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世界が崩壊しない前に 25: 細るエネルギー供給


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今回は、私達の経済活動や生活に不可欠なエネルギーの将来についてみます。

 

 

電気・ガス・ガソリンが無くなる生活を想像できるでしょうか。

 

かつてオイルショックで経験したように、ここ半世紀、石油価格の上昇下降が世界経済を揺さぶるようになった。

米国は石油が狙いで、中東に軍事干渉することが度々あった(イランなど)。

日本が太平洋戦争に突き進む切っ掛けも石油禁輸でした。

 

現在、エネルギー源のほとんどは地下資源(石油、石炭、天然ガス、ウラン)ですが、いつまで採掘可能なのか?

 

 

 

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< 2. 石油生産量のピークは過ぎた >

 

IEA(国際エネルギー機関)は2010年、在来型石油(シェールガス・石油を除く)の世界生産のピークは2006年に越えたと発表した。

これは従来の油田が枯渇して行く中で、新しい油田の発見が少なくなり、採掘コストが高くなっているからです。

 

益々、採掘コストが上昇している為に、地球奥深くに化石燃料があっても役に立たない。

石油では、20世紀初頭、1単位のエネルギー投資で100単位のエネルギーを得られたが、ここ25年間で35~11単位と急速に低下している。

一時、花形だった北海油田も限界が見えて来た。

 

これを補ってくれたのが2010年代に始まった米国のシェールガス革命でした。

しかし、ここ数年、採掘会社が急激な赤字に陥っている。

理由は坑井の寿命が短く、次から次への開発にコストが掛かり過ぎているからです。

FRBは低利融資でこれら会社を何とか存続させているが続かないだろう。

さらにコロナ危機で原油先物価格が一時マイナスまでになった。

これで米国のシェールガスは立ち行かなくなるかもしれない。

 

 

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< 3. 低下する世界の原発発電量 >

 

残念な事に、期待のエネルギー源も様々な副作用を持っている。

 

原発は大災害、シェールガスは公害を引き起こしている。

日本列島の原発は断念せざるを得ない。

地震と津波が頻発する列島、放射線廃棄物の処理、海洋汚染による漁業資源への悪影響を考慮すれば当然です。

 

またメタンハイドレートや石炭、バイオ燃料(生産時)は、温暖化ガス(炭酸ガスなど)排出で地球温暖化に悪影響を与えます。

 

 

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< 4. 増え続けるエネルギー消費 >

 

 

* 何が問題か? *

 

上記三つのグラフは危機の到来を示している。

 

世界のエネルギー消費は増え続けるが、エネルギーになる地下資源は枯渇に向かっている。

もし化石燃料輸出国が、枯渇への不安と自国の消費増を受けて、輸出を絞り、さらには禁止したら・・・。

輸入大国の日本は・・・?

コロナによるマスク入手の困難とはわけが違う。

 

国民が耐え偲ぶだけで過ごせるとは思えない。

悪くすれば強奪の戦争が勃発するかもしれない。

 

日々、限界に近いづいている。

打開策を講じなければならない。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

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世界が崩壊しない前に 24: 掘り尽くす鉱物


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宇宙誕生から138億年間で生まれた元素や地球の鉱物を、人類はこれから数十年ほどで使い切ってしまう。

その先は・・・

 

 

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青銅と鉄は文明と強国の象徴でした。

紀元前、もしヒッタイトとケルトが鉄器を持っていなかったら、ガンジス川や黄河流域で鉄の農耕具が普及していなければ、歴史は大きく変わっていた。

金と銀は繁栄の象徴であり、昔から通貨の役割を果たして来た。

建物から自動車、携帯電話、薬品、太陽電池まで鉱物無しでは造れず、生活は不可能だ。

 

国際環境開発協会が15年ほど前、よく知られた八つの金属(鉄、アルミ、鉛、ニッケル、銅、他)の残りの可採年数は15~81年と発表した。

推定埋蔵量は500~1100年分あるが、採掘には膨大な損失が伴う。

環境省の2009年の資料によると、可採年数は金20年、銀19年、レアメタルのクロム15年、インジウム18年とある。

 

ここ半世紀、かつて指摘された地下資源の可採年数を越えても、掘り尽くした物はなく、今も採掘は続いている。

しかし確実に可採年数は短くなっている。

 

 

* 何が問題か? *

 

可採年数は、世界経済(消費)の伸び、新規に発見される埋蔵量、リサイクル量、そして採掘コストによって決まる。

 

だが埋蔵量は増えても、鉱石の品位が下がり続けており、益々採掘にエネルギー(コスト)と水の使用量が増える。

また鉱山から出る鉱さいや処理液はこれまでの数十倍に達し、環境破壊と深刻な公害を招く。

さらに農業や漁業資源を減らすことにもなる。

 

最大の懸念は、生産と埋蔵している国が大きく偏在していることです。

 

中国の生産量は金で1位、レアアース(17元素)では世界シェアの96%に達する。

埋蔵量の世界シェアでは、リチウムはチリで75%、プラチナは南アフリカで88%と偏在している。

一方、日本はベースメタル(鉄、銅など)とレアメタル(リチウム、コバルトなど)は100%輸入に頼っている。

 

 

* もし枯渇の危機が来れば! *

 

希少元素や鉱物の枯渇は、コロナ危機のマスクのように2ヶ月ほどの品不足では済まない。

今回の日本政府の対応を見れば、危機管理(体制とシミレーション)が出来ていなかった事と、隣国との協調体制が取れないことで傷口を大きくしてしまうことが理解出来たはずです。

 

おそらく悲惨な争奪が始まるだろう。

既に石油、ダイヤモンド、ウランのように、アフリカや中東で資源を奪い合う為に、大国から武器が大量に供給され内戦を生んでいる。

 

放置すれば必ず破局が来ます、甚大な被害を伴う危機が。

 

将来に備えた危機対応が不可欠です。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

 

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世界が崩壊しない前に 23: 映画「太陽の蓋」を紹介


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福島原発事故を今一度教訓として欲しい!

無料動画「太陽の蓋」を紹介します。

また私の想いを詩にしました。

 

 

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* 「太陽の蓋」を見た感想 *

 

なぜ日本は、いまだに危機に上手く対応出来ないかが良くわかる。

それは体制が麻痺しているからに尽きる。

 

数人の首脳が全身全霊であがいても・・・

そんな虚しさの中にも光明を感じることがあった。

身を挺して原発の残った人々と陣頭指揮を執られた人が居たことを。

そして突然の巨大な災厄にもめげず、立ち向かった多くの人々がいたことを。

 

 

*「憂いの詩」 私の想いを託しました *

 

 

何を恐れるのか

 

座して逡巡する君よ

 

持して朽ち果てる故国こそ恐れよ

 

いま船出する時

 

渇きや荒波を恐れるな

 

出でて求めよフロンティアを

 

闇の中、頼れるのは己一人と覚悟して

 

家族を愛し、友と手を携え

 

いざ立ち上がれ

 

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

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世界が崩壊しない前に 18: コロナは我々日本の弱点を教えてくれた  3


 

 

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今回は、発想の転嫁が出来ない不幸を見ます

 

 

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< 3.摩訶不思議な批判潰し >

 

孫氏がTwitter上で休業補償のアンケートを行うと、当初賛成が圧倒的に優勢でしたが、深夜の間に反対票が30万入り、呆気なく反対に逆転した。

ここまで酷い操作を私は知らない。

 

 

* 休業補償をしない件 *

 

今、感染爆発を防ぐには人との接触を80%減らす必要がある。

そこで都道府県の首長は国に休業補償を要求するが、政府は前例が無いとし頑なに拒否している(噂では財務省が許さないらしい)。

 

国が休業への強制力を持たないことや、補償をやり始めると政府が破綻すると言う論点ずらしもある。

ここでは、この二点への反論と、日本の先進国からの周回遅れについては触れない。

 

日本で感染爆発が起きれば重篤患者は30万人になる可能性がある。

そうなると医療介護費・経済損失も含めた彼らの生命価値を一人3億円として90兆円の損失が出る。

さらに膨大な数の感染軽症者、失業する非正規や新卒が生涯に亘り、その累計経済損失は数百兆円になるだろう。

 

ここで休業補償総額20兆円(=GDPの内の年間民間消費300兆/12ヵ月X80%)で全国民に1ヵ月休業してもらい、感染爆発が起きないとする。

すると差し引き70兆円が浮くことになる。

実施は一部の都市で可能だから10兆円で済むかもしれず、前述の失業者の莫大な被害も抑えられるので、さらにメリットは巨大になる。

 

発想を転換すれば、国民は救われる。

 

実は、我が国は様々な名目で金をばら撒いて来ている。

農家への米の減反費用、様々な助成金、輸入関税も周り回って同様の結果になる(農産品だけでも年間8兆円)。

箱ものなどの土建投資も然り(年数兆円~十数兆円)。

法人減税は30年間の累計で300兆円になり、消費増税分はほぼ消える。

首相は短期間で諸外国に60兆円をばら撒いた。

日銀はこの10年間で国債を400兆円、ETF(上場投資信託)を30兆円買った(これが政府の財政支出の足枷になるかも)。

 

これでも国民の命を守る為に微々たる金しか出せないのなら・・・。

 

こんな試算もあった。

かつての米国の南北戦争で80万人が死亡し、甚大な被害が出た。

後に、南北戦争を回避する方法として、ある経済学者は事前の補償を提案している。

「北部側が、南部の奴隷所有者から奴隷開放による損害補償を提案すべきだったと」

 

双方で膨大な軍事費を使い、町を破壊し、死傷者を出し、結局、南部は奴隷も失った。

結果から見れば、補償での戦争回避が良策です。

 

冷静になって先を読むことが出来れば、危機の被害を少なく出来るのです。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

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世界が崩壊しない前に 17: コロナは我々日本の弱点を教えてくれた 2


