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中国の外縁を一周して 15: 観光バスで巡る北京


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今日は、北京の観光バス3号線からの眺めを紹介します。

約1時間、北京中心部の北西部にある幾つかの観光地を車窓から見ました。

 

 

 

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< 2. 観光バス3号線について >

 

上: 「北京城市观光3线公交车」の情報とバスの外観。

私が乗ったのは「下行」で、頤和園の北門から紫禁城の神武门(北門)まで行きます。

下の地図の青線が、そのルートです。

バス停は合計12箇所です。

サービスは何もないが、ゆったりしたシートに座りバスの2階から景色を楽しめます。

料金は大人20元、一卡通提示で15元です。

 

下: 走行ルート、上が北。

乗車のバス停は頤和園の北門の東側直ぐにある大きなバス駐車場の道路沿いにあります。

降車のバス停は紫禁城の北側、景山公園南門の前の道路沿いにあります。

ここは、この戻りのバスや他の観光バスの発車場所になっていますので、多くのバス停があり非常に込んでいました。

 

このルートで私が楽しみにしていたのは、中関村(北京のシリコンバレー)、鳥の巣(オリンピックのメインスタジアム)、鼓楼と城門(德胜门箭楼)でした。

 

私は途中一度も降車しませんでした。

 

 

 

 

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< 3. 観光バス3号線の内部 >

 

上: 観光バス3号線の2階。

 

下: 圆明园、最初の観光地です。

 

 

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< 4. 精華大学 >

 

上: 精華大学の門が見える。

 

下: 通りを示す看板に「中関村」とある。

バスからは確認できなかったが、近くに中関村サイエンス・パークと呼ばれるところがある。

 

この周辺には世界有数の精華大学、北京大学、国家の研究機関などが集まっており、また日本を含む海外のIT代表企業が研究所を建ている。

IMB、Microsoft、Apple、Intel、Nokiaや富士通など。

中国と海外企業がここに毎年数兆円をつぎ込み、200を越える研究所、参加企業数は4万社を越える。

ここは中国の科学技術と産業発展をリードしている重要な地域の一つです。

北京には他にもこのような場所があり、当然、深圳や天津、蘇州など各地にも多数ある。

 

これらが、中国が幾つかの先端分野で米国を抜く特許件数を出す理由の一つだろう。

国を挙げての取り組みと、それに乗る海外企業の多さに驚くばかりです。

 

ここでも旧態依然とし、乗り遅れることに無頓着な日本を思ってしまう。

 

 

 

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< 5. 北京大学 >

 

上: 北京大学。

 

 

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< 6. 鳥の巣 >

 

上: 鳥の巣が左側に見える。

中国らしく、全てが巨大で広大、歩く気になれない。

 

下: バスはこの一帯を一周した。

斬新な建物が目を惹く。

 

 

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スモッグらしいが、視界が悪い。

 

 

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< 8. 德胜门(徳勝門 ) >

 

これはかつての内城(北京)の北側の門の一つで元朝、15世紀に建てられた。

 

 

 

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< 9. 鼓楼と钟楼(鐘楼) >

 

上: 右が鼓楼、左が钟楼(鐘楼)。

鼓楼は13世紀に始まり、大太鼓と角笛で時を知らせていた。

鼓楼は他の古都でもよく見かける。

钟楼は15世に始まり、63トンの銅製の鐘があった。

この二つは紫禁城を南北に貫く中心線上にある。

 

下: 鼓楼。

西安で見たことがあり、今回、開封でも見ることになる。

 

 

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< 10.終点に近づいた >

 

上: 鼓楼を過ぎた什刹海の辺り。

前日訪問した場所です。

 

下: 遠くの山頂に景山公園の建物が見える。

ここも前日訪問した場所です。

あの反対側に着くと、バス観光は終わります。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 19: 騙されないために 


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< 素晴らしい強力な助っ人 >

 

騙されないためには、

騙しに加担しているものを見分けることが必要です。

 

* マスコミを識る

 

概ね新聞は与党寄りか野党寄りに分かれ、どちらも偏向が強い。

さらにテレビは既に一方に偏り、ネットはウヨが優勢になっている。

 

問題なのは政府が腐敗し過ちを犯している時です。

 

積極的に悪い事実をカモフラ―ジュし国民をミスリードするマスコミは多い(政府・与党の圧力もあり)。

しかし、単純に偏向を識別する方法があります。

 

例えば、読売、日経、産経での沖縄の辺野古基地反対や伊藤詩織事件の扱いに注視してください。

伝え方も違うが、ほとんどニュースにしないはずです。

これが繰り返されて国民の半分は問題に気付かない。

広く問題を知れば、数多くの事件が繋がり今の政府の惨状が浮かび上がって来るでしょう。

 

 

* 類は友を呼ぶ

 

安倍さんの周辺、または同調する人で、マスコミによく出る人物を観察してください。

 

多くは信頼できる人物でしょうか?

