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平成の哀しみ33: 深まる亀裂 31: 何が重要なのか 2


 

 

1

これまで日本の危うい兆候を見て来たが理解する人は少ない

 

 

なぜか?

 

ウヨは「攻めて来る軍隊に向かって憲法9条を掲げて見ろ」と言う。

これを聞いて納得し嘲笑する者は多い。

 

それでは「洪水で決壊した堤防に向かって砂袋を掲げろ」はどうか。

砂袋は決壊する前に使ってこそ意味があり、当然武器も役に立たない。

短絡思考が幅を利かせている。

 

これだけではない。

 

人は内社会の悪化より外部の異変に目を奪われ易く、より危険に感じる。

国が悲惨な状況に陥るのは、攻めて来る外国だけだとするのは早計です。

 

古くは聖書の預言者が国王の外交ミスが強国の介入を招くと警告した。

 

古代ギリシャは団結してペルシャ戦争に勝利したが、その後は内戦状態に陥り、遂にはマケドニアに支配され命脈は尽きた。

 

古代ローマも拡大する侵略戦争、疲弊する社会、傭兵偏重で自壊した。

 

 

2

 

今次の二度の大戦は資本主義と世界経済圏の発達が相まって、西欧列強が植民地獲得競争に狂奔し、至る所に対立の火種が撒かれたことによる。

ドイツに侵攻された英仏はその百年前に火種を作っていた。

 

つまり世界や歴史から学び論じることがない人々が、徐々に衰退する中で危機意識を持てないことにある。

 

 

次に続く

 

 

 

 

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平成の哀しみ31: 深まる亀裂 29: 敵対と融和 3


1

 

 

人はなぜ攻撃的になるのか?

 

これは厄介だが避けられない。

 

人類は進化の過程で、未来に不安と希望と言う相対する情動を持つようになり、失敗の少ない発展を手に入れるようになった。

 

しかし、一方が強く働くと問題が生じる。

例えば、異なる集団に不安を感じると、やがて強い憎悪を抱き、予防的な敵対行動に出ることがある。

初めは些細なもめごとでも互いにエスカレートする。

この過程で内集団の共感が高まり愛国心の高揚が起き、大規模な抗争に発展する。

 

逆に不安を感じないのも問題で、大きな失敗をし易くなる。

 

 

つまり人類はまだまだ敵対し易い。

 

実は敵対と融和の感情はノルアドレナリンやドーパミンなど幾多の脳内ホルモンが関わっている。

極論すればホルモンの分泌、遺伝と生得による脳の特性が敵対と融和を決めることになる。

 

共感度が低く攻撃的な性格を持つ人は社会にいつも一定数存在する。

時に社会が不安定化すると、人々はこのタイプの指導者を担ぎ出すことになる。

例えば、企業で云えばリストラを貫徹出来るトップ、戦争で云えば犠牲を

気にしないで大攻勢をかけるトップを皆が欲するからです。

 

 

2

 

こうして社会は敵意を増大させ、争いを加速させることになる。

 

 

次回につづく

 

 

 

 

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平成の哀しみ30: 深まる亀裂 28: 敵対と融和 2


 

1

人は戦う宿命から脱せないのか?

 

一つの光明がある。

 

アフリカでは戦うチンパンジーは融和を得意とするボノボを凌ぎ森の王となった。

しかし人類はこれを凌ぎ地球の王となった。

 

これは言葉や知能の発達もあるが、社会性の発達と共に愛情や共感が強く働くようになった事が大きい。

 

高等動物ほど家族に強い絆を抱き、かつ集団内の弱者をいたわる。

共感は哺乳類に広く見られ、親が命を賭して子を守る姿は感動を呼ぶ。

類人猿や旧石器人には障害者や病弱者への援助行動が考古学的に確認されている。

最も共感が発達したのが人類です。

さらに最高度の抽象能力が共感の範囲を無限に広めることを可能にした。

 

こうして人類は数十万年かけて生活範囲を数十km四方から地球規模へと広げ、かつ協力するようになった。

これが今の世界の姿です。

 

けっして戦いや征服だけで世界が拡大したのではない。

 

 

2

 

人類は法の制定を、初期には部族から都市、次いで各都市間、やがて国家間で結ぶようになった。

この間、約4千年かかり、やっと1世紀ほど前から地球上の大半の国が一つの法を制定するようになった。

 

確かに戦争は繰り返されているが、徐々に人類は新たなステージに進んでいるのです。

 

 

次回につづく

 

 

 

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平成の哀しみ29: 深まる亀裂 27: 敵対と融和 1


 

1

 

昔から人は敵対か融和かの選択をして来た

 

2

 

 

 

動物は元来敵対するものなのか?