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今回は、日米首脳に共通する問題を取り上げます。

 

 

* 「武漢ウイルス」発言 *

 

両首脳の他国を毛嫌いする態度が、コロナ危機で失策を招き、国民は大きな災厄を被ることになった。

 

日本は、マスクの8割をほとんど中国から輸入している。

コロナ危機で中国はマスクを増産し、ここ1ヵ月で38億枚を世界に輸出した。

政府は増産と言いながら、「中国産は使わない」と言う閣僚の発言に忖度した担当官は3月に中国からの追加輸入を断念していた。

https://dot.asahi.com/aera/2020041300020.html?page=2

 

 

米国の疾病対策センター所長は「トランプ政権のメッセージは『中国に協力するな。彼らは敵だ』ということだ」と語っていた。

これで両国間の防疫協力関係は完全に切れてしまった。

米国は中国のコロナの詳細情報を手に入れることが出来ず、感染症対策の初動の遅れに輪をかけることになった。

https://www.asahi.com/articles/ASN4F7DKGN4DUHBI003.html?ref=hiru_mail_topix1

 

必需品から医療情報まで、グローバル化社会では一時の断絶が致命傷になる。

将来、中国でほとんど産出されているレアアースの報いは桁違いになる。

 

 

* もう一つの厄介な性癖 *

 

このタイプの首脳は、敵を峻別する傾向にあるので、直ちに国境閉鎖やクルーズ船寄港拒否などで解決を図ろうとする。

これがすべて悪いとは言えないが、問題はその後の対応がお粗末になる事です。

 

たとえ閉鎖を実施しても、侵入を防げず、感染者は国内に広がって行きます。

米国は閉鎖を素早く行ったが、初動で遅れ、感染爆発を招いた。

 

このタイプの首脳は、科学的な重要性を理解出来ず、目立たない緻密な政策を疎かにするようです。

 

 

 

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< 2. 米国の二人の大統領の違い >

 

現在、米国は国連安保理で「武漢ウイルス」を宣言に入れることに拘り、紛糾し宣言が骨抜きになっている。

これが以前の大統領なら、エイズ対策で国連が一致して対策を執ることが出来た。

 

トランプの下で国際保健分野は冷遇され、CDCの予算も削減されつつある。

エボラ出血熱時に設けられた国家安全保障会議のパンデミック担当チームは18年に解体された。

さらに米中の通商対立が加速し、米国は防疫情報で孤立するようになった。

 

 

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< 3.2015年、ビルゲイツのTEDでの発表 >

 

ゲイツは今後、戦争よりもパンデミックで大量の死者が発生するかもしれないと警告していた。

 

今の両国政府は国家安全保障を歪めている。

安全保障は軍備だけでなく、伝染病、資源の枯渇、災害などから国民の健康と安全を守る事も範疇にあるのです。

 

不安、不穏な社会ではタカ派的な言動を売りにする首脳は非常に人気を得る。

この態度は、大国が他国から利益を奪う時には有効かもしれないが、伝染病のような世界的な危機に際して国民に大きなダメージを与える。

このような日米の首脳は、百害あって一利なしと言える。

 

重要な事は、国民が人気だけでトップを選ぶ愚を避けることです。

 

 

次回の続きます。

 

 

 

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世界が崩壊しない前に 15: 18歳少女の戦い 2


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グレタさんは何故一人で立ち上がったのか?

彼女は世界に何を訴えたいのか?

 

 

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グレタさんの影響力

 

彼女の表情と言及は実に厳しく妥協がない。

現状の地球温暖化の取り組みには「希望がない」と言い、楽観論を否定する。

進まず後退さえする各国首脳の態度を非難する。

 

マスコミでよく取り上げられているのは、彼女の肉食拒否と航空機利用の否定「飛び恥」です。

このせいで、飛行機から鉄道や船に切り替える人が増え、航空会社の売り上げが目に見えて減った。

 

 

彼女は何を指摘しているのか!

 

地球の温暖化を抑制するには、二酸化炭素排出量を2030年までに世界全体で約30%減らさなければならないとされています。

2016年、一人当たりの二酸化炭素の年間排出量は日本9トン、米国15トン、中国7トン、アフリカ平均1トンでした。

 

米国の場合、一人の年間肉食量は100kgだから年間CO2排出は1.4トンになる(牛肉で計算)。

牛肉をすべて鶏肉に替えると排出量は1.2トン減り8%減となる。

また米国の航空旅客の一人年間平均排出量は3トンです(国民の平均ではない)。

確かに航空機を止めれば、利用者は20%減らすことが出来る。

 

私は節約する方なのでCO2排出が少ないのですが、年1回海外旅行をしているので航空機で約2トン増やしてしまっている。

弁解すると、鉄道と船ならCO2排出はかなり減るのだが、鉄道は不可能だし、船は日数と金額の点で無理です。

 

彼女の指摘は的を得ているが、生活や経済活動への影響が大きいので、彼女に反感を持つ人もいる。

 

しかし彼女のメッセージ発信によって世界は動き始めた。

航空会社(北欧)は鉄道との連携やCO2排出削減に取り組み始めた。

また2019年以降、世界の機関投資家や銀行の主要団体は、パリ協定の目標が不十分として、目標の引き上げと具体策を提言し、各国に迫るようになった。

 

実に、彼女一人の行動が世界危機への突破口を開いたと言える。

 

 

私には後悔がある。

 

彼女が一人で最初にストを行ったのは、ストックホルムの国会議事堂前で、2018年8月20日でした。

私はその頃、北欧を一人旅しており、少し前の6月1日、国会議事堂の付近を歩いていた。

残念なのは、つい最近まで彼女のストの場所を知らなかったことです。

 

是非とも、一人の決起が世界を目覚めさせた瞬間に立ち合いたかった。

 

 

次回に続きます。

 

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世界が崩壊しない前に 14: 18歳少女の戦い 1


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今回は、地球温暖化を強烈に訴えるグレタさんを紹介します。

 

 

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彼女は2018年末の「国連COP24」で訴えた。

 

「私は希望を語りません。

何にもしないこのままではだめ!

世界のシステムを変えなければならない。」

 

これに対してトランプやプーチンら首脳は、彼女の異常さを指摘し、操られていると嘲笑る。

日本にも同様の発言をする人はいる。

 

 

グレタさんについて

 

彼女は環境問題に関心を持つと自分で勉強を始め、やがてSNSで温暖化懐疑派に討論を挑むようになった。

感化された両親は、彼女に温暖化の現地調査や気候学者との対話の機会を与えた。

 

そして満を持して彼女はストックホルムの国会議事堂前で、一人でストライキを始めた。

彼女は幼少期より自閉症、強迫神経症があり、両親はストを始めるまで発作の再発を恐れていた。

 

彼女には始めるにあたり戦略があった。

先ず、SNSで実況中継を発信し続けた。

さらに緊張に耐えながら多くのメディアによるインタビューに答えた。

 

これらにより彼女の期待以上に、ストは世界に急速に知られ、彼女のメッセージの真意が世界に伝わった。

9月には161ヵ国で400万人が参加した地球温暖化ストップのストライキが行われた。

その後、彼女は数々の世界的な温暖化対策会議に引っ張り出されるようになった。

 

彼女の姿勢を示すエピソードがある。

 

ストライキ中に、ある男がベジタリアン用のバーガーを差し入れた。

(肉牛の飼育には多くの炭酸ガス排出が伴うので)

スト仲間は食べたが彼女は食べなかった。

彼女は、「あなたが差し入れを望むなら、次回から別の店のものを提供して下さい」と提案し、彼は二度と来なかった。

彼は便乗して自社製品を宣伝しようとしていた。

 

 

元々、北欧では小学校から環境問題を学習させ、中学校から政治の学習だけでなく政策についても討議させている。

国民のほとんどはボランティア活動を通じて、地域社会と密接に繋がり、政治意識が高い。

 

また北欧各国は「持続可能な社会」の実践で先行しているが、市民レベルでも取り組まれている。

 

つまり、スウェーデン、北欧から彼女のような警鐘を鳴らす人物が出ることは当然なのです。

おそらく日本からは望めないでしょうが。

 

 

次回に続きます。

 

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世界が崩壊しない前に 11: コロナ危機対応で見えて来るもの 2


 

 

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前回に続いて、コロナの感染爆発の可能性を探ります。

 

 

現在、東京で感染が拡大しているが、これとPCR検査との関係で意見が真っ二つに分かれている。

一方は「検査を少なくし感染を抑制している」、逆に「把握できていない感染者がやがて感染爆発を招く」と対立している。

前者は現状の日本政府と初期の米政府、後者はドイツや韓国の対応です。

残念ながら日本ではデーターによって論証する姿勢がない。

 

結論から言えば、検査を拡大させ初期に感染者を隔離してこそ感染爆発が防げる。

世界の感染推移のグラフ(前回のグラフ4)を見る限り、多くの国で、始めはゆっくり感染は進行しているが、やがて何らかの切っ掛けで感染爆発を起こしている。

 

当然、検査拡大時には、感染防止(ドライブスルー方式など)と事前の健康状態チェックによる選別は必要です。

実際、上記対策を講じて検査を拡大した国は、感染者数の割に死者が少ないか、終息を向かえつつある。

しかし日本政府はオリンピック開催と医療システムの不足・不備による医療崩壊を恐れて検査を増やすことが出来ないでいた。

 

今ままでは低水準だったが、前回説明したように対策の効果と言うよりは偶然の産物に過ぎないと考えて、検査拡大と共に、データーに基づいた抑制策(外出禁止など)が不可欠です。

 

 

日本の異常な推移を確認します。

 

 

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< 2. 各国の感染データー >

https://nerdist.com/article/when-how-covid-19-will-peak/

 

横軸は累計感染者数、縦軸は1週間当たりの新規感染者数の推移。

横軸と縦軸の両方が対数目盛であることに注意。

上は3月3日、下は3月21日の値。

赤の矢印は、注目すべき米国、日本、韓国、中国を示す。

 