 

タカ派的な発言を繰り返す人は、差別や基本的な権利を否定する不用意な発言をすることが多いので分かり易いはずです。

 

もう一つは、知識人とか評論家と呼ばれる類です。

 

なぜか多くは「中国は即刻、破綻する」と言って、20年は経ったでしょうか。

 

もっとも未来予測は当たらないのが常ですが。

それにしても、繰り返す厚顔無恥さには呆れるばかりです。

 

彼らが劣等国と吹聴している間に、日本は様々な分野で中国に追い抜かれた(IT金融、画像・音声処理、自動運転、シェアビジネス、ほとんどの工業製品・・・)。

もう取り返しがつかない所まで。

 

愚かにもほどがある。

 

 

次回で終わります。

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 18: 愚行は一度失敗したぐらいでは


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< 経済を操る策術 >

 

当時の英国と日本、そして今の日本の経済状況はそっくりです。

また同じ愚を犯している。

 

実は、19世紀の英国と20世紀の日本で同じことが起きていた。

 

かつて国内経済が低迷すると、両国の大量の資金は発展途上国の開発に向かいました。

(かつて英国の資金が米国の発展に貢献したように良い例もあるが、英国のエジプトや日本の朝鮮半島に向かった例は・・)

そして失敗すると資金回収(没収や課税)や安全確保の為に軍隊が出動した。

これが帝国主義の一面です(侵略が伴うのは民族差別と結びついた時)。

 

さすがに現在は無理なので、お上任せの日本では国民が企業の海外損失を被るようになっている(輸出の保証契約で)。

 

現在、日本の企業は莫大な余剰資金を蓄えているが、国内経済は低迷している。

これは消費増税分が企業減税、賃金低下分が企業の余剰資金に替わり、このせいで国民の消費が落ち込んで、長期の経済低迷に陥ったからです。

すると企業家は余剰資金があっても国内ではなく海外に投資する。

(つまり大嘘のトリクルダウンは起こるはずもない)

 

今回の財界の要望にはもう一つの魂胆があります。

実に情けないのですが、財界はシステムと謳うが、要は既存技術の応用で儲けたいのです。

つまりチャレンジ精神を失っている。

これも英国の企業家が産業革命後に保守的になって衰退を始めたのと酷似している。

 

ここまで読めば憤りと言うより、無知と絶望を感じるはずです。

こんな馬鹿げた事が、白昼堂々と行われようとしているのかと!

知らぬが仏!

 

次回に続きます。

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 17: 嘘を見抜く 2


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< 日本の表と裏 >

 

経済活性化策には落とし穴が隠されている。

政府は鉄道や原発のシステム輸出を狙っている。

これは日本にとって良策でしょうか?

 

多くの人は1件で1兆円近くの売り上げがあれば素晴らしいと思う。

一方で左翼は原発輸出反対と訴える。

 

少し中身を見てみましょう。

 

売上の多くは海外で生産されるので国内生産への寄与度は大きく無い。

 

一方で、輸出国に対して莫大な保証責任(事故・運営不備・予定経済効果未達の賠償)が生じ、加えてカントリーリスクもある。

(売るために過大な保証を付加している)

これら契約の隠された大問題は、最終の賠償責任は企業ではなく日本政府になっていることです。

 

原発輸出は既に二ヵ国で頓挫しているが、これは原発事故を受けて安全対策の費用が倍近くになったからです。

発展途上国での建設投資は内戦や暴動などで中止、資金回収不能が起こる可能性がある(かつてのイラン)。

 

それではなぜ首相は自ら頑張るのでしょうか?