 

弱肉強食は自然の理ですが、同種間では擬闘が行われます。

肉食獣などが縄張りを争う場合、徹底した殺し合いをせず、共に生存率を下げないように進化しました。

 

しかし人に近いチンパンジーでは、隣接するオス集団を壊滅させことがあります。

彼らは他集団のオスを非常に恐怖し、メス以外とは接触しません。

 

人類は大戦争をしますが、一方で世界を駆け巡り、商売や旅行をします。

人類は徹底的に敵を憎悪する一方で、仲良くすることも出来る非常に柔軟な動物です。

 

 

歴史を振り返ると二つの進歩に気付く。

 

社会が争いで荒廃していた時代、各地で画期的な解決策を説き始めた人がいた。

インドの釈迦、中国の孔子、ユダヤのイエス、アラブのマホメッドなどです。

彼らは憎悪でなく愛と自制により平和と幸福を促した。

この教えは今も広く人々の心を捉えている。

 

今一つは、敵と味方の境界線が拡大し続けていることです。

人種や言語集団は概ね1万年前後に定まったが、その垣根を越えて通じ合うことが可能になった。

 

人類は異なる社会を統合する知恵を持ち、広く協力する心を持ったことで、今の繁栄と平和がある。

 

次回へ

 

 

 

 

 

 

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平成の哀しみ27: 深まる亀裂 25: なぜ馬鹿をやるのか 3


 

1

 

軍の愚行を許した国民は

 

2

 

 

 

 

日本国民は真実を知らされず、デマに踊らされていた。

また国民は政府を選挙で一応選べたが、天皇直轄の軍部が政治を牛耳っていた、特に2回のクーデター以降は。

つまり国民は騙され、手も足も出なかったので犠牲者に過ぎないのか。

 

勝者によるニュルンベルク裁判以外に自ら戦争犯罪を裁き、被害国に潔く謝罪したドイツ国民でさえ、終戦後10年まではヒトラーの犠牲者だと考えていた。

 

日本軍が大陸に侵攻し、治安維持法で言論が締め付けられていても、国会議員や地方紙、経済紙の数人が戦争反対を表明していた。

しかしこの声はかき消えてしまった。

 

ここ半世紀の戦争で、国民はいとも簡単に愛国心に燃え開戦に賛成して来た。

日本だけでなく米国もベトナム戦争やイラク戦争で、開戦の口実を巧みにでっち上げて来た。

 

日本の場合、政府や軍部が国民を騙し始めると防ぐ手はないが、英国は違った。

大戦当初、英国は事実報道に拘りドイツの煽情報道に後れを取った。

 

 

結論

政府や軍部が嘘をつかないように、文民統制と報道の自由の確保が重要です。

 

実はこの反省を日本が未だにしていないことが問題です。

同じ間違いを繰り返す可能性があり、危険です。

 

 

次回に続く

 

 

 

 

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平成の哀しみ26: 深まる亀裂 24: なぜ馬鹿をやるのか 2


 

1a

大戦に突き進んだ日本の首脳の愚行をみます。

 

 

 

2

 

戦争を始めると深入りする一方で、日本だけではないが途中の撤退はほぼ不可能です。

戦争が始まると犠牲者が増え、国内の憎しみが沸き立ちます。

また軍事費を借金する為に勝ち続けなければならない。

 

軍首脳は中国戦線で失った20万英霊に申し訳ないからと、さらに太平洋戦争へと進み200万を失う。

本土決戦を前にして、ある大将は日本を焦土にして一兵卒まで戦うと息巻いた。

 

この間、軍は敗戦と失敗を隠し通し、国民を鼓舞する為に報道を統制し、嘘を流し続けた。

こうなると海外の情報が入らない国民は敗戦まで勝利を疑わなかった。

 

問題の一つは、超エリートの軍首脳や参謀達が、なぜ無謀な戦争計画を立案し続けたかです。

一言で云えば、軍と己の保身の為であり、その為には都合の悪い情報を無視し隠蔽、捏造もした。

当然、国民に真実を告げ判断を仰ぐことはなかった。

 

日本にはヒトラーのように独裁者はいなかったが、関東軍、陸軍、海軍が競い合い、天皇を担ぎながら戦争を進めた。

終わってみれば誰の責任かは分からない、「みんなで渡ろう赤信号」状態だった。

 

これは今の政府・官僚にも受け継がれている病根です。

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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平成の哀しみ25: 深まる亀裂 23: なぜ馬鹿をやるのか 1


 

 

1

戦争には愚行が目につく

 

 

2

 

 

ドイツと日本の国民はヒトラーの本質を見抜けず、世界大戦へと突き進んだ。

 

両国民は戦争を望んだわけではなく、天才的な嘘つきのヒトラーに騙された被害者に過ぎないのか。

両国民は今も昔も平和を愛する民族だったのか。

 

第一次大戦後、ドイツは過大な戦後賠償と経済失策、日本は二度の金融恐慌と東北の飢饉に苦しんでいた。

さらに29年に世界恐慌が襲った。

両社会は一気に疲弊し不満が充満した。

そして指導者が現れ、隣国への領土拡大こそが生き残る道だと自尊心と敵愾心を煽った。

 

ドイツにはかつての帝政ドイツの領土、日本には半世紀に亘り拡大した東アジアの領土があった。

ドイツの敵は共産主義とユダヤ、日本の敵は遅れた文明に甘んじる大陸民族だった。

 

こうして両国は国内で追い込まれ、隣国に活路を見出した。

この思想を支えたのは保守的な人々だった。

これは既に得た富なり地位を失いたく無いために、社会改革よりは外部に解決策を求めた結果でした。

特にドイツはこの傾向が顕著だった。

 

こうして両国は侵略されたわけではないが、世界を相手に無謀な侵略戦争を始め、世界は無残な廃墟と化した。

 

これが愚行でないとしたら。

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

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平成の哀しみ24: 深まる亀裂 22: 敵か味方か


 

 

1

同盟を組む時、敵と味方を間違うことがある。

 

 

古代ギリシャの国々が戦乱に明け暮れていた時、よりによって一方がペルシャに加勢を求めた。

 

第二次世界大戦前夜、軍拡を進めるドイツに対して英仏米はソ連への防御壁になることを期待し穏便に済まそうとした(敵の敵は味方)。

この間違いに気付いたのは侵攻が始まって4年も経ってからでした。

 

 

 

2b

 

もっと奇妙なことがある。

ソ連を味方に引き入れ日独伊三国同盟を結ぶことで、米英仏を牽制できると読んだのが日本陸軍でした。

ところがドイツが裏切りソ連に侵攻し、また同盟は米国に日本への石油禁輸を決断させることになり逆効果になった。

 

なぜ日本と米欧はドイツを読み間違えたのか?