驚くべきは、世界各国がほとんど直線状に並び、感染の増加率(新規感染者/累計感染者)が一定だと言うことです(同じ病原体なので当然か)。

そして中国と韓国は、ある時点から抜本的な対策を講じたことで一気に終息に向かっている。

 

一方、米国は感染が発覚した時点で検査拡大を行わなかった為、上図のように平均的な線より下にあったが、感染拡大と共に検査による状況把握が進むと同じ結果になっているようだ。

 

一方日本は、未だに平均線より低い所でふらついている。

本当に日本だけが感染の増加率が低いのであれば、平均線を下にずらした緑色の線上を進んでも良いはずだが、そうではない。

 

 

もう一つ、不穏な状況を示すグラフがある。

 

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< 3. 感染経路不明者の数 >

 

日本政府は感染クラスターを抑えているので問題無いと言うが、上記グラフの感染経路不明者と感染者の増加を見れば、否と言わざるを得ない。

 

しかし不可解な点もある。

3/30現在、コロナの死者数が54名で、これと累計感染者数1420名からすれば比率3.8%は各国の平均より少し高い程度に過ぎない。

つまり死者数から、感染者数は妥当と言うことになる。

 

ところで日本の毎年の死者数は肺炎で95000人、インフルエンザで3000人(12月から5月が主)ほどいる。

推測でしかないが、死因の判別でコロナが洩れているのではないかと疑っている。

 

現状の日本の医療体制に、検査を拡大出来ない事情があるようだが、このままズルズルとやっていると取り返しのつかないことになる。

 

 

次回もコロナ危機を探ります。

 

 

 

 

 

 

 

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世界が崩壊しない前に 5: 原発に見る無視の構造


 

 

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すいません、投稿がダブりましたので投稿し直しました。

 

危機の後、正しかったと判明した警鐘は多い。

しかし幾度も無視した。

これを事例で確認します。

 

 

警鐘が国民に届かない理由を前回見ました。

  •  無理解(科学など)
  •  未来の事(近視眼的思考)

3. 世論誘導(政治・経済絡み)

4. 分裂する社会(ナショナリズムなど)

 

 

原発を例に考えます。

 

1 原発の危険性を理解できない

 

安全とは規定の設計基準を満足するだけであって、日本の基準では外部要因(テロ)、より大きい地震や人為的ミスなど、さらに福島の事故原因(電源喪失、水素爆発)は無視されていた。

実際、原発事故の多くは操作ミスや製造ミスなど人為的なものが多い。

人々は、住民が無視されていることを理解しない。

 

原発事故が致命的なのは、放射線が遺伝子破壊を永遠に進行させ、しかも見えず消去出来ないことです。

他の技術では、失敗を繰り返しながら安全基準を高めることが出来る。

 

 

2 エネルギー政策の転換が見えない

 

クリーンエネルギー(太陽光、風力)発電のコストが原発より高いと誘導され原発破棄が進まない。

 

国と産業界はこれまでの建設・維持費を安く見積もり、廃炉・灰・汚水処理の費用と事故の賠償額を無視している。

彼らは原発村と研究開発、更に安全神話を創り上げるための広報宣伝と裏金にどれだけ投じて来たか。

現在、クリーンエネルギーのコストは低下しているが、原発は急上昇している。

 

危険性を理解出来ても、対策や代替え案の選択が困難になっている。

 

 

3 誘導され安直に流される

 

原発推進を担って来た人々が、事業継続の為に総がかりで国民を誘導している。

与党議員、官僚、経済界、そして学会、労働界、マスコミの大半が存続に加担している。

例えば、原発差し止め裁判は上級審に行くと必ず敗訴するが、これも司法官僚上層部が政権に従属し、政策否定や憲法判断を封じ込めるからです。

 

さらに、この誘導に強く影響される人々がいる。

例えば野党嫌い、科学に弱い人、今ならウヨがこれに加わります。

それは彼らが、好みの情報(御用マスコミやネットウヨ)しか信じないからです。

 

これらの障壁を乗り越えて、警鐘をまともに受け止められる人がどれだけいるだろうか。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

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世界が崩壊しない前に 2: 兆候はあるのだが


 

 

 

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これまで多くの危機を乗り越えて来たのだから、

これからも大丈夫と人は信じたい。

しかし、単に偶然だったかもしれない。

これからは制御不能で、逃げる場所がなくなるかもしれない。

 

 

乗り越えられない危機などあるだろうか?

 

今回のコロナウイルスで分かったはずです。

世界は益々に繋がりを強めており、病原体が瞬く間に世界に広がっていくことを。

 

例えば中国経済が崩壊すればどうなるか?

中国との輸出入第一位の日本経済は大打撃を受け、また世界も金融危機から逃れられない。

さらに難民が大挙して押し寄せてくるかもしれない。

 

もし核戦争が起きれば、地球上の生命は根絶やしになり、何十万年も蘇ることは無い。

原発事故は恐ろしいが、その比ではない。

 

しかしまだまだ危機はある。

資源枯渇と地球温暖化が迫っている。

この深刻さを人々はまだ理解しようとしない。

 

さらに複雑で分かり難く、深刻化している危機もあります。

それは経済・社会・政治の危機で、これがもっとも根源的と言えます。

例えば金融崩壊、格差拡大、社会分断、金権腐敗でしょうか。

 

 

この危機の一端を見ます。

 

なぜ日本の賃金が下がり続けているのでしょうか?

 

アベノミクスも加担しているが、真因は単純だが根は深い。

バブル崩壊が繰り返される度に、景気の谷がより深くなっている。

益々、経済界は賃金を抑え内部留保を高め、政府に人員削減の容易化を要望する。

政府は景気刺激策と称して超金融緩和と労働規制の緩和を繰り返す。

この悪循環は世界を否応なく巻き込む。

 

こうして経済悪化と所得格差拡大が蔓延して行く。

これは高々40年前から始まったが、国民の主権が無視されている国ほど酷い。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

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世界が崩壊しない前に 1: はじめに


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今、世界は急激に悪化しています。

突如として破局が訪れる可能性もあります。

私達の家族とその未来を守るにはどうすれば良いのでしょうか?

事実を集めながら検討します。

 

 

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< 2. 緊急情報です! 拡散願います >

https://www.youtube.com/watch?v=W3X3RSmf7ds

 

 

はじめに

 

皆さんは世界が崩壊すると思いますか?

何か予兆を感じることはありますか?

 

地球の生命38億年、人類300万年、新人類10万年、文明5千年間で似た事はあったでしょうか?

 

いや待てよ、これまで無数の予言はあったが、どれも事なきを得たではないか?

聖書の予言(ハルマゲドン)、ノストラダムスの大予言、核戦争勃発、資源枯渇(ローマクラブが警鐘)、中国崩壊など・・・。

 

しかし様々な民族が故郷を捨て大移動し、時には戦い、遂には姿を消してしまったことは限りなくあった。

その切っ掛けの多くは乾燥や寒冷化などの気候変動によるものでした。

例えば紀元前2千年紀の気候変動が、ナイル川の水位低下と西アジアの難民を生み、エジプト王国の衰退とユダヤ王国の誕生に繋がった。

 

また自ら環境を破壊し、衰退した文明もあった。

例えば古代ギリシャ人の入植地(港湾)やイースター島の放棄は、河川上流や島全体の森林破壊が原因でした。

 

現在はこれが巨大化している。

例えばチェルノブイリや福島などの原発事故です。

危機を脱することは出来たが、フロンガスによるオゾン層破壊もありました。

 

こうして振り返ると、あることが見えて来る。

 

生物や人類の進化は、地球の大規模な気候変動(多くは寒冷化)が切っ掛けでした。

やがて人類が地球を覆うようになると、気候変動は多くの民族や文明の盛衰の切っ掛けになりました。

しかし遂には、人類が自ら地球の自然(システム)を破壊し、行き場を失う可能性が高まって来ました。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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中国の外縁を一周して 15: 観光バスで巡る北京


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今日は、北京の観光バス3号線からの眺めを紹介します。

約1時間、北京中心部の北西部にある幾つかの観光地を車窓から見ました。

 

 

 

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< 2. 観光バス3号線について >

 

上: 「北京城市观光3线公交车」の情報とバスの外観。

私が乗ったのは「下行」で、頤和園の北門から紫禁城の神武门(北門)まで行きます。

下の地図の青線が、そのルートです。

バス停は合計12箇所です。

サービスは何もないが、ゆったりしたシートに座りバスの2階から景色を楽しめます。

料金は大人20元、一卡通提示で15元です。

 

下: 走行ルート、上が北。

乗車のバス停は頤和園の北門の東側直ぐにある大きなバス駐車場の道路沿いにあります。

降車のバス停は紫禁城の北側、景山公園南門の前の道路沿いにあります。

ここは、この戻りのバスや他の観光バスの発車場所になっていますので、多くのバス停があり非常に込んでいました。

 

このルートで私が楽しみにしていたのは、中関村(北京のシリコンバレー)、鳥の巣(オリンピックのメインスタジアム)、鼓楼と城門(德胜门箭楼)でした。

 

私は途中一度も降車しませんでした。

 

 

 

 

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< 3. 観光バス3号線の内部 >

 

上: 観光バス3号線の2階。

 

下: 圆明园、最初の観光地です。

 

 

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< 4. 精華大学 >

 

上: 精華大学の門が見える。

 

下: 通りを示す看板に「中関村」とある。

バスからは確認できなかったが、近くに中関村サイエンス・パークと呼ばれるところがある。

 