この案件も財界(安倍トモ)の要望です。

 

財界の狙いは、ひとえに膨大な余剰資金を輸出国に融資し利息を得たいからです。

そして失敗したら国民が自腹を切って賠償する手筈なのです(税金など)。

 

もう一つ国民が見落としてはならないことがある。

それは現在のデフレ脱却には国内の設備投資増加が不可欠なのですが、首相が先陣を切って民間の国内投資を免除しているのです。

 

こんな馬鹿げた事は前代未聞と思うかもしれないが、歴史は繰り返しているのです。

 

 

次回に続きます。

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 14: 規制緩和と言うけれど 1


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< 日本を導くもの >

 

様々な会合をリードしている安倍さんが頻繁にテレビに映る。

皆さんはかなり期待したはずだ。

 

例えば働き方改革はどうか?

 

政府はデーターを捏造してまで法案を通し、雇用の規制緩和に邁進した。

 

この間違いを経済的に説明することは可能だが、誰の為にやっているかが分かれば話は早い。

 

結論は米国と日経連(企業経営者)の為です。

 

米国は1996年「規制撤廃要望書」、2002年「日米投資イニシアティブ」で、労働者の流動性と派遣サービスの拡充を強く要求して来た。

これは米国企業が日本に参入するための地ならしでした。

(派遣サービスはかつて米国経済復活で持ち上げられたが、賃金格差の温床とも言える)

 

日経連は1995年「新時代の日本的経営」を上梓し、正社員を減らし、雇用保障も無くすべきだと訴えた。

(これは80年代、米国の要望に従って政府と日銀が無茶をやってバブルが弾けた為に、打開策として日経連が労働者に犠牲を求めたものです)

 

これを受けて小泉政権から安倍政権へと、規制緩和が大々的に進められ、なぜか国民も期待した。

(米国と日経連は大助かりで、与党と官僚に痛みが伴わず、大半の国民が喜んでくれるのですから万々歳)

 

その結果、非正規雇用が年々増加し、賃金は低下し、経済成長も零近辺に張り付くようになった。

これは米国流の当然の帰結だが、北欧などはむしろ賃金上昇を図り成長を手に入れている。

 

次回に続きます。

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 8: それにしても


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< どこを切っても同じ・・ >

政治家が悪いとしても、
国民が選び直し、監視し、改善すれば良いはずだが。

今の首相は絶大な人気がある、
熱烈なファンはどんな汚点にも目をつぶる。
それはないでしょう!

実は、そんな単純ではない。
日本人は長年、政治家を不正で自己利益追求の輩と見なしている。
政治家の信頼度は40ヵ国中、悪い方から5位です(International Social Survey Programより)。

国民は、国のトップとはそんな程度だと諦めている。
むしろ国民が清濁併せ呑んでいる。

いくらパフォーマンスが優れ見栄えが良くても、私達は嘘つきで素行が悪く、法を無視し責任を取らない人間を嫌い遠ざけるのが普通です。
まして彼を重要な役には就けない。

しかし、ある人々にとって首相は別格です。

首相側に着くか票を入れると、トップから絶大な見返りがある。
加計・森友問題、伊藤詩織事件、桜を見る会がそれを示している。
巨額資金を得る、無罪放免になる、知名度が向上し、無料で御馳走にありつける。
逆に議員なら異論を唱えると選挙で干される。
(これは選挙制度云々よりも成熟度の問題)

次回に続きます。

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 7: 騙され続けたら・・・


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< 猛烈に慕われる人々 >

 

もし政府に危なげな兆候があったら、

国民はどうするでしょうか?

 

 

A 信じて吉報を待つ。

 

B 他に手が無いので無視する。

 

C 放置すると危険が増すから、早急に改善を図る。

 

現状はAとBが大勢を占める。

 

それでは太平洋戦争と原発ラッシュの時代、そして幾度も訪れたバブルと消費税増税をやり過ごしたらどうなったか。

 

いずれも不幸な結果を招いた。

その時、多くの人は放置したことを後悔し、二度と起こらないことを願っただろう。

 

しかし残念ながら繰り返している。

甚大な被害に無頓着で、露見するまで騙し続ける政府も悪いが、幾度も騙され続ける国民にも非があるように思うのだが。

 

少なくとも、そんな政府を選ぶ時点で間違っているとは言えるのだが。

 

これを半世紀も続ける国民は・・・

 

 

次回に続きます。

 

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 6: 誰が危機を隠蔽するのか


 

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< 分断する人々 >

 

あなたが政府に全幅の信頼を置いていたとしても、

政府に怪しげな振る舞いが無いか、

一度、確認するのも無駄ではないでしょう。

 

 

簡単なチェック

 

*些細な失策でも徹底して隠蔽する。

証人を私人や海外主張中として証言させない。

証拠をすべて破棄するか機密扱いにして見せない。

 

*都合が悪いとカモフラジュする。

悪い結果を示すデーターは改竄し、露見するまで白を切る。

追及されるとセクハラ・反社会勢力の定義を閣議決定で変更する。

イメージダウンの報告は閣議決定で無いものにする。

 

*危機を問われても無頓着。

かつて少子化や待機児童の問題について取り合わなかった。

原発の電源損失を問われると、起きるはずがないと言い切った安倍さん。

 

このような対応で、より大きな危機に責任を持って対処すると思いますか?

