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世界が崩壊しない前に 29: 貧困と格差 4


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貧困や格差は経済を本当に悪化させるのだろうか?

 

 

**格差が拡大すると経済発展を阻害する**

 

(今の自由放任主義経済や金融偏重経済の問題は別に見ます)

 

多くの人は、日米の経済は株価が上昇し、好調だと首を傾げるかもしれない。

実態は、90%の国民の所得がほぼ伸びておらず、一部の人が恩恵を受けているに過ぎない(日本だけではないが)。

 

一番悲惨なのは日本です。

 

日銀が市中銀行に幾ら金をばら撒いても、まったくインフレが起きなかった。

(逆に、これをもってMMT(現代貨幣理論)は、日本政府は国債発行や税収に頼らずに、国民の為の財政支出が可能だと提言している。重要な指摘ですので別に解説します。)

実体経済は浮上せず、金融経済だけを潤したリフレ論者は迷惑なだけだった!

 

経済再生に失敗した理由は、単純だが重大な致命傷による。

国内需要を担う国民の90%の人々の所得が低下し続けているので、銀行に金をばら撒いても消費が伸びるはずがない。

つまりインフレ(2~3%)は起きない(アベノミクス前から自明だった)。

 

一方金持ちや大企業は消費や物づくり(実体経済)より利益率の高いに金融投資に大金を注ぎ込む。

現在、庶民の預金金利は0.1%(日本)だが、金持ちや企業の資金運用(米国のファンド)は8%ほどの利益を上げ続けている。

 

こうして格差拡大で消費は増えず実体経済も伸びず、それがまた格差拡大を広げているのが現在の経済システムなのです。

 

 

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< 2. 表の顔 >

 

なぜこんな愚策がまかり通るのか。

政府は経済刺激と称して金融投資で利益が得られるように規制緩和と金融緩和を行う。

これは現在の経済システムがバブル崩壊を繰り返し、さらに巨大化しているからです。

政府はこの金融危機をリカバリーするために行わざるを得ないのです。

まるで蟻地獄、底無し沼のようです。

 

 

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< 3. 裏の顔: 2012年と2016年の比較 >

 

努力は必要ですが、この表と裏の顔の違いを理解することは重要です。

 

あるジャ―ナリストは指摘する。

20世紀最大の二つの危機―1929年の大恐慌と2008年のリーママンショックに先行して格差が激しくなっていた。

今も?

 

ある経済学者は言う。

少数のエリート階級に資本が集中すると、デフレを誘発し、投機的バブルを招き、経済回復力の弱体化を招き、金融崩壊のリスクを高める。

衝撃が繰り返されると、信頼が損なわれ、経済成長が減速し、これがさらに格差拡大に結びつくと。

 

ある社会学者は、金持ちが地球を破壊すると言う。

経済格差が拡大すると、「虚栄的消費活動」が活発化し、資源の浪費を高め、これがまた資源の枯渇を早める。

この「虚栄的・・」とは、超金持ちの消費スタイルに近づこうと各階層の人々が真似る競争状態を指します。

 

 

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ここで基本に立ち返ります。

 

「自由競争こそが最高、格差など気にしない」

この考えがなぜ国民に浸透したのか?

 

実は、格差が縮小し最も経済が成長した時代は2回の大戦後と1930年代の大恐慌後でした。

この時期は、国家が強力に富裕層や金融家を抑えて、労働者の賃金向上などを図った(ニューディール政策など)。

 

この事実が現在のエリートや富裕層にとって都合が悪い為、大金を費やしシンクタンクや学者、マスコミを動員して否定しているのです。

真実は明白なのですが、多勢に無勢と言うところでしょうか。

 

これ一つとっても、格差が拡大してしまうと、ナチス支配と同様に反転の困難さがわかります。

 

 

次回に続きます。

 

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世界が崩壊しない前に 28: 貧困と格差 3


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前回、貧困と格差は国によって作られていることを見ました。

貧困と格差は人権の問題に留まらず、危機をもたらすとしたら?

 

 

多くの人は、国が貧困と格差を是正し過ぎると、労働意欲を減じ競争心が無くなり、経済に悪影響すると信じさせられている。

だから悪化していても気にも留めない。

 

しかし事はそんな単純ではないし危険でさえある。

また格差が少ない国でも経済が豊かで成長している国があるので、明らかに誤解(洗脳)です。

 

 

**放置すれば騒乱や世界を後退させる引き金になる**

 

概ね二つのポイント、社会的なものと経済的なものがあります。

 

貧困な国ほど教育と医療、経済の水準が低くなり、人口増・伝染病・紛争を引き起こし易く、悪循環を招く。

外部からの衝撃、特に伝染病、大国の貿易や通貨の圧力に弱いために容易に悪化する。

こうして武力衝突、難民や伝染病などを周辺に、そして世界に広めることになる。

今回のコロナ危機で判明したように、先進国であっても格差が大きい米国や英国では弱者が感染爆発の被害者になった。

 

 

歴史を振り返れば、貧困と格差拡大は社会騒乱の引き金になっている。

それは大国や一度興隆した国ほど暴力的になるようだ。

ローマ帝国や中国の名だたる王朝が崩壊する時、格差が拡大し暴動が起きていた。

 

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< 2.英国が帝国主義を終えた時期 >

 