この周辺には世界有数の精華大学、北京大学、国家の研究機関などが集まっており、また日本を含む海外のIT代表企業が研究所を建ている。

IMB、Microsoft、Apple、Intel、Nokiaや富士通など。

中国と海外企業がここに毎年数兆円をつぎ込み、200を越える研究所、参加企業数は4万社を越える。

ここは中国の科学技術と産業発展をリードしている重要な地域の一つです。

北京には他にもこのような場所があり、当然、深圳や天津、蘇州など各地にも多数ある。

 

これらが、中国が幾つかの先端分野で米国を抜く特許件数を出す理由の一つだろう。

国を挙げての取り組みと、それに乗る海外企業の多さに驚くばかりです。

 

ここでも旧態依然とし、乗り遅れることに無頓着な日本を思ってしまう。

 

 

 

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< 5. 北京大学 >

 

上: 北京大学。

 

 

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< 6. 鳥の巣 >

 

上: 鳥の巣が左側に見える。

中国らしく、全てが巨大で広大、歩く気になれない。

 

下: バスはこの一帯を一周した。

斬新な建物が目を惹く。

 

 

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*7

 

スモッグらしいが、視界が悪い。

 

 

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< 8. 德胜门(徳勝門 ) >

 

これはかつての内城(北京)の北側の門の一つで元朝、15世紀に建てられた。

 

 

 

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< 9. 鼓楼と钟楼(鐘楼) >

 

上: 右が鼓楼、左が钟楼(鐘楼)。

鼓楼は13世紀に始まり、大太鼓と角笛で時を知らせていた。

鼓楼は他の古都でもよく見かける。

钟楼は15世に始まり、63トンの銅製の鐘があった。

この二つは紫禁城を南北に貫く中心線上にある。

 

下: 鼓楼。

西安で見たことがあり、今回、開封でも見ることになる。

 

 

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< 10.終点に近づいた >

 

上: 鼓楼を過ぎた什刹海の辺り。

前日訪問した場所です。

 

下: 遠くの山頂に景山公園の建物が見える。

ここも前日訪問した場所です。

あの反対側に着くと、バス観光は終わります。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 30: 見たくない危機 5


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<  世界に引導を >

 

これから二つの危機について考察します。

くれぐれも騙されないように留意してください。

 

 

地球温暖化を考えてみよう。

 

多くの科学者や極致に住む人々(氷河地帯や南海の小さな島)は温暖化が迫っていることを訴えている。

しかし大半の人は意に介さない。

 

不思議な事にウヨも否定している、愛国心からか、科学に疎いためなのか?

理由は簡単、体制側(米国と経済界べったり)に付くからです。

 

体制側は原発安全を喧伝するが地球温暖化には声を上げない。

原発を進めたいなら地球温暖化に反対でも良いのだが、これは過去の誇大広告がまだ国民の記憶にあるからバツが悪い。

一番は欧州で主流の再生可能エネルギーの利用に切り替える気が無いからです。

また米国大統領が温暖化を否定しているので追従するしかない。

 

こうして多くの国民は地球温暖化の危機に疎くなる。

 

しかし、本当だったら取り返しのつかないことになるのは明白です。

 

ここ1万年ほどの人類史を見れば、地球平均気温の2度程度の違いが、各地に乾燥・多雨・冷夏などを招いた。

これがもとで民族大移動と争いが繰り返された。

 

一番の問題は、温度上昇が起きてしまえば防ぐ手立てが無いことです。

今の科学技術で、地球全体を1℃でも冷やすことは出来ない。

(太陽の不活発期、地球寒冷期の到来が温暖化を緩和する説は当てに出来ない、眉唾がバレたら終わりです)

 

皆さんは体制側の発する巧みなデマを見分ける眼力が必要です、益々。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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Something is strange! 63: Why don’t they teach evolution theory


何か変ですよ 63: 進化論を教えないこと

 

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Turkey don’t teach evolution theory in high school, so our world begins retreating more.
With this, evolution theory is kept away not only in Christianity but also in Islam.
We briefly look at harmful results of not teaching evolution theory.

 

世界がまた一つ後退し始めた、トルコが高校で進化論を教えなくなるからだ。
これでキリスト教圏だけでなくイスラム教圏でも進化論が遠ざけられる。
進化論を教えない事の弊害について考えます。

 

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Introduction
The evolution theory Darwin advocated is widely recognized as science in the world.
On the other hand, many religions have individual creation myths about human birth, so they conflict with the evolution theory.
And people who believe that the scriptures are correct one by one is stubbornly opposed to introducing the evolution theory into their school education.

Is it a problem if the public can’t learn about evolution theory ?
It surely expose the advancement and peace of the world to risk, If the public can’t understand the key point of the evolution theory.
I will briefly explain this.

 

はじめに
ダーウィンらが唱えた進化論は世界で科学として広く認められている。
しかし、多くの宗教は独自の人間誕生の創造神話を持っており、これが進化論と衝突することになる。
そして聖典を一字一句正しいとする人々は、頑なに進化論を学校教育に導入することに反対する。

国民が進化論を教わらないことは問題でしょうか?
国民が進化論の要点を理解しないことは世界の発展と平和にマイナスになるはずです。
このことを簡単にみます。

 

Education Controversy about the evolution theory in the United States
In states that many Christian conservatives live in, from the 1920 ‘s, state laws prohibiting teaching the evolution theory at schools were established one after another.
On the other hand, liberal people disputed it and these ban laws were brought to the US Supreme Court and contested.

Finally, in 1987, these ban laws were considered unconstitutional and the contest of the evolution theory got determined.
During that time, conservative wing and liberal wing intensely controverted and had a PR war about ” Is the evolution theory a science? Is the Creation in the Bible a historical fact?”

Even now, about half of the Americans believe that ” God created humans about 10,000 years ago.”

 

 

米国での進化論教育論争
米国において、キリスト教保守派が多い州では1920年代から、進化論を学校で教えることを禁止する州法を次々と成立させた。
一方で、リベラルな人々がこれに異論を唱え、幾つものこれら禁止法が連邦最高裁判所まで持ち込まれ争われた。
そして遂に、1987年、禁止法は違憲であるとされ進化論裁判は決着した。
この間、保守派とリベラル派で「進化論は科学か? 聖書の天地創造は歴史的事実か?」を巡って激しい論争と広報合戦があった。

米国民は今でも、約半数の人が、「神が1万年ほど前に、人間を想像した」と考えている。

 

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Reason why the evolution theory is denied
“God made the heavens and earth. ….. God made a man in the image of God.”
This is at the beginning of the Bible, Genesis.
That’s why this God’s word contradicts the evolution theory.

On the other hand, the evolution theory explains as follows.
“Very simple primitive organisms had repeated various mutations, only things adapted to the environment remained, and various creatures were born by the natural selection. One kind of them became humanity.”

The evolution theory doesn’t require existence of God.
And, the natural selection theory gives people an image of the jungle law.
Furthermore, mankind that is only product of chance hasn’t greatness being due to be chosen by God.

Therefore, Christian conservatives (annotation 1) that think the Bible absolute are sure not to admit this.

 

 

進化論が否定される理由
「神が天と地をつくった。・・・。神は神に似せた人をつくった」
これが聖書、創世記の冒頭にあり、この神の言葉が進化論と矛盾するからです。

一方、進化論は以下のように説く。
「極めて単純な原始生物が様々な変異を繰り返し、環境に適応したものだけが残る自然淘汰によって様々な生物が生まれた。その一つが人類です。」

進化論は神の存在を必要としません。
また自然淘汰説は弱肉強食をイメージさせます。
さらに偶然の産物に過ぎない人類には神に選ばれた偉大さがありません。

これでは聖書を絶対と考えるキリスト教保守派(注釈1)は認めたくないはずです。

 

 

Other religions and the evolution theory
Since ancient times, there were creation myths in each place, the origins of heavens and earth, people, royal family etc. were explained in them.
And many religions, Judaism, Islam and Hinduism were incorporating them (annotation 2).

Naturally, the evolution theory was also unacceptable for Muslims.
Turkey, which was most advanced in secularization, finally removes the evolution theory from the curriculum following Saudi Arabia. (keep teaching at university)

 

 

他の宗教と進化論
古来より、各地に創造神話があり、天地や人、王家などの起源が説明されています。
そして多くの宗教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー教はそれを取り込んでいました(注釈2)。

当然、イスラム教にも進化論は受け入れがたいものでした。
世俗化が最も進んでいたトルコが、ついに厳格主義のサウジアラビアに次いで進化論を教育課程から外します(大学では教える)。

 

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What is the problem?
The greatest harm to deny the evolution theory to protect myths in the scripture is that people lose scientific mind.

Importance of the scientific mind is obvious from human progress, development of medicine and living environment.
The importance of the scientific mind is to know the limits that human can understand (annotation 3), and the theory is constantly being improved through actual proof.
People can keep superstitions and delusions away by knowing this.

Also, admitting only their creation myths will deepen the conflict between the religious believers and the other religious believers

There are other reasons why the evolution theory is important.

Human evolution theory – human beings born in Africa spread to the world and we are the descendants, and if we knew this fact, we easily can realize that mankind is one.

The other is to know the background that various human mentalities, deep affection, mutual respect, hatred, anxiety, etc. were born.
Because of this, many prejudices will be lost and understanding to others will deepen.

Much of the human mentalities grew for Animals’s survival through the process of evolution.
For example, our brain has an organ that secretes hormones enhancing romantic feeling, and this operation is determined by genes and individual growth processes.
But, because it has varied, some person may feel love the same sex.