ミスをしても知らぬ存ぜぬで逃げることが出来るのに、真剣に取り組むでしょうか?

 

 

次回に続きます。

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 5: もし危機を自覚出来ていたら


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< 日本を押し、倒す人 >

 

知らずに危険に遭うことはあっても

甚大な被害を知って、わざわざ危険を選ぶ人はいない

 

結局、愚行とは予測できる危機を無視し、自滅することだろう。

 

なぜ人は社会の危機に無頓着なのか?

 

A 危機が隠されている

B 危機から目をそらされている

C 指導者自身が危機に気付いていない

 

これが主な理由です。

 

歴史を振り返れば幾らでも事例はあります。

 

A 太平洋戦争で、敗北を隠し勝利を発表し続けた大本営。

隠蔽と虚言は与党の体質と言うより、それを生み出す日本の体質。

 

B 原発はクリーンエネルギーと喧伝した政府機関と企業。

世論誘導は他国でも起こり得るが日本では容易に起こる。

 

C 日中戦争で、中国は簡単に敗北し泥沼にならないと考えた軍指導部。

悪い状況を愛国心鼓舞で乗り切れる為、現実を無視しがちなのが日本。

 

この事例からわかるように、一部の人が警鐘を鳴らしていたにも関わらず、

国民は災厄が訪れるまでまったく気が付かなかった。

 

こうしてみると危機を自覚できないのは、国民側だけの問題でないことがわかる。

 

 

次回に続きます。

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 4: 危機を無視する不思議


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< 経世済民の人、それとも傾城傾国の人 >

 

明日、巨大台風が来るとしたら・・・

3年後に失業率が倍に、15年後に年金が3割カットになるとしたら、

 

人は「そんなこと誰にも分からない」と言う。

 

もし原子力発電所が隣にあっても無視出来ますか?

なにせ政府や学者が絶対安全と言っていたのに事故が起きたのだから。

 

そうは言っても原子力村では今も稼働が続いている。

 

彼らは巨額の見返りと引き換えに安全を売ったのではない。

彼らは政府の言う安全と恵みを信じたのだ。

今さら捨てろと言うのは酷だろう。

 

しかし、こうも言える。

 

今、あなたの町に原発建設が持ち上がったら。

 

福井県高浜町のフィクサー(助役から事業家へ)と関電の癒着が暴露された。

つまり原子力村の住民の恩恵は二の次だった。

また皆は既に原発事故の恐ろしさも知っている。

 

つまり事前に真相を知っていたら、別の選択をしたはずです。

 

 

次回に続きます。

 

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 3: 「見ざる」で安心できるのか?


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< 飛んでいる人々 >

 

普段から私達は危険を予知しています。

海で泳ぐ時、家を買う時など、

注意し未来を予測します。

 

 

それなのに、なぜか経済の悪い兆候を無視するのか。

今が良ければOK、どうせ分からない、分かっても打つ手がないと諦める。

 

何かがおかしい。

初めての海岸で子供と泳ぐ時、少しは危険を予想するはず。

 

以下の心理が邪魔している。

 

経済学は面倒、悪化した経済を知らない、政治と無縁。

 

現状を放置すれば、より大きな金融危機と緊縮財政を招き、極端に生活が苦しくなる可能性は高まる。

「見ざる」で危機がより大きくなったことは過去に幾度もあった。

 

経済に疎くても株の購入ぐらいは出来るし、バブル崩壊(金融危機)はほぼ10年毎に起きている。

また政策変更を訴える選挙にも参加できる。

 

理解し危機を避ける手立ては幾らでもあるのだが。

 

 

次回に続きます。

 

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人はなぜ愚行を繰り返すのか? 2: 「見ざる」を決め込む不思議


 

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< 稀に見る清廉な人々 >

 

今の日本の経済はどうだろうか?

良い? 悪い? 飛躍前? 衰退中?