グラフの赤線は英国がアフリカの支配を終えた時期を示す。

経済が後退し帝国主義に走った19世紀後半の大英帝国では、この2百年間で最も格差が大きかった。

また他国よりも酷かった。

 

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< 3. ドイツと日本のファシズム期 >

 

グラフの赤線はヒトラー総統の時代、緑の矢印は日本の大陸進出の時代を示す。

共に格差が酷い。

20世紀前半のドイツと日本は、一時の栄光の後に訪れた大恐慌が大失業をもたらし、貧困と格差による社会不安がファシズムへと突き動かした。

 

 

これは普遍的な社会現象と言え、様々な識者が警告を発している。

 

ある疫学者は、先進工業国23カ国を比較すると、健康指数が悪化するのは、GDPが下がった時ではなく、格差が拡大した時であることを発見した。

また同時に犯罪率、幼児死亡率、精神疾患、アルコール消費量などにも重大な影響を及ぼしている。

 

ある経済学者は、格差は改革の意欲をそぎ、人々の信頼を失わせ、フラストレーションを高め、政治や行政に対する信頼を失わせると指摘する。

また棄権が増え、選挙の票は金で買われ、富裕層が公的機関への支配を強めている。

 

まさに日米、先進国で起こっていることです。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

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世界が崩壊しない前に 27: 貧困と格差 2


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前回、世界と日本の状況を見ました。

今、世界で何が起きているかを見ます。

 

 

前回、世界の絶対的貧困率が減少する一方、国家間と国内の格差が広がっていることを見ました。

 

 

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< 2.富裕層の所得の推移 >

 

米国の所得上位10%が1940~1970年代、全国民所得の35%を占めていたが、その後上昇を始め2007年には50%になった(上記グラフとは別)。

同時期、上位1%の占有率は10%ほどから24%になった。

 

 

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< 3.世界の億万長者 >

 

格差の諸相

 

ほんの一握りの人間に富が集中し加速している。

 

1970年代、所得税の最高税率は英で90%を越え、米で70%あったが、その後英米共に40%まで急速に下げ、日本も追従した。

 

世界の株式と債券の総額は1980年10兆ドルだったが、2009年には126兆ドルになり、12.6倍となったが、この間の世界実質GDPは2.8倍に過ぎない。

 

 

主な要因

 

大国や多国籍企業の身勝手な経済・外交・軍事的な干渉が発展途上国の貧困を助長している(アジア通貨危機など)。

せっかく途上国自身の努力、そして国際機関や先進国による支援などにより豊かさを手にしているのだが。

 

ニュー・ワールド・エコノミー(容易に国境を越える、瞬時に伝わる情報、日々進む知識集約化、熾烈な競争)が進み、教育・情報力や資金力などの差が益々格差を広げている。

 

以下が一番の元凶です。

ここ40年間、米国を筆頭に自由放任経済の国では、金融緩和と規制緩和(合併や競争激化など)によって巨大企業ほど収益が上がり、さらに減税(法人税、逆累進課税など)で富は集中し加速した。

さらに実体経済より金融経済で高収益が得られるようになったことで、実体経済に資本が向かわず停滞するようになった。

 

これにより経済が成長しても90%の国民の所得が伸びず、日本では低下すらしている。

 

様々な要因が絡んではいるが、けっして偶然ではない。

 

最も問題なのは、大資本や企業が野放しにされていると言うより、多くの先進国が競うように、これらを優遇していることにある。

当然、北欧などのように格差を押さえながら成長も手に入れている国は多い。

 

 

次回、貧困と格差の問題を見ます。

 

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世界が崩壊しない前に 26: 貧困と格差


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貧困と格差が悪化し続けた先にあるもの・・

 

いつの世にも貧困と格差はあった。

動物は弱肉強食なのだから、これも自己責任だ。

自由競争こそが経済成長を約束する。

世界経済は成長しているのだから貧困や格差問題はやがてなくなる。

 

一方、歴史を振り返ると、悪化する貧困や格差が大衆の怒りを爆発させ、ファシズムや革命へと進む事例は事欠かない。

 

現在、世界はどちらに向かっているのだろうか?

 

最も豊かな国20ヶ国と最貧国20ヶ国の所得格差はこの40年間に倍増し、40対1になった(2000年で)。

この格差は開発が遅れているアフリカでさらに加速している。

 

それでは国内の格差はどうか?

アメリカではトップ5分の1と最下層5分の1の所得比は1990年には18対1だったが、2000年には24対1になった。

この間、大卒と高卒の学歴による収入格差も倍増している。

最初はアングロサクソン系(英米)の国々で目立ったが、現在急速に各国に広がっている。

国内の格差拡大は、ラテンアメリカでも1980年代か目立ち始めたが、現在では中国でも都市と農村の差が大きくなっている。

 

貧困はどうだろうか?