 

 

何が問題なのか?
聖典の創造神話を守る為に進化論を否定する一番の弊害は、人々が科学的な視点を失うことです。

科学的な視点がなぜ重要かは、人類の進歩、医学や生活環境の発展を見れば一目瞭然です。
科学的な視点で重要な事は、人間の理解出来る限界を知り(注釈3)、その理論が絶えず実証を経て改良されていることです。
これを知ることで人々は迷信や妄信を遠ざけることが出来る。

また自分たちの創造神話だけしか認めないことは、どうしてもそれを信じる教徒と他の宗教徒の対立を深めることになる

進化論が重要な理由が他にもあります。

人類の進化論-アフリカで誕生した人類が世界に拡散し、我々はその子孫であることを知れば、我々は人類が一つであることを実感出来るはずです。

今一つは、人類の心性―深い愛情、助け合う心、憎しみ、不安感、などが生まれた経緯を知れば、多くの偏見が無くなり、他者への理解が深まることでしょう。

心性の多くは、進化の過程で動物がより生き残る為に育まれた。
例えば、男女の恋愛感情を高めるホルモンを分泌する器官が脳にあり、この働きは遺伝子と生育過程によって制約されている。
これにバラツキがあるので、同性にも愛を感じることがあるのです。

 

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At the end
I am really sad.
Although it can be said that many religions left a great footprint to mankind.

But, now also, for coming back to the source of the religion, the world invites conflict and seems to proceed in a nonscientific direction.

 

 

最後に
実に悲しいことです。
宗教は人類に偉大な足跡を残したと言えるが、今また、宗教の原点回帰と称して、世界は対立を招き、非科学的な方向に進むように思える。

 

 

注釈1.
キリスト教保守派とはプロテスタントの中でもキリスト教原理主義者などを言います。

注釈2.
仏教と儒教の宗祖、釈迦や孔子は宗教的・神話的なものを避けようとして、天地や人間の起源の説明に深入りしませんでした。

注釈3.
人間は宇宙や社会を完全には理解出来ないが、絶え間ない努力により、その限界を広げることが出来る。
人間は知を求めるものですが、知について謙虚であるべきです。

 

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何か変ですよ! 54: 捨てることが出来るか


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誰しも既存のものに固執していると、発展のチャンスを失うことがある。

しかし、なかなか馴れ親しんでいるものをキッパリと捨て去ることは難しい。

今の社会について、少し考えてみましょう。

 

 

はじめに

手描きで行っていたデザインを、これからパソコンで描きなさいと言われれば、特に年配者には苦痛だろう。

慣れたやり方を捨てるのは辛いものです。

 

一念発起して海外に飛躍を求めるなら、人は友や故郷と別れなければならない。

サラリーマンは定年退職すると、それまでの収入や地位を捨てなければならない。

買った物を捨てることが出来ない人は、やがて家中が不用品で一杯になってしまうだろう。

 

捨てることは、結構辛い意思決定を伴います。

 

しかし今日、皆さんと考えたい問題は、社会や人類の未来についてです。

 

私達は多くの新しい技術や社会システム、思想を得て進歩して来ました。

一方で、私達は同時に多くのものを捨てて来ました。

 

我々が特別に意識せずとも、古いものが自然と廃れていくこともありますが、逆になかなか捨てることが困難な場合もあります。

 

知って頂きたい事は、かつて人類が捨てることを英断し、新しい局面を切り開いて来た事実です。

これなくして今の人類社会はなかったのです。

 

 

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人類は何を捨てて来たのか?

最も古いものとしては、四足歩行ではないでしょうか。

二足歩行で手が使えるようになった化石人類は、早く走れて安定性のある四足歩行を捨てることになりました。

 

歴史時代になって、人類は科学的な思考を取り入れたことにより多くの事を捨てて来ました。

それまで人々は病気や不幸の多くは、遥か昔の因果や実体のない穢れなどによると考えていました。

医学や技術の進歩と共に、これらは迷信と見なされ廃れて行きました。

新しい宗教を生み出したイエスや釈迦、孔子でさえ、一歩進んだ科学的理解を持っていました。

 

これらは長い年月をかけて発展し人類に多大な影響を与えました。

 

身近なもので、陳腐になってしまったものにはどのようなものがあるでしょか?

レコード盤、そろばん、戦艦大和などは明快な例でしょう。

いずれもこれら道具や武器は性能が劣ってしまったので使われなくなりました。

これらの転換を止めることは難しい。

 

逆に転換が困難なものもあります。

フロンガス、洗浄用の有機溶剤、自動車の排ガスなどです。

 

フロンガスはオゾン層を破壊することがわかり、現在、世界が協力して使用制限を行っています。

毒性の強い有機溶剤や排ガスも規制されるようになりました。

これらの規制は、社会の安全性の点からは必要なものでしたが、経済コストとの兼ね合いで、産業界から強い反対がありました。

 

逆の事例もあります。

日本が石炭から石油に転換を図る時、落命の危険がありながらも失業を恐れた労働者側は転換に反対しました。

一方、産業界側は石油の方がコスト的に優位だったこともあり、大きな労働争議となったが、結局、転換が図られました。

これで良かったのですが。

 

 

今の社会の礎となっているもので、大きな発想の転換が必要だったものには何があったでしょうか?

 

土地所有、特許状、株式会社、金本位制などは大きな転機となりました。

 

古くは、部族社会において土地は概ね共有であり私有ではありませんでした。

 

かって特許状の主なものは、王が恣意的に商人などに独占権を与えていたのですが、やがて、画期的な発明に対して国が発明家に独占権を与えるようになりました。

 

以前、事業者は負債を全額返済すべきでしたが、株式会社になると出資金(資本)の範囲だけの返済責務を負うだけになりました。

 

現在の経済と産業の発展は、この三つの要素が機能してこそだと言えます。

 

かつて金本位制は国家経済の安定に不可欠だと考えられていました。

貨幣が金に兌換出来ることで信用が得られ、また国も金保有量に応じた歳出しか出来ず、野放図を抑えることになりました。

現在は、これを放棄することにより経済成長(金融)を比較的自由にコントロール出来るようになりました。

 

我々は個人から国家、世界まで多くの事と決別して来たのです。

 

 

何が問題なのか?

人類と社会はより良くなるために、かつての栄光や習慣的なもの、また危険で害を及ぼす物など使用を止めるようになりました。

 

規模の大きい転換はけっして容易ではなく、あらゆる既得権益層(産業側や労働側など)の抵抗がありました。

また人々の意識転換が必要なものもありました。

 

今、私が問題だと思うのは二つです。

 

一つは原子力産業です。

福島の原発事故被害の甚大さ、東芝の原子力事業の膨大な負債を見れば、これからも国が原子力産業を推し進めてくべきものとは思えません。

これは単純に既得権益層の擁護と惰性から続けているだけに過ぎない。

 

人類が幾度も乗り越えて来た捨てることの英断を、今こそ行うべきです。

 

 

いま一つは、トランプ現象と関わる問題です。

米国が主導して来た野放図なグロ―バル化によって、米国の中間層以下の労働者は仕事を無くして来ました。

 

グローバル化は世界にとって必然であり、国全体として経済的メリットを享受することは明らかです。

しかし、各国の競争力のない産業はやがて衰退する運命にあることも明白です。

この部分が、あたかも自己責任として放置されて来た結果、不満が爆発した。

 

ここに二つの問題があります。

一つは、グローバル化の恩恵が偏在しており、逆にそのしわ寄せが労働者にのしかかり続けていたのです。

つまり所得格差で拡大であり、米国は特に大きくなっています

これは政府サイドの問題です。

 

もう一つは、労働者側の問題です。

誰しも仕事していれば理解出来るはずです。

皆さんは作業方法の変化や、製品と業種の栄枯盛衰を身に染みて感じているはずです。

すべて国任せで、仕事や企業の衰退を補うことは出来ません。

 

やはり、自ら変化や衰退に備えて、自己の革新を日頃から行わなければなりません。

今や米国は、かっての英国病のように、国力の衰退だけでなく、精神的にも衰退しているようです。

 

 

何が大事なのか?

国政でも、個人でも、既成や惰性と決別し、前に向かっていく心意気をもたなくてはいけない。

 

それが出来ない社会は衰退するしかいないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Went around Croatia and Slovenia 3: Port town Senj


クロアチア・スロベニアを巡って 3: 港町セニ

1セニ

< 1. Senj >

< 1. セニ >

 

Today, I introduce small port town Senj facing onto the Adriatic Sea.

This beauty and simplicity fascinated me.

But, there is a ruins showing Croatian history of suffering in here.

 

今日は、アドリア海に面した小さな港町セニを紹介します。

その美しさと素朴さに私は魅了されました。

クロアチアの苦難の歴史がここに遺っていた。

 

 2海

< 2. Kvarner Gulf >

< 2. クヴァルネル地方の海 >

 

The Adriatic Sea that I saw for the first time

When we passed through the Slovenian forest area and went down south, Kvarner Gulf was seen below our eyes suddenly. 

This was scene that I saw first in this trip and the Adriatic Sea that I had looked forward to.

The sky, sea and distant islands that were bright in deep blue color with summer sunlight were just as I would expect from very beautiful.

All the shores to Senj were full of swimmers.

This area was a resort of Austria-Hungary aristocrat from the old days.

 

はじめて見たアドリア海

スロベニアの森林地帯を抜けて南下すると、眼下にクヴァルネル地方の海岸が開けました。

今回の旅行で始めて見た海であり、楽しみにしていたアドリア海でした。

陽光を浴びて紺碧に輝く空と海、遠い島影は期待に違わぬ美しさでした。

セニに至る海岸は何処も海水浴客で一杯でした。

この地方は古くからオーストリア・ハンガリー帝国貴族のリゾート地でした。

 

3 到着

< 3. We arrived at the port of Senj >

< 3.セニの港に到着 >

 

We arrived at Senj 

This place was only a restroom break that we dropped in on the way to Plitvice Lakes National Park in Croatia from Slovenia.

We visited here approximately 30 minutes from 17:20 on Monday, August 31.

This port gave a sense of openness, but there were few fishing boats, and I hardly looked at a harbor facility for fishery.

Most were small recreation boats.