 

どう思いますか?

 

多くは「わからない、悪くない」

ひょっとしたら「良い、飛躍前」と感じているかも。

実際、就業率と株価は上昇している。

 

何処の国の人も、景気が良ければ後は気にしないものですが。

 

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それでは、家計の所得と貯蓄が30年以上低下し続け、有名企業が外国に買収され、海外に資本が流失し、新しい産業が生まれない、この状況を衰退でないと言えますか?

これが日本だけの現象だとしたら。

 

「日本経済は大丈夫なのか?」と不安になるかも。

 

株価は日銀と年金基金、就業率は人口変動とバブル、景気は世界経済の活況によるとしたら。

 

「早晩、反動がある」と思い当たるかも。

 

もし愚かでないなら、「 ????? 」以降を無視しないだろう。

 

 

次回に続きます。

 

 

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中国の外縁を一周して 9: 廈門から北京へ


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今回は、最後の廈門と北京の初日です。

廈門の暮らしと北京の夜、

そして廈門と北京の両空港でのトラブルを紹介します。

 

 

 

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< 2. 宿泊した部屋 >

上: ホテルの部屋から見た朝焼け。

 

下: 杏林湾大酒店の一室。

 

 

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< 3. ある億ションの一室から >

 

高速エレベータ―に乗って、最上階近くの一戸を訪れました。

窓からの眺めは絶景です。

この一戸は、一億近い評価額らしい。

ここには数多くの部屋があり、立派な家具調度品で埋まっていました。

退職した夫婦一組が住んでいます。

毎日、ここで孫一人を預かり微笑ましい時を過ごされており、部屋はおもちゃで一杯でした。

 

このような暮らしをしている人は私の周辺にはいない。

 

このご主人は大企業を10年以上前に退職し、このマンションを買ったようです。

大企業であれば年金は多いし、購入時、銀行から多額の借金が可能だろう。さらに退職前に企業から住居を安く支給され、多額の売買益を得ることも出来ただろう(かつて公務員の特権だった)。

それに加え、購入後に不動産が急騰しているのだからラッキーです。

 

このことが、代々都会暮らしで大企業にいた人と、地方から来てその日暮らしをする人の間に、ここ20年ほどで大きな格差を生んでいる。

 

実は、この眼下の干潟はやがて消えるそうです。

政府が近い将来、全部砂浜に変えるからです。

中国ならやるでしょうね・・・

 

 

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< 4. 厦门高崎国际机场 >

 

ここで最初の洗礼を受けました。

それは国内線に乗るために税関で手荷物検査を受けている時でした。

 

突然、女性係官が私にいぶかしげにまくしたて、ストップをかけました。

まったく中国語が分からないのですが、状況からして北京へ何しに行くのかを尋ねているようでした。

 

そこで、私の中国旅行の15日間の日程表を彼女に見せました。

すると彼女は、それを取り上げて何処かに消えてしまいました。

しばらくすると現れ、無表情でもう行けと私達夫婦に促した。

 

事の経緯は分かりませんが、移民などを警戒していると感じました。

 

フリーの旅では、言葉が通じなくても、必ず自分でトラブルを処理しなけらばならない。

運か、経験か、機転か、他人の助けか、冷静さ、かが救いになり、北欧でも無事に旅行を終えた。

 

これも旅の醍醐味と言えるかもしれません。

 

 

 

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< 5. 北京首都国際空港にて >

 

私達は廈門航空を使ったので、北京首都国際空港の第2ターミナルに着きました。

上記写真は参考に借用したもので、他のターミナルのものでしょう。

 

ここで簡単に、第2ターミナルから北京中心部に行く方法について触れておきます。

 

リムジンバス(机场大巴・・・线)、エアポートエクスプレス(机场线)とタクシーがあります。

リムジンバスは何種類もあり、タクシー乗り場のレーンの奥にあるようです。

リムジンバスで行っても、その後、ホテルまでタクシーや地下鉄に乗らなければならない(タクシーを拾えるかどうか不安)。

エアポートエクスプレスは階下にあり頻繁に出ているのですが、これまた他の交通機関の利用が必要です。

 

中国のタクシーは安いので使いたいが、長い待ち時間とトラブルに遭わないかが心配でした。

 

先ずはタクシー乗り場を見に行きました。

確かに写真のように長い行列はあるのですが、もの凄い数のタクシーが次々とやって来るので待ち時間は少なく、使うことにしました。

 