貧困には絶対的と相対的がある。

絶対的貧困とは2015年で1日1.25$以下の収入を指し、相対的貧困とは国民の所得中央値の半分以下の収入を意味する。

 

 

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< 2. 2015年の絶対的貧困率 >

 

円の大きさと数値が絶対貧困率を示し、西アフリカなどでは最大58%になった。

世界の絶対的貧困率は1990年36%、2015年10%と減少傾向にあり、全体的に見れば世界は豊かになりつつある。

しかし、これは脆く、いとも簡単に崩れるだろう。

今回のコロナ危機などの衝撃は、貧困地帯により多くのダメージを与えるからです。

 

 

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< 3. 2010年、OECD各国の相対的貧困率 >

 

このグラフから皆さんに読み取って欲しいことがあります。

それは同じ資本主義国でありながら北欧やベネルックスの国々は、すべて貧困率が低いと言うことです。

つまり貧困は自己責任だと納得してしまう前に、政治社会にこそ、その原因があることを知って頂きたい。

 

 

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< 4. 日本の相対的貧困率の趨勢 >

 

相対的貧困率で日本はアメリカに次いで第4位になった。

二つのグラフから、日本はいつの間にか格差大国に墜ち、かつその傾向は強まっている。

2015年に貧困率が少し低下していますが、これは景気の波によるものです。

今後、コロナ危機による大規模な景気後退により、2008年のリーマンショック後のように貧困率は確実に上がります。

 

次回に続きます。

 

 

 

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連載中 何か変ですよ 218: 国民に自己責任を問う!


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経済も社会も悪化し孤立を深める日本!

こんな日本にしたのは誰か?

一人安倍首相か?

いや違う、選んだ国民だ!

 

 

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* 自己責任 *

 

「自己責任」は小泉政権から言われ始めた。

小泉首相は安全を、竹中大臣は貧困を自己責任とした。

 

つまり取材であっても危険な地に踏み込めば、殺されても仕方ないと。

また貧乏になる道を選んだのだから自業自得だと。

 

この論に従えば、唯一先進国で凋落に突き進む政権を選んだ人々にも自己責任があるはずだ。

 

それもかなり大きな、ここ三十年ほどで起きた凋落に対する責任がある。

 

  • 悪化し続ける経済 ― 成長しない経済、低下する賃金、庶民の増え続ける税、生産性低下、増加一途の累積財政赤字・・

 

  • 先進国から取り残される社会 ― ジェンダー、貧困率、格差、報道の自由度、人間開発指数などの国際指標が急速に悪化・・

 

  • 先進国ではありえない政治腐敗 ― 首相・大臣・自民党議員・官僚の不正・怠慢とその隠蔽工作・・

 

  • 散在する割には国民に百害あって一利なしの外交 ― トランプとプーチンに掻き回され、隣国と隔絶を深め、コロナウイルスを呼び込みマスクも入手出来ず・・

 

  • 危険を指摘されながらも無視・無策・・・原発事故や感染症の予防対策を怠り、さらに施設と予算を削減・・

 

挙げればきりがない。

これらは自民党政権と特に安倍政権が招いた。

 

私は、この末路を予想出来たので自民党に票を入れなかったので、私には責任がない。

 

 

* なぜこんなことになったのか? *

 

ひとえに長期政権による官民政財界の癒着と腐敗に尽きる。

さらに安倍首相の米国追従と右傾化がダメ押しになった。

 

今の政府を歓迎した人には強国・最強政府に見えたことだろう。

しかし、これが如何に底の浅いものだったことはコロナ危機で露呈した。

 

このまま安倍首相と自民党に任せていては凋落するだけだ。

腐敗政治も問題だが、それ以上に間違った経済路線が致命傷になっている。

日本を取り戻すには、大きな経済政策の転換が必要だ!

 

こんな政府を選んだ人々には責任をとってもらおう。

たとえ騙されたと言い逃れしようが。

この手の人々は、歴史を見ない、発展途上国以下の社会意識しか持ち合わていない。

つまり視野狭窄が、また錯誤を繰り返すことになる。

 

当然、選挙に行かなかった人も間接的に協力したことになり同様だ。

 

 

しかし、私は「自己責任論」はまやかしと考えている。

(自己責任論は、80年代から主流になり社会経済を疲弊させている自由主義や放任経済に由来している)

 

つまり、今の政府に騙されたと自覚できるのなら反省し行動すれば良い。

 

 

終わります。

 

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世界が崩壊しない前に 22: 様々な危機


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身近に迫っている危機とは?

被害の大きなものをリストアップします。

 

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  1.  地球温暖化
  2.  生態系の破壊
  3.  農水産資源の枯渇
  4.  地下資源の枯渇
  5.  森林破壊
  6.  水不足
  7.  海洋汚染
  8.  貧困と所得格差
  9.  平和の破壊
  10.  パンデミック
  11.  巨大化する自然災害
  12.  先新技術の誤用
  13.  移民・難民
  14.  暴走する経済活動
  15.  金融システムの崩壊
  16.  暴走する社会・国家
  17.  細るエネルギー供給
  18.  教育と情報の格差

 

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幾つかの被害例を見ます。

 

*「平和の破壊」とは、戦争、内戦、テロ、核戦争などです。

犠牲者はベトナム戦争で800万人、一度核戦争が勃発すれば地球全滅で75億人でしょうか。

 

*「パンデミック」とは、伝染病のコロナウイルスなどです。

スペイン・インフルエンザによる死亡者は世界で4000万人でした。

この時の感染数は世界人口の30%と言われています。

 

*「金融システムの崩壊」の代表例は、ほぼ10年毎に繰り返されているバブル崩壊ですが、今後、別の崩壊が起きる可能性もあります。

リーマンショックでは、米国だけで1800兆円の家計正味資産と退職勘定資産の1/3を瞬時に失った。

当然、被害は世界に及んだ。

 

 

被害規模は甚大になると思われるが、予想しづらいものも見ておきます。

 