 

セニに到着

ここはスロベニアからクロアチアのプリトヴィッツエに行く途中、トイレ休憩で立ち寄っただけの所でした。

私達は8月31日(月)の17:20から30分ほどここを訪れました。

大きく開放感のある港なのですが、漁船は少なく、漁労用の港湾設備も見なかった。

多くは小型レジャーボートでした。

 

4全景2

< 4. Whole view of the port Senj seen from a breakwater side >

< 4. 防波堤側から見たセニ港の全景 >

 

The photos that I took from the left side (the north side) line up in turn from the top.

Upper photo: Such rocks stand out on all surfaces of mountains from this Kvarner area to Dalmatian area of the southern.

Central photo: People soak in the sea, bathe in the sun, and have a pleasant chat.

“An idyllic time is passing.”

Lower photo: We entered the inland by bus from the valleys on right side of the photo.

Once, this place prospered as key junctions of traffic between the inland and the coast, but now it is Rijeka in the north.

Nehaj fortress looks little on hilltop in the right side of this photo.

This symbolized Croatian history.

 

左(北側)から撮った写真が上から順番に並んでいます。

上の写真: このクヴァルネル地方から南のダルマチア地方まで、山肌はすべてこのような岩肌が目立つ。

中央の写真: 海に浸かっては日光浴をし、談笑する人達。「のどかな時間が流れてゆく・・」

下の写真: 私たちは、写真右側の谷間をバスで内陸部へと入った。

かつて、この地は沿岸と陸を結ぶ交通の要衝だったが、今は北のリエカに譲った。

この写真の右端、丘の上にネハイ要塞がわずかに見える。

これがクロアチアの歴史を象徴していました。

 

 

 

 

5海水浴3

< 5. People enjoy sea bathing >

< 5. 海水浴を楽しむ人々 >

 

Upper photo: The sea was transparent, and small fishes swam innumerably.

Central photo: Children enjoy sea bathing.

Lower photo: People enjoy sea bathing at the outside beach of the breakwater.

 

上の写真: 海は透明で、小魚が無数に泳いでいた。

中央の写真: 海水浴を楽しむ子供達。

下の写真: 防波堤の外側の浜で海水浴を楽しむ人々。

 

6その他2

< 6. Scenes in the port >

< 6.港の一コマ >

 

Upper photo: Houses lined the wide street along the harbor.

Central photo: The dog that stood on the bow of the boat looked at me.

” At that moment, I got a feeling that I was absorbed into this scene. “

 

上の写真: 港に沿った広い通りに並ぶ家々。

下の写真: ボートの舳先に乗った犬が私を見た。

「一瞬、私はこの地に溶け込んでいるように思った」

 

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< 7. Nehaj fortress >

< 7. ネハイ要塞 >

Upper photo: Nehaj fortress is built on a hill overlooking the sea. By ToCroatia.

Lower photo: Nehaj fortress. By Wikipedia.

 

上の写真: 海を見下ろす高台にネハイ要塞が見える。「ToCroatia」から。

下の写真: ネハイ要塞。Wikipediaから。

 

About Nehaj fortress

In 1558, this fortress was built by Uskoks that was famous as pirates of the Adriatic Sea.

They were based in it and fought the ships of the Ottoman Empire and Venice that had taken sides against the Austrian Empire.

This tribe was the Christian that escaped the disaster due to Ottoman’s invading to Balkan Peninsula after the 14th century, went up north and then arrived at Senj.

On the other hand, the Austrian Empire (the Habsburg Monarchy, Hungarian Empire) instituted Military Frontier around the base of Balkan Peninsula from 1553 to 1881, as sanitary cordon against incursions from the Ottoman Empire.

Many refugees lived in there, they usually engaged in agriculture, but in an emergency they became the human walls for fighting against Ottoman.

 

ネハイ要塞について

アドリア海の海賊で名を轟かせたウスコク族が1558年にこの要塞を造り、敵対するオスマン帝国とベネチアの船舶を攻撃した。

この部族は、14世紀以降、オスマンのバルカン半島侵略により、難を逃れて北上して来たキリスト教徒だった。

一方、オーストリア(ハプスブルク家やハンガリーも含む)はオスマンの侵攻を食い止める為に、軍政国境(1553~1881年)をバルカン半島の根本に設定した。

そこには多くの難民が住み、日頃、彼らは農業に従事し、事あらば武器を持ってオスマンと戦う壁となった。

 

 

8地図4

< 8. The map of Senj and Military Frontier >

< 8. セニと軍政国境 >

 

Upper map: Red sphere is Senj, blue sphere is Belgrade and yellow sphere is Venice.

Red line indicates a border between Austria (red arrow) and Ottoman (black arrow) in 1812.

Yellow line indicates a border of Venice from the 16th century to the 18th century, and Kvarner area and Dubrovnik (Republic of Ragusa) escaped from the domination.

It was a factor to have developed Kvarner area as a resort of Europe.

 

Lower photo: Red frame indicates a part of Military Frontier of 1800. 

Senj being inside the Military Frontier had played an important role as defense of the sea.

 

上図: 赤丸がセニ、青丸がベオグラード、黄丸がベネチア。

赤線が1812年の赤矢印オーストリアと黒矢印オスマンの国境。

黄線は16~18世紀のベネチアの領土を示し、クヴァルネル地方とドブロブニク(ラグーサ共和国)だけが支配を逃れている。

このことがクヴァルネル地方をヨーロッパのリゾート地として発展させる一因になった。

 

下図: 赤枠が1800年の軍政国境の範囲を示す。

軍政国境にあるセニが海の守りとして重要な役割を果たしていた。

 

9海賊

< 9. Four rowboats of Uskoks are chasing a large ship >

< 9. ウスコクの手漕ぎボート4隻が大型帆船を追いかけている >

By Wikipedia and Museum of Fortress Nehaj in Senj

ネハイ要塞の博物館所蔵、Wikipediaから。

 

What does it mean?

The present south side border of Croatia was caused by the collision that 2 great Empires started in the 16th century.

The Uskoks of about 2000 people kept fighting against the large Empire to defend their religion principle.

Unfortunately, refugees (Serbians etc.) who lived in the Military Frontier became a genesis of an ethnic cleansing in a civil war after 1991.

 

In any age, a people that were invaded may have to continue to carry a miserable history.

 

This continues next time.

 

これらが語るもの

現在のクロアチアの南側国境が16世紀に始まる2大帝国の衝突に起因していた。

高々2千人程のウスコク族が宗教信条を守る為に大国と戦い続けた。

残念なのは、この軍政国境に住んだ難民(セルビア人等)が、1991年以降の内戦で民族浄化の火種になってしまった。

 

いつの世も、侵略された民族は悲惨な歴史を背負い続けることになる。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

 

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History of sickness and medical art 30 : China 5


病と医術の歴史 30: 中国 5

 

1三国志

 < 1.   Soldiers of Sanguo Shidai of China >

< 1. 中国、三国時代の軍人 >

 

This time, I introduce medicament, cure, and Chinese alchemy.

 今回は、薬剤と養生、錬丹について見ます。

 

Medicament

“Shennong Ben Cao Jing” is fatherless, the oldest book about materia medica, and was compiled during Later Han and Sanguo Shidai( the 2nd –3rd century).

This book sums up the knowledge and the treatment of the medicament from Zhanguo ( the 4th century B.C.).

 

薬 剤

「神農本草経」は作者不詳で、後漢から三国時代(2~3世紀)に成立した最古の薬物学書です。

この書は戦国時代(紀元前4世紀)からの用薬の経験と薬物学の知識を系統的にまとめている。

 

2神農本草経

 

< 2. “Shennong Ben Cao Jing” >

< 2. 神農本草経 >

 

3麻黄

 

< 3. Ephedra >

< 3. 麻黄 >

 

In the book, there are 365 kinds of medicament, it is categorized as 252 plants, 67 animals, and 46 minerals, and majority of the efficacy is obvious.

For example, ephedra is antidiarrheal, seaweed is used to treatment of lump, glycyrrhiza is alexipharmic, and rheum is a laxative.  

The medicament is categorized into 3 groups.

It consist of 120 kinds of medicament having harmless but weak effect for recuperation, 120 kinds of medicament having harmless and effect for recuperation and treatment, and the rest is such as medicament for destroying tumors in the stomach but being harmful.

And it mentions the production area of medicament, the collection season, the processing process, the most suitable type (pill, powder, and it saturated in alcohol), the taking time, and the taking method.

 

Books about materia medica after the 3rd century were based on this “Shennong Ben Cao Jing”.

In plant medicament, it is well known as a certain kinds of hydrangea is suitable for malaria, ginseng is suitable for recovery of energy, and tetradium ruticarpum is suitable for ascariciding.

Some of the medicaments were from Egypt and India, and Southeast Asia.

 

 

薬物は365種あり、植物252、動物67、鉱物46に分類され、大多数は効能が確かである。

例えば麻黄は下痢止め、海藻は瘤の治療、甘草は解毒、大黄は通便など。

薬物を三種類に分け、無毒だが効果が弱く保養用120種、有益・無毒の保養と医療作用のある120種、残りが有毒で寒熱を除き、胃腸内の腫瘤を破るなどの医療作用があるとした。

また薬物の産地、採集時期、加工製法、適した剤型(丸、散、酒漬など)、服用時期、服用方法にも触れられている。

 

魏・晋代以降(紀元3世紀から)の薬物学の書は、この「神農本草経」を基礎にしている。

植物性薬剤では、ペストにダイフウノキ(高木の種)の油、マラリアにジョウサンアジサイ、精力回復に朝鮮人参、回虫にゴシュユ(低木)が良く知られている。

薬物にはエジプトやインド、東南アジア産のものも見られる。

 

Regimen

The regimen was important means of tonicity, the prevention of disease, and prevent aging.

Many thinkers and medical scientists preached the regimen, and there were two points of view: “Let’s cultivate life with motion” or “Let’s cultivate life with stillness”

” Hundred Schools of Thought” insisted that we have to be according to nature, and do the care of health about eating and drinking, and have the harmony of mind.