中国の幾つかの空港でタクシー乗り場を利用しましたが、すべてに差配する係員が一人はいるので安心です。

 

 

 

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< 6. ホテルに向かうタクシーにて >

これらはすべて参考に借用した写真です。

 

ところが、ここでまた問題が発生しました。

 

私がタクシーの助手席に乗って、行先のホテル名と住所を書いたメモを見せました。

ところが、これが分からないのです。

この年配の運転手は近くにいた知り合いの運転手に聞いて、相手は大体の場所が分かるようなのですが、彼は分からない。

 

結局、この運転手は上の写真のようにスマホを操作して、やっと行き先を見つけて発進することが出来ました。

私も、自分のスマホでタクシーがホテルに向かっているのを横で、ずーっとチェックしていました。

 

結局は、無事着いたのですが、かなり時間がかかりました。

一つは、聞きしに勝る大渋滞がありました。

料金は妥当だったようです。

 

中国で乗ったタクシーはすべてスマホで音声ナビゲーションを使っていました。

おそらく百度マップなどでしょう。

 

どうやらスマホのアプリにホテル名を上手く入力出来ないようでした。

この問題は、北京だけでなく成都や蘭州などでも起きました。

最後には色々やり取りがあって何とか解決しました。

 

結局、私自身がスマホの百度を使えて、百度マップにホテル名を入力しておいて見せることが出来れば良かったかもしれない。

 

 

 

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< 7. 王府井にて >

 

ホテルに着いてから、王府井へ夕食に行きました。

もう9時近かった。

小雨も少しあり、人はあまり多くは無いようでした。

 

ここで感心したのは高齢者の団体ツアー客です。

地方から来た観光客のようですが、夜にも関わらず、老人達が元気に買い物と食事へと走り回っていた。

 

私が入った食堂でも、彼らは賑やかでした。

本当に沢山の人が、旅行を楽しんでいました。

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

 

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平成の哀しみ 84: 何が日本を貶めているのか 1: はじめに


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今後、経済衰退によって社会は悪化を早める

 

 

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日本の未来は

 

安全は

 

労働力を補うために移民を増やすが低賃金で酷使することになる。

また教育などの社会保障の低下が彼らを社会の底辺に追い込む。

さらに日本の閉鎖性が彼らを囲い込む、現在の朝鮮半島出身者への差別のように。

 

この果てに移民、宗教、人種間で欧米より酷い憎悪の応酬が起きる。

少ない銃は救いだが、治安の悪化は必至。

 

さらにこの移民労働者の低賃金が日本全体の賃金水準を下げる。

 

 

健康で長寿は

 

先ずは健康保険や年金などの社会保障給付が低下し続け、個人負担が増える。

さらに現在、貯蓄出来ない人々や貧困層が増加しているが、今後所得格差が米国並みになるので、この比率は5割を越えて行く。

 

現状、過去の社会資本の蓄積で凌いでいるが、税収減と累積債務増大により、上下水道設備などの維持更新が困難になるだろう。

 

増大する低所得層の健康寿命は、医療費の負担増と環境悪化で低下するだろう。

 

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老後は

 

低賃金で70歳まで働いて、やっと年金が貰えたとしよう。

退職金は低下し続けており、非正規で零の人も増える。

さらに退職時までに自宅を持てないか、ローン返済を続けるざる得ない人が多くなる。

老朽化した低質の借家は増えているだろうが。

 

これで退職時に老後の不足分を補う貯蓄2000~3000万を手にする人がどれだけいるだろうか?

 

今の体制では9割の国民の所得が下がり続けるか、よくて米国のように横這なるのは確実です。

 

 

次に続く

 

 

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平成の哀しみ 78: 改革を妨げるもの 13: 欲望の経済政策 5


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政策転換には裏があった

 

 

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80年代の経済政策転換は米国の戦争と経済の陰りが引き金でした。

 

米国はベトナム戦争出費などによる財政赤字と製造業衰退による貿易赤字の重なる増大に耐え切れなかった。

米国は71年に金兌換を中止し、また為替の変動相場制に移行した。

 

古くから世界は金本位制によって貨幣の自由な発行を抑制して来た。

だが戦費が嵩むようになると、国は金との兌換を保証しないで貨幣の増発を行い、その結果、インフレと恐慌を招いた。

この反省から金本位制に戻る努力が幾度も繰り返されて来た。

 