*「地下資源の枯渇」で切実なものは、埋蔵量が後20年ほどしかない幾つかのアースメタルやレアメタルです。

さらに1~3ヶ国に産出シェア70~90%を握られている資源もある。

経済封鎖が起きれば大国と言えども一溜まりもない。

 

*「先進技術の誤用」で心配なのは、遺伝子操作やバイオ技術でしょう。

金融技術や情報通信技術などは非常に有用だが、間違えば社会を傾ける可能性がある。

半世紀前に誕生した原発は、安直に突き進んで方向転換出来ない残念な例です。

 

*「情報格差」で目立つものは、巨大プラットホーマー(Googleなど)によるビッグデータ利用や国家の諜報活動で、監視社会が進む可能性がある。

また教育と情報の多寡が経済活動の優劣を制し格差を助長する可能性が高い。

 

 

残念なことに日本は、長期の経済衰退を招いている政治経済社会の沈滞が深刻で、上記の様々な危機に対応出来る体力が無い。

今回のコロナ危機で明白になったと思います。

 

 

次回に続きます。

 

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世界が崩壊しない前に 1: はじめに


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今、世界は急激に悪化しています。

突如として破局が訪れる可能性もあります。

私達の家族とその未来を守るにはどうすれば良いのでしょうか?

事実を集めながら検討します。

 

 

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< 2. 緊急情報です! 拡散願います >

https://www.youtube.com/watch?v=W3X3RSmf7ds

 

 

はじめに

 

皆さんは世界が崩壊すると思いますか?

何か予兆を感じることはありますか?

 

地球の生命38億年、人類300万年、新人類10万年、文明5千年間で似た事はあったでしょうか?

 

いや待てよ、これまで無数の予言はあったが、どれも事なきを得たではないか?

聖書の予言(ハルマゲドン)、ノストラダムスの大予言、核戦争勃発、資源枯渇(ローマクラブが警鐘)、中国崩壊など・・・。

 

しかし様々な民族が故郷を捨て大移動し、時には戦い、遂には姿を消してしまったことは限りなくあった。

その切っ掛けの多くは乾燥や寒冷化などの気候変動によるものでした。

例えば紀元前2千年紀の気候変動が、ナイル川の水位低下と西アジアの難民を生み、エジプト王国の衰退とユダヤ王国の誕生に繋がった。

 

また自ら環境を破壊し、衰退した文明もあった。

例えば古代ギリシャ人の入植地(港湾)やイースター島の放棄は、河川上流や島全体の森林破壊が原因でした。

 

現在はこれが巨大化している。

例えばチェルノブイリや福島などの原発事故です。

危機を脱することは出来たが、フロンガスによるオゾン層破壊もありました。

 

こうして振り返ると、あることが見えて来る。

 

生物や人類の進化は、地球の大規模な気候変動(多くは寒冷化)が切っ掛けでした。

やがて人類が地球を覆うようになると、気候変動は多くの民族や文明の盛衰の切っ掛けになりました。

しかし遂には、人類が自ら地球の自然(システム)を破壊し、行き場を失う可能性が高まって来ました。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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中国の外縁を一周して 15: 観光バスで巡る北京


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今日は、北京の観光バス3号線からの眺めを紹介します。

約1時間、北京中心部の北西部にある幾つかの観光地を車窓から見ました。

 

 

 

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< 2. 観光バス3号線について >

 

上: 「北京城市观光3线公交车」の情報とバスの外観。

私が乗ったのは「下行」で、頤和園の北門から紫禁城の神武门(北門)まで行きます。

下の地図の青線が、そのルートです。

バス停は合計12箇所です。

サービスは何もないが、ゆったりしたシートに座りバスの2階から景色を楽しめます。

料金は大人20元、一卡通提示で15元です。

 

下: 走行ルート、上が北。

乗車のバス停は頤和園の北門の東側直ぐにある大きなバス駐車場の道路沿いにあります。

降車のバス停は紫禁城の北側、景山公園南門の前の道路沿いにあります。

ここは、この戻りのバスや他の観光バスの発車場所になっていますので、多くのバス停があり非常に込んでいました。

 

このルートで私が楽しみにしていたのは、中関村(北京のシリコンバレー)、鳥の巣(オリンピックのメインスタジアム)、鼓楼と城門(德胜门箭楼)でした。

 

私は途中一度も降車しませんでした。

 

 

 

 

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< 3. 観光バス3号線の内部 >

 

上: 観光バス3号線の2階。

 

下: 圆明园、最初の観光地です。

 

 

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< 4. 精華大学 >

 

上: 精華大学の門が見える。

 

下: 通りを示す看板に「中関村」とある。

バスからは確認できなかったが、近くに中関村サイエンス・パークと呼ばれるところがある。

 

この周辺には世界有数の精華大学、北京大学、国家の研究機関などが集まっており、また日本を含む海外のIT代表企業が研究所を建ている。

IMB、Microsoft、Apple、Intel、Nokiaや富士通など。

中国と海外企業がここに毎年数兆円をつぎ込み、200を越える研究所、参加企業数は4万社を越える。

ここは中国の科学技術と産業発展をリードしている重要な地域の一つです。

北京には他にもこのような場所があり、当然、深圳や天津、蘇州など各地にも多数ある。

 

これらが、中国が幾つかの先端分野で米国を抜く特許件数を出す理由の一つだろう。

国を挙げての取り組みと、それに乗る海外企業の多さに驚くばかりです。

 