 

ヒトラーの嘘と裏工作が巧だった。

欧州は前回の大戦の復興に手一杯で、米国は世論が他国の戦争に巻き込まれるのに反対だったことが大きい。

 

当時、半世紀ほど遅れて侵略を始めた日独伊は世界から非難され、国連を脱退した同類でした。

この仲間同士で東アジアの領土を奪う合うことはない。

さらにドイツはすぐにも欧州を掌中にする勢いだった。

 

こうして日本陸軍は大吉を引いたと喜んだが、とんだ貧乏くじになった。

海軍は危惧していたのだが。

 

 

 

次回に続く

 

 

 

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平成の哀しみ23: 深まる亀裂 21: 軍事同盟(集団安全保障) 


1 

 

軍事同盟にも危険性がある

 

 

軍事同盟は戦争を招き被害を大きする。

これを避ける為に中立があるのですが。

 

同盟の危険性とは

 

同盟に参加することで敗北の危機感が減じ無謀になる。

 

他国の紛争への加勢により、対立する同盟間の大戦に発展する。

 

同盟内の覇権国が軍事力を恣意的に使い大戦に突入する。

 

境界にある国は対立する同盟国から攪乱され攻撃され易い。

 

これらは戦史の常識です。

 

国連憲章で集団安全保障は容認されたのですが、実は協議の過程で上記の反省から反対意見も多かったのです。

しかし米国の押しで決まった。

 

重要なのは軍事同盟の組み方です。

 

端的に言えば信頼できる国と対等に組めるかです。

 

 

 

2

 

 

例えばNATOは参加国の全員一致で決議します。

即応性に欠けるが、戦争の予防的措置や抑止力としては効果を持ちます。

国連は拒否権の問題はあるが、これに近い。

 

しかし米国一国への従属は、数々の危険がある。

 

ここ半世紀、米国が牽引した戦争には問題や失敗が多い。

現時点で、日本側から抑制出来るとは思えない。

日本の位置がアジア側にあることも問題です。

 

これから世界のパワーバランスが大きく変わり、新旧の対立から暴発が起きる可能性が高い。

見極めが重要です。

 

 

次回に続く

 

 

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平成の哀しみ22: 深まる亀裂 20: 軍拡のジレンマ 3


 

1

軍拡が怖いからと言って軍を放棄すべきか

 

 

世界の中立国は防衛軍を持っている。

小国が軍を持たないこともあるが他国に依存している。

不穏な軍事大国やテロに走る国家や集団は存在する。

 

つまり防衛軍は必要です。

 

世界に安全保障のヒントがあり、大国と対等な軍備を持てない小国が参考になる。

 

 

2無題-1

 

ロシアに近い北欧やバルト三国を見ます。

 

対処は大別して三つある。

A 中立政策

B 集団安全保障

C ロシアに敵対しない

 

A スウェーデンは中立政策により第二次大戦の被害を軽微に出来た。

しかし1992年より中立政策を捨て、まだNATOに加盟していないが、この方向に進むだろう。

 

B ノルウェーとエストニアはNATOに加盟している。

 

C フィンランドはNATOに加盟せず、北欧理事会に参加しながらソ連に近い外交を行っている。

 

ちなみにこの4ヵ国の各人口はロシアの百分の2~7に過ぎない。

すべて軍を持っており、北欧の二ヵ国は国連などの派遣軍に積極的に参加している。

 

これらNATO加盟国はすべてロシアと国境を接している。

ウクライナ情勢が不安を駆り立ているようです。

 

これらは自国の軍備だけに頼ることをせず、中立政策も含めた外交と集団安全保障を重視している。

 

 

次回、集団安全保障についてみます。

 

 

 

 

 

 

 

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平成の哀しみ21: 深まる亀裂 19: 軍拡のジレンマ 2


 

1

軍備増強の思わぬ落とし穴

 

A 膨大な軍事費

実は、軍事費に上限が無いのです。

 

嘘のような話ですが理由は簡単で、軍拡競争で軍事費は上昇し続けます。

冷戦時代、米ソの核弾頭は地球を7回全滅させる量になった。

 

ここまで来れば、他の産業への投資不足が起こり、経済に悪影響が出ます。

 

日本は朝鮮戦争とベトナム戦争時、米国が軍需物資を買ってくれたので好況になった。

しかし太平洋戦争時、日本は総生産額は上がっても生活はどん底だった。

 

 

24

 

B 癒着する軍産複合体

軍需産業は成長すると政府と癒着するようになる。

 

理由は簡単で、政府が大口の発注者で機密を共有することになるからです。

米国の子ブッシュ大統領や明治維新の長州軍閥(陸軍)などが好例でしょう。

 

開戦は双方に莫大な利益と賄賂をもたらします。

 

 

C 拡散する兵器

軍事大国で育った兵器産業は輸出に拍車をかけるようになります。

 