さらに米国はイスラエルに肩入れし中東戦争が拡大していた。

これに対して市場を支配する中東産油国は団結し、イスラエルを支援する欧米に対して石油減産で対抗した。

これにより70年代に石油価格はそれまでの10倍へと一気に暴騰し、インフレが世界を襲った。

 

 

 

3

< 3. 1970年代のインフレと石油価格高騰 >

 

 

そこで各国労働者は賃上げのストを頻発させた。

また英米は経済成長著しい日独に押され気味で打開策を模索していた。

 

そこで英米政府と経済界は協力して、「労働者の賃上げと怠惰がインフレと不景気の元凶である」との一大キャンペーンをはった。

 

この英米の論理には飛躍があるのですが、富裕層や保守層(米国共和党など)にとって半世紀ぶりの天国奪還の好機だった。

 

つまり「金持ちはより金持ちになれる」チャンスを得たのです。

そして、これ幸いと規制緩和<ビジネスと言うより金儲け>を連呼するようになった。

 

日本も右に倣えとなった。

 

 

次に続く

 

 

 

 

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平成の哀しみ 65: 日本経済に何が起きているのか 28: 凋落の深層 9


 

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中小企業に鍵がある

 

2

 

私の親族に中小企業経営者がいる。

経営者が全神経を企業に注ぎ込む一方、身勝手さにも驚かされる。

 

日本の産業は大企業と下請け企業の二重構造で両者の待遇差が大きい。

この中小企業の急増は戦後の高度成長期でした。

大企業はこの下請け制度によってコスト競争を生き抜いて来た。

 

 

日本とヨーロッパの企業に大きな違いがある。

 

30年ほど前、北欧の従業員200名程の世界的メーカーを幾つか見ました。

これらの企業は世界に自らの営業所を持ち、またほとんど下請けを持っていなかった。

この職場では労働者が尊重され、日本の統制と画一化の異常さが際立っていた。

 

日本での従業員酷使は日常的で、従業員にしても家父長制の名残りで従順に過ぎる(ワーカホリック)。

 

 

もし高度成長期に最低賃金が高かったなら下請け企業の爆発的な増加はなく、労働者の賃金格差が起こらず先進国並みの水準になったでしょう。

 

最低賃金制が欧米で始まったのは1910年代だが日本は1959年でした。

 

多くの中小企業は低賃金が許されたからこそ存続出来たのであり、先進国で稀にみる多さになった。

 

要は、下請け企業が低生産性・低付加価値でもやって行けたことです。

 

 

次に続く

 

 

 

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平成の哀しみ 59: 日本経済に何が起きているのか 22: 凋落の深層 3


 

 

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*1

 

 

一人当たりGDPが伸びないのは問題か?

 

 

2

*2

 

 

三つの回答

 

  • 国債発行で不足分を補っていくので大丈夫

 

経済紙、シンクタンク、世界的な経済学者は国債への過度な依存は危険と指摘。

世界でデフォルトにより困窮に陥る国は多い。

 

政府と民間に充分な資産があるので大丈夫との意見がある。

しかし政府資産の売却の話は起きず、民間の金融資産も所詮国民のもの。

 

最悪の事態は国債の金利が暴騰することで、1000兆円の年利5%で税収を越える年50兆円の利払いになる。

この危険性を零だと言い切ることは出来ない、為替レートやバブル崩壊が予測出来ないように。

 

 

  • 経済成長に拘らず心豊かに暮らすべき

 

GDPは便宜的なものに過ぎず、幸福が最重要だが。

このままでは先進国並みの生活水準を維持出来ないので、幸福を優先しながらそれに見合った成長が必要です。

 

ちなみに北欧では人生をエンジョイし、かつ日本の1.5倍以上の所得を得ている。

 

 

3

*3

 

 

  • 経済成長なくして少子高齢化を乗り切れない

 

少子高齢化で40年には医療介護費・年金の負担はこれまでの2倍以上にに膨れ上がる。

所得減少が止まらないので、これからの高齢者はとても負担増に耐えらえない。

質を落とせば別だが。

 

つまり道はこれしかない

 

 

次に続く

 

 

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平成の哀しみ 55: 日本経済に何が起きているのか 18: 夢のバブル経済 8


 

 

1

*1

 

バブルの元凶

 

 

2

*2

 

 

なぜ多額の借金が出来るのか

 

もし皆が自己資金だけで投機していればバブルは抑制され暴落しても負債に苦しむ人はいなかった。

 