ここでも旧態依然とし、乗り遅れることに無頓着な日本を思ってしまう。

 

 

 

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< 5. 北京大学 >

 

上: 北京大学。

 

 

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< 6. 鳥の巣 >

 

上: 鳥の巣が左側に見える。

中国らしく、全てが巨大で広大、歩く気になれない。

 

下: バスはこの一帯を一周した。

斬新な建物が目を惹く。

 

 

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スモッグらしいが、視界が悪い。

 

 

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< 8. 德胜门(徳勝門 ) >

 

これはかつての内城(北京)の北側の門の一つで元朝、15世紀に建てられた。

 

 

 

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< 9. 鼓楼と钟楼(鐘楼) >

 

上: 右が鼓楼、左が钟楼(鐘楼)。

鼓楼は13世紀に始まり、大太鼓と角笛で時を知らせていた。

鼓楼は他の古都でもよく見かける。

钟楼は15世に始まり、63トンの銅製の鐘があった。

この二つは紫禁城を南北に貫く中心線上にある。

 

下: 鼓楼。

西安で見たことがあり、今回、開封でも見ることになる。

 

 

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< 10.終点に近づいた >

 

上: 鼓楼を過ぎた什刹海の辺り。

前日訪問した場所です。

 

下: 遠くの山頂に景山公園の建物が見える。

ここも前日訪問した場所です。

あの反対側に着くと、バス観光は終わります。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 19: 騙されないために 


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< 素晴らしい強力な助っ人 >

 

騙されないためには、

騙しに加担しているものを見分けることが必要です。

 

* マスコミを識る

 

概ね新聞は与党寄りか野党寄りに分かれ、どちらも偏向が強い。

さらにテレビは既に一方に偏り、ネットはウヨが優勢になっている。

 

問題なのは政府が腐敗し過ちを犯している時です。

 

積極的に悪い事実をカモフラ―ジュし国民をミスリードするマスコミは多い(政府・与党の圧力もあり)。

しかし、単純に偏向を識別する方法があります。

 

例えば、読売、日経、産経での沖縄の辺野古基地反対や伊藤詩織事件の扱いに注視してください。

伝え方も違うが、ほとんどニュースにしないはずです。

これが繰り返されて国民の半分は問題に気付かない。

広く問題を知れば、数多くの事件が繋がり今の政府の惨状が浮かび上がって来るでしょう。

 

 

* 類は友を呼ぶ

 

安倍さんの周辺、または同調する人で、マスコミによく出る人物を観察してください。

 

多くは信頼できる人物でしょうか?

 

タカ派的な発言を繰り返す人は、差別や基本的な権利を否定する不用意な発言をすることが多いので分かり易いはずです。

 

もう一つは、知識人とか評論家と呼ばれる類です。

 

なぜか多くは「中国は即刻、破綻する」と言って、20年は経ったでしょうか。

 

もっとも未来予測は当たらないのが常ですが。

それにしても、繰り返す厚顔無恥さには呆れるばかりです。

 

彼らが劣等国と吹聴している間に、日本は様々な分野で中国に追い抜かれた(IT金融、画像・音声処理、自動運転、シェアビジネス、ほとんどの工業製品・・・)。

もう取り返しがつかない所まで。

 

愚かにもほどがある。

 

 

次回で終わります。

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 18: 愚行は一度失敗したぐらいでは


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< 経済を操る策術 >

 

当時の英国と日本、そして今の日本の経済状況はそっくりです。

また同じ愚を犯している。

 

実は、19世紀の英国と20世紀の日本で同じことが起きていた。

 

かつて国内経済が低迷すると、両国の大量の資金は発展途上国の開発に向かいました。

(かつて英国の資金が米国の発展に貢献したように良い例もあるが、英国のエジプトや日本の朝鮮半島に向かった例は・・)

そして失敗すると資金回収(没収や課税)や安全確保の為に軍隊が出動した。

これが帝国主義の一面です(侵略が伴うのは民族差別と結びついた時)。

 

さすがに現在は無理なので、お上任せの日本では国民が企業の海外損失を被るようになっている(輸出の保証契約で)。

 

現在、日本の企業は莫大な余剰資金を蓄えているが、国内経済は低迷している。

これは消費増税分が企業減税、賃金低下分が企業の余剰資金に替わり、このせいで国民の消費が落ち込んで、長期の経済低迷に陥ったからです。

すると企業家は余剰資金があっても国内ではなく海外に投資する。

(つまり大嘘のトリクルダウンは起こるはずもない)

 

今回の財界の要望にはもう一つの魂胆があります。

実に情けないのですが、財界はシステムと謳うが、要は既存技術の応用で儲けたいのです。

つまりチャレンジ精神を失っている。

これも英国の企業家が産業革命後に保守的になって衰退を始めたのと酷似している。

 

ここまで読めば憤りと言うより、無知と絶望を感じるはずです。

こんな馬鹿げた事が、白昼堂々と行われようとしているのかと!

知らぬが仏!

 

次回に続きます。

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 17: 嘘を見抜く 2


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< 日本の表と裏 >

 

経済活性化策には落とし穴が隠されている。

政府は鉄道や原発のシステム輸出を狙っている。

これは日本にとって良策でしょうか?