中東は米国とフランス、ロシアの巨大兵器市場です。

中東戦争の初め、米国は短期間に大量の兵器をイスラエルに提供し、劣勢を優勢に変えた。

 

大国は覇権争いで、兵器産業は商売で、敵対する双方の国や戦闘集団に兵器を供給し続ける。

こうして世界各地で紛争が悪化し長期化します。

 

 

次回に続く

 

 

 

 

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平成の哀しみ20: 深まる亀裂 18: 軍拡のジレンマ 1


 

1

 

「平和を愛する国民なんていない」と断言する首相もいるが、

皆さんはどうですか

 

軍備拡大を考えます

 

歴史を見ると、軍事力を軽視した国と小国は滅び、強大な軍事力が帝国を築いたように思える。

 

だが強大な軍事力にも問題はある。

 

A 軍事大国の内部

多くは軍事優先になり戦争を拡大し続け、経済・社会は疲弊し、遂には内部崩壊する。

 

ローマ帝国、中世スペインとフランス、大英帝国、大日本帝国と今の米国に共通するものがある。

戦費調達の為に、収奪目的の侵略戦争と苛酷な課税が繰り返され、遂には過大な負債が残る。

日本も日露戦争から戦費調達の外債発行で敗戦まで自転車操業に陥った。

 

B 軍事大国の周辺

侵略競争が常態化し、周辺諸国は軍拡競争と軍事同盟に走り、苦境に陥り、遂には破局を迎える。

この結果が20世紀の大戦でした。

 

これが軍拡を恐れる理由です。

 

この反省からパリ不戦条約や国連憲章で、世界は戦争と侵略を違法と見なすようになった。

この60年間、問題はあるが大国間の戦争が無くなり、多くの小国が独立している。

 

2

 

実は、中国の宋王朝は文治主義を採った珍しい王朝で最長の寿命を得た。

軍隊が弱く外圧に苦しんだのだが、文化と商業が非常に発展した。

 

 

次回に続く

 

 

 

 

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平成の哀しみ9: 深まる亀裂 7: 勘違い 1


 

 

1

*1

 

 

帝国主義、ああ勘違い

 

2

 

 

 

日本の大陸侵攻は西欧の帝国主義と異なると信じる人がいる。

 

その根拠は

A 五族協和、大東亜共栄圏を願った

B アジア各国の独立に貢献した

C 朝鮮や台湾で教育と莫大な投資を行った

 

D 日本人は善良であり、人畜にも劣ることはしない

次回検討します。

 

 

西欧と比べます

A 未開人にキリスト教を広めることを願った

実際は人種差別と利益優先で現地を虐げた。

 

結局、スローガンは自己満足。

 

 

B 内乱や革命を支援し傀儡政権を作った

私人として革命家を援助した日本人は多数いたが、軍部が行った反乱分子を育てる策は侵略の常套手段。

 

 

C 植民地政策は国として儲からなかった。

宗主国は植民地に設備投資と軍隊派遣で莫大な出費をし、多くの人命も失った。

利益を回収するつもりだったが、せいぜい食料を掠め取るぐらいしか出来なかった。

英国では赤字続きの為、国会で植民地放棄が議論された。

結局、先走った自国の企業家と資本家、居留民を保護する為に行わざるをえず、さらには覇権争いに陥ってしまった。

 

一部に日本の評判が良いのは、日本が西欧や中国の酷い植民地支配から開放することになり、その後、直ぐに撤退する羽目になったことが幸いしている。

 

 

次回に続きます

 

 

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平成の哀しみ8: 相争う 6: 繰り返す過ち 2


1

*1

 

なぜ人は過ちを繰り返すのか?

 

2

 

  • 子ブッシュ米国大統領

 

彼は2001年同時多発テロ直後の勇ましい発言で史上最高の支持率を得たが、任期終了時は史上最低だった。

 

外部に敵を作り、罵倒する姿勢は絶大な人気を得ることがある。

人々は愛国心に燃え敵意を高ぶらせ不満を忘れる。

これはヒトラーのような悪辣な為政者の常套手段で多くは悲惨な結果に終わる。

 

一方で希に敵を正しく捉え世界を救う為政者もいる、ルーズベルトやチャチールのように。

 

 

  • 繰り返すナショナリズム

 

日本では負の歴史を自虐史観と罵り、美化する機運が高まっている。

 

実は、これは世界の潮流でもある。

冷戦などにより後進国で内戦が蔓延し、欧米への難民とテロが頻発し、文明対立が強く意識されるようになった。

一方で欧米は経済が伸び悩み、格差を拡大させ、国民の不満が高まっている。

こうして国内では分断、海外には排他的になった。

しかし、これが安易に受け入れられようになったのは大戦後70年以上経ったからです。

 

さらに日本では歴史を自省していないことが災いしている。

これは19世紀末に、国内の停滞を植民地に活路を求めた西欧の状況と非常に似ている。

そして第一次世界大戦が始まった。

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

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平成の哀しみ6: 深まる亀裂 4: なぜ米国は変わったのか


1

*1

 

 

なぜ米国は戦争をするのか?