バブルの燃料は際限のない借金。

 

 

3

*3

 

日銀が市中銀行に通貨を大量に供給すると銀行は融資を活発化させる。

この融資が消費と設備投資に向かえば良いのだが、手っ取り早く稼げる投機物件に集中し爆発的な借金が始まる。

 

さらに金融機関の担保査定やレバレッジなどが投機家の自己資金の何倍もの借金を可能にする。

 

そして実態以上の消費と生産が起こり、崩壊後は負債と不要物件が大量に残った。

 

この損失はバブル期のメリットを凌ぐ。

そして9割の国民の所得が低下し、所得格差の拡大が起きた。

 

 

金融緩和と公共事業で直接間接に消費を喚起し、一時期失業率を低下させても、その反動でさらに経済悪化と累積債務増が起こるだけだった。

 

前者の通貨供給増の政策は、先進国が80年代から拡大して来た。

 

これは巨大バブルと崩壊を生んだ張本人なので避けるべきなのですが、政府と経済界(金融)は、その魔力から抜け出せない。

 

 

4

*4

 

図のように日銀の供給した400兆円を誰も借りて投資や消費をしない。

つまり麻薬すら効かない体に日本はなってしまった。

 

 

次に続く

 

 

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平成の哀しみ 54: 日本経済に何が起きているのか 17: 夢のバブル経済 7


 

 

1

バブルは馬鹿げている

 

 

2p

 

1991年のバブル崩壊で

 

ある人が預金2千万で宅地を買った。

これが3千万に値上がりしたので、これを担保にした借金3千万で原野を買った。

両方2倍に値上がりし合計評価額は1億2千万になった。

 

だがバブル崩壊、すべて売ろうとし宅地だけが1千万で売れた。

 

 

 

3

 

何が起きたのか

 

彼の預金2千万は借金2千万に化け、売れない原野が残った。

 

 

誰が大儲けしたのか

 

バブル崩壊で日本に200兆円の不良債権が生じた。

一部には儲けた人もいるが多くは大損し、役に立たない物件が全土に残った。

政府は国民からの100兆円で大手金融と大企業を支援した。

 

つまり投機を避けた国民も不景気と多額の拠出(国債)を強いられた。

 

 

誰が始めたのか

 

日銀が市中銀行に大量の通貨を供給し、銀行は低利で不動産融資を始めた。

 

 

なぜ過熱するのか

 

投機参加者は価格上昇は永久に続くか、自分だけは暴落前に売り逃げて儲かると妄想する。

金融業や証券屋はこの時ばかりと金利と手数料を稼ぐ。

 

 

なぜ崩壊するのか

 

ねずみ講と同じで、いつまでも人々が買い続ける限り安泰だが、

誰かが限界に気付き売り始める。

皆、借金で投機しているので我先に売り急ぐ。

 

こうして崩壊は一瞬に起こる。

 

 

次に続く

 

 

 

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平成の哀しみ 52: 日本経済に何が起きているのか 15: 夢のバブル経済 5


 

 

1

バブル崩壊は社会を破壊する

 

 

無題

 

 

1997年にアジア通貨危機が起きた。

 

通貨の暴落によって、アジア5ヵ国が一瞬にして好景気から金融危機に陥った。

 

被害は?

 

各国のGDPは軒並み50~30%減少した。

貧困率はインドネシアで2倍以上に跳ね上がり4500万人も増え、韓国も2倍以上になった。

男性の自殺はタイや韓国で約2倍に増えた。

これは倒産・失業の直接の影響だが、それ以外の被害も甚大だった。

 

生活物資の高騰と失業者増大で栄養失調が蔓延した。

さらに各国は税収減とIMFの勧告により福祉・医療予算の大幅な削減を行った。

これによりタイ一国(人口6700万人)で、その後の5年間で肺炎、結核、HIV(貧困による売春増加も)による死亡者数が5万人増加した。

バブル崩壊は経済を破壊するだけでなく、緊縮財政により弱者・貧者を追い詰める。

 

IMFと日本が合計5兆円の支援を行ったが、多くは経済・企業の救済になる。

こうしてバブル崩壊を繰り返すたびに先進国でも所得格差が広がっていく。

 

この切っ掛けはヘッジファンドがタイの通貨を空売りし、通貨が大幅に下落したことによる。

欧米の投機家が数千億円の利益を得るが為に、アジアの約10万人の命が奪われた。

 

 

次に続く

 

 

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