 

多くの人は1件で1兆円近くの売り上げがあれば素晴らしいと思う。

一方で左翼は原発輸出反対と訴える。

 

少し中身を見てみましょう。

 

売上の多くは海外で生産されるので国内生産への寄与度は大きく無い。

 

一方で、輸出国に対して莫大な保証責任(事故・運営不備・予定経済効果未達の賠償)が生じ、加えてカントリーリスクもある。

(売るために過大な保証を付加している)

これら契約の隠された大問題は、最終の賠償責任は企業ではなく日本政府になっていることです。

 

原発輸出は既に二ヵ国で頓挫しているが、これは原発事故を受けて安全対策の費用が倍近くになったからです。

発展途上国での建設投資は内戦や暴動などで中止、資金回収不能が起こる可能性がある(かつてのイラン)。

 

それではなぜ首相は自ら頑張るのでしょうか?

この案件も財界(安倍トモ)の要望です。

 

財界の狙いは、ひとえに膨大な余剰資金を輸出国に融資し利息を得たいからです。

そして失敗したら国民が自腹を切って賠償する手筈なのです(税金など)。

 

もう一つ国民が見落としてはならないことがある。

それは現在のデフレ脱却には国内の設備投資増加が不可欠なのですが、首相が先陣を切って民間の国内投資を免除しているのです。

 

こんな馬鹿げた事は前代未聞と思うかもしれないが、歴史は繰り返しているのです。

 

 

次回に続きます。

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 14: 規制緩和と言うけれど 1


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< 日本を導くもの >

 

様々な会合をリードしている安倍さんが頻繁にテレビに映る。

皆さんはかなり期待したはずだ。

 

例えば働き方改革はどうか?

 

政府はデーターを捏造してまで法案を通し、雇用の規制緩和に邁進した。

 

この間違いを経済的に説明することは可能だが、誰の為にやっているかが分かれば話は早い。

 

結論は米国と日経連(企業経営者)の為です。

 

米国は1996年「規制撤廃要望書」、2002年「日米投資イニシアティブ」で、労働者の流動性と派遣サービスの拡充を強く要求して来た。

これは米国企業が日本に参入するための地ならしでした。

(派遣サービスはかつて米国経済復活で持ち上げられたが、賃金格差の温床とも言える)

 

日経連は1995年「新時代の日本的経営」を上梓し、正社員を減らし、雇用保障も無くすべきだと訴えた。

(これは80年代、米国の要望に従って政府と日銀が無茶をやってバブルが弾けた為に、打開策として日経連が労働者に犠牲を求めたものです)

 

これを受けて小泉政権から安倍政権へと、規制緩和が大々的に進められ、なぜか国民も期待した。

(米国と日経連は大助かりで、与党と官僚に痛みが伴わず、大半の国民が喜んでくれるのですから万々歳)

 

その結果、非正規雇用が年々増加し、賃金は低下し、経済成長も零近辺に張り付くようになった。

これは米国流の当然の帰結だが、北欧などはむしろ賃金上昇を図り成長を手に入れている。

 

次回に続きます。

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 8: それにしても


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< どこを切っても同じ・・ >

政治家が悪いとしても、
国民が選び直し、監視し、改善すれば良いはずだが。

今の首相は絶大な人気がある、
熱烈なファンはどんな汚点にも目をつぶる。
それはないでしょう!

実は、そんな単純ではない。
日本人は長年、政治家を不正で自己利益追求の輩と見なしている。
政治家の信頼度は40ヵ国中、悪い方から5位です(International Social Survey Programより)。

国民は、国のトップとはそんな程度だと諦めている。
むしろ国民が清濁併せ呑んでいる。

いくらパフォーマンスが優れ見栄えが良くても、私達は嘘つきで素行が悪く、法を無視し責任を取らない人間を嫌い遠ざけるのが普通です。
まして彼を重要な役には就けない。

しかし、ある人々にとって首相は別格です。

首相側に着くか票を入れると、トップから絶大な見返りがある。
加計・森友問題、伊藤詩織事件、桜を見る会がそれを示している。
巨額資金を得る、無罪放免になる、知名度が向上し、無料で御馳走にありつける。
逆に議員なら異論を唱えると選挙で干される。
(これは選挙制度云々よりも成熟度の問題)

次回に続きます。

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 7: 騙され続けたら・・・


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< 猛烈に慕われる人々 >

 

もし政府に危なげな兆候があったら、

国民はどうするでしょうか?

 

 

A 信じて吉報を待つ。

 

B 他に手が無いので無視する。

 

C 放置すると危険が増すから、早急に改善を図る。

 

現状はAとBが大勢を占める。

 

それでは太平洋戦争と原発ラッシュの時代、そして幾度も訪れたバブルと消費税増税をやり過ごしたらどうなったか。

 

いずれも不幸な結果を招いた。

その時、多くの人は放置したことを後悔し、二度と起こらないことを願っただろう。

 

しかし残念ながら繰り返している。

甚大な被害に無頓着で、露見するまで騙し続ける政府も悪いが、幾度も騙され続ける国民にも非があるように思うのだが。

 

少なくとも、そんな政府を選ぶ時点で間違っているとは言えるのだが。

 

これを半世紀も続ける国民は・・・

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 6: 誰が危機を隠蔽するのか


 

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< 分断する人々 >

 

あなたが政府に全幅の信頼を置いていたとしても、

政府に怪しげな振る舞いが無いか、

一度、確認するのも無駄ではないでしょう。

 

 

簡単なチェック

 

*些細な失策でも徹底して隠蔽する。

証人を私人や海外主張中として証言させない。

証拠をすべて破棄するか機密扱いにして見せない。

 

*都合が悪いとカモフラジュする。

悪い結果を示すデーターは改竄し、露見するまで白を切る。

追及されるとセクハラ・反社会勢力の定義を閣議決定で変更する。

イメージダウンの報告は閣議決定で無いものにする。

 

*危機を問われても無頓着。

かつて少子化や待機児童の問題について取り合わなかった。

原発の電源損失を問われると、起きるはずがないと言い切った安倍さん。

 

このような対応で、より大きな危機に責任を持って対処すると思いますか?