 

ある時まで米国はヨーロッパに干渉せず、対外戦争を避ける国でした。

しかし第一次世界大戦(1914~)で米国は戦争を終わらせる為に参戦します。

そして二度の大戦で大きな犠牲を払い、また経済援助によって世界平和に貢献した。

 

 

 

無題

*2

 

この間、米国は軍需景気で潤い、最大の経済大国に上り詰めた。

第二次世界大戦以降、米国の軍産共同体は肥大化し、各国への支援は経済覇権を拡大させた。

 

初め、米国はヨーロッパなどの植民地政策を批判し、是正しようと各地で介入した。

だがソ連の共産圏拡大が進むと、米国は対決姿勢を強め、互いに軍拡、同盟国造り、反同盟国潰しへの競争を激化させていった。

両国の暗躍により、発展途上国でクーデター、独裁政権誕生、そして内戦へと戦火は拡大していった。

さらに米国が途中からイスラエルに加担したことで、中東はまさに火の海となった。

 

世界は核戦争を逃れたが、紛争が多発し憎悪と飢餓は広がり、難民はブーメランとなって欧米を痛めた。

 

いつしか米国は世界中に火種を撒き、時には火消し役も務めた。

それは米国の経済(負債)と社会にも深く傷を残した。

 

これは繰り返された盛者必衰の一幕かも

 

 

次回に続く

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平成の哀しみ5: 深まる亀裂 3: なぜ軍備を増強するのか


1

 

 

隣国はなぜ軍拡に走るのか?

 

 

北朝鮮は建国以来、ソ連援助の下で核開発を行っていた。

ソ連崩壊後、この庇護が無くなり、核兵器こそが米国への抑止力とみなされた。

 

一方、米国はそれまでの宥和策から強硬策に転じ、北朝鮮を悪の枢軸と名指した。

これに呼応するように北朝鮮はミサイル発射と2006年から核実験を繰り返した。

 

この米国の転換は子ブッシュ大統領(2001~2009)と取り巻きのネオコン(新保守主義)による。

彼らは米国の覇権を守るためには武力行使も辞さないとし、対外戦争と軍事費増大を図った。

これは彼らが軍産複合体で収入を得ていたことと、同時多発テロも影響している。

 

 

2無題

 

3無題3

 

 

1980年代、中国経済は躍進を始め、歴史的に貧弱だった海軍力をシーレーン確保の為に増強する。

その後、台湾の領有を巡り米国との間で緊張が生じ、ロシアと協力し欧米を牽制した。

2010年頃から、南シナ海への侵出を強めた。

これは米国の核攻撃と海空軍の中国本土攻撃に対抗する目的で、核ミサイル原潜の深い航路と空軍の滑走路確保と考えられている。

 

現在、中国の軍事力は世界第3位になり、米国海軍艦艇の大半が太平洋に配されている。

 

 

次回、米国の戦争を見ます。

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平成の哀しみ1: はじめに


1a

*1

 

 

今年で平成の年号は終わります。

これから日本はどうなるのだろうか?

その兆しは平成にあるはずです。

これから平成を振返り、探って行きます。

 

 

2

*2

 

 

平成は1989年から始まったが、何が起きていたのか?

特徴的な事件、経済、政治は・・

 

国内では

  •  大震災が二度起き、大きな原発事故が起きた。
  •  バブル崩壊が三回あった。
  •  汚職事件で自民党、不祥事で官僚への信頼が低下した。
  •  万年野党が二回政権を担った。
  •  経済は長期停滞し日本の地位は低下し続けている。
  •  国も地方も累積赤字が増大している。
  •  右翼的な言動が熱を帯びて来た。
  •  しかし平成の終わりは経済好調で終わるようだ。

 

 

海外、特に欧米について

  •  ソ連が崩壊した。
  •  テロとの戦いが始まった。
  •  米国の覇権、EUの団結に陰りが見え始めた。
  •  中国の経済力と影響力が増している。
  •  右翼政党が勢力を増している。
  •  移民問題と格差拡大で不満が高まっている。
  •  世界は地球温暖化防止で団結するようになった。
  •  一方で世界は国から逃げ出す巨額の金への課税に対処できない。
  •  核兵器と原発への恐れが増した。
  • セクハラ被害の告発運動が起こる。

 

この中の幾つかが未来を決める兆しになるでしょう。

 

 

次回は、身近な変化を拾ってみます。

 

 

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連載中 何か変ですよ 214: 何がより良い選択なのか? 5


1

*1

 

今回が連載の最後です。

長期衰退の元凶を解き明かします。

 

2

*2

 

 

*先ず元凶を示し、それがどのように日本を蝕んで来たかを説明します。

 

元凶は「戦後の米国による傀儡化と、その後の自民党と官僚の寄生関係」です。

 

この自民党と官僚の関係は時と共に深まり、やがて日本の教育・司法・メディア・経済界・学会・軍事を包括する巨大な既得権益体制が生まれ、国民は蚊帳の外に置かれてしまった。

残念なことに、日本の国民性がこの政治劣化をさらに強め、社会と経済は再生を困難なほどに歪められ、長期衰退に陥った。注釈1.