Tua Tuo created the exercises borrowing from five animal postures in Qigong。

“ Curing before becoming sickness” had been written in certain medical book.

 

養 生

養生は強壮・疾病予防・老化防止の大切な手段であった。

多くの思想家や医学者が養生法を説き、「静を以って生を養う」「動を以って生を養う」の二つの観点があった。

多くの「諸子百家」は自然に従い、飲食の摂生や精神の調和を主張した。

華陀は気功・導引から五つの動物姿態の模倣体操を編み出した。

「内経」は「未だ病まざるを治す」、すなわち疾病予防が養生上重要であるとした。

 

4練丹

 

 

< 4. Chinese alchemy? >

< 4. 錬丹術? >

 

5硫化水銀

 

 

< 5. Cinnabar > 

< 5.丹砂 >

 

Chinese alchemy and immortality

On the other hand, “Shennong Ben Cao Jing” included the knowledge of Taoism (thought of immortal), and showed the early state of Chinese alchemy.

In this book, it was written that mercury already had effect on the treatment of scabies and the insecticide of louse.

Chinese alchemy is to made the medicament for immortality by means of mixing and producing chemically change to metals such as mercury sulfide (cinnabar), gold or leaden.

A certain book of Taoism in the 4th century was the first important book about Chinese alchemy, and the chemical knowledge became abundance.

Chinese associated the elixir of immortality with remarkable changing of mercury from red ore of mercury sulfide (fig. 5) and the non-corrosive attribute of gold.

In ancient China, the people attached importance to living in this mortal world than afterworld.

Therefore, the First Qin Emperor had searched the medicament for immortality, in best days, kings of Tang (the 7-9th century) drank the medicament for immortality made by Chinese alchemy, and the many kings died by poisoning.

Before long, Taoism came to cultivate the immortality not by medicament of immortality but by Qi (spirit) of his body.

On the other hand, the abundant knowledge by Chinese alchemy developed the chemistry and the metallurgy, and then the world’s first gunpowder was made in China in the ninth century.

 

 

錬丹と不老不死

一方、「神農本草経」には道教(神仙思想)が根強く、錬丹術の初期の様子が見える。

この書には、すでに水銀が疥癬の治療、虱の殺虫剤に効能ありと書かれていた。

錬丹とは、硫化水銀(丹砂)、金、鉛などの金属を化学変化させ調合し不老不死の薬を作ることです。

4世紀の道教の書「抱朴子」は錬丹術の初期の重要な書で、化学的知識も豊富になっていた。

中国では、硫化水銀の赤い鉱石(図5)から水銀への著しい変化、また金の非腐食性に生命の真髄を仮託した。

古代中国では、人々は死後よりも現世に生きることに重きを置いていた。

それが秦の始皇帝の徐福派遣(仙人探し)に始まり、最盛期、唐の王(7~9世紀)は錬丹家が作る不老不死の薬を飲用し、多くは中毒死した。

やがて道教は不老不死を薬でなく、人体内部の気で養う方向に向かっていった。

一方、錬丹術による豊富な知見は、化学と冶金学を発展させ、9世紀には世界最初の火薬が中国で作られた。

 

 

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The society and the information 34: Information crosses the border 8


社会と情報 34: 国境を越える情報 8

 1原発2   

< 1. Chernobyl nuclear power plant disaster >

< 1チェルノブイリ原発事故 >

 

Following on from the last time, I consider about the report of ”Chernobyl nuclear power plant disaster” in 1986.

This time, we look how the government and media of Europe and America utilized this nuclear power plant disaster.

If you formerly read “The society and the information 32,33”, you may more understand.

 

前回に続いて、1986年のチェルノブイリ原発事故の報道について考察します。

今回は、欧米の政府やマスコミがこの原発事故を如何に利用したかを見ます。

「社会と情報 32、33」を先に読んで頂くと判り易いです。

 

Insistence and report of Europe and America

“ If Gorbachev has already lost the trust of neighboring countries in the peaceful uses of nuclear energy, nobody believes the statement that he reduces the nuclear weapon toward the world” by New York Times in America

 “ The level of the safety management was very low in nuclear energy of the Soviet Union, and, as a result, the risk of the nuclear power disaster has increased extraordinarily” by The Times of the Union

 “ Our nuclear power generation technology is fundamentally different from the thing of the Soviet Union, and many safety measures severalfold are provided” by spokesperson of the White House

 “ The atomic energy will be “good thing” in future for many countries. The nuclear power plant of this Soviet Union is “evil”. But it is not good that you assume all atomic energy to be bad” by a presidential assistant of the White House

 “ Everywhere is graves. The dead 15,000 seemed to have been buried in the job site of the nuclear power plant accident? ” by The New York Post of America

 “ Chernobyl nuclear power plant isn’t the structure that shuts away the fissionable material leaking from the furnace. But all American nuclear power plants are covered with the safety shield of concrete and steel” by Atomic Industrial Forum

 

 

欧米の主張と報道

「ゴルバチョフが核エネルギーの平和利用の分野で、すでに近隣諸国の信頼を失っているとすれば、核兵器を減らしますと世間に向かって喧伝したところで、そんなものは誰も信じない」米国のニューヨーク・タイムズ

 

「ソ連の原子力は安全管理の水準が並外れて低い。その結果、原子力災害を起こす危険性は並外れて高まってしまった」英国のタイムズ

 

「我々の原子力発電技術は、ソ連のものとは根本的に違っており、数多くの安全対策が幾重にも備え付けてあります」ホワイトハウスの報道官

 

「原子力は今後も多くの国にとって“善き事”であり。・・今回のソ連の原発が“悪”だからと言って、それを理由に原子力を十把一からげにダメだと決めつけては、ならないのであります。」ホワイトハウスの主席補佐官

 

「どこもかしこも墓だらけ、原発事故現場に死者1万5000体を埋葬か・・」米国のニューヨク・ポスト

「チェルノブイリ原子力発電所は、炉から漏れ出た核分裂物質を封じ込めておく構造にはなっていない。しかし米国のすべての原子力発電所は、ソ連ではほとんど装備されていない鋼鉄とコンクリートの防護壁で覆い包まれている」原子力産業フォーラム

 

2新聞

< 2. a newspaper report >

< 2. 新聞報道 >

 

The main point and the aim of the report

“ The Soviet Union is a barbarian slave nation to hardly mind the preciousness of the human life”

 

“ The industrial technology of the Soviet Union is retreating year by year”

 

“The Soviet Union does not tell the truth and is untrustworthy in liars”

 

In the announcement of the Soviet Union, the dead by the accident were 2 at first, after that it became 32.

However, Europe and America reported that the dead were from thousands to the tens of thousands.

If the rumor that the Soviet Union is liar and cannot manage itself spread, the U.S. government is advantaged in the nuclear disarmament.

The most important was that they get the national to believe that this nuclear plant accident never occurs in Europe and America

In those days, OECD (Europe and America) was increasingly depending on the nuclear energy.

And the U.S. did not get an order entry of the nuclear power plant since a nuclear power plant accident of Three Mile Island in 1979.

 

 

報道の要点と狙い

「ソ連は人命の尊さなどはほとんど気にかけない野蛮な奴隷国家である」

 

「ソ連の工業技術力は年々歳々後退している」

 

「ソ連は真実を告げず、嘘つきで信用できない」

 

ソ連は事故による死者が当初2名で、後に32名と公表しており、欧米は数千から数万の死者が出たと報道していた。

米国政府は、ソ連が嘘つき国家、管理が出来ない国家として流布されれば、核軍縮の場で有利になる。

一番重要なことは、この原発事故が欧米の原発では絶対起きないことを国民に印象づけることでした。

当時、OECD(欧米)は原子力エネルギーに頼りつつあり、かつ米国は79年のスリーマイル島の原発事故以来、原発の受注が1台もなかった。

 

During about three weeks after the accident, the government and media of Europe and America spread to the national the false rumor and the blame of the sort.

 

However, the truth became known before long, and the report was revised inconspicuously.

But the government and the atomic energy group were able to achieve the purpose enough.

 

こうして事故後の3週間ほどの間に、欧米の政府とマスコミは異口同音に、批難とデマを流した。

しかしやがて真実が知れ、その論調は目立たないよう修正されたが、政府や原子力団体は十分に目的を果たすことが出来た。

 

3レーガン

< 3. Reagan and Gorbachev >

< 3. レーガンとゴルバチョフ大統領 >

 

Inspection of the false rumor

“ As for the number of the casualties, the number of nuclear reactors that encountered a fire, and fire extinguishing, after all, the contents which the Soviet Union announced first were almost right. Journalists that truly received the information of Reagan government reported directly, but after all, it wasn’t right” by Scientist publication of atomic era

 

“ Even the government of our country was tricking the national concerning the purpose and the safety of development business of American nuclear energy in the various levels in recording from time to time, and was doing the information hiding” by Bernstein of American reporter

 

The Chernobyl disaster happened in April 1986, but two furnaces being the same type of the Soviet Union had operated in the United States in those days.

Furthermore the more dangerous nuclear reactor for the nuclear weapon production without the bulkhead had operated, and amazingly it was four.

The Soviet Union had learnt lessons from Three Mile Island accident, and executed the remodeling of the safety shield.

 

In other words, the United States was telling a falsehood

 

 

デマの検証

「死傷者の数とか、火災に遭った原子炉の数とか、火災鎮火などの重大な問題に関して、結局、ソ連が当初発表した内容のほうが、概ね正しかった。一方、レーガン政権が流した情報は、ジャーナリストたちが真に受けて報道したものの、結局、正しくなかった」原子力時代の科学者広報

 

「我が国の政府だって、米国の原子力開発事業の目的や安全性をめぐって、時に応じて様々なレベルで自国民を騙したり、情報隠しを行ってきたのだ」米国記者のバーンスタイン

 

チェルノブイリ原発事故は86年4月に起きたが、当時、米国ではソ連と同型炉が2基稼働していた。

防護壁の無い核兵器製造用の危険な原子炉がさらに4基稼働していた。

ソ連はスリーマイル島事故の教訓を生かし、防護壁を備える改造を行っていた。

 

つまり、米国が嘘を言っていた。

 

4原発事故

< 4. nuclear power plant accident of Fukushima >

< 4. 福島の原発事故 >

 

Afterward

The Japanese public opinion had increased in an opposition to nuclear power generation, because of a spate of nuclear power plant accidents, too.