ミスをしても知らぬ存ぜぬで逃げることが出来るのに、真剣に取り組むでしょうか?

 

 

次回に続きます。

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 5: もし危機を自覚出来ていたら


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< 日本を押し、倒す人 >

 

知らずに危険に遭うことはあっても

甚大な被害を知って、わざわざ危険を選ぶ人はいない

 

結局、愚行とは予測できる危機を無視し、自滅することだろう。

 

なぜ人は社会の危機に無頓着なのか?

 

A 危機が隠されている

B 危機から目をそらされている

C 指導者自身が危機に気付いていない

 

これが主な理由です。

 

歴史を振り返れば幾らでも事例はあります。

 

A 太平洋戦争で、敗北を隠し勝利を発表し続けた大本営。

隠蔽と虚言は与党の体質と言うより、それを生み出す日本の体質。

 

B 原発はクリーンエネルギーと喧伝した政府機関と企業。

世論誘導は他国でも起こり得るが日本では容易に起こる。

 

C 日中戦争で、中国は簡単に敗北し泥沼にならないと考えた軍指導部。

悪い状況を愛国心鼓舞で乗り切れる為、現実を無視しがちなのが日本。

 

この事例からわかるように、一部の人が警鐘を鳴らしていたにも関わらず、

国民は災厄が訪れるまでまったく気が付かなかった。

 

こうしてみると危機を自覚できないのは、国民側だけの問題でないことがわかる。

 

 

次回に続きます。

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 4: 危機を無視する不思議


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< 経世済民の人、それとも傾城傾国の人 >

 

明日、巨大台風が来るとしたら・・・

3年後に失業率が倍に、15年後に年金が3割カットになるとしたら、

 

人は「そんなこと誰にも分からない」と言う。

 

もし原子力発電所が隣にあっても無視出来ますか?

なにせ政府や学者が絶対安全と言っていたのに事故が起きたのだから。

 

そうは言っても原子力村では今も稼働が続いている。

 

彼らは巨額の見返りと引き換えに安全を売ったのではない。

彼らは政府の言う安全と恵みを信じたのだ。

今さら捨てろと言うのは酷だろう。

 

しかし、こうも言える。

 

今、あなたの町に原発建設が持ち上がったら。

 

福井県高浜町のフィクサー(助役から事業家へ)と関電の癒着が暴露された。

つまり原子力村の住民の恩恵は二の次だった。

また皆は既に原発事故の恐ろしさも知っている。

 

つまり事前に真相を知っていたら、別の選択をしたはずです。

 

 

次回に続きます。

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 3: 「見ざる」で安心できるのか?


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< 飛んでいる人々 >

 

普段から私達は危険を予知しています。

海で泳ぐ時、家を買う時など、

注意し未来を予測します。

 

 

それなのに、なぜか経済の悪い兆候を無視するのか。

今が良ければOK、どうせ分からない、分かっても打つ手がないと諦める。

 

何かがおかしい。

初めての海岸で子供と泳ぐ時、少しは危険を予想するはず。

 

以下の心理が邪魔している。

 

経済学は面倒、悪化した経済を知らない、政治と無縁。

 

現状を放置すれば、より大きな金融危機と緊縮財政を招き、極端に生活が苦しくなる可能性は高まる。

「見ざる」で危機がより大きくなったことは過去に幾度もあった。

 

経済に疎くても株の購入ぐらいは出来るし、バブル崩壊(金融危機)はほぼ10年毎に起きている。

また政策変更を訴える選挙にも参加できる。

 

理解し危機を避ける手立ては幾らでもあるのだが。

 

 

次回に続きます。

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 2: 「見ざる」を決め込む不思議


 

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< 稀に見る清廉な人々 >

 

今の日本の経済はどうだろうか?

良い? 悪い? 飛躍前? 衰退中?

 

どう思いますか?

 

多くは「わからない、悪くない」

ひょっとしたら「良い、飛躍前」と感じているかも。

実際、就業率と株価は上昇している。

 

何処の国の人も、景気が良ければ後は気にしないものですが。

 

??????

 

それでは、家計の所得と貯蓄が30年以上低下し続け、有名企業が外国に買収され、海外に資本が流失し、新しい産業が生まれない、この状況を衰退でないと言えますか?