 

さらに安倍一党が煽るウヨ化で一層分断が進み、日本は衰退から暴走へと大きく舵を切る。

保守重鎮の西尾や西部は最近になって安倍批判を強め、彼を保守の裏切り者と見做している。

 

劣化していく過程を説明します。

 

  • 敗戦後、戦犯だった岸は米国に拾われ、左派勢力弱体化を条件に米国の資金援助と庇護を受け、自民党をまとめて国政を牽引して行きます。

この日本政府の傀儡化は少なくとも1970年代まで続いたことは米国のCIA公開文書で明らかです。

 

  • 岸と佐藤首相は数度にわたる密約で、国民の目を欺きながら米軍基地と核配備を米国に無条件で提供した(ノーベル賞をもらった佐藤は岸と兄弟で、岸は安倍の祖父で皆同じ血筋)。

この提供は日本の防衛負担を減らすように見えるが、逆に米国と共産圏との最前線、しかも国内にありながら日本が介入出来ない軍事拠点になったことを意味する。

 

  • この後、自民党内閣と官僚は国民と野党の追求を逃れる為に、虚偽発言と公文書隠蔽・改ざんに深入りしていく。

 

ここまでが自民党のボスを通じて日本が傀儡化した前段です(現在も日米合同員会は月2回継続)。

この後、この傀儡化を隠蔽する過程で自民党と官僚の寄生関係は深まり、巨大な権力を握っていきます。

 

先ず米国の指示と援助を受けて自民党の長期支配は盤石になった。

次いで、密約を隠蔽するために自民党と官僚は結束を深めることになる。

この後も米国CIAはリベラル野党潰しの為に資金援助を継続した。

まるで松本清張「日本の黒い霧」で描かれているGHQ時代の闇です。

 

やがて官僚は、ぬるま湯で育った2世3世の自民党議員相手に優位に立ち、政策や予算などを支配し、自省の権益拡大に奔走していく(自民党議員も口利きで噛む)。

こうなると大臣は答弁書を読むだけの飾りになり、行政への責任は無きに等しくなる。

まるで戦中の陸軍と海軍の権益争いが無責任な軍事拡大を招いたのと同じです。

 

3

< 3.沖縄基地、原子爆弾、GDP成長率、政治腐敗度 >

 

*ここまでが安倍政権までの長い劣化の歴史です。

 

現在、安倍の人気は景気堅調もあるが、リベラル嫌悪と排他的愛国(ウヨ)の煽動が功を奏している。

日本のウヨ化は長期衰退への不満が、かつての自民党と官僚への批判から、植民地だった中国と朝鮮半島への反発にすり替えられたことで政府批判は掻き消され、安倍支持は強化された。注釈2.

これにより隣国との協調を唱えるリベラル野党と右傾化を強めた自民党の間の亀裂は強まり、多数を占めた自民党はなりふり構わず無視と強行を続けることになった。

 

安倍内閣は、ついに開き直って堂々と白を切るようになった。

既に大半のメデイアが御用化し、既得権益体制が総がかりで政権を擁護するなら、国民の目を眩ますことは容易です(トランプのようにフェイクを数多く流せば真実は見え難い)。

 

このような権益維持に奔走する自民党と官僚の政治が続く限り、真に国民の為の政治が行われるはずもなく、国民は米国友好と見せかけのパフォーマンスでごまかされることになる。

 

 

*ここで政治の劣化による具体的な弊害を見ておきます。

 

  • 学校教育は自主性のない、政治に関心を持たない生徒を育てた。

これが現状の不毛な政治を助長している。

かつて西欧の植民地でもこの手の教育が行われたが、現在、北欧の学校では生徒は政治や社会に積極的に関わり、当然、政治腐敗はなく、労使協力が得られ経済の好循環が生まれている。

 

  • 地方自治は中央頼みで自ら活性化出来ない。

これはシャウプ勧告が発端だが、中央官庁が地方の税の分配権を握っていることによる。

一度手に入れた権益を中央官僚も国会議員も手放さない。

 

  • 日本の裁判所は憲法判断を避け、政府寄りの判決を行う。

この発端は戦後直ぐの砂川事件(米軍基地訴訟)だが、その後原発などでも繰り返されている。

 

  • 政府・官僚に忖度するマスコミ。

これは記者クラブなどの取材慣行もあるが、最近の自民党からの露骨な圧力が一層酷くしている。

 

  • 極め付きは官僚が支配する巨額の特別会計451兆円(2018年度)で一般予算98兆円を遥かに上回る。

この実態は掴めないが、3000社もある天下り先、かつて年金福祉事業団のリゾート施設が二束三文で売られたこと、GDPが550兆円であることを考えれば如何に巨大で危ういものかかがわかる。

 

 

*結び

見てきたように日本は先進国の体を成していない。

民意がフィードバックされることもない(選挙制度と三ばんが歪めている)。

経済政策はせいぜい議席確保につながる既得権益擁護と米国の圧力か模倣に過ぎない。

軍事は米国の意向に逆らうことが出来ない。

 

これでも皆さんは、現政権にすがるしかないと考えるのでしょうか。

少なくとも政権の嘘・隠蔽と腐敗を見過ごすことだけは止めるべきです。

 

来訪に深く感謝します。

これで、この連載を終わります。

 

 

注釈1.

ここで災いとなった国民性は主に村社会-古い農耕民族に残る、組織への盲目的な忠誠心、によるものです。

この国民性は権力者の腐敗・専横の阻止、個人の権利と法の理念(正義)の順守よりも、組織の利益と権力者の意向を重視します、例え後ろめたさを感じていても。

 

注釈2.

