤に便利で、自然があり、暮らすには良い所でしょう。

 

中央の写真: 地図に示めす南北に架かる最初の橋です。

 

 

4

*4

 

人々はカヌー、ボート、ヨットなどで湖を楽しんでいます。

 

 

 

 

5

*5

 

6

*6

 

湖岸の家には自家用の小さな桟橋が多く見られます。

 

下の写真: 二番目の橋です。

 

 

7

*7

 

下の写真: 最初の桟橋に着岸するところ。

写真は着岸した桟橋ではなく、左側に見えた個人所有と思われる桟橋です。

ここは北岸で、島ではなく、すぐ後ろにバスや地下鉄がある。

それでも船を利用する人が居ます。

ハイシーズンであれば30分から1時間間隔でこのボートは寄港します。

 

 

8

*8

 

ここで大きく右に旋回しました。

地図で大きく北に向きを変えている場所です。

 

上の写真: 2階デッキの様子。

私は最後部の真ん中に座りました。

ここはほぼ180度の視界が開け、撮影に良い位置です。

 

9

*9

 

上の写真: ここは2番目に着岸した桟橋で、地元の人が乗船しました。

それを見送る人々が見えます。

この島は地図を見る限り何処とも橋が架かっておらず、移動手段は船しかないようです。

 

下の写真: 左手に、先ほどの桟橋が見えます。

 

 

 

10

*10

 

上の写真: 小さな島に桟橋と木立の中に家が見えます。

モーターボートならストックホルム中心部まで30分以内で行けるしょう。

自分の島! 優雅ですね!

 

下の写真: 左舷遠方にドロットニングホルム宮殿が見えて来ました。

 

次回に続きます。

 

 

 

Categories: 連載 北欧3ヵ国を訪ねて, <japanese language, travel+photo | Tags: , | Leave a comment

Create a free website or blog at WordPress.com.

PEMBANGUNAN MENERANGI DAN MENCERDASKAN

Jln Gereja Moria RT25 RW06 Kelurahan Liliba Kupang NTT

Crazartt

I was created to create@Mehakkhorana

フラワーエッセンスの不思議

フラワーエッセンスのエネルギーで皆さんを神秘の世界へと誘います。

...

love each other like you are the lyric and they are the music

大森酒屋

名酒をアナタに。

1日1日記 タイトル未定

すごくすごいわけではない人

My RICOH GRⅡ Photo

RICOH GRⅡで世界が広がる。見えていなかった世界を見たい。The world spreads out in RICOH GRII. I want to see the world that I did not see.

Moda-Creative thinking

Moda-Creative thinking

おっきな男に

アウトプットしよう

sisir ghosh search for value to enlighten life

Always learn from the curiosity within and around myself.

it rains in my heart

Just another WordPress.com site

Blog do Bittencourt

BRASIL: O ESTADO É LAICO!

Elin's Era

Life under the thinking tree

The Guide to being eco friendly

Mainly about eco friendly tips like gardening and being vegan

frangipani flower wearing tropical lady drinking jasmine green tea

Explored arranged marriage proposals lead to releasing what no longer serves my radiant life.

Stockresearch52's Blog

Just another WordPress.com weblog