これが日本だけの現象だとしたら。

 

「日本経済は大丈夫なのか?」と不安になるかも。

 

株価は日銀と年金基金、就業率は人口変動とバブル、景気は世界経済の活況によるとしたら。

 

「早晩、反動がある」と思い当たるかも。

 

もし愚かでないなら、「 ????? 」以降を無視しないだろう。

 

 

次回に続きます。

 

 

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中国の外縁を一周して 9: 廈門から北京へ


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今回は、最後の廈門と北京の初日です。

廈門の暮らしと北京の夜、

そして廈門と北京の両空港でのトラブルを紹介します。

 

 

 

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< 2. 宿泊した部屋 >

上: ホテルの部屋から見た朝焼け。

 

下: 杏林湾大酒店の一室。

 

 

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< 3. ある億ションの一室から >

 

高速エレベータ―に乗って、最上階近くの一戸を訪れました。

窓からの眺めは絶景です。

この一戸は、一億近い評価額らしい。

ここには数多くの部屋があり、立派な家具調度品で埋まっていました。

退職した夫婦一組が住んでいます。

毎日、ここで孫一人を預かり微笑ましい時を過ごされており、部屋はおもちゃで一杯でした。

 

このような暮らしをしている人は私の周辺にはいない。

 

このご主人は大企業を10年以上前に退職し、このマンションを買ったようです。

大企業であれば年金は多いし、購入時、銀行から多額の借金が可能だろう。さらに退職前に企業から住居を安く支給され、多額の売買益を得ることも出来ただろう(かつて公務員の特権だった)。

それに加え、購入後に不動産が急騰しているのだからラッキーです。

 

このことが、代々都会暮らしで大企業にいた人と、地方から来てその日暮らしをする人の間に、ここ20年ほどで大きな格差を生んでいる。

 

実は、この眼下の干潟はやがて消えるそうです。

政府が近い将来、全部砂浜に変えるからです。

中国ならやるでしょうね・・・

 

 

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< 4. 厦门高崎国际机场 >

 

ここで最初の洗礼を受けました。

それは国内線に乗るために税関で手荷物検査を受けている時でした。

 

突然、女性係官が私にいぶかしげにまくしたて、ストップをかけました。

まったく中国語が分からないのですが、状況からして北京へ何しに行くのかを尋ねているようでした。

 

そこで、私の中国旅行の15日間の日程表を彼女に見せました。

すると彼女は、それを取り上げて何処かに消えてしまいました。

しばらくすると現れ、無表情でもう行けと私達夫婦に促した。

 

事の経緯は分かりませんが、移民などを警戒していると感じました。

 

フリーの旅では、言葉が通じなくても、必ず自分でトラブルを処理しなけらばならない。

運か、経験か、機転か、他人の助けか、冷静さ、かが救いになり、北欧でも無事に旅行を終えた。

 

これも旅の醍醐味と言えるかもしれません。

 

 

 

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< 5. 北京首都国際空港にて >

 

私達は廈門航空を使ったので、北京首都国際空港の第2ターミナルに着きました。

上記写真は参考に借用したもので、他のターミナルのものでしょう。

 

ここで簡単に、第2ターミナルから北京中心部に行く方法について触れておきます。

 

リムジンバス(机场大巴・・・线)、エアポートエクスプレス(机场线)とタクシーがあります。

リムジンバスは何種類もあり、タクシー乗り場のレーンの奥にあるようです。

リムジンバスで行っても、その後、ホテルまでタクシーや地下鉄に乗らなければならない(タクシーを拾えるかどうか不安)。

エアポートエクスプレスは階下にあり頻繁に出ているのですが、これまた他の交通機関の利用が必要です。

 

中国のタクシーは安いので使いたいが、長い待ち時間とトラブルに遭わないかが心配でした。

 

先ずはタクシー乗り場を見に行きました。

確かに写真のように長い行列はあるのですが、もの凄い数のタクシーが次々とやって来るので待ち時間は少なく、使うことにしました。

 

中国の幾つかの空港でタクシー乗り場を利用しましたが、すべてに差配する係員が一人はいるので安心です。

 

 

 

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< 6. ホテルに向かうタクシーにて >

これらはすべて参考に借用した写真です。

 

ところが、ここでまた問題が発生しました。

 

私がタクシーの助手席に乗って、行先のホテル名と住所を書いたメモを見せました。

ところが、これが分からないのです。

この年配の運転手は近くにいた知り合いの運転手に聞いて、相手は大体の場所が分かるようなのですが、彼は分からない。

 

結局、この運転手は上の写真のようにスマホを操作して、やっと行き先を見つけて発進することが出来ました。

私も、自分のスマホでタクシーがホテルに向かっているのを横で、ずーっとチェックしていました。

 

結局は、無事着いたのですが、かなり時間がかかりました。

一つは、聞きしに勝る大渋滞がありました。

料金は妥当だったようです。

 

中国で乗ったタクシーはすべてスマホで音声ナビゲーションを使っていました。

おそらく百度マップなどでしょう。

 

どうやらスマホのアプリにホテル名を上手く入力出来ないようでした。

この問題は、北京だけでなく成都や蘭州などでも起きました。

最後には色々やり取りがあって何とか解決しました。

 

結局、私自身がスマホの百度を使えて、百度マップにホテル名を入力しておいて見せることが出来れば良かったかもしれない。

 

 

 

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< 7. 王府井にて >

 

ホテルに着いてから、王府井へ夕食に行きました。

もう9時近かった。

小雨も少しあり、人はあまり多くは無いようでした。

 

ここで感心したのは高齢者の団体ツアー客です。

地方から来た観光客のようですが、夜にも関わらず、老人達が元気に買い物と食事へと走り回っていた。

 

私が入った食堂でも、彼らは賑やかでした。

本当に沢山の人が、旅行を楽しんでいました。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

 

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