本来保守は母国への愛(現体制への執着)が強いことにより、過去や歴史を礼賛(盲愛)することになる。

しかし、そのことが周辺諸国を敵視することに直結しない(西欧の極右は移民を敵視するが、隣国を敵視していない)。

 

今の日本のウヨは、歴史上繰り返された浅薄なポピュリズム(ファシズム、ナチス、現在西欧の極右、トランプ)と同じです。

社会に不満が鬱積し、かつ解決策が断たれたと感じた人々は、安易に単純明快な解決策に飛びつく。

そして強権的なカリスマ指導者の登場、そして彼は憎むべき敵を明示し、支持者の団結と闘争心を煽る。

まさに、今これが再来している。

 

少し考えれば、可笑しいことはわかるはずです。

日本の保守は、かつての日本の戦争は正義だとし、自尊心を満足させます。

その根拠に、よく「米国が仕掛けた罠に日本がはまり開戦せざるを得なかった」が挙げられます。

憲法も押し付けだから、自主憲法が当然だと言います。

これほど米国をコケにしておきながら、一方でまったく米国追従なので自尊心のかけらもない。

過去の南ベトナム政府よりも酷くは無いが、初期の自民党政権の傀儡化を知っていながら皆口をつぐみ、治外法権を許す地位協定(国家主権放棄)をいまだに後生大事に守っているのですから。

 

またウヨの言う中国と朝鮮半島憎しにどんなメリットがあるのでしょうか?

確実に攻めて来るのなら冷静に防衛策か懐柔策を講じれば良いだけです。

過去を批判されるから腹いせに罵る、これでは互いに敵愾心を煽るだけで、これこそ何かを切っ掛けに戦争が始まらないとも限らない(数々の戦史が示しています)。

結局、米国の思う壺であり、憎しみが権力集中に利用されているとしか思えない。

 

 

参考文献

 

日本関係

  1. 「日本が自滅する日」石井 紘基著。
  2. 「知ってはいけない1と2」2冊、矢部 宏治著。
  3. 「日米同盟のリアリズム」小川 和久著。
  4. 「どこへ行くのか、この国は」村田 良平著。
  5. 「戦後史の正体」孫崎 享著。
  6. 「没落するキャリア官僚――エリート性の研究」中野 雅至著
  7. 「国家の命運」藪中 三十二著。

 

米国関係

  1. 「暴露 スノーデンが私に託したファイル」グレン・グリーンウォルド著。
  2. 「CIA秘録上と下」2冊、ティム・ワイナー著。
  3. 「日本は略奪国家アメリカを棄てよ―グローバリゼーションも共同幻想も必要ない」ビル・トッテン著。

 

隣国関係

  1. 「中国 新たな経済大革命」肖 敏捷著。
  2. 「韓国人に生まれなくてよかった」武藤 正敏著。

 

戦争関係

  1. 「逆転の大戦争史」オーナ・ハサウェイ共著。
  2. 「文明の衝突」サミュエル・ハンチントン著。

 

北欧関係

  1. 「世界政治叢書3 北欧・南欧・ベネルクス」津田 由美子共著。
  2. 「エリア・スタディーズ デンマーク、スウェーデン、ノルウェーを知るための・・章」3冊、明石書店刊。
  3. 「北欧モデル」翁百合共著。

 

経済関係

  1. 「国家債務危機」ジャック・アタリ著。
  2. 「ドイツ帝国の正体」イエンス・ベルガー著。
  3. 「国家はなぜ衰退するのか上と下」2冊、ダロン・アセモグル共著。
  4. 「世界を破綻させた経済学者たち」ジェフ・マドリック著。
  5. 「世界経済を破綻させる23の嘘」ハジュン・チャン著。
  6. 「金融政策の誤解」早川英男著。
  7. 「1970年体制の終焉」原田 泰著。
  8. 「日本国債入門」永野 学著。
  9. 「国家は破綻する 金融危機の800年」カーメン・M・ラインハート共著。

 

 

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連載中 何か変ですよ 210: 何がより良い選択なのか?


 

1

*1

 

 

「日本国民は何に不安を感じ、何を頼りにしているのか?」

私には見えてこない。

戦争か平和か、または繁栄か金融危機か、左右から罵り合う。

何が国民にとってより良い選択なのか?

 

 

無題

*2

 

 

皆さんはどう思いますか?

 

  1. どうしたら戦争や侵略を防げるのか?

軍備を増強するべき

賛成: 小国は侵攻され易い。

反対: 大国と軍拡競争をしても無駄、むしろ敵愾心を煽る。

 

注釈 

繰り返される米ロ(ソ連)の軍事侵攻を見ていると、小国の悲哀は今なお現実です。

これら侵攻の多くは、民族や宗教対立で混乱している小国への大国の領土・資源・覇権争いと言えるでしょう。

また軍拡競争と軍事同盟の果ての大戦が二度も続き、これも深刻です。

 

一方で、不戦条約締結(1929年)以降、世界が一緒になって暴虐な国々の世界制覇を多大な犠牲を払って食い止めました(米国の力は大きいが、その後変節している)。

 

日本にとって確実な戦争回避策はあるのか?

 

例えば沖縄の基地をどう評価するのか?

沖縄は米国の中国への前進基地として防波堤の役割を担うのか、それとも最初の激戦地となり、日本も火の海になるのか?(沖縄は、以前より米国のアジア侵攻の発進地として使われているので、最初に攻撃されるだろう)

沖縄よりもグアムやハワイの方が、米国や日本にとっても戦略上優位なのではないか?(あまりにも日本と米国の本土から離れている)

 

北朝鮮の軍事緊張にしても、今回の一連の動きで判明したように米中次第であって、日本の役割は少ない(蚊帳の外で騒ぐだけだった)。

北朝鮮に睨みを利かすのは空母などの機動部隊がいる佐世保が最重要です。

 

結局、回避策は日本と米国、中国、ロシアの状況を的確に評価出来るかにかかっている(日本は過去に大きな見誤りを繰り返しており、いまだに反省していない。今度こそ島国を言い訳にしないでほしい)。