The electricity industry that had trouble by it came to pay away annual advertisement to costs 100 billion after this, and the public opinion increased in the agreement since after four years.

 

Since when the ash of Chernobyl disaster fluttered to the ground, the handling of the nuclear power generation came to divide between Germany and France.

Germany regarded this situation as dangerous and the scientist published it, and the public opinion changed to an opposition to the nuclear power plant.

France hid this situation, and the opposition movement did not become lively.

 

Such groundless rumor and agitation are performed repeatedly, and before long the truth isn’t seen in darkness.

 

 

その後

日本の世論も相次ぐ原発事故で原発反対に傾いていった。

さしも困った電力業界は、これ以降、年間広告費を1000億にし、4年後から世論は賛成へと向かっていった。

 

チェルノブイリ原発事故の灰が舞い降りた、ドイツとフランスでは対応が別れることになった。

ドイツは、この事態を危険とし科学者は公にし、原発反対へと路線を切り替えた。

フランスでは、この事態を隠し、反対運動は盛り上がらなかった。

 

面白いことに、日本科学未来館がフランスの原発優位について、以下のように語っています。

フランスは、政府によるリスクコミュニケーションが成功した好例にも挙げられます。フランスの国民は、・・原発にともなうリスクを理解した上で、経済効果などの利点や安全対策をふまえ、原発に賛成しています。」2011年5月18日(東北大震災の2ヶ月後)

この団体には日本原子力学会がいます。

 

こうしたデマや煽動が繰り返し行われ、やがて真実は闇の中に見えなくなってしまうのです。

 

 

 

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Card throwing and Higgs boson


 Card throwing

This year, the Nobel Prize for Physics was awarded to the prophet of the “Higgs boson”.

Existence of this particle was confirmed in the huge underground experiment place in the Geneva suburbs this year.

About this importance, I write down my impression.

 

今年、ノーベル物理学賞は「ヒッグス粒子」の提唱者に与えられました。

この粒子の存在は、今年、ジュネーブ郊外の巨大な地下実験所で確認された。

この重要性について、私の感想を記します。

 

 the detector of European Laboratory for Particle Physics(CERN)

 the detector of European Laboratory for Particle Physics(CERN), two persons at the lower left >

 

When young, I had a certain question.

When throwing a card, if we let the snap of a wrist and rotated it, it will often fly to a distance.

If it is not rotated, it will fall immediately.

This is because the inertia energy increases by the rotation and it becomes difficult to slow down to air resistance.

This is the same reason as a spinning top that was rotated becomes difficult to fall over.

However, I didn’t quite get it.

 

The substance of our universe

Now, human beings can explain a motion of Galaxy or planets within our universe of radius of 13,700 million light-years by gravity.

However, the gravity isn’t transmitted in a trice but only transmitted at the velocity of light.

This is mysterious again.

It seems that it is filled with something even if the universe is a vacuum.

 

 

若い頃、私にはある疑問がありました。

トランプカードを投げる時、手首のスナップを効かせて回転させると遠くまでよく飛びます。

回転させないと、ふらふらとすぐ落ちてしまいます。

これは回転により慣性エネルギーが増え、空気抵抗に対して減速し難くなるからです。

回転させたコマが倒れ難くなるのと同じ理由です。

しかし、釈然としませんでした。

 

宇宙の中身

現在、人類は半径137億光年(実は400億光年)の宇宙内の銀河や星の動きを重力で説明することが出来ます。

しかし重力は、瞬時ではなく光速でしか伝わりません。

これまた厄介です。

宇宙空間は真空であっても、何かで満ちているようで、中世からこの考えはありました。

 

 Higgs boson produces inertial mass

< Higgs boson produces inertial mass. >

 

The appearance of Higgs boson

In 1964, “Higgs boson” was propounded as what is able to give inertia mass to the material of our universe.

In order to prove it, many scholars have experimented with the particle accelerator of a round of 27 km for a few decades.

And at last it was confirmed.

 

What this discovery means.

When a card was rotated, Higgs boson that had stuck to it operated on it and the inertia mass was increasing.

An understanding to the universe and inertial mass took a step forward.

However, the gravity is not explained yet.

 

ヒッグス粒子の登場

1964年、宇宙の物質に質量を与えるものとして「ヒッグス粒子」が提唱されました。

それを証明する為に、多くの学者が一周27kmの粒子加速器で数十年も実験を行って来たのです。

そしてやっと確認されたのです。

 

この発見が意味するもの

回転させると、カードにヒッグス粒子が纏わり付き、慣性が増大していたのです。

宇宙、慣性質量への理解が一歩前進しました。

しかし重力をまだ説明することが出来ないそうです。   

 

 History of the Universe 

< History of the Universe >

 

When was this Higgs boson born?

The universe was born by Big Bang 13,700 million years ago from a void spot, and the particles were also born.

By the subsequent rapid expansion, Higgs boson were filled in the universe within a much shorter than 0.0000001 seconds.

And the particles came to have inertial mass except light.

In this way, the substance of the universes came to have the form and the movement, and then became stable.

 

What is great?

We, human beings are able to reason till a maximum space of 40 billion light years or a minimum world of much smaller than 1/100,000,000 mm, and at 13,700 million years ago.

Then we are able to prove it in the experiment.

Human beings evolved from the life that had arisen 4 billion years ago at a planet of this universe.

And we accomplished it by accumulation of the knowledge for approximately 3,000 years at most.

However it seems to be difficult to get peace and tranquility.

 

 

このヒッグス粒子は何時生まれたのか?

137億年前、何も無いところから宇宙がビッグバンで誕生し、粒子も誕生した。

その後の急速膨張で、0.00・・01秒以内に、ヒッグス粒子が宇宙に満ち、光以外は質量を持つようになった。

こうして私達宇宙の物質は、形と運動を持つ安定したものとなったのです。

 

何が凄いのか

我々人類は、最大半径400億光年の空間、最小1億の10万分の1mm以下の世界、さらに137億年前の過去まで推論し、それを実験で証明することが出来たのです。

人類は、この宇宙の一点で、40億年前に生じた生命から進化し、高々3千年ほどの知識の蓄積によって、これを成し遂げたのです。

その割には、平和や安寧を得ることは難しいようですが。

 

 

 

 

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宇宙の果て ver.2


 宇宙の果ては、どのようになっているのだろうか? その大きさは? その向こうには何があるのか? 最新の科学知識を基に、簡単な図を書きました。

前回の説明では不十分なので、すべて書き直しました。

宇宙の果て1  Inflationary universe

 

< この図は宇宙が誕生し膨張している様子を描いています >

左図の横軸が時間経過で、縦軸は宇宙の大きさです。

宇宙はビックバンで誕生し、急速に膨張を行い、40万年後に素粒子と共に光りが生じた。これを宇宙の晴れ上がりと呼びます。

やがて星や銀河が作られ、我々の太陽系は約46億年前に出来はじめた。

右図の灰色の小円が我々の宇宙、つまり見ることの出来る範囲です。

我々の宇宙の進化は、左図では灰色のチューブで示されます。

ここで重要なことは、宇宙の晴れ上がり時にいくらかの大きさを持った宇宙が、137億年後に膨張した。しかしそれは全体宇宙のほんの一部であることです。

宇宙の果て2  Inflationary universe

 

< この図は我々の宇宙を拡大したものです >

図の縦軸と横軸は最初の図と同じです。時間の経過に従って見ていきます。

晴れ上がりから遅れて星が誕生し、それを赤い点で示します。その後青い点の地球が誕生しました。

我々宇宙の外側にも未知の宇宙が広がっています。

ここで地球に到達する光りを考えます。

白の矢印は近くにあった恒星から出た光が、既に地球に到達してしまったことを示しています。

星から出た黄の矢印はちょうど今、地球に光りが届いたことを示します。もう一つの矢印は、晴れ上がり時に宇宙空間から発せられた光で、これも届きます。両者共に距離と時間がうまく合ったのです。

赤の矢印は距離が遠い為に地球に届きません。

この外側の宇宙(全体宇宙)はまったく私達と絶縁した世界なのです。光りが届かないということは重力波も来ないということです。

つまり外側の宇宙の一部が、今、何らかの理由で消滅したしても、その影響は光りや重力で伝わりますので、今の私達には無関係です。

当然観測も出来ません。但し数百億年先は保障出来ません。

ここで厄介な現象に頭を悩まさなければなりません。それは我々の宇宙の大きさです。

我々が見ることの出来る最も古い光景は、137億年前の晴れ上がり直後の世界です。

それは夜空の遙か遠くからやって来る映像にしか過ぎません。

その光景を生みだした空間は、それよりさらに遠く離れてしまっているのです。

その距離は地球から470億光年です。

この奇妙な現象は、遠ざかる星や光りの速度は光速なのですが、宇宙空間自身が約3倍で膨張している為に起こっているのです。

 やっと全体像が見えて来ました。

それでは全体宇宙の大きさはどれぐらいなのでしょうか?

理論によって異なるのですが、一つの回答は、「全体宇宙の大きさを太陽系(海王星の軌道)に例えれば、我々の宇宙は直径0.1mmの泡に過ぎない。」と言うものです。そうなると全体宇宙の果ての速度はそれを遙かに超えている可能性もあります。

 私達の宇宙はまことに塵のようなもので、人類も含めて偶然の産物に過ぎないように思えて来ます。

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