 

要は侵略する国、軍事同盟、抑止力、日本の立場―国際的と地政学上(大陸に近い島国)、をどう評価するかです。

少なくとも日本は小国では無く、今後米中の覇権争いは熾烈を極め、中国経済は益々巨大になり、やがて日本は米国依存一辺倒ではすまなくなるだろう。

 

ここ1世紀半の世界の流れを振り返ると日本の動きが見えてくる。

19世紀後半以降、英国の覇権は衰えて、米国はやがて断トツ一位の経済大国になって行く。

第一次世界大戦はドイツの経済が英国を抜きヨーロッパで一位になる時期と重なった。

また第二次世界大戦は、日本が経済の規模こそ及ばないが急伸し、軍事同盟先を英国からドイツに替えて始まった。

この間、米国は軍事でも世界第一位となり、日本は敗戦占領を期に米国に完全に追従することになった。

 

 

一言

ここ半世紀あまりの世界の戦争をみると、幼児帰りしているように思える(不戦条約締結以前に戻る)。

侵攻される小国に紛争や混乱などの火種があることもあるが、大国は一方的な口実を持って侵攻する。

その口実を、かって世界平和の為だったが、今は戦争の芽を摘むとして自己防衛と称している。(初期には当事者に大量の武器を売る一方で、やがて都合の悪い政府を潰し、それを傀儡政権に替え、挙句に侵攻して破壊する。特に米国。)

これはかっての戦争と何ら変わらない、いつの間にか中世から原始社会に戻ったようです。

 

 

次回に続きます。

 

 

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連載中 何か変ですよ 203: 暴露本「炎と怒り」の紹介 4: トランプタワー 2


1a

*1

 

 

今回で、この暴露本の紹介を終わります。

初期の大統領首席補佐官を巡るドタバタを紹介します。

 

 

 

2a

< 2.トランプ政権を去った人々 >

 

多くの人々-マチュア政治家、経済界の成功者、人気のポピュリストがホワイトハウスを賑わしては、早々と去って行った。

去った多くは政権への爆弾発言(トランプを無能呼ばわり)や暴露、非難を繰り返している。

この混乱は今も続いている。

 

 

* 初期の大統領首席補佐官を巡るドタバタ

 

大統領首席補佐官とは何か?

彼はホワイトハウスとその行政部門、軍人130万人を含む約400万人のトップに立ち、この組織の運営を大統領から任されることになる。

特にトランプ政権では。

 

しかしトランプの直情径行、専門家嫌い、家族重視、政治への無知が災いして、大統領首席補佐官選びは脱線を繰り返しながら、最後には政権内で差し障りのない人物が選ばれた。

 

そして初代の大統領首席補佐官プリーバスは半年で更迭された。

 

 

 

 

 

 

 

 

3

< 3. 相関図 >

 

 

* 「炎と怒り」の読後に思うこと

 

他国のことではあるが、怒りよりも深い絶望感にとらわれた。

それは今、日本も含めて欧米先進国が米国と同様の凋落の道を進んでいると思うからです。

 

少なくとも米国は1970年代初期までは、ホワイトハウスの暴走-ベトナム戦争やウォーターゲート事件に対して、マスコミは良識を持って立ち向かい、そして国民も遅ればせながら正しい道へと方向転換させることが出来た。

 

しかし、欧米先進国は80年代以降の経済金融政策の大転換による格差拡大、さらに戦後から始まっていた後進国での紛争拡大による大量の難民発生と移民の受け入れが相俟って、欧米社会は不満のるつぼと化した。

 

このことが特に米国では、度重なる規制緩和によって報道の自由度を失わさせ、その上、今のインターネット社会ではヘイト情報が世論を左右するようになった。

 

こうして容易にポピュリズム、今は右翼の煽情によって、不満を抱く人々は否定と排除の論理で強く結びつき、より強固になりつつある。

 

このことは全ての金融資本主義国家、欧米先進国を蝕みつつある。

北欧すら逃げることは出来ないだろう、災厄の到来は遅れるだろうが。

それは今の日本にも当てはまる。

 

欧米から離れた島国日本は、その影響が軽微であったが、アベノミクスによって格差拡大の現況である金融資本主義へと大きく舵を切ったことになる。

西欧の優良国であったドイツも経済格差では同様に蝕まれ始めている。

 

各国で進んでいる国民の政治不信、右翼ポピュリズム政党の台頭、格差拡大はすべて軌を一にする。

 

それはここ半世紀にわたる戦争と経済がほぼ規制されず放置され、悪弊が拡大し蔓延してきたからです。

 

このことが、今の惨めで馬鹿げたトランプ政権を生んでしまったのです。

 

私には、この先行き世界は着くところまで行ってしまうような気がする。

 

歴史にその例はいくらでもあった。

ドイツ国民が最初からヒトラーにドイツと世界の壊滅を託したのではない。

始め一部の熱烈な国民がヒトラーの人柄、煽情、政策に共感し、期待していた。

そのうち騙されてか、無謀な計画なゆえに行きがかり上、破滅の道を進むことになった。

 

いつものことだが、日本のファシズム、大陸進出と同様で、マスコミが沈黙し権力の集中が進み、後戻りが不可能になった。

 

まさに米国、日本、ドイツなでかつての優良な国で政治の劣化が起こっている。

その一つの現れがトランプ現象です。

 

 

これで終わります。

 

 

 

 

 

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